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『君の顔では泣けない』（上映中～：J-MAXｼｱﾀｰとやま、TOHOｼﾈﾏｽﾞﾌｧﾎﾞｰﾚ富山、TOHOｼﾈﾏｽﾞ高岡）公式サイト：https://happinet-phantom.com/kiminake/高校1年生の坂平陸と水村まなみは、ある日、プールに一緒に落ちたことで心と身体が入れ替わってしまいました。いろいろ試しても元に戻れない二人ですが、いつかは戻ると信じ、入れ替わったことを周囲に秘密にしたまま日常生活を送り続け･･･。君嶋彼方さんの同名デビュー小説（例によって
君の顔では泣けない君嶋彼方の小説を原作に描くヒューマンドラマです。ひょんなことから心と体が入れ替わったまま15年間過ごしている男女の姿を描く。面白かったです。男女の身体が入れ替わるドラマは、昔から幾つも存在します。いまだに製作され続けるのには、理由があるのです。それは、性別が違う身体に入れ替わることへの飽くなき好奇心なのだと思います。俺って、変態ですかね？笑同性の身体に入れ替わるドラマが全く製作されないのは、そういうことだと思います。やっぱり、
はじめに男子高校生と女子高生がプールに飛び込んで、男女が入れ替わってしまうお話。観客のレビューが一様に高評価なのは何故か❓考えてみたら、男性が女形を演じる歌舞伎役者のお話「国宝」の大ヒットが下地にあるのだと思う。そしてもう一つは、これまた大ヒット中の「爆弾」と同じく、会話劇が中心であること。芳根京子演じる陸と髙橋海人演じるまなみの会話劇は、佐藤二朗演じるスズキタゴサクと山田裕貴演じる類家の会話劇にも匹敵する本年度屈指の会話劇に仕上がっている。ちなみに今年度下半期の私的映画最新ランキングは
初読み作家さん(・∀・)結婚して、子供を儲けてささやかながら幸福な家庭を築くおそらくそんな将来が待っていたはずの男・西澤祥太僕の恋心は、祥太から“普通”の幸せを奪ってしまった…報われたはずの恋も、届かなかった想いも、消えかかった願いもみなほろ苦く胸を焦がす様々なかたちの愛が紡ぐ連作短編集君の隣に、僕がいていいのかって事ででは早速ゲイカップルとその周りの人達の連作短編集でしたん～～…ねこまま腐女子BLが大好き（小説も漫画も）同性愛が当たり前で、ハッピー
芳根京子さん・髙橋海人さんの演技の素晴らしさ圧倒的な説得力とリアリティ多くの観客が、「本当に入れ替わっているのでは?」と錯覚するほど自然な演技だったと絶賛している。芳根京子さん(陸役)女性でありながら、中身が男性である「陸」を演じ切る繊細な表現力特に陸の家でのキレ芸が秀逸で、「一番の功労者」との評価もふとした仕草や表情で男性性を自然に表現苦悩する表情、葛藤を抱える姿が印象的で「どんな表情していても綺麗」との声(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会髙
「君の顔では泣けない」を観てきました。ストーリーは、高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちて心と体が入れ替わってしまう。2人は元に戻ると信じ、入れ替わったことを秘密にしたまま日常生活を送り、高校を卒業し、進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れなど人生の転機を入れ替わったまま経験していく。そして30歳の夏、まなみは陸に、元に戻る方法がわかったかもしれないと告げる。というお話です。高校1年生の夏、坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちた翌朝、体が（心が
「君の顔では泣けない」(2025／ハピネットファントム・スタジオ)監督：坂下雄一郎原作：君嶋彼方脚本：坂下雄一郎芳根京子高橋海人西川愛莉武市尚士中沢元紀林裕太前原滉ふせえり大塚寧々赤堀雅秋片岡礼子山中崇おすすめ度…★★★☆☆満足度…★★★★☆最初は情報も含めてノーチェックだったこの作品。公開のタイミングでいわゆる男女の入れ替わりものだと知って興味を持ち、しかも15歳で互いの性が入れ替わってからそのまま経過した15
今年は素晴らしい邦画が多いが、この作品も順番を繰り上げて感想をアップするレベルの作品だった。坂平陸と水村まなみは、高一の夏に二人でプールに落ちると、翌朝体が入れ替わっていた。それから15年後、体が入れ替わったままの二人はともに東京で働いていたが、地元の喫茶店で落ち合う。この喫茶店は、以前1年に一度、二人が会っていた喫茶店だった。かつて陸だった新まなみ（芳根京子）が到着すると、かつてまなみだった新陸（高橋海人）が、元に戻る方法が見つかったかもしれない、と言う。突然の話に戸惑う新まなみ。
ツイート転載15才で身体が入れ替わったまま男女が“上手くやっていこう“と生きてきた15年。「転校生」をメタで描きながら、その青春の先まで追う。今“つくる意味。性自認のことやら人生の選択肢のことやら…想像喚起させる濃淡ある演出で素晴らしい俳優陣の芝居を丹念に映し撮った傑作👏海人くん素晴らしかったがやはり芳根さんは演技モンスターだな…そして東宝シンデレラ強いなあ。白山さんに西川さんか双方の家族（と主人公たちの関係性）の描き方、というか描き加減描かなさ加減良かったです。性同
#シン・キネマニア共和国#君の顔では泣けない#芳根京子#髙橋海人#坂下雄一郎もし自分が入れ替わったまま人生を過ごすことになったら……という、他人事ではないゾワゾワした気持ちで最後まで魅入ってしまう映画でした。主演二人の好演も特筆的。芳根京子も髙橋海人も共にチャレンジングながら肩肘張らない演技によってお互いがお互いに似てくるあたりがお見事。坂下雄一郎監督、次週は『金髪』が公開されます。『君の顔では泣けない』心と身体が入れ替わったまま15年が過ぎた男女の関係https://sta
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君嶋彼方角川書店2022年8月発行お初の著者さんです。題名と装丁に惹かれて借りました。図書館HPの解説から引用すると・・高校2年の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。大量の机が窓から投げ捨てられる怪事件の犯人と疑われた旭は、真犯人を見つけて疑いを晴らそうとする。だが能力者仲間にも距離を置かれてしまい…。高校生である・・それだけで生きづらい時期かと思うのですが・・しかも冴木旭（愛称はアーサー）には特殊能力がありまして・・それをどうにか、作り笑顔で誤魔
君の顔では泣けない君嶋彼方角川書店2021年9月君の顔では泣けない(角川文庫)Amazon（アマゾン）圧倒的リアリティで「入れ替わり」を描く小説野性時代新人賞受賞作!高校1年の坂平陸は、プールに一緒に落ちたことがきっかけで同級生の水村まなみと体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの秘密にすると決めた陸だったが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、うまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。もう元には戻れないのだ
君嶋彼方『君の顔では泣けない』高校のクラスメイトと入れ替わってしまった男女の15年間を描いた物語。主に男視点で語られる。男女入れ替わりは今まで色々あったけど、ここまでお互いを思いやってる2人はいなかったんじゃないかな。共犯者という言葉が出てきたけど、戦友だよね。男には男の、女には女の辛さ&良さがあり、元に戻っても「結局ないものねだりなんだよね」というセリフが印象的だった。
★★★★デビュー作『君の顔では泣けない』から追い続けている君嶋彼方作品。本作も瑞々しさに満ち溢れていた。「走れ茜色」「樫と黄金桃」「灰が灰に」「レッドシンドローム」「真白のまぼろし」「青とは限らない」各話のタイトルに色が入った6話収録の連作短編集。とある高校を舞台に繰り広げられる青春小説だがこの年代ならではの心理描写がリアル。大人でも子どもでもない彼らの純粋さや未熟さ、承認欲求など全ての感情が鮮明に浮かび上がる。読み進めるうちに感じる繋がりと違和感。最終話の
𓎂読書。備忘録𓎂𓇬一番の恋人君嶋彼方『君の顔では泣けない』の著者が描く、恋愛を超える愛の物語道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。重荷に感じたこともあったが、父には感謝している。「男らしく生きろ」という父の期待に応えることで一番の人生はうまくいってきたからだ。しかし二年の交際を経て恋人の千凪にプロポーズしたところ、彼女の返事は「好きだけど、愛したことは一度もない」だった――。千凪はアロマンティック・アセクシャル(他人
読了誤解を恐れず感想を語るならば千凪ちゃんにスゴく共感結婚して子供も産んでるのに何を今更って言われそうだけど私が若い頃は今と違って結婚するのが当たり前の風潮だったからそれが普通と言われた今は多様性の時代自分の子どもたちを見てるといいなあとつい思ってしまう普通って何でしょうね普通の物差しは人それぞれあ～気儘な暮らしがしたいなあ🤣君島彼方さんの作品をもっと読みたくなりました📖大谷さん特大の30号ホームランバットフリップの美しいことよきかなよきかな
★★★★★デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた名を持つ道沢一番は、父親の「男らしく生きろ」の言葉に囚われ続けている。恋愛感情も性的欲求も抱く事がないアロマンティック・アセクシャルの神崎千凪。そんな二人が出逢い同じ時を過ごし始める。一番と千凪、其々の視点で交互に描かれる事で二人の心の揺れや葛藤が痛い程伝わり、切なさで胸が締め付けられた。互いに相手を必要とし、共に生き
#9974月8日（月）淀屋橋実施しました。書を認めるゆえ、筆のおろしどころが重要です。大根ゆえに、おろしどころが栄養です。アルテミスとルイ16世がルネッサーンスなひとときをありがとうございました。紹介された本です。・教養としての書道/前田鎌利・隠れ繊細さんのやりたいことの見つけ方/時田ひさ子・UFOのつくりかた/中垣ゆたか・強運の持ち主/瀬尾まいこ・おでんオデッセイ/山本幸久・アルテミスの涙/下村敦史・死刑執行人サンソン/安達正勝・君の顔では泣けない/君嶋彼方・夏の姑獲
初読み作家さん(￣▽￣)って事ででは早速入れ替わりモノかぁ…んー…でも、第１２回小説野生時代新人賞選考委員沖方丁、辻村深月、森見登美彦…読んでみるか…ん？…お？……おお！入れ替わりモノなのに当人同士が恋愛関係にならないのね！何だろう？←何がよ？もし、ねこままが１５の頃大した関わりもない同じクラスの男子と入れ替わってしまったらめちゃパニクるし、ダウンするし自暴自棄になってただろな…ポジティブに受け入れてたとしてもこの子達
高校2年生の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。異質な存在への無遠慮な視線と偏見に耐え、必死で笑顔を作る旭だったが、大量の机が窓から投げ捨てられるという事件が起きて能力者が犯人と疑われる。旭は真犯人を見つけ疑いを晴らそうとするが、また新たな事件が起きる…世の中に一定の割合で能力者がいるという世界観でのお話。その能力は旭のように時間を止めたり、他人の気持ちが読めたり、転移できるなんてものもある。世間では、そういう能力があることは受け入れられているけど、持っている人といない
君嶋彼方KADOKAWA2022年8月夜がうたた寝してる間にAmazon（アマゾン）795〜4,455円高校二年の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。だが旭にとって一番大事なのは、普通の場所で、普通の人と同じように生きていくことだ。異質な存在に向けられる無遠慮な視線や偏見に耐え、必死で笑顔をつくっていた旭だったが、大量の机が教室の窓から投げ捨てられるという怪事件が起こり、能力者が犯人ではないかと疑われる。旭は真犯人を見つけて疑いを晴らそうとするも、悩みをわかり合え
２０２２年８月２５日(木)かなり久々の不定期ブログとなりました💦読書の秋！？と言うにはだ少し早いですが、、、さらに相変わらず厳しい懐事情なのですが、、、購入せずにはいられなかった書籍が本日（明日）発売に！『夜がうたた寝してる間に』君嶋彼方：著（KADOKAWA刊）小説野性時代新人賞受賞作「君の顏では泣けない」を初読した時に久々に自分好みの作家さんが現れたと。これは次作以降も是非読んでみたいと待ち続けていましたが、明日ついに君嶋彼
これは家族にも言えない、俺と彼女のふたりだけの秘密。「君の顔では泣けない/君嶋彼方」高校１年の坂平陸は、プールに一緒に落ちたことがきっかけで同級生の水村まなみと体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの秘密にすると決めた陸だったが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、うまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。もう元には戻れないのだろうか。男として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきかーー。
先日、お友達と久しぶりに長い時間お喋りしました＊何でも話せるお友達＊なかなか会えないけれど、そんなお友達がいてくれるという事は、最高の財産です！さてさて、陽射しが日に日に強くなってきたこの頃。全身隈無くＵＶケアをしましょう！そして暑さに負けない様、スタミナも欠かせません！久しぶりに次女と2人で、利休の牛タンをいただきました〜！私達は食べるのが遅いので、周りの席の方々を何人も見送りながら…美味しゅうございました＊つきちゃんの部屋んぽ＊まるっ！！＊君嶋彼方君の顔では泣け
なんだか不思議な物語身体が入れ替わってしまった男女のその後の人生のお話もちろん、戸惑いながらでも生きていかなければならないわけで…気持ちは分かるんだけどね
同級生の坂平陸と水村まなみは高1の時に体が入れ替わってしまう。元に戻らないまま、陸は高校を卒業して、上京、結婚、出産と、まなみとしての人生の転機を経験していくことになる。15歳から30歳まで描かれていました。男女入れ替わりというよくある設定かと思ったら、元に戻らずに相手のまま生きていくのは興味深い。こういう入れ替わりものって、すんなり相手の生活に馴染んだりするのがモヤっとしてたんだけど、この話はそこに焦点を当てていてよくぞ私の言いたいことを言ってくれた！あのヒットした映画は
2022-16テレビ探偵著：小路幸也誰もがテレビに夢中だったあの頃、8時の時報と共にあいつらがやってくる！昭和44年、人気絶頂のコミックバンド「ザ・トレインズ」の１９歳のボーヤ葛西チャコは、個性的なメンバーたちに振り回されていつも忙しい。ある日、トレインズに土曜夜8時の新番組を持つ話が持ち上がった。スターへの道が拓けたことを喜ぶ者、音楽に専念できないことを危ぶむ者…その間で右往左往するばかりのチャコだが、そんな中、生放送中の舞台で殺人未遂事件が発生し・・・・。元気全開、昭和
君嶋彼方『君の顔では泣けない』相手の気持ちが分からないからこそ、人は繋がれる。繋がりたいと思う。『君の顔では泣けない』刊行記念君嶋彼方×辻村深月対談|カドブン〈年に一度だけ会う人がいる。夫の知らない人だ〉。意味深な一文から始まる『君の顔では泣けない』は、第12回小説野性時代新人賞を受賞した君嶋彼方のデビュー作だ。本のオビには、選考委員である辻村深月の選評が引用されている。「この作品を推すために選考会に臨もうと、読み終わった瞬間、強く心に決めました」。そこまで胸を掻き立てられた理由とは何
