ブログ記事68件
ミュージカル『梨泰院クラス』(2回目)を観に行きました。前回は後列、今回は前列。両極端の位置が取れて面白い。Brilliaの前列は音が反響しがちではある。主演の小瀧くん。とても頑張っていたと思う。惜しいのは、歌があと少し…。所々不安定になるので、たぶん時間をかけてミュージカル用の発声レッスンを受けたら安定するんだと思う。芝居は丁寧で上手かった。「デートがあるから」と言って、お父さんに頭ポンポンされて、お父さんが消えた後、余韻を辿るように頭に手を当てたところとか、とても良かった。「最
シアタートラムにて、イギリスの作家サイモン·スティーブンスの2作品を休憩を挟んで上演世田谷パブリックシアターの芸術監督の白井晃の弟子の、桐山知也初のトラム演出作品。最前列上手よりですぐ前に役者かたりが。まずどちらも黒の背景、舞台の真ん中に穴があるセット後ろには曲がり階段があり、上手上が一番高くなっています。F列の通路も使うため、その前までは途中移動できませんと説明あり。衣装が二作品とも、衣装がかわらにいから、役柄がわかりにくいし、動きのない、自分語りだからからか?役者はみんな上手い
シアタートラムで上演中の「ポルノグラフィ/レイジ」を観てきました。サイモン・スティーヴンスの2作品を一挙上演する試みですが、去年世田谷パブリックシアターの方で観たキャリル・チャーチル2作品同時上演もありましたし(感想書けてないけれど・・・)、芸術監督を務める白井晃さんの何らかの意図があるのかもしれないと思って観てみたいと思いました。コの字型の客席に囲まれ、中央通路も設けられた変形舞台でした。観客席や中央通路も使用した演出で、後半の「レイジ」では見上げる場面もあるので前方席の人は見づ
今年の初観劇は博多座にて「天保十二年のシェイクスピア」昨年は井上ひさし作品で終わり、今年は井上ひさし作品で幕開きとなりました。登場人物が多いし、ストーリーわかるかしら?シェイクスピア作品少し調べといたほうがいいかしら?と心配してましたが、それは全くの杞憂に終わりました。百姓のまとめ役である木場勝己さんが司会進行役を務めて、ときに解説してくれるのでとても話がわかりやすい。シェイクスピア作品を知らなくても全く問題なし。知っていれば、あぁ、あの作品からとったのね、とわかるので
2025年1月12日12時公演本年初遠征はこちら!2回目なので半ば復習といった感じ。気付きがいろいろとありました。「ありゃりゃ」→「あリアリア」(リア王)「こう出りゃー」→「コーディリア」とかね。客席降りも、すぐ後ろの列(普通にお客様座ってる普通)の席前を、ダダダダーと半ば飛びながら走り抜けていく…超人か?呆気に取られるばかり。一番の気付きは、ラストの客席映りが日生劇場より鮮明で…「自分達の醜さを見ろ!」というメッセージの強さ。ミヨジが言われた言葉は、そのまま私たちに向けられた言葉。
博多座「天保十二年のシェイクスピア」前方センター席で観劇浦井健治さんが客席に降りてくる時も私の後方を通るくらいの前方でした!?浦井健治さん、大貫勇輔さん藤田俊太郎さんによるアフタートークショーもあり終わったのは9時過ぎ4時間超の長丁場でしたがとても楽しめました!!トークショーでは浦井健治さんが稽古場にいつも開始の2時間前に来て台本を読んで一人練習しているという裏話なども聞けました。お目当ての唯月ふうかさんお光はカッコよくおさちは可愛らしい!カーテン
絢爛豪華祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」(3回目)を観に行きました。2週間ぶりでmy楽。そして東京前楽。1週間前のチケットを持っていたけど、別件で行けなくなったため友人に譲り、代わりの日を探したら2階最前列があって買ってみた。ちなみにその友人は「家族を連れてもう1回観る」と。一度観るとクセになる面白さ。♪丁か半か〜♪のイケボな合いの手は、山野さん。前回まで誰か分からなくて、Xで「誰でしょう?」とポストしたら、ご本人が「いいね」で名乗り出てくださった😆🙇2階S席エリアはお客
舞台「天保十二年のシェイクスピア」日比谷日生劇場2024.12.26観劇この舞台は、4年半位前に上演されましたが流行り病の影響で千秋楽を待たずに途中中止になったそうです😣まず口上でその話から始まりとにかく悔しかった様ですが、今回改めて再演できて関係者一同安堵と共に気合いが入っているようでした👌内容は江戸時代の物語ですが、シェイクスピアのストーリーが散りばめられ長編のスケールの大きい舞台でした😁自分的にはちょい推しの唯月ふうかさんの妖艶な歌と演技が観られてとても楽しめまし
天保十二年のシェイクスピア2024年12月23日13時~日生劇場[作]井上ひさし[音楽]宮川彬良[演出]藤田俊太郎[出演]浦井健治/大貫勇輔/唯月ふうか/土井ケイト/阿部裕/玉置孝匡/瀬奈じゅん/中村梅雀/章平/猪野広樹/綾凰華/福田えり/梅沢昌代/木場勝己妹尾正文新川將人出口雅敏武者真由森加織山野靖博天瀬はつひ斎藤准一郎下あすみ鈴木凌平中嶋紗希藤咲みどり古川隼大水島渓水野
2020年に同じ演出、藤田俊太郎さんの再演。2020年には東京公演がかろうじてできたものの、地方公演はコロナで中止。主役、せむしの三代治高橋一生さんの無念のコメントがいまだに浮かびます。高橋一生さん、この役で演劇大賞を獲りました。チケット取りが大変で、やっと2度(うち千秋楽も)取れましたが、千秋楽の日に実父が亡くなり行けなかったので、よく覚えています。この、三代治高橋一生と、今回大貫君がやるキジルシの王次が、浦井君でした。今回は、三代治が浦井君で、あの高橋一生の演技
おはようございます昨日は日生劇場へ。4年前に大好きだった作品天保十二年のシェイクスピア観ることが、出来ました私は4年前に運良く観劇できましたが、コロナで中止になってしまって…無観客で千秋楽は収録したんですよね。たしか。地方公演は全て中止でした。それが、ようやく時を経て戻ってきて。木場さんの口上でそのときの思いが述べられていて…グッと心に迫るものがありました。昨日は、ぴあの貸切でしたぴあからは、信じられない…素晴らしいお席を頂きました。X○列、センターブロック通路の真横。この
絢爛豪華祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」(2回目)を観に行きました。ぴあ貸切公演。カーテンコールで、ぴあの提灯とキャラクターのぬいを持ってのご挨拶。浦井さんがめいっぱい、ぴあの宣伝してた。ショーアップされた音楽劇。目にも耳にも楽しい。それにしても浦井サン…。スジナシで、無垢な子犬みたいな目で鶴瓶師匠を見つめていた人とは思えない。舞台上で、善人にも悪人にもなりきる姿を見ていると、本人に自我が無くて、もはや「無」なんじゃないかと思えてくる。しかし、悪人になるには「悪」を知
(承前)2024年12月9日18時公演(初日)ご覧になる予定のない方々にはあまりご興味ないとは思いますが…いえ、これからでも観られるかも…ですよ!〖浦井健治(三世次)みよじと読む、リチャード3世だから〗身も心も醜悪な主人公を演じきる!当たり前だが歌もあまりといえばあまりに上手い。ほぼ出ずっぱりで紛れもない主人公なんだけど、出番というか情報量多すぎて、どこで歌って、芝居のどこがどう凄かったか、もはや覚えていないですー。ただ、凄かった。まあ、凄い人なのはわかってましたけどね。他にもいろいろ
10月2日(水)、神奈川芸術劇場大ホール内特設会場で、『リア王の悲劇』を見ました。10月3日(木)までの上演。すでに、終了しています。ウィリアム・シェイクスピアの作。それを河合祥一郎が訳して。演出は、藤田俊太郎。『リア王』には、フォーリオ版と、クォート版があり、これまでの『リア王』は、その両者の折衷版だそうです。河合祥一郎の言葉、「これまで多くの『リア王』公演がありましたが、フォーリオ版に基づく『リア王の悲劇』本公演はこれが本邦初となります。クォート版の正式なタイトルは『リア王の
作ウィリアム・シェイクスピア演出藤田俊太郎木場勝己/水夏希/森尾舞/原田真絢/伊原剛志/章平/土井ケイト/石母田史朗/新川將人/二反田雅澄/塚本幸男タイトルが「リア王」ではなく「リア王の悲劇」なのは、シェイクスピアのフォリオ版「TheTragedyofKingLear」を舞台化したものだから。シェイクスピア劇「リア王」のテキストには、1608年出版のクォート版「TheHistoryofKingLear」と、1623年出版のフォリオ版(上記)があり、一般には2つの版
神奈川芸術劇場(KAAT)で超売れっ子の演出家、藤田俊太郎が初めてシェイクスピア演出に挑んだ(シェイクスピア作品を盛り込んだ井上ひさし作「天保十二年のシェイクスピア」の演出はしているものの)「リア王の悲劇」を観た。作品に関してはこちらの2つのインタビューをぜひお読みいただきたい。今回の「リア王の悲劇」が従来上演され続けてきた「リア王」とどう違うのか、また藤田が今回どのようなことを意識して演出したのか、がわかるようになっている。藤田俊太郎が初のシェイクスピア演出「リア王の悲劇
ハラスメント(パワハラ・セクハラ・モラハラ)・引きこもり・非正規労働・食品偽装・従業員による商品盗難…。物語の舞台であるスーパー「フレッシュかねだ」は、社会問題の縮図だ。パートタイマーとして採用された樋野秋子(沢口靖子)が異物として混入することで、店内の暗部が次々とあぶり出されていく。そうした展開の痛快さと、秋子自身が知らず知らず組織に染まっていく過程の苦悩が、作品の見所である。成城暮らしのマダムが、夫の失業によって社会復帰する。演じる沢口の容姿と相まって、庶民の暮らしに迷い込んだ不思議の
東京芸術劇場シアターウエストで上演されていた「パートタイマー・秋子」を観てきました。この作品は永井愛さんが青年座の公演のために書いた脚本に手を加え、二兎社としては初めての上演になるそうです。二兎社はこれまでも何作か観ていてとても面白かったのですが、毎作品観に行っているわけではありません。今回は、沢口靖子さんが出演していることもあり、とても楽しみにしていた舞台です。劇場に着くと、スタッフの方もチラシ・イメージのような被り物(って言っていいの?)を付けていて微笑ましいというか、気分を
芸術劇場シアターウエストにて。永井愛作品です。この方の作品は名優平幹二朗、佐々木蔵之介の15年くらい前の舞台以来。日常の生活の身近な題材をうまく描きます。今回は、亀田佳明さんが出るので、題名みたら、笑いそうになりますが、観たらとても面白かったです。最前列センター上手よりの席まず、案内係が男女含め、パートタイマー秋子エプロンつけてます(笑)観客層は、70代、男女とも高齢者真っ盛りで、びっくり(*_*;やはり、科捜研の女世代かしら?専業主婦だった山の手の奥さまの秋子(沢口)は、旦那が
二兎社公演47『パートタイマー・秋子』【東京公演】2024年1月12日(金)〜2月4日(日)東京芸術劇場シアターウエスト作・演出:永井愛美術:大田創照明:中川隆一音響:市来邦比古衣裳:竹原典子ヘアメイク:清水美穂沢口靖子ヘアメイク:黒田啓蔵、胡桃沢和久(Iris)演出助手:白坂恵都子舞台監督:澁谷壽久照明操作:吉田裕美、横田幸子、林美佐、安田正彦音響操作:堤裕吏衣舞台監督助手:竹内章子、加瀬貴広、宇野圭一衣裳助手:田辺雪枝プロンプター:中舘早紀宣伝美術:永瀬
こんばんは。連日、研修(と言う名のお仕事)が忙しすぎて、ぐったりしています。特に昨日は冷や汗なのか、変な汗がでてきて。お腹はすいているはずなのに、昼食も食べたくなくて。これから先、なんにも楽しいことなんかないような気がしてきて。「さすがにヤバイな。。。」と思って、いつもは殆ど食べない甘いものを食べて、帰宅して湯船に浸かったら、やっとホッと一息つけましたでも、レポート50枚をあさってまでに提出しなくてはいけなくて今日も出勤しました。明日も出勤する予定です期限は決ま
この時期、沢山チケット取りすぎて、ラグタイムは取らず。が、周りの評判があまりによく、急遽、今週は6公演になっちゃた😰私はパンフレットは買わない主義→パンフレット5冊買えば一公演観れるからというケチ💦だが、これは買っちゃいましたよ!譲ってくださった席は、F列目ドセン。なんだか申し訳ないくらいに良い席✨藤田俊太郎演出て、外さないな、素晴らしかったよ〜観なかったら、かなり後悔したかも。藤田さん演出のミュージカルの中で、パレード、バイオレットは秀作✨✨✨そして、まちがいなく、ラグタイムも!
土曜の昼の部、日生劇場でのRAGTIMEを観に行った。席はO-4。一階後方の左端から二番目。後ろの方だなと思ったけれど、思ったよりはちゃんと観えた。一番のお目当ては、井上芳雄君。今回は、石丸幹二さんとダブル主演のようなので、出番は半分くらいで少し物足りない。ストーリーは、20世紀初頭のアメリカが舞台で、黒人差別、ヨーロッパからの移民、そして白人家族それぞれの物語で始まり、だんだんそれぞれが重なり合ってくる。最初は、3つの物語が進行するので、ちょっと複雑で分かりにくい。それぞれの人種は
今回のメイン「ラグタイム」を観た。評判通り、重い主題を歌うまメインキャストとアンサンブル、素敵な衣装と美術と演出で堪能。井上芳雄の相手役・遥海や土井ケイトは特にブラックミュージックの香りがして👍井上芳雄のラストは予想してはいても、思わず耳を塞ぎ、声が出そうに。でも最後の出演者が勢揃いするシーンとおチビちゃんが駆け寄るシーンに演出の意図を感じ、泣きそうになった。観た方が絶賛するのも分かる。上演する価値のある、力作だった。今日の子役ちゃん達。特にリトルコールハウスは何歳❓
ラグタイム①9/10(日)17:45開演2階D列②9/12(火)12:45開演1階A列@日生劇場差別や偏見に立ち向かう物語。今でも同じような争いや悲劇が生まれてしまうことに気持ちが暗くなりそうだけど、希望が見えるラストシーンで、感動して明るい気持ちで帰れる作品でした。感想がまとめられないので、思いつくままに。安蘭けいさんのマザーがすごく素敵です。あんな風にエレガントで偏見なく優しくて強い人になりたいものです。黒人女性のサラ役の遥海さんの歌がパワフル。子供を抱っこする
☆8/18㈮四本目☆「エドワード・ヤンの恋愛時代」〜求めるものはどこにある?〜急速な西洋化と経済発展が進む1990年代前半の台北。企業を経営するモーリーは、自分の会社の経営状況も、婚約者アキンとの仲も上手くいかずにいる....。モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとは喧嘩が絶えない。そんなモーリーとチチの2人を中心に、同級生・恋人・同僚など10人の男女が2日半という時間の中で織りなす人間模様を描き、心に空虚感を抱える彼らが自らの
土井ケイトKateDoi@00mpaloompa#ラビットホール秋田上陸です。成河さんとナマハゲと。ふふ。https://t.co/VYdLnBzzdF2023年04月27日18:17劇中でも、最高な会話、台詞のやりとりをする義理の兄妹役。土井ケイトさんと成河さん。並んで可愛い。もう秋田公演か。まだ肌寒いかな。いってらっしゃい。
何年か前に神奈川劇場劇場にてやり→見てない。小島聖&田代万里生夫婦役だったそうです。今回はパルコ劇場にて秀逸な舞台でした✨👍まあ、4月に観た、トラムの、ブレーキングザコードと、劣らぬ良質な芝居✨👍こういうのを立て続けてみると、わたしはストプレの方が好きなのかなぁ?と、一緒に行き、私の2倍以上年間で観劇してる友達には、「いい芝居ばかり観てるから〜」と諌められました(笑)演出が藤田俊太郎さんです。はじめのシーンで、リビングで男の子の洋服を畳んでいる、宮澤エマ(パンフレット買わないから
歌わない踊らない成河さんを初めて観ました。今までわたしが観て知っていた成河さんは思い出してみるといつも歌っていて踊っていました。そういう意味でも現実世界からかけ離れた異次元に生きている成河さんでした。今日目の前に流れる時間は舞台の板の上だけどある夫婦が暮らしてる家で普通に会話してワイン飲んだりビデオを見たりします。今までと違って少し現実世界の延長線上に成河さんが居るようでした。今までは歌う人踊る人、として上手いなぁと思っていました。今日芝
新年度始まって、ようやく一息…というところで、PARCO劇場へ。4月の予定がなかなか決まらず、でもこれは見たかったので、チケット取れて嬉しかった。幼い息子を事故で亡くした夫婦が、すれ違いながらも、少しずつ少しずつ再生に向かっていく物語。登場人物は5人、音楽もほとんどなく、静寂の中で進んでいく会話劇だ。PARCO劇場の舞台の広さをすこし持て余しているかなと思ったけれど、観終わって思ったことは、この広さでよかったということ。狭い劇場では、あの大きすぎる悲しみを受け止めきれなかったような