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つちやさまー(;∀;)かたじけない(;∀;)オゥオゥ
『土屋主税』2015年南座の顔見世で仁左衛門が演じた大高源吾を亀鶴。久しぶりにいい役でたっぷり観られたので嬉しかった。顔が少し細くなったように感じた(ちょっと痩せた?)。落合其月を翫政。他家に仕官した源吾に腹を立てて突き飛ばす場面では仁左衛門は思いっきり飛んでいたが今回はほどほどだった。お園を吉太朗。琴を弾いていらっしゃったので(おおっ!)と胸の内で声を上げて拍手していた。10年前から応援しているので最近の御活躍がとても嬉しい。『汐汲』苅藻(みる
三重県文化会館からDM。「キーウ」バレエ団の「白鳥の湖」が8月末に。監督が日本人の方だとNHKR1の「Nらじ」で知りましたし、60年ぶりにバレエを見たいという気持ちはあります。でも、生演奏でないと。それに、ここだけの話(笑)、私はベレンスキー政権を支持することができないのでパス。松竹大歌舞伎の巡回公演も。鴈治郎さんの「土屋主税」がメイン。「松浦の太鼓」との違いも面白いのですが、脇が寂しいのでやっぱりパス。という訳で、行こうと思う公演はありません。行かないけど気に
今回は久しぶりに浪花座の番付を紹介したいと思います。大正8年1月浪花座演目:一、信貴城二、土屋主税三、御所桜堀川夜討四、恋の湖五、雁のたより中座の番付は時折紹介していましたが浪花座は前回紹介した時から随分間が空いてしまいましたので前回から今回にかけてまでの浪花座の経緯を軽く説明したいと思います。前回紹介した浪花座の番付『大正7年3月浪花座我童の侠客春雨傘と多見蔵、徳三郎の明暗』今回は鴈治郎が新富座に出演している間に行われた浪花座の番付を紹介したいと思いま
孝夫ちゃんが「松浦の太鼓」って!今月歌舞伎座で白鷗さんが出しておられる演目をもうやりますか?しかも関西風の「土屋主税」ではなく。そして其角は同じく歌六さん。何だか、高麗屋さんに喧嘩を売っているような話です。でもこれ、見たい。封印切も大好きな演目。今回は成駒屋ご兄弟で梅川忠兵衛。何とか日程を考えます。数年前までは室町の呉服屋さんでチケットをお願いをして、花道脇、スッポンの真ん前の席を確保してもらっていました。役者さんの目玉の血管まで見えようかという席(笑)。松
歌舞伎座の11月『吉例顔見世大歌舞伎』で現在上演中の「花競忠臣顔見勢」色んな忠臣蔵の外伝をコンパクトにまとめて大変ご好評を頂いております。ありがとうございます。その中で2幕に登場する槌谷邸、もちろん「土屋主税」の場面ですが、『仮名手本忠臣蔵』と現実の忠臣蔵のお話がごちゃ混ぜなので、あえて仮名手本に沿って槌谷主税と云う名称になっております。それに伴って大高源吾が大鷲文吾(尾上右近さん)となっております。ですが、私が登場する川端の場面では赤垣源蔵(福之助さん)は史実の名前、同輩として
歌舞伎座の顔見世大歌舞伎、「花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)」の、続きです。現・猿翁による「二十四時忠臣蔵」をベースに、ギュッと凝縮された12月11日から14日まで。いよいよ、当日の夜になって、「土屋主税」ならぬ、「槌谷主税」の登場です。短気な其角をあしらいながら、大高源吾ならぬ大鷲文吾の歌を謎とくのは、隼人。この落ち付きぶり、台詞の歯切れよさ、動きのメリハリ。役者が、どんどん大きくなっています。道化役の其角は猿弥で、これは確実。おろおろする新左衛門妹のお園には新
「忠臣蔵」は赤穂浪士四十七士の吉良邸討入りまでには、一人一人それぞれの物語があります。いや、四十七士に限らずそれを取り巻く人たち討ち入りに参加できなかった浪士など、様々な人が居ります。『仮名手本忠臣蔵』でも五,六段目の早野勘平の件は討入りに参加できず自刃して果てますね。この件を「勘平腹切りの場」と申しますが、なぜ切腹ではないのでしょうか?これは塩冶家(浅野家)が断絶となり浪人となっているから切腹ではないのです。では逆に討入りを果たした後の四十七士はなぜ切腹だったのか?ひとり、寺
私が初めて歌舞伎に携わったのは1963年10月梅田コマ劇場での、コマ歌舞伎『浪花の恋の物語』でした。これは『恋飛脚大和往来封印切』を描いた梅川忠兵衛の物語で坂田藤十郎さんの亀屋忠兵衛有馬稲子さんの梅川で私は亀屋の丁稚長吉でした。私、11歳の秋、58年前ですね(笑)これがご縁で1973年1月20歳の時、大阪新歌舞伎座での『寿新春花形歌舞伎』にて坂田藤十郎さんの裏のお手伝いをさせて頂き、それが歌舞伎界に入るきっかけとなりました。また次の年の1月の『寿新春花形歌舞伎』の公演では藤
「元禄快挙余譚土屋主税落花篇」の続き。土屋の屋敷に、大高源吾の推挙を受けた俳諧の宗匠宝井其角が連れてきたのは杉野の妹お園。それとは知らぬ杉野は、情婦お艶が客の侍から差し出された吉良邸の見取り図を手に入れる。これは何者かの罠だったが、ダメ人間の杉野は目が覚めたか、お艶に別れを告げ図面の真偽を確かめるべく、命懸けで吉良邸に潜入する。あっさり見つかって手負いになった杉野は隣家の土屋邸に逃げ込み匿われ、お園と再会する。元禄快挙余譚土屋主税雪解篇[DVD]C
林長二郎が土屋主税と杉野十平次の2役主演。元禄14年3月14日、赤穂藩主の浅野内匠頭は殿中にて刃傷沙汰を起こし即日切腹と相成った。一方の吉良方には何の咎めもなく、世間は裁定を不服とした赤穂藩士の仇討ちに期待していた。その後、吉良は呉服橋から本所松坂町に移転、隣に住んでいたのが土屋主税で幕府の不公平な裁定を嘆きつつ、吉良邸からの挨拶を受ける。これで土屋主税の出番は終了、もう一方の主役杉野は浪人となり、仇討ちを目論む大石一派と行動を共にするも、次第に落ちぶれていく。
今日12月14日は吉良邸討入りですね!日本じゅうの忠臣蔵ファンが『おお、今日だった』と思っていることでしょう(笑)私は泉岳寺も本所松坂町の吉良邸も父に連れて行って貰いました。以前は討ち入りに合わせてドラマ放映されましたが、最近あまり見掛けませんね、涙多くのドラマや映画の中で私が「これぞ忠臣蔵!」と思うのは里見浩太朗さんが大石内蔵助を演じた作品です。エピソードの多い忠臣蔵ですが、ファン垂涎の名シーンがしっかり盛り込まれています。※お好きなかたはお読み下さい↓(^^;・冒頭の
もうすぐ12月です!12月はあの歴史的事件を思い出します。元禄14年12月14日赤穂浪士吉良邸討ち入り事件。俗に云う赤穂事件!これは忠臣蔵の絵ですが、歌舞伎でもこの時期は仮名手本忠臣蔵を演ずることが多いです。今からは僕が作りました創作落語赤穂浪士吉良邸討ち入り元禄14年12月14日雪が降る中であった家臣は総大将大石内蔵助吉良邸門に着いたことを伝える家臣吉良邸門に着いております。内蔵助討ち入りの準備せよ家臣はー表門には総大将大石内蔵助裏門には副大将の大石主税内蔵助討ち入り
歌舞伎座の秀山祭、夜の部のキリは歌六が主役の、「松浦の太鼓」です。「羽織をやるなどとは、ばかばか、ばかめが、、」「もう顔も見とうないわ、はよう出ていけ、、」「おお、おお、宝船はここじゃ、ここじゃ、、」「こうしてはおれん、助太刀にまいるぞ、、」と、大名なのに腰軽で、周りを振り回す。でも、どこか憎めないのが、松浦鎮信。真面目なユーモアを好んだ初代吉右衛門が、秀山十種に選んだ、「松浦の太鼓」です。赤穂浪士の討ち入りを題材にした演目で、筋は単純ですが、キャラの多彩さが見せ場。
*備忘録*1月22日夜の部「金門五三桐」を拝見する前に、昼の部「土屋主税」をもう一度観たくて、幕見で拝見しました。実は、松竹座での幕見席、初めてでした。販売窓口へ着いたのが10時過ぎ、大丈夫かな?と少し心配でしたが、2番目でした松竹座は幕見の習慣があまり根付いてないのかな??ひと安心で、集合時間まで時間をつぶしました。入場後、幕見の名札を渡されて、イヤホンガイドのカウンターへ行き、いつものようにくまどりんカードを渡すと、幕見は300円ですのでと、現金の方が良いですよと。
1月14日*観劇備忘録*お席からの眺め初春の公演が決定してから、ずっと楽しみにしていた「土屋主税」大満足のお席でした私、愛之助さんの大高源吾が大好きなのです「土屋主税」初代鴈治郎が撰んだ「玩辞楼十二曲」の一つ。忠臣蔵の外伝(スピンオフ作品)です。俳諧の宗匠・其角を訪ねてきたのは、赤穂浪士・大高源吾。愛之助さん。花道より、登場。カッコいいー!!西国のさる大名に仕えることになり、明日、出立すると。「明日かぎりにお目にかからぬかもしれません」仕官先は…明日になれ
2019年がスタートして、早22日ようやく、今年、初投稿訪問して下さってる皆さん、ホントにありがとうございます遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします先日、難波の大阪松竹座に行ってきました「壽、初春大歌舞伎」片岡愛之助さんが、石川五右衛門を演じる「金門五三桐(きんもんごさんのきり)」話題ですね〜松竹座の前にもポスターが夜の部で見られる演目で、愛之助さんが宙吊りで登場するシーンも迫力あるそうです私は、夜は都合つかず(残念💦)、昼の部を見てきました〜一、赤穂浪士のお話「
歌舞伎!といえば…今まで滝沢歌舞伎しか観たことがなかった私ですが、今日お父さんと初めてジャニーズではない歌舞伎を観てきました🎵演目は一部土屋主税二部が坂田藤十郎さんの米寿記念演目、寿栄藤末廣そして、三部心中天網島河庄でした。11時~15時と(二度の休憩をはさみました)長丁場でして、見応え十分な内容でした!私は普段宝塚劇場を観に行くのですが、歌舞伎はその逆パターンで、男性が女形も演じられます。その女形の方が素晴らしくて、声も所作
お昼の部の演目は一.土屋主税二.寿栄藤末廣三.河庄成駒屋さんのお家芸。「土屋主税」と「河庄」は2015年12月の南座吉例顔見世興行(四代目鴈治郎さんの襲名披露公演)でも拝見しましたが、上方をた~くさん感じますよね。「土屋主税」3年前の南座吉例顔見世興行夜の部では大高源吾は仁左衛門さまでしたそのお役を今回は愛之助さん愛之助さんは2017年1月歌舞伎座壽初春大歌舞伎の「松浦太鼓」でも大高源吾をつとめられていましたよね。「土屋主税」は「松浦の太鼓」の改作、初世
今年の初芝居です1月10日は十日戎だったので、いつもより家を早くでて宗右衛門町で宝恵駕籠行列みて松竹座にかけつけました松竹座の正面玄関では、宝恵駕籠から登場された中村鴈治郎さんと上村吉弥さんのご挨拶芸妓さんや芸者さんもたくさん来られて一層華やかでした昼の部は一、土屋主税二、寿栄藤末廣三、心中天網島河庄でした。『土屋主税』は忠臣蔵の外伝で一場では、大高源吾が誹諧の宗匠のところへ明日の討入りのため、挨拶にやってくるところからはじまります。挨拶といって
1月3日、大阪松竹座、昼の部に行ってきました演目は『土屋主税』『寿栄藤末廣』『河庄』『土屋主税』は、平成27年12月南座の顔見世で観た事がありますその時の配役は土屋主税鴈治郎其角左團次次女お園孝太郎落合其月亀鶴大高源吾仁左衛門でした今回は土屋主税扇雀其角彌十郎次女お園壱太郎落合其月猿弥大高源吾愛之助でしたどちらが良かったというと、ハッキリ言って今回の『土屋主税』は良かったですよっさんの観る目がアップしたのではない
昨日は生まれて初めての歌舞伎観劇に行ってきました。実は大阪松竹座に入るのも初めて。歴史が感じられる趣のある外観。昼の部の演目は…赤穂浪士のサイドストーリーでもある『土屋主税』坂田藤十郎米寿記念『寿栄藤末廣』曽根崎心中の改作の『河庄』題材がわりとポピュラーだった為、素人の私でもわかりやすかったです。私的には『土屋主税』が、展開のテンポもよくて面白かった。前の座席の年配の男性は、かなり涙を拭っておられました。やはり赤穂浪士は男の方にはぐっとくるモノがあるのでしょう
今朝の「今日はあの日」と言ったのは、興味ないくもしれませんが「忠臣蔵」の討ち入りの日です。私は子供の頃に初めてこの歴史を知り、それから幾度となくドラマや本を見ました‼️その頃はただの「美談」としてしか分からなかったのですが、色々な角度から見るようになり実は私の住む県とかなり縁がある事も分かりました‼️浪士の出身が赤穂に続き我が「常陸の国」に多いこと「真壁藩、笠間藩」、そして吉良邸江戸屋敷の地続きに、ちび達と良く行く亀城公園の「土屋」様の舎弟「土屋主税」が済んでいて討ち入りには赤穂浪士を助け
今年も小松市お旅祭りの時期がやってきました。今年の当番、龍助町の出し物は土屋主税赤穂浪士の討ち入りにまつわる物語です。キーワードは年の瀬や水の流れも人の身もこれは赤穂浪士の大高源吾が討ち入りを明日に控えお別れを告げに俳句仲間の宝井其角にあいさつに行ったとき誤解を受け別れ際宝井から投げかけられた句です。意味は、歳月がたつと、人の運命は変わるものだ。特に落ちぶれた時は、年末が余計に身にしみる。水の流れは止まらず、流れていくように、人の身(この場合は源吾を指す)