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中島ゆたか(なかじま・ゆたか)本名上野ゆたか昭和二十七年(1952年)十月五日茨木県水戸市に誕生。令和七年(2025年)十一月二十七日死去。七十三歳。日本映画史のファムファタール代表と申し上げたいひとだった。中島ゆたかは綺麗で妖しくて素敵だった。本日は代表作『直撃地獄拳大逆転』恵美役の輝きを尋ねたい。『直撃地獄拳大逆転』映画トーキー86分カラー昭和四十九年(1974年)十二月二十八日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東映
今回はレアなクレージー映画「日本一のヤクザ男」を特集。これまた視聴困難でね、仕方がないので東宝ドリフ映画同様台本を基に紹介。日本一のヤクザ男70.6.13キャスト日本一郎植木等花山才太郎ハナ肇前野登志子司葉子前野由紀子小林夕岐子柳井吾郎藤田まこと前野武造田崎潤健次山下洵一郎和助左とん平昌江横山道代鶴子野川由美子根本組長安部徹横田名和宏村井社長多々良純萩原清水元竜造睦五郎警官人見明流しの歌手沢田研二ストーリー舞台は昭和初
主演はアンヌ隊員のひし美ゆり子と橘麻紀。京都が舞台やけど、お夏は住職のことを「和尚はん」と呼んどる。お夏の父が言うように、「おっさん」と言うのや。「おっさん」「おばはん」の「おっさん」とは発音がちゃうけどな。それから「お七」を「おしち」と発音するのんもおかしい。「おひち」。*****竹林で密会する丹波屋の若旦那、世之介(中林章)とお夏(ひし美ゆり子)だが、住職(汐見章)の妾でもあるお夏は住職に関係がばれることをおそれる。世之介は亡母の形見の櫛を渡して結婚することを約束し、彼女をよろこばせる
クリスチーナ(ChiristinaLindberg)の上司、ギネス(MarkDarling)は、自分たちの目的は日本という野蛮な国を第二次アヘン戦争の舞台にすることで、まずは大物政治家を狙わなけらばならない、しかし仕事のことをしっかり考えていないから拳銃を盗まれたりするのだと言って、彼女を張り倒す。そして犯す。*****黒川邸を訪問する岩倉(名和宏)。黒川(川津清三郎)がいなくなった隙に浮気相手の夫人、八重路(三原葉子)に迫る。「いけませんわ。こんなところで…」。夫人はもと、葛西刑事(殿
ChiristinaLindberg(クリスチーナ・リンドバーグ)の日本映画初出演がこれらしい。昭和40年代後半の日本の映画になぜ出演することになったのかと思えば、この人に少々こだわってしまう。ちなみに、「ポルノの女王にっぽんSEX旅行」では彼女の表記は「クリスチナ・リンドバーグ」。そしてまた、この映画でも殿山泰司が…。そして岡八郎。*****明治十九年の東京。娘と千本鳥居を歩いていた刑事、葛西(殿山泰司)が二人の男に襲われ、かばんを奪われる。懐からこぼれ落ちる花札。彼は猪鹿蝶を拾って絶
今回からは松竹ドリフ映画を全作特集。まぁつまらないんだけどなぁ。ドリフというキャラクターを90分の映画にすると残虐と乾いた笑いと醜い争いしか残らないのが事実。なにはなくとも全員集合!!67.8.5松竹新たに開通する西武バスと草津電鉄の対立話ドリフ初主演といいながらも三木のり平が実質的な主演。まだ様子見だったんだろうなあ。無難な喜劇映画といった所。この無難路線が続いていればなぁ。それでものり平だから安心して見ていられる。若水ヤエ子長介の妻役。東北ズーズー弁丸出し。ブーは何故かバス会社
落雷の瞬間を見たことある?▼本日限定!ブログスタンプある、ある(汗)…🌩️⚡️😱「雷記念日」930年(延長8年)平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫が亡くなったそうです…⚡️平安京では日照りが続き雨乞い行事の出来事でしたが、この落雷は政治的策略で左遷させられ亡くなった菅原道真の祟りとされ、雷の神「天神」とされ菅原道真を祀られるきっかけとなった日です「露天風呂の日」日付けは「ろ(6)てん(・)ぶ(2)ろ(6)」の語呂合わせ露天風呂の発祥は岡山県の湯原温泉だそうです…♨️
東映のエロ路線は日活ロマンポルノと対照的な作品が多い。東映は東映らしい反体制とエロチシズム。皮肉った笑いの表現そして俳優陣はほぼ同じメンバー。にっかつは低予算のためか青春、文芸そして時代劇と作風は自由。SEXシーンが二回は行っていれば良いという軽い縛りで自由な演出を監督に任せている。※今のTV業界で言えばにっかつがTV東京で東映がそれ以外のキー局みたいな感じ。今作は東映らしいぶっ飛んだ作風で度肝を抜かれた。あらすじ江戸時代中期田沼意次(安部徹)は
「銭形平次」(1967)銭形平次が誕生する映画版をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は山内鉄也。予告編はありません。平次(大川橋蔵)は鳶職の政五郎(河野秋武)の下で働く職人で、師匠の政五郎は将来的に娘のお静(水野久美)の夫にと考えています。平次がバクチをしていた夜、ガサ入れに遭ってブタ箱に入ると、幼馴染の辰之助(小池朝雄)と久々に再会。平次の気風の良さに惚れた八五郎(大辻伺郎)からは獄中から子分にしてほしいと付きまとわれます。一人だけ牢屋から出されて、亡き父と
又三郎という男が急死し、長屋に葬式が出た。又三郎は越後屋を勘当された身で、由之助という越後屋出入りの職人が、よく面倒を見ていたらしく、葬式も上手く仕切って済ませた。実は新妻お絹にも隠して、又三郎と由之助は2人で諮って嘘の葬式をでっち上げ、親元の越後屋から金を引き出そうとしただけだった。後から土葬された又三郎を掘り起こすはずが、ここで由之助は裏切って又三郎を生き埋めに。又三郎の家に戻った由之助は、すぐにお絹を口説き落とし、又三郎の母親が置いていった金も巻き上げ
『直撃!地獄拳』TheExecutioner映画トーキー87分カラー昭和四十九年(1974年)八月十日公開製作国日本製作東映東京企画矢部恒坂上順脚本石井輝男撮影山沢義一録音小松忠之照明川崎保之丞美術藤田博音楽鏑木創編集祖田冨美夫助監督橋本新一記録山内康夫擬斗日尾孝司スチール加藤光男進行主任東一盛忍法指導初見良昭装置井保国夫装飾米沢一弘美粧入江荘二
タイトル徳川セックス禁止令色情大名公開年1972年監督鈴木則文脚本掛札昌裕鈴木則文主演杉本美樹制作国日本本作はフランスのポルノ女優、サンドラ・ジュリアンを迎えて東映で制作されたエロティック時代劇。サンドラは本作の前に同じ鈴木則文監督で「現代ポルノ伝先天性淫婦」に出演しているから2作目となる。将軍家斉の時代、唐島藩城主が、セックスの快感を独占すべく発令した“閨房禁止令”をめぐっての大騒動を描いた映画だ。この2閨房禁止令”について劇中で盛んに「禁令第175条」と呼
4年前に投稿した記事ですが,その後名前と顔が一致した俳優さんもいたので新たに付け加え、新版として再掲載致します。東映仁侠映画、実録作品に出演されている脇役俳優さんに興味がある映画ファンの方々に少しでも参考になれば幸いです。安部徹、内田朝雄、河津清三郎、天津敏、遠藤太津朗といった東映任侠映画でおなじみの俳優は映画ファンの認知度(顔と名前の一致)としてはかなり高いし、名和宏、山本麟一、今井健二、曽根晴美、室田日出男、小林稔侍、成田三樹夫、ピラニア軍団や悪役商会で知名度が高まった川谷拓三、
池玲子主演で東映が招聘したスエーデン出身のクリスチーナ・リンドバーグと共演した仁侠エロス作品あまり言葉はいらない。これこそ東映しか作れない映画であろう。あらすじ葛西徳蔵(殿山泰司)は警視庁の刑事だったがある事件を追ううちに娘の前で斬殺されてしまう。成長した娘は女博徒の猪の鹿お蝶(池玲子)となのり父の仇の三人を追って日本中を流れ歩いていた。金沢の賭場でいかさまがバレて処刑された男から成り行きで、妹のおゆきに金を渡してくれと頼まれたお蝶は東京に向かうが…
ひとつ前の当ブログで、今は無い「浅草名画座」で毎年、秋に5週間にわたって『仁義なき戦い』シリーズ(1973~1974深作欣二監督)を上映、スタンプラリーを実施していたことを書きました。この「浅草名画座」では、毎月、手作りコピー印刷の番組表を配布していました。ラインアップの作品紹介も独自で面白く、この番組表自体も楽しみにしていました。欄外のコラム?に「任侠雑学講座」なんてのもあって、ここにも『仁義なき戦い』週間になると、関連の文章が書かれました。その中に「仁義なき戦い/配役整理作戦」というのが
『直撃地獄拳大逆転』映画トーキー86分カラー昭和四十九年(1974年)十二月二十八日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東映配給東映企画矢部恒坂上順脚本石井輝男橋本新一撮影出先哲也録音広上益弘照明梅谷茂美術藤田博音楽鏑木創編集祖田冨美夫助監督橋本新一記録山内康夫スチール遠藤努進行主任志村一治擬斗日尾孝司装置根上一徳装飾米沢一弘美粧住吉久良蔵美容石川靖江協力オリエント
女番長(スケバン)玉突き遊び1974年10月封切り。東映京都作品。女番長シリーズ第七弾。池玲子も杉本美樹も出ていない。個人的には大好きな衣麻遼子、叶優子(綺麗なおねいさん)と、パイオツデカいけど、トロそうな田島晴美とか、ごった煮風でいい。
『恐怖女子高校』とは物騒なタイトル。今だったらコンプライアンスに引っかかること間違いなしだが(当時もR指定だが)岡田社長が進め東映エログロ・ポルノ路線のれっきとしたシリーズの1作目。これと並ぶシリーズに『女番長シリーズ』があるが内容的にはほぼ同じようなモノ?だが流石に榮蔵には勢いがあって東映らしいシリーズだ。あらすじ神戸市の聖光女子学院の3年4組には対立する2つのグループがあった。一方は学園長の妾腹の娘澄子(衣麻遼子)のグループと公務員の娘だがレイプされて非
昭和31(1956)年8月の夕刊の下のほう。右側、信用ある日活映画――。銭形平次でおなじみの野村胡堂原作『甲武信嶽傳奇(こぶしだけでんき)黄金地獄篇、人肌地獄篇』。ほぼ悪役という印象しかない名和宏が主人公というだけで貴重だ。しかし、真ん中の『アメリカン・プロレス名勝負激斗肉弾戦』というのも妙に気になる。動くアルプスことプリモ・カルネラや鳥人と謳われたアントニオ・ロッコ(ロッカ)の動く姿を大きな銀幕で拝めるというのも魅力的だ。力道山のプロレスもまだまだ黎明期。無骨なプロレスし
『緋牡丹博徒お竜参上』映画トーキー100分カラーワイド昭和四十五年(1970年)三月五日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東映京都撮影所企画俊藤浩滋日下部五朗脚本加藤泰鈴木則文撮影赤塚滋照明和多田弘録音渡部芳丈美術井川徳道音楽斎藤一郎編集宮本信太郎助監督本田達男土橋亨比嘉一郎記録牧野淑子装置矢守好弘装飾松原邦四郎美粧池内豊結髪瀬尾茂子衣裳松田孝擬斗谷明
『新必殺仕置人』「裏切無用」(『新・必殺仕置人裏切無用』)テレビ映画トーキー54分カラー昭和五十二年(1977年)三月十一日放映朝日放送系令和五年(2023年)七月二十四日から二十八日二十一時ラピュタ阿佐ヶ谷上映☆念仏の鉄と己代松が花札をする。己代松は遊びに行きたいと持ち掛けるが鉄は傾動(けいどう)の日だから無理と告げる。吉原以外に岡場所と呼ばれた私娼窟も多く存在していた。奉行所は丘場所
鍋島家の化け猫騒動を元に、直茂の代に改変して映画化。元和元年、鍋島直茂は主君龍造寺高房に下剋上を果たし高房を壁に生き埋めにし、その妻清姫に妾になれと迫る。清姫は愛猫お玉と共に入水し、以来その遺体は上がらず、沼は呪いの沼と恐れられて近づくものは誰もいなかった。しばらくして直茂は津山又右衛門の娘、雪路の美貌に目を付け、彼女に奥勤めさせるよう腹心の黒岩主膳に厳命。その夜は呪いの沼の霊を鎮める花火祭りの日で、黒岩は後難を恐れ直茂を諫めたが、直茂が諦める筈がなかった。
「緋牡丹博徒お竜参上」(1970)シリーズ最高傑作の声も多い第六弾を観ました。監督は加藤泰。予告編はコチラ。3作目で生き別れとなったニセお竜の娘お君を探しながら渡世の旅を続けているお竜(藤純子)。長野の温泉町にいるという情報もガセで落胆していたところ、賭場で知り合った渡世人青山常次郎(菅原文太)から浅草の芝居小屋にいる女優がお君かもと聞いて、すぐに東京へ向かいます。財布を掏ろうとしたスリのコンビ(山城新伍と山岸映子)を軽く懲らしめてから、浅草の東京座を仕切っている鉄砲久(
日本大学文学部哲学科中退後の51年、土方与志の人民演劇集団の移動隊に加わった草薙幸二郎(1929~2007)は翌年本格的に新劇俳優を志すため、劇団民藝の勉強会に研究生として入団。映画初出演作品は『夜明け前』(民藝/近代映協53)56年今井正監督の『真昼の暗黒』(現代プロダクション)では主役に抜擢され、迫真性のある演技が高く評価される。それ以降は日活アクション映画などで活躍。善人役から悪人役ともに印象深い演技を見せる。痩せこけた頬、細い目が光る容貌を巧みに生かし、ソフトなインテ
『新必殺仕置人』「裏切無用」(『新・必殺仕置人裏切無用』)テレビ映画トーキー54分カラー昭和五十二年(1977年)三月十一日放映朝日放送系令和五年(2023年)三月八日16:57BS朝日再放送☆念仏の鉄と己代松が花札をする。己代松は遊びに行きたいと持ち掛けるが鉄は傾動(けいどう)の日だから無理と告げる。吉原以外に岡場所と呼ばれた私娼窟も多く存在していた。奉行所は丘場所に予め取調べの日程を通知し
「緋牡丹博徒鉄火場列伝」(1969)徳島での騒動に巻き込まれるお竜さんを描くシリーズ第五弾を観ました。初見。監督は山下耕作。予告編はコチラ。明治中期。刑期を終えた重病の子分清吉(高宮敬二)を迎えに徳島の刑務所にやって来た緋牡丹のお竜(藤純子)。帰りに嵐に見舞われて立ち往生したところを江口(待田京介)に助けられて、藍の生産農家に身を寄せて手厚い看護を受けるも、清吉は死亡。農民たちに面倒を見てもらったお礼にしばらく徳島の藍染農家で働くお竜。かつて地元ヤクザの親分だった江口から
「若いお巡りさん」(1956)名和宏主演のお巡りさん映画をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は森永健次郎。予告編はなし。上野公園前巡査出張所勤務のマジメな若手警察官の太田(名和宏)。鹿児島県出身で、上野公園にそびえ立つ故郷の英雄、西郷隆盛の銅像に敬礼するのが日課の男。地方の家出娘が上野駅でチンピラに狙われて騙されそうなところを助けて臨時就職先を見つけてあげたり、上野公園で窃盗をしている浮浪者を見つけて逮捕するという初めてのお手柄を立てたり、近隣の治安を守るため
東映ニューフェイス第2期(高倉健、丘さとみなど)出身の今井健二(1932~)当初は今井俊二と名乗り、二枚目を演じていた。62年東映を退社、66年今井健二と改名して古巣の東映で『続・女番外地』の悪役を演じて以降、二枚目系悪役として映画、テレビで活躍することになる。強烈な悪役芝居も印象に残るが、『地獄の掟に明日はない』(東映66)では主人公のやくざ役に扮した高倉健の友人である新聞記者役。NET(後のテレビ朝日)で放送された最長寿の刑事ドラマ『特別機動捜査隊』(61~77)では三船主任(青
劇画家の佐藤まさあき原作の渾身のSM劇画の映画化。原作の壮絶な描写は知ってはいたが映画化されていたことに驚く。今ではコンプライアンスにひっかかりまくりそうな危険な原作をルパン三世等で知られる大和屋竺脚本を東映から呼ばれた『トラック野郎シリーズ』の鈴木則文が監督の力作。にっかつに外部からの監督が入るのは初めてで、企画のそのものは1977年からあったがお蔵入りしかけており鈴木則文が東映に掛け合って実現しただけに中々の完成度だ。達也あらすじ神納達也は20歳となり後見人の
海軍兵学校出身(第75期)にして、広島の原爆投下を目撃した新劇界の名優・鈴木瑞穂(1927~)は戦後京都大学経済学部に入学するが、劇団民藝の第1回公演「かもめ」を観て、「人間というのは一人ひとり、こんなに多彩な生き方ができるものか」と衝撃を受け、役者になることを決意して大学を中退。劇団民藝に入団。入団後は舞台、映画、テレビで活躍。役柄は正義派の弁護士(『白い巨塔』)刑事(『新幹線大爆破』)新聞記者(『帝銀事件・死刑囚』)を貫禄ある芝居で、熱っぽく演じる。テレビでは大河ドラマ、時代