ブログ記事35件
下記の商品は本日入荷したホンの一部です。『新撰祭式大成調度装束篇』(金光慥爾)昭和17年、明文社刊売価6,000円『古事記真釈上巻』(岸一太)昭和5年、交蘭社刊売価2,750円『惟神の礎』(中澤巠夫編集宮地直一、江崎政忠、芝葛盛、阪本廣太郎、河野省三、中野與吉郎、飯田秀眞、御巫清勇、福山敏男、辻善之助、八束清貫、中村孝也ほか執筆)昭和17年、紀元二千六百年奉祝会売価2,500円上記の商品はインターネット古書検索サイト「日本の古本屋」で
今月11月1日〜11月5日に出演しました、ワンダーワークス舞台公演【未踏】本編の配信が12月に行われます。言語学、国語学、アイヌ研究で著名な金田一京助さんの物語ですので、その方面にご興味ある方々はもとより、北海道にまつわる物語なので、北海道の方々、北海道にご縁ある方々、北海道好きな方々などにぜひご覧いただけたら、うれしいです。以下、詳細です。※写真はワンダーワークスさんより引用チケット販売開始12月1日(金)10時より視聴可能期間12月9日(土)10時
令和5年8月23日〔水〕【第2408号〔本年第237号〕】7年前記事リブログ・・・
連日、動画をUPしてます^^本日、公開の動画は少し異質ですね(笑)連続講座(第1回目)の質疑応答から抜粋動画ですけど…質問というより感想の様な感じですねこの動画だけを観ると誤解とか錯覚されそうなので…公開するかどうか考えましたけど…、なんとかテロップでカバーしてます(笑)たとえば…歴史研究家は勉強してない人たちとか言ってますけど言いたかったことは学問が成立していない或いは、学問の意味が分かっていない等の趣旨を語ったものです^^という風に…誤
『赤毛のアン』(ポプラ社文庫、作・モンゴメリ、文・白柳美彦)を読んでいて、気になる表現がありました。居間のジャム戸だなにいれてカギをかってくるから、おじさま、カギをあずかっておいて。(122ページ)「カギをかってくる」、気になります。試験前、幾何の勉強をしなければならないのに、どうしても読みたい小説がある。誘惑に負けないように、アンは小説の本を戸棚に入れてカギをかけて、マシューに預けておく、という場面です。「カギを買ってくる」ではありません。もちろん、かぎをかけてくる、
僕は、サルサダンスやソウルダンスを教える、ダンスのインストラクター。湘南方面のフィットネス施設では、何本かレッスンを持っていて、茅ヶ崎もその一つです。茅ヶ崎の職場に向かうには、駅から15分ほどテクテク歩きます。道は二通りありますが、どちらの道を通っても、「千の川」(せんのかわ)という川を渡ります。風雨の強い日は、ここで何回も傘を壊しました。でも、この川を渡るのは、いつも楽しみです。川は生命の営みを感じるからです。(↑千の川「茅ヶ崎」202211/19)「千の
カ行五段活用の動詞「歩く」に接続助詞「て」が接続した「歩きて」は、イ音便化して「歩いて」となるのが一般的です。しかし、ときどき「歩って」と促音便化して使われているのを耳にすることがあります。最初に気づいたのは、大学時代に栃木県出身の友達が使っていたときでした。それ以来、人が「歩って」と言うのを意識するようになりました。意識して聞いていると、「歩って」と言う人がちらほらいます。気になるけれど、いちいち「ご出身はどちら?」と聞くのも変なので、そのままにしています。話し言葉な
本年も余すところわずか慌たゞしい年の瀬ですが「足を空に惑ふ」ばかりでなくゆったり茶菓をたのしみながら一年を振り返るのもいいですね。なあんてカッコつけていますが食器棚の整理をしたので久々にロイヤルコペンハーゲンのカップで珈琲を飲みたくなっただけ。六客それぞれ形も柄も違うカップの中から今日はこれが気分です。お供はいただきものの叶匠壽庵の"あも"栗入りです。菓子皿は京都のニ鶴工芸さんの作品。ブログのご縁でお付き合いが始まりました。切り口からとろりとはみ出す羽二重餅。"あ
今日は何も予定のない休日昨夜0時半ぐらいに寝て、9時過ぎに目覚ましで起きたけど、もう全然目が開かなくて、もう一度1時間ほど寝ました目の奥がずーんと重くて本当に眠くて。でもその後は、部屋の掃除したり、シルバーのアクセサリー磨いたりしてあ、またPayPayで2割戻るスーパーに行って、たくさん買い物しました今日はステーキとブリのお寿司も買いましたおととい、友達の事務所で焼肉をした時、指輪をなくしました自分が悪いんだけど。夕方、リュウ
テーマ:気になる変なコトバ日本語きのうのlovebeefcutletさんの記事『知ったかぶり編~人生に何の役にも立たない語学屋の独り言・日本語『十本』』ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『知ったかぶり編~人生に何の役にも立たない語学屋の独り言』と題して言葉に関する小ネタを…ameblo.jpは興味があるテーマだったです。それで以前書いた記事をリブログしておきます。(↑等身を身等と誤ってましたね)「ジッ」または「ジュッ」のいずれかが東京弁だったという説
『漢文の訓讀によりて傳へられたる語法』(山田孝雄)昭和54年、宝文館出版刊売価4,400円『国語の中に於ける漢語の研究』(山田孝雄)昭和53年、宝文館出版刊売価1,650円『日本文法学概論』(山田孝雄)昭和55年、宝文館出版刊売価2,200円上記の商品は店頭販売もしておりますが、インターネット「日本の古本屋」で御注文いただけます。http://www.kosho.or.jp/でご注文ください。「日本の古本屋」で検索してヒットしない場合は既に売
フリーランス日本語教師です。企業でのプライベートレッスンをしています。大学院で日本語教育専攻して学んでいます。日本語教育専攻での、大学院生活2年生、始まりました。1年目は、感染症の影響で入学式も中止、急に始まったオンライン授業で多くの人と同じように右往左往したスタートでした。それでも、オンライン授業のメリットもあり1年目で卒業要件の単位数はクリアしました。社会人枠での特典として長期履修ができます。私は3年で修了予定なので2年目の今年は、少しだけ
「朝三暮四」という故事成語を『広辞苑第六版』で引くと、〔列子黄帝〕(春秋時代、宋の狙公そこうが、手飼の猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ暮に四つとしたところ猿たちは少ないと怒り、朝に四つ暮れに三つととしたら大いに喜んだという故事)①目前の違いにばかりこだわって、同じ結果となるのに気がつかないこと。朝四暮三。②口先でうまく人をだますこと。③生計。くらし。「ーの資たすけ」とある。さすがに『広辞苑』である。出典を『列子』としている。「朝三暮四」の話は『荘子』と『列子』にある。『荘子
墾く(ひらく)を、なんと読むか?などといって喜んでいるサイトがある。しかし、訓読みは、もともと中国語に、日本語で似たような意味の語の音を当てたものだから、かなり恣意的で、たいした意味はない。恥をかくだけの話である、というか、こんなことが恥になる国の方がおかしい、と思う。言葉の森から出られない[中村幸一]楽天市場2,200円
大学3年のとき、外国語学部英語学科だったのだが、日本語にも興味があったので、文学部国文科の国語学のゼミナールに入った。明大と違って、選考もなく、誰でも入れる。外国語学部にゼミナールはなかった。国語学の有名な教授で、夏休みは「和製漢語」についてレポートを書くため、毎日、地元の図書館で、諸橋轍次の『大漢和辞典』を調べた。「形而上学」、「哲学」、「共産主義」など、何十という語は、幕末明治にかけて日本で作ったもので、それが、中国へ逆輸出されている。その作り方、原典は何かを調べるレポートであった。
朝が苦手、という表現は面白い。コーヒーが苦手、ゴーヤが苦手は、単純に飲食できないということだが、朝は食べられないというわけではない。山田さんが苦手も、山田さんを食べるわけではなく、一緒にいたくないということだ。しかし、朝が苦手、は朝といっしょにいたくないわけではない。そして、これらは「得意」と言い換えられない(*朝が得意、*コーヒーが得意)。一方、野球が苦手は、野球が得意、と言いかえることができる。言葉の森から出られない:言語学のよろこびAmazon(アマゾン)2,200〜6,2
接頭辞の「お-」。お世話、おかげ、お着物、お刺身などは「普通」だが、時々話題になる「おビール」はどうか。女性、身分が高そう、料亭風などの制限がある。「お紅茶」も同じだろう(料亭にはないだろうが)。昔、実家近くの女医はかならず「お注射」しておきます、というので嫌だった(注射が)。しかし、コーヒーに「お」をつける人はいないが、お茶、お水は可能だ。どういう条件で「お-」がつけられるのか、付けられないのはどういう場合なのかが確定できたら面白い。言葉の森から出られない[中村幸一]楽天
引き寄せの法則については、いろいろ本を読んで知っていましたが、そこまで本気で取り組んでいなかった私。しかし、会いたかった人に会えてしまった!これは引き寄せとしか思えない、という出来事がありました。時は遡って、大学時代。教育学部初等教育科の中でも、国語科を専攻した私。日々の講義の中で、国語学にハマってしまいました。なんて面白い学問なんだ。教授の淡々と進める授業が楽しすぎる。そして、必然的にその教授のゼミに入りまた。卒論は、敬語についてでしたが、意外な結果が出たため、あちこちの論文
メルカリやラクマに出している本は、国語学などの専門書が多いんですが、たまにハウツー本もあったします。とにかく、1日に1回は売れてるかな~?とのぞくようにしています。昨日、値下げの交渉がありまして、3冊購入するから安くしてほしいとのことでした。私にとっては大口です。送料、手数料を考えて、ある程度、応じました。そしたら、購入して頂けました。問題はどのように送付するかということでした。先方はまとめて送ってくれたら安くなるだろうからそれでいいとおっしゃって下さっていたんですが、今回は逆
何日もしない中に、次から次へと色んな情報を知るようになった。先生はあの「日本文法論」の山田孝雄博士の御長男であるということ。孝雄博士のお名前も文法の大家であるということも既によく知っていたので、その大変な学者の御子息との邂逅に、上京してきてよかったと、何度思ったことか。酒井さんは、同級生によれば正式の助手ではないという。“押しかけ助手”だと聞いていた。要するに、先生の膝下でもっと勉強したいと、福井から上京してきた方だという。大学を卒業してからでも、酒井さんのように“押しかけ”という方法があ
ご無沙汰しております。夏スクの成績結果が出ましたね。昨年、哲学を夏スクで落としていたので正直、今年の夏スクは手応えからすると「最悪全滅もあるかも?」と焦っていました昨日結果が出て一安心。全4科目合格でしたふぅ~試験問題を見た瞬間、絶対落としたなと思いながら受験した国語学が意外にも「C」考古学、漢文学、日本美術史は「A」を頂きました先生方には、感謝、感謝、感謝でございますあっという間に10月ですねドイツ語頑張らないと
最近の大学は、昔のような一般的な学部名から、モダンな学部名が増えてきていると思う。学科名も同じだ。つまり、それほど専門特化した学問を勉強するように変わってきているのかも知れない。その中で、文学部国語学科で国語学の勉強なんて、とても重たく難しい気がする。ましてや、今、こんな学問を専攻するなんて、「そんな人いるん?」と言いたくなる。私の父は、辞典に載せる言葉の用例収集をライフワークにしていた。実は、この国語学を専攻していたひとりだ。こんなに情報化された世の中で、紙の辞典を持ち歩く人は、今は
8月5日から9日まで5日間、仙台市に滞在し、東北大学にて集中講義を行いました。科目名は文学部「日本語学各論」、大学院文学研究科「日本語学特論Ⅰ」の合併です。受講者は履修登録をした学部生10名、大学院生8名のほか、自由聴講者が12名の合計30名でした。大学教員は、教育者としては狭い専門性にとらわれることなく、幅広い基礎知識を学生に示していかなければなりません。一方、研究者としてはかなり狭い領域を集中的に研究するものです。しかし観点を変えて見ると、教育者としては大学という狭い組織に所属して
こんにちは昨日は2週間も夏スクで留守をするので家族サービスとして早めに仕事を切り上げ家族で鷹の祭典へ🚗レッツゴー昨日は我が地元出身の今宮選手が大活躍で勝てて良かったですでも、今日は残念な結果だったようですね知らなかったんですが、福岡ドームの勝利の花火はドームの中で上げるんですね超ど迫力でした花火師さんって凄い技術を持ってらっしゃるんでしょうねお出かけ前に、うちの奥様曰く「今日は暑いからドームは蒸し暑いんだろうね?」?「傘
こんばんはなかなか思うようには勉強は捗りませんが、現況を申し上げます。7月科目試験は今回パスして夏スクの準備をしておこうと思います。今年の夏スクは1期と2期を申し込みました。かなりハードになりそうですまずはテキスト準備。市販の考古学テキストをKCCから申し込みしようとしたところ、テキスト科目でも同じ本を販売しており、そちらで申し込むと電子テキストがもれなく付いてくるようですお得です〜昨年夏スクでは哲学(専門)を落としてしまったので、
日本語に元来、ラ行音で始まる語はなかったということはよく知られている。ラ行音で始まる語(六、碌、拉、)はすべて外来語である。
日本語に、元来、ラ行音で始まる語はなかったことはよく知られている。ラ行音で始まる語はすべて外来語である。「ラーメン」は日本語じゃないかと言う人がいるだろうが、これは、拉麵lāmiànという中国語である(意味は「細いうどん」だが)。「陸」も、中国語「陸lù」の借用語である(借用した時の発音はこれとは違っていたはずだが、エルで始まっていたのは間違いがない)。
「三十路(みそじ)」とは「30歳」のことで、「三十代」ではない。しかし、三十代の意味で使っている人がけっこういる。しかし、言語は民主主義なので、三十代の意味で使う人が過半数になれば、それが正しくなり、むしろ「30歳」の方が間違いになる。数十年後にはそうなっているだろう。そもそも、「路」は、30歳という点でなく、30代という10年間の道のりを表しているの感じられるのが普通の感覚だろう。
「一身上の都合」という句をよく聞く。この句に情報はゼロで、なにも語っていない。というか唯一の情報は、理由は言えない、という情報だ。もやもやする句である。言質(げんち)をとられたくない官僚用語かと思ったら、18世紀にもう伊藤仁斎が使っている(「都合」とは言っていないが)。