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うちの商品の中でも人気の高かった「イスと丸テーブル」。北海道産のカツラ材で作ったかなり古いヴィンテージものを出品中です。イスと丸テーブルは、カツラ材が入手困難になったこと以上に、制作費がとても高くなってしまうために復刻生産できなくなった商品の一つです。何年も前に、ケヤキ材で復刻したのが最初で最後になってしまっています。リクエストも多く人気のある商品なので、また再生産したいのは山々なのですが...。シンプルですがしっかりと作っているため、本物の家具と同
2024年の元日は、アトリエに向かう電車の中で能登半島の地震のニュース。新年早々大変な年明けになりましたが、これからは良くなるばかり...となることを願います。恒例の、アトリエ裏の山にある神社で初詣してきました。こちらも恒例の、初夕陽に富士山です。旧年中は大変お世話になりました。今年もぜひよろしくお願いいたします。また福袋セールなども企画しようと思っています。乞うご期待。
2023年も残すところあとわずかになりました。今年も色々なおもちゃを子どもたちに届けることができました。うちのおもちゃで遊んだ記憶が、その子たちにとって、かけがえのない思い出になりますように。来年、2024年はどんな1年になるのでしょう。より良い年になることを願っています。それでは、来年もよろしくお願いいたします。
寺内定夫(ぼくの父でもあります)、先日11月の9日に91歳になりました。最近は家からほとんど出ませんが、背中や腰も曲がっておらずしゃんとしています。直近の自分が話したことなどをすぐに忘れて同じことを話したりはしますが、基本的にはかなり元気な90台だと思います。妻である恵子も今年88になりましたが、まだ元気で発送やラッピングなどを手伝ってくれています。ぼくがやめてしまったら、寺内定夫の木のおもちゃはどうなってしまうんだろう.....とかは今はあまり考えないようにしています
こちらも、とても貴重な作品で、展示会のために少数制作した「レンガ舞台」という作品です。学生時代に人形劇に夢中になっていた寺内定夫は、「舞台」をテーマに色々な作品を発表しています。のちにヒット作となった「おうちごっこ」にもつながっていきました。このようなパーツでレゴのように組んでいくおもちゃです。ダボでつなげているので、可動性があります。カツラの木を染色系の水性塗料でペイントして、レンガのような質感を出しました。ひとつひとつ手作業の、とても丁
諸戸百年檜で町を作ると言っても、リアルな町ではなく、つみきで作るおもちゃのまちです。50年近く前から販売している商品に「町づくり」というつみきがあります。ちなみに、うちでは積み木と漢字では書きません。積み木または積木としてしまうと、「積む」だけのおもちゃという限定感があるからです。つみきはむしろ、赤ちゃんであれば叩いたり舐めたり触ったりの五感を育むおもちゃ。少し大きくなった子どもだと、並べてみたり何かに見立てて見たりと、想像力を培うおもちゃ。
弊社「寺内定夫の木のおもちゃてのひらえほん」で最も有名なおもちゃは汽車つみきですが、販売数が最も多いのはおそらくあかちゃんつみきです。赤ちゃんのために優しく角を丸めたつみきは、弊社のものが元祖です。以前はブナの木で作っていましたが、10数年前から国産の檜(ヒノキ)で作っています。檜はみんな一緒だろう、と思っている方が多いと思いますが、実は檜ほどピンキリの差がある材は他にないと思います。良い材に育てるためには、およそ50〜100年間、手間暇かけて管理し
うちのおもちゃで、人気商品でありながら比較的数の少ない貴重な「トンカチぐるま」を1台販売中です。中古品なのですが、あまり遊んだ形跡がなく、トンカチやペグの叩く面に打ちキズが多少見られる程度です。ワックスリペアしてかなりキレイになりました。この商品は1970年代に岩手県の地産地消の木のおもちゃとしても販売しました(岩手県のカツラ材)が、こちらは北海道のカツラで作ったものです。木工職人もそれぞれ別なのですが、どちらも今はいないほどの腕の良い職人さんでした。
前回の「みんなの町」に引き続き、こちらもまたレアな商品の紹介です。「船を持ち上げる大男」という、かなり物語性のあるバランスつみきの傑作です。と書くと、弊社寺内定夫デザインのおもちゃは傑作ばかり、というような感じになってしまいますが、手前味噌になりますがまさにその通りなんです。一番上の写真のように、大きなヨットを持ち上げてみたりこの写真のように、蒸気船を持ち上げてみたり。こんな風に、サーフィンで大波に挑戦したりとにかく
暑いですね。。東京はカラ梅雨傾向ですが、九州から東北北陸地方などはひどい大雨で、まさに気候変動を顕著に感じられるようになってきました。。このブログをかなりサボってしまっていましたが、またレアな作品を紹介します。「みんなの町」という商品です。カツラの木で作られた大ぶりな34個のパーツで構成されたつみきですが、一見すると何をモチーフにしているのかわかりません。「みんなの町」というタイトルから何となく想像はつくと思いますが...。実は「ビル」
前回は、ブナのロボットの記事を書きましたが、今回はとても珍しい、カツラの木で作ったロボット君です。やはり1970年代だったと思いますが、岩手県から岩手の木を使って、地産地消的なプロダクトを作って欲しいという依頼がありました。そこで、岩手県のカツラ材で木のおもちゃを制作しました。「岩手のおもちゃ」としてオリジナルのものもデザインしたのですが、もともと北海道のカツラ材で作っていたおもちゃもいくつか岩手のカツラで作っています。トンカチ車や動物いろはつみきなどですが、このロボ
急に暑くなってきました。初夏を通り越して真夏みたいな気温ですね。。先日、沖縄の方からおもちゃの注文がありました。実は沖縄からのご注文は滅多になくて、ここ何年かでは初めてというくらい稀なんです。北海道や九州からのご注文は結構くるので、沖縄だけとても少ない状況ですね。やはり沖縄は日本といえども南国の島国のようなイメージなので、木のおもちゃに対する関心が薄いのかなとも思いますが、どうなんでしょうか?ただ、最近沖縄にも木のおもちゃが中心のおもちゃ美術館がオープンしましたし、少
数年前に生産した、けやきままごとの新バージョンを、専用の収納箱に収めました。けやきままごとは、もともと収納箱付きで販売していましたが、価格が高くなりすぎてしまうためにかなり前からままごとのみの販売になっています。これは程度の良い中古の収納箱をリペアしたもの。ままごとはグレードアップされた新バージョンになり、お買い得なセットです。箱かなりキレイです。特にきになる傷もありません。トレーにもなる蓋の裏の一部に若干カケがある程度です。収納箱も
弊社ではいくつかのメーカーとコラボで商品を作っています。10数年前には無印良品で、またファッションブランドのコムサデモード(ベビーコムサ)からも赤ちゃんのためのつみきを出していたことがあります。COOP(生協)からも20年以上前になりますが、イスとテーブルを(丸と角)をコラボしました。このラバーウッド材のイスはその時のもの。元々の「イスと丸テーブル」とまったく同じにはできないので少しデザインを変えました。また、無印良品と同様、価格の上限縛りがあるため、東南アジア原産のゴムの
前回記事の諸戸百年檜のゾウに続いて、今度はカツラ材のゾウです。20年近く廃盤の商品ですが、今回アトリエに保管していた見本のものを販売に出しました。柔らかい針葉樹の木材のゾウと違い、広葉樹のカツラ材のゾウさんはカッチリとした雰囲気です。カツラ材の良いところは、硬い広葉樹の割に軽い、と言うこと。寺内定夫デザインの木のおもちゃは、のびのびと遊ぶために大きめなサイズが特徴なので、カツラ材はとてもマッチしていました。他メーカーでカツラのおもちゃがあまりないのが不思議です。昔は、経年
銀座歌舞伎座の檜舞台と同い、諸戸林業の百年ひのきを使って作ったゾウの親子、残りわずかです。在庫保管して少し年数が経ってきたこともあり、お値下げしています。ご覧のように、小さな子どものためのおもちゃとしてはかなり大きなサイズです。うちのおもちゃは、全体的にかなり大きめに作っています。子どもには、のびのびと、悠々と遊んでもらいたい、と言う思いからです。親のゾウは車輪を除いた厚みが5cmもあります。子ゾウは4cmです。車軸も木製で、よくある金属
汽車つみきは、日本の木製玩具の歴史の中で最も有名なおもちゃの一つです。1965年度、玩具全般から初めてグッドデザイン賞を受賞しました。今は希少になってしまった国産広葉樹のカツラの木を大量に使うため、20年ほど前からしばらく廃盤状態が続きましたが、10数年前から檜(ひのき)で復刻生産しています。子ども、特に男の子はみんな自動車や電車など、クルマが付いた乗り物が大好き。と言っても、いまの子どもは蒸気機関車は乗ったことも見たこともない子がほとんどですが、ちゃんと電車(汽
もう2月になって、すでに福袋という季節ではないのですが、今年初めて売り出してみた福袋のセット、4種類のうちまだ3種が在庫あります。なかなか終わらないコロナの他に、長引くウクライナ問題、円安などの景気悪化で高価な木のおもちゃは売れなくなってしまっています。でもやっぱり、子供が幼いうちに良いものに触れさせてあげたいですよね。おもちゃなどは優先順位からいうと後回しにされてしまうのかな...と寂しくなります。ただ、うちの木のおもちゃは、子どものためだけではなく、大人の方にこそ楽し
今販売中のさくらままごと未使用品に、まーるまるびなを乗っけて見ました。やっぱり、相性抜群ですね。さくらままごとの角の丸い作りと、まーるまるびなのまるっとしたフォルムがとてもしっくりきます。こんな風に、引き出しの中に収めておくことができます。まーるまるびなは、以前保育園用に「まーるまる」という丸い形のつみきを巾着袋にセットにした商品をアレンジして制作して見たものです。国産のブナ材で作っています。そろそろ、雛人形を飾る時期ですが、長くご
節分の日の昨日は、あかちゃんつみきの磨き作業をしました。角を大きめに丸めた、優しい手触りの赤ちゃんのためのつみきは、うちが元祖です。ひょんなきっかけで、銀座歌舞伎座の檜舞台新設の際に出た端材を、諸戸林業さんから安く分けていただいてから10年以上、諸戸百年檜で赤ちゃんつみきを作っています。今は、端材ではなく通常の材として仕入れさせてもらっているので、木のつみきとしては仕入れ値がかなり高価になっています。節約のために、塗装はせず白木のまま工場に作ってもらい、植物性油脂原料塗料での塗装
早くも2月になりました。来月はひな祭りの節句です。うちでは、節句のおもちゃは何年か前に「まーるまるびな」という商品を作りましたが、この「さくらままごと」もひな祭りのイメージのある商品なんです。国産のブナの木で作った2段のひきだしの箱に、桜材のおままごとが収まっています。おわん、お皿、コップがそれぞれ2セット。手作業のろくろ旋盤でムクの桜材から削り出して作りました。素朴で温かみのあるままごとです。スプーンとフォークはブナ材で、どちらも白木の無塗
今まで、弊社では福袋という商品をやったことがありませんでしたが、今年は都心のオフィスの引越しを考えているため、断捨離的な意味もあって、保存していたおもちゃの放出を兼ねた福袋をいくつか販売することにしました。中には今までほとんど販売したことがないだけではなく、展示しかしたことのない貴重な作品も含まれています。Aセット。ごっこのひきだしとサーカスの男たち、動物つみき(諸戸百年檜)。ひきだしは15〜20年くらい前に作った在庫品で、ひめひきだしと同じ、ベテランの職人さんが組み立ててい
大変遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。例年なら元日にアトリエの裏手の山にある神社にお参りし、初夕陽を拝むのですが、今年は4日になりました。丹沢山塊の後ろに、雪を頂いた富士山が顔を見せています。あかちゃんつみきなどに使用しているヒノキ、諸戸百年檜はこの丹沢の山懐で育っているんです。こちらはごっこのひきだし、最後の在庫品をセール中です。15年ほど前に製作して静岡県の工場に保管していたもの。北海道のセンの
60年近く前、1965年度におもちゃとして初の通産省グッドデザイン賞を受賞した汽車つみき。木製玩具というカテゴリーとかではなく、玩具全体から選ばれました。当時かなり話題になり、新聞やTVなどメディアでも取り上げられました。国産の広葉樹(カツラの木)を使い、国内の熟練の職人の手で仕上げたこの商品は、50年以上経った今でも全く古臭さを感じさせず、いわゆる「昭和レトロ」っぽさもありません。長年保管されていた未使用品や、使用感の少ない中古品などを丁寧に蝋ワ
もうすっかり年の瀬になり、今年も残すところあと10日ほどになってきました。さて、木のおもちゃって「おもちゃ」と付くからには子どものためのもの、と思うのが一般的ですが、うちの商品は大人でも楽しむことができます。それは本来おもちゃには使わないような、トップランクの木材を使っているから。こちらはうちの代表的な商品の一つ「あかちゃんつみき」。以前は国産のブナ材で作っていましたが、今は檜(ヒノキ)で作っています。あまり知られていませんが、一口にヒノキと言っても品質には
弊社のBASEのオフィシャルページで、明日金曜から18日日曜まで使えるクーポンが発行されます。最大で20%オフ、1000円までですが、5000円の商品だと4000円になるので結構お得だと思います。お一人さま1回までですが、クーポンコードbase10xmasをご入力のうえ、ぜひこの機会にご活用ください。例えば、この汽車つみきだと、13200円が12200円になります(送料込み)。クリスマス当日にもまだ間に合います。てのひらえほん•寺内定夫の木のおもちゃ
しばらくの間在庫切れだった「サーカスの男たち」最新ロット分を販売中です。きな臭い社会情勢や、未だに収束しないコロナ禍など、ストレスの溜まる今日この頃になっています。このサーカスの男たちは、子ども向けのおもちゃではもちろんあるのですが、大人の方でもちょっとした空き時間などに時間を忘れて夢中になれる木のおもちゃなんです。サーカス団の男たち4人の他に、四角や円柱など全部で11個のパーツがあります。ただ積み上げていくバランスつみきは他メーカーからもたくさん出ていますが
しばらくの間在庫切れになっていたバランスつみき「サーカスの男たち」、お待たせしていましたが最新版を販売開始しました。サーカス団の男たち4人と、つみきパーツ7個の構成は同じですが、木の種類が少し変わっています。今回もメインはけやきです。男(大、中)と丸棒がけやき、男(小)がナラです。黒っぽい色の立方体と平べったい板はウォールナット、円柱がビーチです。ウォールナットとビーチ(ブナ)は洋材になります。今回も、積みやすく滑りにくいように白木無塗装仕上げです。
区の図書館の貸し出しおもちゃに選ばれるなど、人気のごっこの鏡台。およそ30年くらい前に製作した、古い未使用の秘蔵品を2台販売中です。両方ともほとんど同じようなコンディションです。外に飾ったりしていたので、外気に触れ良い感じにエイジングが進んできています。当時のごっこの鏡台は、赤と黄色(オレンジ)の組み合わせでした。復刻した現行のものとはミラーの形などが若干違います。北海道産の広葉樹、センの木をむくで使って作っています。エイジングしたセンの木目
およそ40年前に制作したヴィンテージのお料理ごっこを販売中です。1980年代前半頃に作ったものですが、大切にされていたために非常にきれいなコンディションです。お料理ごっこの中古品はシンク部分に打ちキズが多かったりするのですが、こちらはかなりキレイです。また、40年くらいたっているのにレンジが緩くなっておらず、カチッと閉まります(ここは大抵緩くなってきます)。多少のキズはありますがほとんど気にならないレベルだと思います。エイジングしてきたカ