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宮本輝の「よき時を思う」という本を読みました。この人の本には、あまり誰も知らないような仕事とか珍しい事物、食べ物などがよく出てきて、どれも興味をそそられるものばかりです。中国の「四合院造り」という変わった建物はじめ、登場人物たちのマニアックな仕事や仕事への関わり方などが生き生きと描かれていて興味深いです。食べ物では、誰かがイギリスで食べたという、溶けたチーズを乗せたパンにママレードを塗ったものが出てきて、読んだだけではあまり美味しくなさそうでしたが、せっかくなので真似して作ってみたら、意外
<おとといより続く>郭沫若の故居を参観した。ここは晩年住んだ立派な四合院。展示が多くある中、書道関係だけを取り上げる。「作家、历史学家、考古学家、政治家」と肩書きはいろいろあり、手広い。中国で一番古い字が甲骨文で、その研究者としても有名。だから、壁に「甲骨文」が彫ってあった(ことに私は全く気付かず、同行者が気付く。私、どこに目ぇ付いてんねん)。甲骨については過去記事へ。こっちは発掘していらっしゃる現場の写真。工人じゃないんだから!出て来たのは磚(レンガ)。「富貴」と書い
<前日より続く>あ、齐白石旧居纪念馆だ。入ったことあるけど、行ってみるか。その場で予約。入館無料。斉白石(1864-1957)清末から中国の画家・書家・篆刻家。現代中国画の巨匠。湖南省長沙生まれ、転々としたが、55歳で北京に住み始めた。非主流の絵だったが、陳師曽(画家)が支援して出品した、1922年東京の日中共同絵画展をきっかけに、斉白石の国際的な評価が高まった。詳細は日本語ウィキへ。斉白石の故居は北京に二つある。跨车胡同に住んでいたところ、周恩来の計らいでここ雨儿胡同に住居
ご訪問ありがとうございます。中国在住歴6年北京駐在妻のjinjinです★中秋节の連休はいかがでしたか?今年は旅行に行けなかったので北京にいる内に体験してみたかった四合院ステイを決行〜!!!▼四合院について四合院-Wikipediaja.wikipedia.org(北京人は四合院儿て言ってる)前日に急遽決めたもんで‥日程と外籍人OKの条件を満たす所はあまり見つからなかったものの、良い感じのお宿を発見♪新しめ(2019年开业)外宾适用、そしてそして‥真正的老北京
*・゜゚・*:.。..。.:*・'*・゜゚・*:.。..。.:*・'ご訪問ありがとうございます。中国在住歴6年北京駐在妻のjinjinです*・゜゚・*:.。..。.:*・'*・゜゚・*:.。..。.:*・'この日の最高気温36℃青空の中向かったのは‥北锣鼓巷絶賛、修繕工事中。数ヶ月後にはまた、全然違う景色になっているんだろな。地铁8号線、什刹海站から歩くこと15分。胡同のお洒落カフェ代表VOYAGECoffeeや、有名なエコストアTHEBULKHOUSE等あ
しばらく行けないけど、ためていた北京の故宮博物院の記事。・5月3日起,故宫博物院将关闭所有室内展厅,开放时间另行通知。给您参观带来不便敬请谅解。昨日発表があった。故宮博物院は室内の展示を閉鎖。・【“进宫”了!600尾京产观赏鱼被投放到故宫博物院】4月25日,600尾北京自主培育的观赏鱼被投放到故宫博物院内金水河与御花园水池中。明清の時代に金魚を観賞するのが流行った。故宮の御花园に金魚を放った。動画ここ・只要你去故宫,就不能离开这些神级纪录片故宮に関するドキュメンタリー。・
昨日書いた「北大红楼」の前後に行った店。行ったのは二週間前なんだけど、嘉德でオークションの展示を見て、昼食。一人なので軽く麺。「十一寸」。おしゃれな店内。大众点评で单人工作餐(花椒葱油面,凉拌莴笋丝)、36元が27元に。麺もタレも味がよかった。さすが人気店。そして莴笋丝は余ったので持ち帰った。食後、「北大红楼」へ。参観を終えて、コーヒーを求めて北上。美术馆后街40号院。ここは平家で四合院のようだが、ピッカピカなので新しく建てたものだと思う。子ども用の図書
MRT圓山駅周辺は観光スポットがいくつかある。「林安泰古厝」は台湾の別の場所から移設された四合院造りのお屋敷。2013年に訪れたことがある。花博公園から歩いた。↓四合院造らしい空間にウットリ。
正月に北京に行った時は、胡同の中の四合院のホテルに宿泊しました。日本でいう京都の長屋ホテルに宿泊する感じでしょうか?
一年以上前のことだ。隋建国という有名な芸術家の展覧会が故宮の东华门の近くにできた画廊「合艺术中心」で開かれることを知った。写真で見ると素敵な空間。是非行きたい。微信の公众号をフォローして予約する。そうすると電話がかかってきて予約が成立するという今時変わったシステムだった。待てど暮らせど連絡なし。もう一回予約する。同じ。それで電話すると、出ない。全く出ない。おまえは公家【gōngjīa】か!とツッコむ。もちろん民間に決まっている。あ、【gōngjīa】は「くげ」じゃないからね。私は
昨日より続く。餃子を食べ終わる。向かいが和食屋だった。出ました!日料。旧鼓楼大街は飲食店が多い。兵馬俑がこんにちは。西安というか陝西省の料理屋。和食屋が実に多い。板前十勝。だるまがたくさん。熊本食堂。鴨川道場。旧鼓楼大街の南はT字路。左(東)へ。鼓楼がお目見え。有料。上に上がれる。たぶん要予約。太鼓のショーもある。鼓楼を南へ。网红のSNS映えするスイーツなどがあるカフェ「隐海Finecafe&canteen」后海南沿柳荫街甲2号。ここは最近行ったば
ここは、香港の一番北のほうの粉嶺地区にある「華明市場」。建築がなんか違うでしょ?この華明市場は、中国の伝統的家屋「四合院」を模して作ってあるんですって。●動画はこちらからどうぞ!https://youtu.be/ElGtSqCIT2g【香港散歩】新界粉嶺「華明市場」を歩く-YouTubeyoutu.beこのバス停のスグ前が薬局でその隣が「華明市場」の入り口になっているのですが、周りの写真を撮り続けていたら、薬局のおばさん(私よりも若いと思う)に、「
先に読んだ百花文芸出版社版の《四世同堂》は、原作の最後の部分(88章から100章まで)が割愛されていました。なぜ割愛されたのかそのいきさつは不明です。また、老舎が苦心惨憺中国に持ち帰った原稿は文化大革命中に行方知れずになりました。今回読んだ《四世同堂》は、戦前老舎が米国に滞在している時、アイダ・プルーイットが翻訳した英語版を新たに中国語に翻訳しなおした作品です。(チョットヤヤコシイ)第一部から第三部までの割り方は原作と同じですが、一部名前が変わっているのと、章の数が結構減少して
《四世同堂》を読み終えました。西安は出てきても共産党は出てこないし、重慶は出てきても国民党は出てこず、いわゆる憂国の士(政治運動家)が出て来るのですが、小説の最後の終わり方に唐突感がありました。また第一部、第二部と比較すると、どうしても第三部だけが短いように感じられました。あれっと思って、北京出版集団公司版の《四世同堂》をチェックした所、私が読んだ本は87章までしかありませんでしたが、元々の小説は100章まであったとの記載がありました。老舎が米国滞在中100章まで書いて解
新型コロナウイルスに負けず、何か日頃出来ないことにチャレンジしようと考え、長年懸案となっていた老舎の長編小説《四世同堂》を読み始めました。全二巻で合計1,147ページある大作ですが、とりあえず上巻の446ページを読み終えました。第一部惶惑では、盧溝橋事件を端に発した日中事変に伴い、北平市(現北京市)が日本軍に占領(沦陷)され、市井の人達が戸惑う様子が描かれています。より具体的に言うと、北平の四合院に四世代が同居している話ですが、主なメンバーは以下の通りです。祖父:祁老太爷
大家好ご訪問ありがとうございます。スクール受講生の皆様からは、有難いことにこれまで実にさまざまな心温まるプレゼントをいただいてきたのですが、なかでも最近とくに嬉しかったのが、こちらの中国土産、風水トランプです10年以上の長いお付き合いになる女性生徒様、さすがは私の好みをよーくご存知でいらっしゃいますちなみに、中国語ではトランプのことは扑克pu1ke4といいます。トランプをするは打扑克da3pu1ke4ですね。(打は使用頻度がかなり高い動詞のひとつなので、本ブログでも是非とりあげたいテーマで
1980年代の北京。アメリカの会社で働いている方立群は北京生まれでしたが、既にアメリカで30年以上生活しています。(つまり解放前にアメリカへ移民)ところが会社の経営者が中国人嫌いのため、喧嘩してコンピューター会社の仕事を辞めてしまいます。その結果、折角の機会だからと妻と息子のパウロを連れて、北京の姉を尋ねて里帰りします。方立群の姉とその夫は政府の役人でしたが既に定年退職済みで、娘の莉莉と一緒に四合院に住んでいました。姉家族は弟家族の里帰りを快く受け入れましたが、顔は
前日に西安に着いて、講義は西安2日目の夜7時から。半日以上自由時間をいただいた。碑林はもう行ったからいいわ。私は翌週北京の博物館に日本人を連れて行く予習をずっとしていて、午前中ホテルで調べ物をしていた。11時頃ホテルを出て、バスに乗って、地铁2号线にも乗って「钟楼」で下車。これは鼓楼。この北側が回民街。両側すべてお店。露天も並ぶ。北京にこういうところ、ないんだよね。つまらない。2015年に行った時子ども二人と食べ歩きをしたが、横道に逸れてみた。中もアメ横状態なんだけど
前回からのつづき和興鍾家夥房の道路に面した4つの部屋には3つの出入口があり、店舗として使われていたそうです。今は応接間として使われている、そのうちのひとつの部屋でお茶をいただきました。鍾さんのお話によると、屏東県政府の支援を受けて、現在建物の保全と修繕が進められているそうで、足場が組まれている何箇所かありました。四合院の中あるかまど↓隣の鍾氏萬成祖堂との建物の間↓修繕が済んだ箇所は真新しくなっています。朱色が色鮮やかですね。次は、隣りの鍾氏萬成祖堂を見学します。つづく台湾旅行ラ
前回からの続き屏東客運の路線バスを降りた後、街歩きをスタート。バス停の前にT字路があり、左右どちらへ行けばよいのか迷います。これまでだったら、最後はエイ!ヤー!で決めた方へ行っちゃうのですが、今日はポケットWI-FIをレンタルしていたので、スマートフォンに表示させた地図で確認。右へ曲がりました。やがて集落の入口らしい場所に出てました。五溝水圳を渡ると、右手に「映泉禅寺」という大きな寺院が見え、そのそばを通り抜けました。googleマップで「西盛老街」と書かれた場所へ来たら、Y字路
高い建物が多くとても近代的な北京ですが、北京市内の「南锣鼓巷nanluoguxiang」というエリアにはレトロな雰囲気の「胡同(hutong)」が今も残っています。胡同には四合院と言われる平家があり、ここは昔ながらの雰囲気を残す横丁のようなところです。観光客からも人気のエリアで、昔の建物をリフォームして作られたレストランやカフェ、雑貨屋さんなども沢山あります。中国中を自転車で旅をした店主の「过客」というカフェバーもあり海外のガイドブックにも紹介されていて非常に人気のお店です。「南锣鼓巷」の古
コンニチワ、Jasonです。台風18号はまだ上海沖。早く出て行ってくれ〜!この間にどんどんネタを放出していきますね。北京といえばその4北京ダックいうまでもありませんね、北京ダック。北京ダックの超有名チェーン、全聚徳。場所は前海のほとり。客はほとんど観光客でしょうね、どんどん客が入ってくる。これも鉄板、コックさんが目の前でダックを捌いてくれます。やっぱり美味しいですね。北京といえばその5胡同
2014年に世界遺産に登録された什刹海。故宮の北西に位置しています。昔は北京の水源であり、江南から京杭運河(世界遺産登録の大運河)を経て運ばれた食料や雑貨が集積する場所だったようです観光スポットになっていて、現在はレストランやお土産やさんがズラーと並んで歩いてるだけで楽しいです😋道の間を歩くと昔ながらの家や雰囲気ものこっている胡同があります皇族や高級官史がすんでいたお家がずらり現在は住んでいる人も少ないという四合院中国の昔の家も見学できる場所も。20元で中の家の様子が見られます。
北京滞在三日目は市内観光です。こちらもツアーに入りました。昨日と同じガイドの馬さんが来てくれ、しかも私たち以外にツアーのお客がいない夏休み中の日曜日で、混雑が予想されるため、前日に「明日は30分前倒しで」と言われました。・・・本当にどこもかしこもすごい混雑でしたまずは天壇公園へ。以前、この屋根の瑠璃色の美しさに感動したことを思いだしました。北京で一番好きなところを問われたら、私は間違いなく天壇公園と答えるでしょう。30年経っても変わらず美しい瑠璃色でした。天安
ここは戦時中は台北などからの疎開地だった地域ですが、今は高層マンションが乱立しています。知人のお宅は今は希少な四合院。大きな庭の端っこの方には当時の防空壕が。今は焼却炉として利用されています。
息子が旅行から帰って来た。入試が終わって結果はまだ。「何もすることがない」と言ってゲームばかりする。これは連れて出かけようと、娘も携えて、まずは昼ご飯。地下鉄7号線「珠市口」A口を出る。北に向かう通りは「粮食店街」。北上してすぐに見える「第十旅馆」。以前経営していて、今は内装をしていて(し終わって?)、閉鎖中。閉まっている期間が非常に長い。通るたびに気になって覗く。さらに北上。2分で着く「豐食堂」へ。築160年。きれいに内装しちゃって、古民家で食べてます感ムンムン。
読了。本書は、中国の伝統住宅を解説とイラストで紹介している。このイラストがとても分かりやすく、眺めているだけでも楽しい。図説民居-イラストで見る中国の伝統住居(著)王其鈞(監訳)恩田重直図説民居―イラストで見る中国の伝統住居3,240円Amazon中国の伝統住宅というと、北京の「四合院」が頭に浮かぶ。そういえば、かつて北京滞在中に「胡同ツアー」で四合院を見学したことを思い出す。あれは25年くらい前か・・・。古い建物がどんどん壊されていて、街が造りかえられてい
天津旧城の南側の入口(鼓楼駅側)から入って、鼓楼の手前左側に天津格格府典蔵博物館があります。入場料10元(約180円)。二つの四合院からなる建物で、清朝末期の王女、裕徳齢の住まいでした。格格とは満州語で王女のことだそうです。門を入った両脇の建物には、ちょっと面白い武将の像が並んでいます。これは六十太歳神といって、道教の神様で各干支ごとの神様がいます。私の干支は壬寅(みずのえとら)で、太歳神は賀諤将軍。ネットで調べたら元代の将軍でした。2019年の神様は謝太将軍。
昨日も今日も、天気が良くてとても気持ちいいですせっかくなので、昨日は友達とかねてから行こう、行こうと言っていた、古い住居をリノベしたカフェに行ってきました。車を持っていれば問題ないのですが、市内中心から地下鉄の終点まで40分、そこからバスに乗り換えて30分、最寄りバス停から徒歩で15分…と、行くのに少々気合が必要なのですが、おしゃべりしながらだとあっという間です。そして、着いて早々、視界に入ってきたのは、この門構えですので、それだけで私たちのテンションはアップ中庭を囲んで
昨日はちょっと遠出してお花見をしました。住宅街の中にある公園。八重桜が見ごろでしたよワインとパンを買って、桜を鑑賞運動会で使ったフラワーポンポンを思い出す・・・。(今はフラワーポムとかペーパーポンポンと言うのね)天然のフラワーポンポンを触ってみたくなる図。さて土曜日に中国語レッスンに行ってきました。リスニングの練習にて、順着大路・・・道に沿って歩いた先で「往西拐」西に曲がって。「拐」は字を見ると