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茶の湯に重要なのは清潔感、だよな~と最近痛感しています。これがね、難しゅうございます。毎日、いえ一日三回お風呂に入って身体は十分過ぎるほど清潔であっても清潔感というのは「感」が付いてるだけあって、あくまで「感じ」なのね。だから実際には清潔であっても清潔な感じがまったく無い人が居ますよねぇ。どうしたもんでしょう。どうしたら「清潔感のある人」=「清潔に見える人」になれるんでしょう。内面の問題でしょうか。いつぞや内面の一番外側が外見というお話を書きましたがその外見の問題でしょ
お茶を始めようという方、いつからにしましょうか?「仕事のプロジェクトに目途がついたら」「会社を定年退職してから」「子供が小学校に入ったら」中には「着付け教室で着付けをマスターした後で」なんて仰る方がいます。毎年毎年「来年になったら」と思っている方もいらっしゃるはず。皆さんさまざまな事情がおありで色々とご自分一人で決めるわけにもいかず「いつが良いのかなぁ。いつ頃にしようかなぁ」と考えていらっしゃる。何かを始めるのにあたって気後れもあるでしょうし、実際お仕事や子育て
11月16日土曜日名古屋城茶庭書院にて「尾張の茶の湯旦那衆の茶道具」と題して茶会が開催されます。詳細はこちら⇒名古屋城で尾張の茶の湯その際に見逃したくないお茶室や書院など重要な建造物をあげておきます。名古屋城で見るべきものは天守閣のしゃちほこだけじゃないのよ。まずは見取り図をご覧ください。名古屋城の正門から内堀の脇、天守閣の横を抜けて行く感じで歩いて行きますと約2,000平方メートルの庭園があってその中に4つの茶席があります。普段は茶庭の門が閉ざされ
お茶はお金が掛かると思い込んでいる方、お稽古を始めたとたんに「お茶盌を買いなさい。はい、ひゃくまんえん!」そういう事仰る先生はいませんから(いたら逆に素敵でもある)ご安心ください。きものも「必須ですよね。一式誂えなさい」こういうこともあり得ません。何を習うにしろ、実際に習いだす前には本当にそれが好きか嫌いか、わからないでしょう?「お茶=お金」的な適当なウワサや盛られた体験談や都市伝説に惑わされて二の足を踏んでいる方、まず一年間お稽古なさってはいかがでしょう。一年間通って
ご存知かもしれません。お茶を始めるきっかけに【お菓子】【きもの】【道具】があると。それぞれ好きな分野興味のある分野から入って行くんです。庵主は最初、お菓子が目当ての【お菓子組】茶話会や茶の湯ラボにご参加の方も断然【お菓子組】が多数です。なにしろ庵主のお茶の始まりがお菓子なのでお菓子が不味くちゃお茶じゃないとばかり東奔西走美味しくてお席の趣向に合ったお菓子を誂えておもてなししていますし、そのお菓子に見合うよう少々気張ってお茶も整えています。お菓子とお茶でセットですものね。
お茶して遊びましょう。お遊び予定速報です。紅雲庵主催のものや紅雲庵が遊びに伺うつもりや、お手伝いするおススメのお茶会。詳細は順にお知らせしますので日程だけ調整しておいてくださいね。new!11月23日金曜日・祝日茶杓削りの会お待ちかねの「茶の湯ラボ茶杓削り」です。今回も東京から伊藤宗和先生にお越しいただいてみんなで茶杓を削りましょう。11時より茶杓煤竹荒曲げ1、お弁当、一献、薄茶、お菓子会費13000円お申し込みは紅雲庵までご連絡ください。詳細はこちら⇒
茶事・茶会でもてなし側に重要なのは「往復で働く」ということ。はい、もう何百回も言われ続けています。「往復で働くのよ」「往復で働いてね」「往復で働けってばっ!」わかります?お客さまの前に何か運んだら手ぶらで帰るってことなく、空いているもの、不必要なものをささっと下げて帰ってくる。そういうのが往復で働く。茶事の時は、コレを持って出てアレを持って帰る動作が一連で決まってますからそうそう手ぶらで茶座敷をうろうろすることも無いのですが、大寄せなんかになり
ただいま色彩塾にて色の勉強中パーソナルカラーアナリスト棚橋美由紀ですメニューについてはコチラご予約可能日はコチラお問い合わせ・お申し込みはコチラ□□□□□□□□□□□□□□□□□□今日もご覧下さりありがとうございますお洒落楽しんでいますか?パーソナルカラーを知って似合う色を味方につけてお洒落を楽しみましょうよくお伝えする言葉ですがこのお洒落を楽しむ中々ねぇ~(苦笑)そもそもお洒落を楽しむのって自分が綺麗でいて心地いい、それでじゅうぶんなのですが…誰に見せるわけ
席中のしつらえやお道具、お菓子の写真など、紅雲庵茶話会や茶の湯Style紅雲庵カフェでは撮影OKにしてます。あとで画像を見せていただくと、どういう所が綺麗だとか面白いとか珍しかったとか、そういうお客さまの着目点がわかって大変参考になるからです。庵主のココ見てちょうだいという気持ちが届いたかな?どうかなって確認もしたいし。床の画像はまっすぐに、床の拝見のように撮ってとお願いしてあります。斜めや上からは、そういう視線で見られるようにしつらえてはありませんのでご遠慮ね。何度もお話
よく言われます。お茶を始めるきっかけに【お菓子】【きもの】【道具】があると。それぞれ好きな分野興味のある分野から入って行くんです。庵主は最初、お菓子が目当ての【お菓子組】茶話会や茶の湯Style紅雲庵カフェにご参加の方も断然【お菓子組】が多数です。なにしろ庵主のお茶の始まりがお菓子なのでお菓子が不味くちゃお茶じゃないとばかり東奔西走美味しくてお席の趣向に合ったお菓子を誂えておもてなししていますし、そのお菓子に見合うよう少々気張ってお茶も整えています。お菓子とお茶でセット
明けましておめでとうございます。今日は一月一日元旦です。とっくに初釜も終わり、お雛さまをお飾りのお宅もあるでしょうが、今日がほんとのお正月です。旧暦でのお話です。ざっくり書きます。細かい所までは書けません。現在世間一般常識的に用いるのがグレゴリオ暦、いわゆる新暦。日本が古から明治まで用いたのがおおよそ天保暦、いわゆる旧暦です。明治5年に明治政府が「今後はグレゴリオ暦で行きます!」と新暦へ変更したんです。それまで西洋諸国が使っていた暦と一緒にしましょうということです。政府が
平成由来は、『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで「内外、天地とも平和が達成される」ということだそうです。大徳寺高桐院松長剛山銘平成最初に「へ~せ~」と聞いたときは正直申し上げて脱力しましたねぇ。なんてことを思い出しながら紅雲庵茶話会初釜をいたしました。床は柳原白蓮、お爺ちゃまが白蓮と交友があったという師匠より賜りました。この日は二組の兄弟のお道具があって、ひとつはこのお軸の白蓮と兄の義光書付の
紅雲庵で初釜が続いています。初釜というのは新年の最初の釜、庵主にとっては何回目かもでも、お客さまにとって新年初紅雲庵なら初釜、でしょう。そしたら精一杯お正月らしく芽出度く華やかにいたしましょう。中には毎週の方もいらっしゃるので先週と変わり映えが無くてはつまらないでしょうし、乏しいお道具の中からやりくりしてます。青竹の柳入を床柱外側、根〆は千両花入はお裏さんの決まりで柳の結び方と花入の位置は表風、結んである紅白の水引は短く切り揃えず長いまま。お客さまが大勢さまですと、申
正式な茶事を体験なさった方はご存じでしょうが、茶の湯とお酒は切り離せません。美味しい濃茶をいただくためには少々のお酒、そのお酒を美味しくいただくための肴、欠かせないものです。ご存じない方は「えっ!お酒を呑むの?」とびっくりされます。そうかもしれないですね。ただし酔っぱらうためのお酒ではありません。あくまで濃茶を美味しくいただくための下拵えのお酒です。茶事でお酒を注ぎに出ると「呑めません」ときっぱりお断りになる方がいますけど、あれは大変失礼なことです。点心でも
松の内って門松や注連縄を飾っておく期間の事です。門松、注連縄を飾るのは12月28日が最適って言われてますが実は松の内は12月13日から始まります。「おことうさん」の日ですね。おしまいの日は関東が1月7日、関西は1月15日、(注)東西で違います。今年は旧暦十一月のうちに新暦のお正月を迎えました。旧暦の一月一日は新暦2月16日、そして関西風の松の内(一月十五日まで)と考えるとなんと、新暦3月2日までお飾りしておいてよろしいと。つまり3月2日まではお正月期間であるという事です。
茶の湯をはじめ和のあれこれに興味のある方に集まっていただいてレッスンをしています。点前の稽古でなく、お客振りの上がる稽古をメインにしています。茶席の中だけでなく、ビジネスシーンや日常のちょっと友人に立ち寄る、くらいの軽い訪問の場合でも「またぜひいらしていただきたいお客さま」もてなされ上手になるお稽古です。このあたりが一般的な茶道教室とは大きく違います。一般的な茶道教室ではだいたいその日一度お点前をして一度お客さんをして終了が多いと思います。早ければお稽古場滞在時間1時間未満のことも
名古屋市東区高岳にあるアンティーク着物Shop「ぴんぽんまむ」選りすぐりのヴィンテージ着物や帯が豊富に取り揃えられていますし、着付けレッスンもあるので、きもの初心者さんにも大人気のお店です。こちらのご店主着物スタイリストとしてご活躍中の石川真海さんのプロフィールが庵主と似てます。広告写真業界のスタイリストをするうちに和の美に目覚め石川さんはきものの世界へ、庵主は茶の湯の世界へ進んだ。お揃い!?姉妹!?妹が出来た!?勝手に思ってます。ぴんぽんまむ店主石川真海さん
最初は「お菓子突き刺し」が目に留まりました。これは茶道の作法以前のお行儀、躾の問題です。その後、庵主の茶友さんたちが続々とおかしな所を見つけました。お菓子の取り方以外にもいっぱいあったの、あなたは見つけられましたか?まずはこちら⇒間違い探しからお読みください。長襦袢のはみ出しなんか目をつむっても良い箇所ですが、ちなみにということでヘンな所に赤丸つけてみましたよ。はみ出し風炉先、茶席に持ち込んだ数寄屋袋、釜の位置、それより何より炉縁に気が付かれましたか?これ、焦縁で
「火迺要慎(ひのようじん)=火の用心」火伏に霊験あらたかな愛宕神社の御札。お茶では炭を使いますから火にはお世話にもなっているし、その分重々用心して使わなくてはいけない。本家愛宕さんの御札は料理屋さんなどの厨房にお祀りしてあります。紅雲庵の御札は淡斎先生が書いてくださったこちら。「茶人専用の火の用心や」と。裏面の覚書では平成十年とあります。もう20年近く前にいただいて、以来毎年の暮れにはこうしてお祀り?しています。お札を掲げて紅雲庵暮歳茶話会、お出掛けくださったお客
お茶に興味をお持ちでしたらどうぞお気軽にご参加ください。と、いつもブログでお誘いしていますが、なかなかハードルが高いのかと推測いたします。メールで日時の予約するって、簡単なようでも、会ったことも無い人にいきなり、ですもん。出来ないわって方も多いと思います。それに、悪徳着付け教室のように「ではコレとコレとコレとコレと買ってくださいね!」ってなにやらたくさん売りつけられそうになったらどうしよう~。雑なしつらえで雰囲気が楽しめなかったら厭かも。高圧的に「〇〇流に入門ですね!」
茶の湯ではお席の中の作法あれこれに加えて、いろんな印や決まりや約束があります。気軽な月釜だからと言って、まるっきりのはじめてさんが飛び込むとヤヤコシイ一大事になりかねないので、初心者のうちはレクチャー付きのワークショップタイプのお茶会を探すか、信頼できる先輩に道案内の付き添いをお願いしましょう。レクチャー付きお茶会ワークショップは後ほどご紹介します。まずお庭(露地と言います)では関守石や打ち水関守石などのお話は前述しました。⇒こちら枝折戸/柴折戸/栞戸(しおり
「和の稽古事の先生たちは生徒をタダ使いするよね」とSNSの書き込みで目にしました。え?タダ使い?お茶で言えば茶事や茶会の水屋、それに点前やお運びや下足番やらそういう労働を人件費を払わずに無料でさせている。と言うの。うわ~!そういう認識の方はお稽古を続けなくて結構だと思います。お茶のお稽古をする目的はなんでしょう?昨年ブログに書きました、「お稽古の先にあるもの」ご一読いただいてお話を続けますが、お稽古は茶事の亭主を目指してしています。茶事の亭主をすることって、難しいよ。
狐や狸のお道具は秋に使うと聞いています。たしかに薄の原に狐とか、月には狸が似合いますね。表千家の大先輩にいただいたコレ、コレ何でしょう?狐が八匹います。馬が九頭でうまくいくとか瓢箪が六個でむびょうとか、そういった言葉遊びでしょうか?語呂合わせは思いつきません。それもあるかもしれませんがこれは「狐の寄り合い」といいまして狐が仲良くぐ~んと近付きますとはい。蓋置です。蓋置よ。もちろんこのままでは狐がばらばらになってしまうから紐で巻止めて使います。
先に、茶道有楽流宗家のお茶会がなんと名古屋城でありますよ!とお知らせしましたが、(え?読んでないけどって方はこちら⇒「名古屋城に還ってきた有楽流」クリックしてください)その際に見逃したくないお茶室や書院など重要な建造物をあげておきます。名古屋城で見るべきものは天守閣のしゃちほこだけじゃないのよ。まずは見取り図をご覧ください。市民茶会などですでにお馴染みかもしれませんが、名古屋城の正門から内堀の脇、天守閣の横を抜けて行く感じで歩いて行きますと約2,000平方メー
今年の後半もお茶して遊びましょう。お遊び予定速報です。紅雲庵主催のものや紅雲庵が遊びに伺うつもりや、お手伝いするおススメのお茶会。詳細は順にお知らせしますので日程だけ調整しておいてくださいね。new!10月8日日曜日から12月3日日曜日までTakakoHayashi極小美術館岐阜県池田町にある「極小美術館」で庵主の大好きな林孝子さんの個展雅羅素と遊ぶ林孝子さんの新作、拝見するのが楽しみです。詳細は⇒TakakoHayashi⇐クリックで紹介ページへ
どうでしょう。タイトルだけでぐぐっと前傾姿勢になったのは茶の湯クラスタの皆さまだけではないはず。金鯱煌く名古屋城の茶室で、築城以来の御家流茶道有楽流宗家お家元直々の茶会です。御家流ってね、元々名古屋のお城の中で嗜まれていた茶の湯の流は有楽流なので「名古屋城のお流は有楽流」という意味で言われていたんです。流祖はもちろん、織田永益こと織田有楽斎如庵天文16年(1547年)~元和7年(1621年)織田信長の13歳年下の弟、利休の弟子、国宝茶席「如庵」を建造。そ
今年の後半もお茶して遊びましょう。お遊び予定速報です。紅雲庵主催のものや紅雲庵が遊びに伺うつもりや、お手伝いするおススメのお茶会。詳細は順にお知らせしますので日程だけ調整しておいてくださいね。new!9月9日土曜日茶杓を削るよ!午後4時からの回追加しました。詳細はこちら⇒茶杓削り茶杓、茶の湯の大事なお道具です。実際に自分で削ってみないとわからない、見どころってあるんですよ。宗徧流正伝庵伊藤宗和先生に教えていただきましょう。9月10日日曜日紅雲庵茶話