10年以上前にミニシアターで戦前の反戦川柳作家だった鶴彬という人を描いた映画を観た。この人のことは全く知らなかった。若くして官憲の堕夏と暴力によって獄中で亡くなった。当時の権力がこういう反戦の作家や詩人等を弾圧するのはよく聞く話であるが、映画を観ていて思ったのはこういう反戦作家の周囲にいる人たちやあるいは当時の一般国民の姿勢である。もちろん理解を示した人もいるだろうし陰ながら支持した人もいるだろう。しかし多くは無関心、あるいは官憲側に立ってあるいは遠慮して忖度してこういう反戦作家を「非国民扱い」