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いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件(角川文庫)Amazon(アマゾン)<基本情報>タイトル:いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件著者:大崎善生出版社:KADOKAWA発売日:2019/3/23言語:日本語文庫:400ページ<あらすじ・内容>「2960」恐怖と絶望の中、死の直前に絞り出したメッセージ――2007年8月24日、深夜。名古屋の高級住宅街の一角に、一台の車が停まった。車内にいた3人の男
「東海テレビドキュメンタリーの押売り」公式サイト名古屋に居住しているわけではありませんが、岐阜県の東部に位置する“東濃”に暮して名古屋への通勤は30年を越えています。文化圏としては完全に名古屋圏であり、40数年前の高校生の頃より映画を見るのは名古屋の駅前から伏見・栄あたりに出掛けていた気がします。その当時は、夜の繁華街というイメージの今池に出掛けることはありませんでしたが…。今回の上映作品を見た今池の名古屋シネマテークは、今年6月で開館40周年を迎える名古屋を代表する老舗ミニシアター
「名古屋闇サイト殺人事件」は2007年に名古屋市で起きた金銭目的の殺人事件で、「闇の職業安定所」で結びついた川岸健司・神田司・堀慶末の3名が「若い女性を拉致して金を奪えばよい」と強盗事件を提案し起こったといわれる。驚くべきことに殺害した3人は何の接点もなかった。被害者を選んだ理由は「たまたま通ったから」だった。最後には被害者は殺され、その遺体は山中に遺棄された。この事件は余りの残忍さ故に、世間を震撼させた。犯人である3人の男たちは、事件を起こす直前に知り合ったばかりだった。出会いの場は携帯
監督・脚本:齊藤潤一出演:斉藤由貴佐津川愛美浅田美代子名古屋闇サイト殺人事件をドキュメンタリーとドラマで描いた作品。2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された名古屋闇サイト殺人事件。携帯電話の闇サイトで知り合った3人の男が逮捕され、被害者の母は加害者全員の死刑を望んだが、大きく立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例だった。被害者母のドキュメンタリーパートに加え、ドラマパートで事件前の母と娘のかけがえのない時間、短絡的で凄惨な事件を
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件」大崎善生2007年夏に実際に起こった殺人事件の真相を追ったノンフィクション。大好きな大崎さんが書いているなら尚更読まないといけない作品。さてどうでしょうか?2007年8月24日、名古屋市内に在住の31歳の女性会社員、磯谷利恵さんが帰宅途中に男三人に拉致されて殺害され、岐阜県の山中に捨てられた事件。この事件が異質だったのは犯人三人が(闇サイト)という犯罪を行うな仲間を募集する
10月後半の週末、同じ日に続けて見た映画ですが、劇映画『許された子どもたち』は名古屋駅西のシネマスコーレで、ドキュメンタリー映画『おかえりただいま』は名古屋シネマテークでの鑑賞です。今回リバイバル上映の映画『許された子どもたち』は、『先生を流産させる会』の内藤瑛亮監督が、実際に起きた複数の少年事件をモチーフに、構想に8年の歳月をかけて自主制作映画として完成させた作品。シネマスコーレ(シニア会員1,000円)。ドキュメンタリ―映画『おかえりただいま』は、様々な社会問題を取り上げたドキュメ
タイトルおかえりただいま監督齋藤潤一出演者斉藤由貴佐津川愛美浅田美代子大空眞弓須賀健太天野鎮雄矢崎由紗会場第七藝術劇場
ポレポレ東中野で公開間もない「おかえりただいま」(2020年)を見る。東海テレビドキュメンタリーの劇場映画の新作。今、わたしが興味あるのはクリストファー・ノーラン監督の新作「TENETテネット」ではなくこちらである。2007年に起こった「名古屋闇サイト殺人事件」を正面から描く劇映画。映画はドラマ編(75分)とドキュメンタリー編(40分)の二部構成から成る。ドラマ編では、この事件の被害者であるOLとその母親の20年に及ぶ生活と主犯格の犯人の幼少時代が並行して描かれ、凶行に至るまでの経緯が描か
いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件(角川文庫)778円Amazon2007年に起こったいわゆる「闇サイト殺人事件」は、地元愛知県の事件だったこともあり、強く印象に残っています。本作は、この事件を大崎善生さんがノンフィクション化したもので、大宅壮一賞にもノミネートされています。2007年8月24日、深夜。名古屋の高級住宅街の一角に1台の車が停まった。車内にいた3人の男は帰宅中の磯谷利恵に道を聞く素振りで近づき、拉致、監禁、そして殺害。非道を働いた男たちは3日前、闇サイト「闇
バカな小悪党が集まって、ワル自慢。ハッタリで増長して犯した残酷な犯罪。被害者の利恵さんはただ帰路についていただけ、自宅まで100m、偶然に凶悪なバカの集団と遭遇してしまった。なぜ、彼女がこんな残酷な殺され方をしなければならなかったのか・・・やりきれ無さしか残らない。彼女の生い立ち、最後まで暗証番号を教えなかった意志の強さ、2960の意味、800万の貯金の理由、残された母、知れば知るほど、犯人達
番組:実録!マサカの衝撃事件名古屋闇サイト殺人事件番組を見ていましたが、被害者の女性や残されたお母さんがあまりにも可哀想で可哀想で…途中で見るのを止めました。↑殺された女性は帰宅中、自宅まで100m手前で拉致された。女性から暗証番号を聞くと犯人たちは女性をハンマーで40回以上殴り無惨に殺した。犯人の自首により犯人グループは直ぐに逮捕された。犯人たちは裁判で反省の言葉を述べることは一切なく、自分勝手な主張ばかりで遺族の気持ちを逆撫でする言葉を発した。↑主犯の男が犯行の様子を恋人にメール
名古屋闇サイト殺人事件って知ってますか?私です。2007年に闇サイトで出会った男3人が31歳のOLを強盗目的で拉致し殺人した事件です。私は当時は知らなかったです。(かなり世間を賑わせたみたいなんだけど)2015年にこの犯人の中の1人の死刑執行された時に事件を知って調べたので知りました。2年前の記事です↓その事件の被害者と遺族のノンフィクションです。【いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件】いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件Amazonまず、この事件の犯人は3人
本日は休み。先週家族で横浜に一泊旅行をし、ズーラシアや中華街やアンパンマンミュージアムに行った。その帰りの電車で、下の子供の両足に発疹が出て広がってることに気づき、クリニックをそのまま受診。なんかアレルギー?と思ったら、なんとアレルギー性紫斑病とのこと。外遊びを控えて安静にすることが必要なため、保育園を休ませたりと何かと大変。本人はいたって元気だが。新旧問わず色々と読みたい本をkindleまたは紙で、スピードは遅いが読んでいる。5月は1冊の本に強烈に心を揺さぶられた。「
「名古屋闇サイト殺人事件」はニュースで何となくは知ってましたが今日の世界仰天ニュースで詳しい内容を始めて知りました。これは現代社会が生み出した最低最悪の事件。何の罪もない人が犯人達の無計画で短絡的な犯行で殺される。親の夢のマイホームを購入したくて一生懸命働いて決して派手な生活を送らず貯金してた真面目な人がこんな不幸な形で亡くなるなんてあまりにも悲しい。報われない。まして男3人がかりで「たまたま通りかかってしまったお手頃な」女性を拉致して最後は撲殺。全てが残忍過ぎる。酷すぎる。母親は3
読みながら泣きました。ホロホロとね。ほんとに。名古屋市内で起きた殺人事件(31才のOLの方が帰宅途中に車に連れ込まれ殺されました)のノンフィクションです。現場が近いし、登場するところの土地カンはあるし。行ったことのある飲食店が登場するし。まったく、いつ、自分の身に起きても巻き込まれても不思議はない、、そんな事件であったことが、せつないです。『もし、一本早い(遅い)地下鉄に乗っていたなら』『もしも、電話が繋がっていたなら』『たとえば、対向車があったなら』そ
「闇サイト」で集まった凶漢三人の犯行により命を落とした一人の女性がいた。彼女はなぜ殺されなくてはならなかったのか。そして何を残したのか。被害女性の生涯に寄り添いながら、事件に迫る長編ノンフィクション。いつかの夏名古屋闇サイト殺人事件(角川書店単行本)2016/11/30大崎善生Kindle版◆いつかの夏、女性は殺される瞬間まで闘った凄惨すぎる「名古屋闇サイト殺人事件」http://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_2
いつかの夏、女性は殺される瞬間まで闘った仲野徹:HONZ「いつかの夏」は涙なくして読めないノンフィクションだ(写真:hide/PIXTA)大崎善生は大好きな作家の一人である。もちろん最初の一冊はあの『聖の青春』で、いきなりファンになってしまった。以後、著作のほとんどを読んでいる。どの本も面白いのだが、なかでも、稀代のSM作家・団鬼六を描いた『赦す人』などは、誰にでも勧めたくなる出色のノンフィクションだ。上の画像をクリックするとHONZのサイトへジャンプしますいちばん好きな作品は、