国語教科書

元ブログ「5歳までにやっとこう！〜遊びを通して非認知能力を育てましょう。〜」の方で、小学校3年生まで対象の記事を書いたので、お知らせでリブログさせていただきます。m(__)m国際的な学力調査、Pisa調査、TIMSS調査の影響だと思うのですが、レポートや論文を書いたり、チラシやポスターを読み込んだりする活動が多くなってきて、授業で、物語文を深く読む時間が取りづらくなっている気がします。もしよろしければ、お家の方で読み聞かせしていただけると、子ども達が物語の面白さに繋がるかと思います。

『齋藤孝のこくご教科書』は、その始まりが福沢諭吉の『学問のすすめ』となっていて、国語を学びながら普遍的な考え方の基礎を知ることが出来る素晴らしい教科書となっています。『学問のすすめ』を読むと今にも通じる普遍的な内容で、良書は時代を超えることをあらためて考えさせられます。『学問のすすめ』の初編から三編は「民間の入門書または小学校の教科書」として書かれており、齋藤孝さんがこれを使用したのは必然でもありました。また、明治時代の国語教科書を見ると、国語教科書はただの国語の教科書ではなくその内容が実益も兼

国語は、その国に生まれ育った人が必ず当たり前に持っているように思いがちですが、実はそうではなくやはりそこにはその国語をきちんと学んで意味を理解してこその結果というものがあるのではないか、と思うのが昨今の国語についての問題から考えさせられることです。また、過去に起きたこと、歴史のエピソードなどを知ると言葉や文字に対する基礎教養があってこそのエピソードというのが多く、それも教育の賜物ではないかと思うのですが、そうしたことが現在は足りないのではないかと危惧しています。『国語力』昨年、もう１年近く

馬頭琴の誕生物語。ホーミーとともに草原に響き渡ります。先頭はスーホの白い馬。５馬身６馬身１０馬身、２着の馬は影も踏めない独走だ。TikTok-MakeYourDaywww.tiktok.com

川上弘美「七夜物語下巻」児童書からの文庫本です。上下巻だったものを上中下巻に再構成した上巻です。七夜物語は、中学入試に出題された作品です。また、川上弘美作品は大学入試にも出題があるので小中高生におすすめの作家さんです。中学3年の国語の教科書にエッセイが載っているので中学生にはエッセイストとして認識されているかもしれませんね。大人の女性を描くことの多い作家ですが、SFやファンタジー小説も何冊か出されています。私も「大きな鳥にさらわれないように」というSF小説で、出会いました。本作

川上弘美「七夜物語上」児童書からの文庫本です。上下巻だったものを上中下巻に再構成した上巻です。七夜物語は、中学入試に出題された作品です。また、川上弘美作品は大学入試にも出題があるので小中高生におすすめの作家さんです。中学3年の国語の教科書にエッセイが載っているので中学生にはエッセイストとして認識されているかもしれませんね。大人の女性を描くことの多い作家ですが、SFやファンタジー小説も何冊か出されています。私も「大きな鳥にさらわれないように」というSF小説で、出会いました。本作は

ハヤブサと戦って仲間を守りけがをした残雪を治療して、春になって放してやる。また勝負しよう。好敵手の存在が大造じいさんも元気にしている。TikTok-MakeYourDaywww.tiktok.com

戦争が激しくなり、食べるものも少なくなり、いつの間にかなんでも我慢して「ひとつだけ」が口癖になったゆみ子。戦争に行くお父ちゃんが線路際で摘んできてくれたのが、一つの花だった。TikTok-MakeYourDaywww.tiktok.com

小手鞠るい「ひかる石のおはなし」数年前に改訂のあった小学4年生の国語の教科書に「スワンレイクのほとりで」が載っている作家さんの児童書です。児童書専門の作家さんではないので、以前読んだ「空中都市」は小学生に薦めにくい内容でした。本作は児童書なので、教科書で興味を持った生徒に安心して薦めます。お母さんを亡くした小学生の楓は、学校からの帰り道で光る石を拾います。手に持つと石から声が聞こえました。お母さんを亡くしてから、お父さんや友だちと上手く話しを出来ない楓は、石と会話を始めます。ある日

すみません。上巻の繰り返しになりますが、読み聞かせで、国語教科書に出てくるお話を読み聞かせしておく事は、後々、国語を好きになるのにとても有効だと考えています。近年、学習内容が複雑になり、文章読解よりも言語操作（レポートを書く、チラシ・ポスターを作るなど）に重きを置く様になったため、一つの作品をじっくりと読む時間が足りなくなってきています。同じ作品でも、授業で慌ただしく読んで、先生の質問に答えて、テストを受けるより、小さいうちから、何度も聞いて、自分で読んで、内容が理解できている中で、自

「齋藤孝のこくご教科書」は、その始まりが福沢諭吉の『学問のすすめ』となっていて、国語を学びながら普遍的な考え方の基礎を知ることが出来る素晴らしい教科書となっています。『学問のすすめ』を読むと今にも通じる普遍的な内容で、良書は時代を超えることをあらためて考えさせられます。『学問のすすめ』の初編から三編は「民間の入門書または小学校の教科書」として書かれており、齋藤孝さんがこれを使用したのは必然でもありました。また、明治時代の国語教科書を見ると、国語教科書はただの国語の教科書ではなくその内容が実益も兼

『ごんぎつね』新美南吉19歳の作品新美南吉『ごんぎつね』絵かすや昌宏あすなろ書房小学校4年生の国語教科書に掲載されていますので、多くの方がご存じと思います。新美南吉18歳の時、執筆を開始します。そして、翌年19歳の時『赤い鳥』に掲載されます。東京外国語大学の1年生の時なのです。この作品を20歳前の学生が書いたことに驚かされます。今回は国語教科書で掲載されている絵：かすや昌宏さんの絵本で紹介します。ごんぎつね(以下ごん)はひとり

『きいちゃん』実話です山元加津子『きいちゃん』絵多田順アリス館このお話は実話です。作者は養護学校の先生です。きいちゃんは養護学校の生徒です。きいちゃんは小さいころ、高熱で手足が不自由になり車椅子で生活する養護学校高等部の１年生です。訓練を受けるため、家族と離れて生活していました。きいちゃんのお姉さんが結婚することになりました。きいちゃんのお母さんは、思うところがあってか、きいちゃんに「結婚式に出ないように」と言います

9月のカレンダーより『一つの花』今西祐行「一つだけちょうだい。これがゆみ子のはっきり覚えた最初の言葉でした。まだ戦争の激しかった頃のことです。」小学4年生の国語の教科書に載っているお話です。コスモスを見るたび思い出します。たくさんの花たくさんのおにぎりたくさんの笑顔有難いです。+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-こんにちは。未彩です。『一つの花』、知っている方も多いと思います。Wik

『スイミー』の絵を楽しむレオ・レオニ『スイミー』好学社訳谷川俊太郎『スイミー』と言えば、小学校2年生の国語教科書（注）に掲載されていますので、ご存じの方も多いかと思います。（注）すべての教科書ではありません。一部の教科書に掲載。ただ、教科書の『スイミー』と絵本の『スイミー』では異なります。小さな魚が集まって大きなマグロを追い出した話というふうにとらえられますが、実は教科書は紙面の関係で大幅に、それも一番重要な部分の絵が省略され

『わらぐつの中の神様（作・杉みき子）』は5年生の国語の教科書（光村図書）にも掲載されている心温まる恋物語です。小学生の頃、国語で勉強した方も多いのではないでしょうか。『わらぐつの中の神様』はこんな物語です。🔷雪の降る夜、マサエ（小学生）がおばあちゃんから聞いたお話です。昔、近くの村に住むおみつさんという娘が、雪下駄を買うために、自分でわらぐつを編んで売ろうと考え、わらぐつを編んで朝市に並べました。不格好でしたが、履く人のために心を込めて編んだわらぐつです。朝市

秋来（き）ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる藤原敏行（古今和歌集）中学校の国語教科書で取り上げられている短歌。いつも楽しく拝読させていただいているブログ主さんが「風」の変化について書いておられて、確かに、今日は風の中に秋が感じられるなぁと私も思いました。豊かな感性が美しい言葉を紡ぎ出すのも事実かと思いますが、一方で、言葉が感性を豊かに養ってくれる面もあるような気がしています。↓道の脇の駐車場に生えた草

読み聞かせで、国語教科書に出てくるお話を読み聞かせしておく事は、後々、国語を好きになるのにとても有効だと考えています。近年、学習内容が複雑になり、文章読解よりも言語操作（レポートを書く、チラシ・ポスターを作るなど）に重きを置く様になったため、一つの作品をじっくりと読む時間が足りなくなってきています。同じ作品でも、授業で慌ただしく読んで、先生の質問に答えて、テストを受けるより、小さいうちから、何度も聞いて、自分で読んで、内容が理解できている中で、自分で質問を考えて、みんなで話し合う方が、確

喜助の告白を聞き終えた庄兵衛の混乱と困惑。これからの彼がどうなっていくのかもとても気になります。

鬼平も京都に赴任していたお父さんと京都にいたころはかなりやんちゃだったようです。

さっき国語教科書に載ってた物語をチラチラ調べてたら、六年生が学ぶ何かの教材に韓国語が入っててびっくりしてもーた(-。-)=3(-。-)=3何年前からそんな事になってるの？英語は知ってたけども😞韓国語も？？？スマホで拡大してスクショしてるから見にくい表でごめんなちゃい(´；ω；｀)元の表が文字ちいさすぎましてなぁ😭これは確か奈良県の教育なんちゃらが一覧にしていた表だったと思いますが(笑)その意図は何？不気味過ぎてちょっと引くわー(-。-)=3

これを小学校１年生の国語教科書で習った人は結構多いんだなぁー'`,､('∀`)'`,､'`,､('∀`)'`,､さっき他のブロガーさんの記事タイトルを見て思い出したんだけどさ？これが小学校の教科書に掲載されていたのは1965年から1980年までだってさ(*^O^*)(*^O^*)面白いお話だからそれだけ長く愛されてたのかなぁ？？どうなんだろ？ワサビ入りのお寿司を食べちゃったチックとタックがボンボン時計に戻ったから時計の音が悪くなっちゃったって事しか覚えてない🤣🤣｢くじら雲｣とか｢

戦争を体験したあまんきみこさんの願い。

今日はゴールドデー。何かと思えば、ゴールドキーウィーのことらしい。先輩たちが新人へエールをこめて？キーウィをプレゼントするとか？キーウィの本は、これ一冊しかないのに所蔵不明で！この間は借りられてたのに、今日になってみたら貸出可になってて！どこだ！？どこに行ったんだー！と血なまこになって館内捜索したらば！見つかりました。学級文庫に選ばれてたのを、そっとはずし、他のひみつシリーズと差し替えておいた私！もう一冊ないか？探してたら、給食の先生がコラボ給食のメニューでできそうにないやつを返し

いまは再放送でなつぞらやってます。

ほっかりあったかいあまんきみこさんの童話ですが、甘いだけじゃないぴりっと効いてます。

王様も多様性を先取りしてました。

中１国語光村です。コペルくんのコペルニクス的な発想の転換を見守ってくれるおじさん。映画より前に教科書に、しかも中１に掲載されているのがおもしろいです。国語教科書を読む君たちはどう生きるか吉野源三郎中１国語光村です。コペルくんのコペルニクス的な発想の転換を見守ってくれるおじさん。映画より前に教科書に、しかも中１に掲載されているのがおもしろいです。youtu.be

小４になり、また毎日の音読の宿題が始まりました。音読の宿題、今も昔もですね私も40年前にやってました。小４の始めの教材は、草野心平さんの詩。ケルルンクックって、特徴的な表現を記憶してる方も多いのではないでしょうか。「ほっまぶしいな」息子が冒頭の一行を読み始めたとき、私、思わず一緒に暗唱してました全部、一言一句間違わずにおぼえてました🎵我ながらすごい・・・最近のことはさっぱり覚えられないのに、40年前に習った詩はスラスラ出てくる・・・。あの頃、私、国語の教科書は、みんな暗