国語学

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井の頭線で、「歩きスマホ」はおやめくださいと言っている。まるで、スマホが歩いているような気がする。これは、「歩きタバコ」からの類推であるのは明らかだ。「動詞連用形＋名詞」の分析は面白そうである。「咥えタバコ」は行為だが、「嗅ぎタバコ」は、粉末そのものを指す。「噛みタバコ」、「紙巻きタバコ」も物質そのものである。「吸いつけタバコ」は遊女が、火をつけて男に渡すタバコだから、「噛みタバコ」とはニュアンスが違う。火事のもとになる「寝タバコ」は、行為を表す、というように、なかなか言語は一筋縄で

このほど、東京堂出版より待望の『日本語学大辞典』（日本語学会編）が刊行され、私の手許にも１冊届きました。旧版に当たる『国語学大辞典』（国語学会編）と並べて研究室の机上に置いてみました。なかなかの壮観です。箱の題字は『国語学大辞典』がヨコ、『日本語学大辞典』がタテになっていますが、中の組み版は逆で、『国語学大辞典』は縦書き、『日本語学大辞典』は横書きとなっています。中の写真は著作権に引っ掛かるといけないので省略。いわゆる国語辞典ではなく、日本語学の学術用語約800項目をわかりやすく解説し

来る9月22日（土）、一関・文学の蔵30年記念事業として、オノマトペ研究の権威、明治大学の小野正弘教授を招いて文芸講演会が開かれます。演題は“日本語の魅力再発見”「オノマトペ（擬音語・擬態語）のおもしろ世界」日時：2018年9月22日（午後2時）場所：世嬉の一クラストン（石蔵ホール）〒021-0885岩手県一関市田村町5-42世嬉の一酒造（株）内電話：0191-34-5040（一関・文学の蔵事務局）入場料は無料です。事前申し込みの必要はございません。どなたでも自

ツイッターの裏アカウントで、文の最後にわざと「でんでん」とつける教授がいる。もしかしたら、安倍首相の間違いが定着し、本当に、「云々（うんぬん）」が「でんでん」となる日が来るかもしれない。まだ広がりを見せていないが、歴史的に、世界中どこでも、もともとの誤用が正用に変わることはいくらでもあった。例えば、「いただく」は、元々の謙譲語から、丁寧語としても使われつつある（「冷めないうちにいただいてください」とか）。これは「誤用」だと『大辞泉』に書いてあるが、デヴィ夫人も使っていたから、きっと数年後

お気に入りの本や参考書が絶版になっていることも多いのですが、1919年生まれの国語学者大野晋先生の『日本語練習帳』は今も現役でほっとしました。「思う」と「考える」「うれしい」と「よろこばしい」「明白な」「明確な」「鮮明な」「明晰な」などの使い分けを通じて言葉の感受性を磨くことから始め、「ハ」の用法などを改めて学び、「縮約」を通じて、文章力（形式や見た目で何とかなる部分）を高めることができる本です。太宰治作『斜陽』内の敬語の間違い探しとツッコミのところはおもしろいです（笑）日本

明け方か、昼寝の最中か、シャワーの途中か忘れたが、「〜入」という熟語は、あまり意味的にポジティヴなのがないのでは、と思っていたが、こうしてカフェで思い出すのは珍しい。メモをしないと、永遠にアイディアは消えてしまうものだ：侵入、進入、闖入（ちんにゅう）、衍入（えんにゅう）、陥入、混入、潜入、編入、口入（くにゅう）、乱入、吸入、湾入、竄入（ざんにゅう）、深入（じんにゅう）、木菟入（ずくにゅう）、遁入（とんにゅう）、没入、闌入（らんにゅう）。一方、例外は、圧入、移出入、参入、搬入、全入、輸

なかなかに寒い日が続いてますね。とはいえ、嬬恋村はマイナス二桁。中之条町までおりてきました。小渕元総理がお出迎え。快晴。あったかい。（確か、気温は4度くらいでした。気温がプラス＝あったかい。）目的は図書館でしたが「特別休館日」でした…休館日は調べてから行ったのに「特別」とは…ガックリした日は好きなものを眺めよう…グルーガンを手にしてからはかどりまくりです。まだまだ作りたいけど（材料はある）そんなに大量にあってどうするんだっていうジレンマ(´･ω･`)

やってきましたあべのハルカス✨お目当ては近鉄ソラハのスカラー直営店です😃ネットショップで発売と同時に売り切れたファーボアアウターを発見😋ベージュはラスト1点でした！間に合ってよかった😃tomiは今までブランドに興味なく近所で適当に買ってたのですがなんだか最近スカラーがお気に入りではるばる大阪まで来てしまいました😅道中、電車のなかで読んでたのがこれ📙「日本人の神」大野晋大野晋さんはtomiが尊敬する国語学者のひとりです✨日本語の起源を研究された方でその研究範囲は

夏スクⅡ期終了しました！お疲れ様でした♡昨日は当然のことながら睡眠不足だったので、結構ヘロヘロしていましたが、なんとか無事に終わりました。夏スクⅡ期。今日は最後の日吉かと思うと、ちょっとしんみり😢午前中英語学ただひたすら楽しかった。楽しいだけのスクがあるなんて！っていう最終的な感想でした。基礎的な英語学の知識も増えたし、自分の卒論へのアプローチ方法など、いろいろ学べて良かったです。卒論要件にならないけど、受講して本当に良かったです。受講料以上のものが得られました♡30分の休憩を経

わーん、いよいよ明日が最終日！つまり試験の日ですよ(>_<;)英語学は大丈夫だと思うのですが、問題は国語学です。薄々感じていたけど、やっぱり…。持ち込み不可でした。だと思ったんだよね💧でも、問題数は教えてもらったし、枝葉末節は出さないって言われたので、その言葉を信じて、今日は頑張ります！ちなみに授業は、英語学は、マルティモーダル(身振り手振りなど)の社会言語学と字幕・吹き替え訳ディスコースの社会言語学で、めちゃめちゃ面白かったです。トトロや他の映画の日本語と英語訳の違いは、ポライ

ようやく折り返し地点を過ぎました。やっと後半戦に入りましたヾ(´︶`*)ﾉ🎵あと残り少なくなってきました。寂しいような、嬉しいような…笑さて、今日も楽しくスクを受けてきました。午前中英語学今日のお題は面白かったですー。メディア翻訳と社会言語学。ニュースを翻訳された場合、現地の言葉をまず英語に翻訳し、そこからそれぞれの言語(わたしたちの場合は日本語)に翻訳されるので、現地の言葉から英語に翻訳される段階で、意味が全く違うものになることも…。すると、当然日本語のニュースでも全く違う内

今日は頑張りました！少ししか寝なかった💧結局寝たんかい←午前中の英語学はバッチリ話が聞けました。おかげで何となく理解できました。良かった♡今日からテキストに入りました。変異理論と法言語学。変異理論から。チョムスキーの生成文法から見て変異なので、変異理論というのですね。ビートルズの歌詞に/r/の音が出てくるのですが、初期より後期の方が/r/の発音の出現率が低くなってる、という研究があって。それは、2つの理由があって、一つは、ビートルズの曲調が、初期はロックンロール調なのが、後

夏スクⅡ期は折り返し地点に到達する前に、すでにお疲れ様モードに入りました💧今日は疲れました～(o´Д`)午前が英語学、午後が国語学なので、内容がリンクしていて、このコンビは最強ではないかと思います。そう、意識がなくならなければ…💧今日は大分意識が遠のいたな…(遠い目)それでも、授業が終わってから、フランス語の映画鑑賞会に参加しました。そして安定の寝落ち…💧途中で意識が遠のいたので、迷子になってしまいました(>_<;)でも、ラストはなんとなく辻褄があったので良しとしましょう…笑今

夏スクⅡ期が始まりました✨初日はいつもより遅く家を出たのですが、乗り換えが上手くいったので、何とか早めに教室にたどり着けました。よかった♡午前中英語学面白かったです。初日なので、先生のご紹介や英語学とは？など、オリエンテーションがメインでした。先生が卒論のテーマの見つけ方を丁寧に教えてくださったのですが、今のわたしにドンピシャの内容でした。ありがたいです～♡そして、内容はこれまで学んできて何となくぼんやりと理解していたものが、点と点が繋がった感じで、これまたありがたい講義内容でした

「再発見！窪田空穂」の講演の馬場先生（顔出しの許可をいただいています）この後、７人の会員のパネルディスカッションがあって、少しは知っているつもりの窪田空穂について、まさに発見に継ぐ発見であった。これは、

今日はレポートの締切日。本日の消印にて発送したレポートのみ、次回のテストを受ける資格となるのです。今回は教育学5800文字くらい、手書き。日曜日は仕事のため、会社から帰って夜中まで写経。そして、プリント可だから楽勝と、朝からペケペケとwordで作成した国語学が、発送寸前にこれまた手書きと判明。はい、また5500文字追加。さらに、途中まで作成していたフランス文学史もいけるかと、ペケペケと編集し、完成したー！と、思いきや、まさかの保存忘れで、編集部分まるっとぜんぶ消えた！