ある猟師が関戸村のイヤヅヶ谷(えき)に来て、ある日の夕方、鳥屋にこもってキジが出てくるのを待っていました。ふと見るとミミズが鳥居の前をはっています。ところが、ガマがどこからともなく飛び出してきてミミズを食い去ろうとした矢先に、草むらの中から蛇がたちまち出てきてガマを捕らえ呑み込んでしまいました。猟師が不思議に思っているうちに、キジが来て今度は蛇を捕らえ、ついばんでしまいました。猟師は「これはよい獲物である」と鉄砲をとり、狙い定めて撃とうとして、ふと因果応報の道理を思い出しました。「今、もしキジを