ブログ記事8件
硬軟両様、台湾取り込み加速中国親中派首長を厚遇蔡政権と明暗訪中後の韓国瑜氏、出馬か台湾総統選対中融和、統一戦略で揺さ振り昨年十二月、台湾の統一地方選で大勝し、党勢を回復した最大野党・国民党所属の市長や県長が対中交流へ傾斜する政策を打ち出したことに呼応し、中国は訪中する国民党の首長を厚遇し、香港やマカオの一国二制度を台湾にも適応できるよう民意取り込みを加速させている。31日、中国軍機が台湾海峡の中間線を超えて侵犯するなど、武嚇(ぶかく)も行い、硬軟織り交ぜた習近平政権の統一戦略は、
混迷する次期総統候補選び台湾総統選2020党主席選が試金石、難航も惨敗の民進党台湾与党の民進党は統一地方選での惨敗で蔡英文総統が党主席を引責辞任したことを受け、来年1月6日に党内選挙で正式な党主席を選出し、2020年1月の総統選に向けて党勢立て直しを図る。求心力のある有力候補が見当たらず、大勝した野党・国民党も呉敦義党主席が高齢かつ地味なために次期総統候補選びは与野党とも混迷が予想される。(高雄・深川耕治、写真も)躍進の野党・国民党も不透明韓国瑜現象、親中傾斜に距離11月24日に行
台湾で長年にわたり政権を担当し、現在は最大与党である国民党に、「分裂の可能性」の見方が出ている。呉敦義主席(党首)と朱立倫新北市長が並びたたない「2つの太陽」であり、洪秀柱前主席は国民党と考えの近い党外勢力に接近する動きを見せている。呉敦義氏は馬英九政権時に副総統や国民党副主席を務めた。2014......続きを読む
中国共産党寄り政策が批判されて野党に転落した、台湾・最大野党の国民党の新主席に前副総裁の呉敦義氏が就任です。反日・親中政策をとった馬英九・前総統は台湾国民の支持を得られず野党に転落……新たに国民党主席に就任した呉敦義主席は『中国大陸と台湾はともに一つの中国』との考えを維持しながらも……中国寄りだった前党首の路線を修正、台湾の主権を重視する考えを示しているとのこと。また反日色も弱めるとのことですが、そうすると中国共産党は面白くないし、本家、民進党との政策に差がなくなりそう。
これまた歴史の皮肉です。台湾・国民党の主席に呉敦義前副総統が選出されました。呉敦義氏は馬英九総統時代の2期目に副総統となり中国との融和策をとった人物で、今後も路線継承と見られるとか。これに対し国民党の宿敵・中国共産党の習近平主席が中国共産党トップの総書記として呉氏に祝電を打ったとか。祝電には『中国共産党と国民党の両党が台湾独立に反対し』……『両岸関係を平和発展の正しい方向に導き、民族復興の偉業を成し遂げることを願う』とあったとか。かつて日中戦争で国民党・蒋介石を日本
台湾で20日に行われた国民党主席(党首)選で、前副総統の呉敦義候補が得票率52.24%を獲得して勝利した。現職主席である対立候補の洪秀柱候補の19.2%の2.7倍以上の得票を得ての圧勝だ。同主席選は、得票が最も多かった候補が投票の過半数を得ていなかった場合には上位2名による決戦投票が行われる規則だっ......続きを読む
台湾で20日朝、国民党の主席選(党首選)の投票が始まった。事前の世論調査では馬英九政権時に副総統を務めた経験のある呉敦義氏(写真)がリード、現職の洪秀柱主席は苦戦している。早ければ日本時間午後7時から8時ごろに開票結果が出る見込み。国民党は2014年11月の統一地方選、16年1月の総統選で惨敗した。......続きを読む
台湾の国民党主席選挙で先行する呉敦義前副総統【中華の「顔」】昨年5月、野党に下野した台湾の中国国民党は20日、党主席(党首)選挙を行う。6人の立候補者のうち、支持率46%で他候補を大きくリードしているのが本省人(戦前から台湾に住む人の子孫)で安定感のあるベテラン政治家の呉敦義前副総統だ。事実上、過半数に届く勢いの呉敦義氏、外省人(戦後、台湾に来た人々)で現主席の洪秀柱氏(24・3%)、外省人で前台北市長の郝龍斌氏(18・8%)の3人の争いとなっている。昨年の台湾総統選で蔡英文氏に大敗した