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国家主義の誘惑2018年7月28日(土)公開「天皇と軍隊」の渡辺謙一監督が、日本人の天皇、憲法、戦争観を浮き彫りにするフランス発のドキュメンタリー。国際関係史や地政学の観点から国内外の論客によるインタビューを交え、日本社会を誘う政治の正体、日本人にとってのナショナリズムを問いかける。あらすじ明治維新から今日までに見られる日本人の天皇・憲法・戦争観は歴史的にどのように“熟成”されてきたのか。世界にナショナリズムの風が吹き荒れるなか、フランス在住の渡辺謙一が、国際関係史・地政学の観点から国
先日,標記の映画を観てきたので,簡単にレポートしておきます。もともと欧米の人々に向けて,日本の近代国家の歴史と現状を紹介する趣旨で作られた作品のようである。しかし,と言うよりは,それゆえに,国家としての日本の姿が実に客観的に描かれていると感じた。私たちがすでに見慣れてしまった光景や言論も,こうやってスクリーンで改めて見せつけられると,民主主義国家としてはやはり未熟というか異様な姿と言わざるを得ない。フランスなど欧州からは,日本にいる私たちよりも,その異常さがよりはっきりと見えるのだろう。欧
8月も終わるのに今月初めての投稿です。長いご無沙汰でした。十三ナナゲイから上映作品の案内とチラシが毎月送られてきます。その中にこの映画のチラシがありました。「国家主義の誘惑日本人にとってナショナリズムとは」その裏面です。毎回何作か行かなくちゃと思う作品があるのですが、気がつくと上映期間が過ぎていたりして出会えなかった作品のなんと多い事か。これは行きます。9/1は夜は大塚まさじさんのライブがザロック食堂であり、休みを取っていたから渡辺謙一監督のトークイベン
明治維新から今日までに見られる日本人の天皇・憲法・戦争観は歴史的にどのように”熟成”されてきたのか。世界にナショナリズムの風が吹き荒れるなか、フランス在住の渡辺謙一が、国際関係史・地政学・の観点から国内外の論客によるインタビューを交えながら、日本社会を誘う政治の正体、日本人にとってのナショナリズムを問いかける。果たして、取り戻さなければならないものは何なのか。本当に知らなければいけないことは何か。日本社会を俯瞰することで見えてくるものとは……。