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先日、恩師との再会のことを書いた。今日は詳しく書こうと思った。私は小中高校と信頼ができる先生との出逢いがなかった。予備校に入ってから「予備校は勉強の場」と割り切り醒めた感があった。私は、代々木ゼミナールの国公立医学コースに入った。講師陣が非常によかった。そこで英文解釈の長文の担当になった先生がいらした。声がよく、情熱のある先生だった。時々、挟む雑談も絶妙なタイミングだった。文学、経済学、社会学、地誌学、ラーメンといった話だった。私が坂口安吾を読みだしたのもこの雑談からであ
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌千家人物散歩は、高山右近が最後に送った、細川三斎宛の書状です。南国へ流される自分の身を、戦場で命を落としながらも歴史に名を残した楠木正行と比べ、「自分も戻る事は無いが、名前は誰の心にも残らないでしょう。」と細川三斎への礼で結んだ文が、細川家の永青文庫に残されているのです。友やお茶がありながらも、キリスト教信者であることを選んだ、高山右近は、フィリピンルソン島で亡くなります。「生き方」を考えさせられるものでした。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。山藤の花。余談ですが、山藤が見事に咲いているということは、杉やブナ等の大きな木に藤が巻き付いているということで、山が荒れているということなのだそうです。切ないですね。今月のお家元のお話しは、感染症への対応の仕方は変わりつつも、「今まで培ってきた茶の湯の心をこれまで以上に大切に」と書かれていました。同じ空間でお茶を頂く。その事の貴重さを感じながら、暮らしていきたいです。利休梅。潔いほどの
GWも明けたところで、我孫子道院に新しい仲間が加わりました。新入門の拳士は、Tさん父娘。小学5年生のAさんと、お父さんのMさん我孫子道院では9組目の親子拳士になります。まだはじめたばかりですが、二人とも非常に筋がよく、早速、6月の千葉県大会にも出場することになりました!この親子で一緒に修行できるというのも、少林寺拳法の魅力のひとつ。親子なので、もともと家族であるわけですが、めでたく少林寺拳法に入門し、等しく同じ修行をする拳士となったことで、二人は同期、
今のお茶の先生に習って、早13年。入った頃より、ダントツナンバーワン✨の下っ端な私皆年上で、茶道では先輩でも、人生においては、ダントツな下っ端親子で通う、娘さんが一番若いとはいえ、学生さんなので、普段ほぼ必ずいるメンバーなら、やはりダントツの下っ端そんな、お姉様方の中で、元バリバリのキャリアウーマン✨なTさんが、ご自宅で女子会を企画してくれました❣️たくさんのご馳走✨を前に、年甲斐もなく、パクパク食べて、『獺祭純米大吟醸45』旭酒造株式会社
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。琵琶湖の水面が静かに波打って美しい。お家元も宗旦宗匠も、6、7日に行われる、全国大会の事を書いておられました。今回は宮島で行われるそうですが、人気で、「抽選外れたわ~。」と先生からお聞きしました。厳島神社の大鳥居が、三年半振りに工事を終えて、海の上にたたずむ姿は美しいでしょうね⛩️。そして、舞台で行われる献茶。小学生の時に家族で旅行した時、干潟でいつまでも遊んでいたことを思い出します。ご
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌、「千家人物散歩」は「高山右近」が始まりました。キリシタン大名であったこと、利休七哲のひとりで、お茶人でもあったそうですが、知名度は低いのではないのでしょうか。もう20年くらい前に、大阪の高槻をドライブしていた時に、キリシタンの遺産に幾つも出会い、高山右近の治めていた地だった事に、後から気づいた事を思い出します。信仰を棄てず、ルソン島へ渡って行った右近。残念ながら、到着後間もなく熱病で死んでしまったのだそうで
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元は「花開萬国春」の言葉にのせて、短期講習会の事、襲名披露茶会の再開の喜びを書かれていました。ちょうどSNSで短期講習会に参加された方が、金毛閣からの写真を上げておられました。期間中は「携帯預り」なのにびっくり!短期講習会、貴重な体験ですね。宗旦宗匠は三井家との繋がりで、国宝如庵での茶席披きの事を。あの茶室だなぁと嬉しくなるお話しです。国宝如庵の思い出。『2015年11月15日の旅。愛
ブロ友さまの一昨日のブログの題名を拝見してどきっ!!たっけんさんが茶会への資格が必要!?って言うのかしら?どんな資格?拝読しましたよかったーーーー❤お茶会に行くのに資格はいりませんとおっしゃってくださっています私もそう思います3月合「同門」清らかな茶の楽しみのページで初心者を大切にというお話がありました村田珠光の心の文という一文をひかれ「巧者をねたみ、初心者をみくだすようなことがあってはならない」と言っ
やっと夫の確定申告から解放されて、疲れ果て、結局、今日は何も出来ず💦💦記事は明日中に最低でも1つは更新します。昨日は、音大の後輩と久しぶりに会いました。彼女は、私より11歳も年下。彼女が結婚する前に出会い、彼女が赤ちゃんを産み、今、大学2年生。もう20年以上もお付き合いをしています。なぜ、11歳も下の後輩と知り合ったかと言えば、彼女と私は同門。大学の先生が同じなのです。クラシックの世界には、門下制度というものがあり、いわゆる華道や茶道と同じようなものなのですが、同じ先生に習っている
*名言好きな方におすすめ😀今日の動画付き名言は頭は丸めたものでハゲでなく今は髪を伸ばしている…続きはこちら〉〉
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌表紙。お家元は修復の終わった、祖堂の事を書かれていました。ソツ啄斎宗匠によって江戸中期に再建された、祖堂は、重要文化財に指定され、修復も文化庁の指導の元、行われたそうです。制約も多い事でしょう。真新しく美しい柿葺き(こけらぶき)。茶道具と同じく、使われながら受け継がれてきた茶室という文化財。利休像が祀られ、神聖な場所です。2017年に家元見学へ行った時の記事。『2017年10月23日のつれづれ(表千
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。今月は、江岑宗左三百五十回忌追善法要茶会の様子が詳しく、写真で掲載され、いつもの倍以上の分厚さです。茶会の様子はさておき、お家元は襲名披露茶事を再開される事、書いておられました。感染症の問題で中断されたままの茶事が再開される事、お喜び申し上げたいと思います。「なるべく本来に近い形で」とも書いておられました。濃茶回し飲みや、千鳥の盃は難しくても、茶室で和やかに催される会が、新しいお茶を作っていくのでしょうね。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元のことばは、江岑宗匠の事と、「心の健康」。三年振りに会えたお仲間の存在が、「心の健康」にどれ程大切か、私も先日の記念茶会で実感しました。お家元の講演、「江岑宗左三百五十回忌によせて」も、明日8日まで申し込めるようです。講演申し込み。オンラインなら、予定の合間に聞けるかも。私も申し込みたいと思います。鴨の家族。この傍に小さな鴨も居て、寒いながらも仲良さそうに泳いでいました。
「同門」の12月号が届きました先日表千家の北山会館に行き同門会の会員証を使って割引していただき表千家に戻ったことを改めて感じ嬉しく思いました北山会館の展示についてはまた書こうと思います12月号ということでもう今年も最後のひと月となりました個人的には流派を替え表千家にもどり新しい出会いがあり教室を開き新しい学びの場を与えていただきました「同門」の而妙斎のお言葉「無事の茶」より十二月のこの時季は、茶席に「無事」の語をよく拝見します「無事とは、何の
(今からお話するのは2021年2月20日~3月1日に出掛けた”四国の愛媛県・高知県をのんびり巡る旅”の話です。。。)愛媛県から高知県に入り早速”カツオ”を堪能~したら⇒久々に四国最南端の地『足摺岬』(土佐清水市)へ行ってみたくなりGO!岬の高台にある展望台からは紺碧の太平洋がぐるりと見渡せてめっちゃ最高~そして自然豊かな足摺岬には散策しやすいよう遊歩道が整備されているのでアチコチ歩いて
名古屋2カ所、大阪、と演奏してきて、本日は博多での演奏となります。昨日は移動日で、大阪でもう一本ライブをすることも考えたのですが、体調良く博多ライブをやりたいなと思い、休みにしました。ホテルに着いたら、移動と連続ライブでさすがにぐったりしていて、迷ったのですが、せっかくニューコンボに、辛島門下のピアニスト、浮城久美子さんが出演しているので、頑張って会いに行きました。浮城さんは、前回のランデルさんとのニューコンボに聴きに来てくれたり、私のCDも買ってくれたりと好意的に接していただき、嬉し
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元は江岑宗匠三百五十回忌追善法要及び茶会が無事に終わった事を報告され、八日九日の同門会全国大会が和歌山県で行われる事も書かれた上で、江岑宗匠の士官の事を書かれました。一、貴所事、大方紀伊国へ相調候由、内々望所、一入満足申候宗旦宗匠が、息子である江岑宗匠に当てた手紙の一文です。「一入満足」の言葉に喜びが込められています。ちょうどお知り合いの方々が、全国大会の様子を報告なさっていました。ゆかりの
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いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌、千家人物散歩の事を書いていませんでした。古田織部の逸話から、「お茶をさらりと点てる事」「友人を招く時のお膳」など書かれているのですが、最後の歌。たれゆへ(に)さのミ(に)身をやつすらん舟つなけ雪の夕の渡守冬の寒い中でもお茶の用で出かける織部。茶会で病を得てしまい、「誰の為に…。」と愚痴る様子が憎めず、よいなあと思ってしまいました。お散歩中のサボテン。透き通る美しさです。お茶の輪
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元の言葉は、江岑宗左宗匠三百五十年忌追善法要茶会の事。感染症対策で参加者は限られていたようですが、お知り合いが行かれた記事を上げておられました。また、尋牛斎久田宗也宗匠十三回忌、荷水斎左海祥二郎宗匠七回忌でもあったそうです。早いものですね。2016年の記事。左海宗匠の訃報。寂しくもありますが、法要が無事に執り行われる事は、喜ばしい事なのですね。法要に参加したかった思いのある方は北山
今日は大学の時の同じ門下の有志コンサートがあり、お手伝いをしてきました大学でピアノを教えつつ、子供を3人育てつつ、連弾もソロも出演された方や、子どもに離乳食をあげてから、寝た隙に本番に来て、弾いたら直ぐに帰られた方や、昨日は違う曲で本番をやっていた人などなど、仕事や家事や育児を理由にせず、皆さん隙を見つけてコツコツ練習されていて、本当スゴいなぁ〜と、感動しっぱなしでした!そして打ち上げお食事会では、どっぷりピアノ話✨弾いた本人からの反省点や、先生の感想、色んなやり取り全てが音大の頃を思い出
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙と冊子「利休」の案内。お家元のお話しは先月に続き、同門会の事。周年行事や全国大会も、さまざまな方のご尽力により始まった事が感じられます。昭和三十年に始まった同門誌の歴史を見て思うのは、Cさんのおばあさまの事。亡くなられるまで、すべての同門誌をきちんと取っておいておられたそうです。情報が少なかった戦後間もなくは、届く同門誌が心の支えだったことが思われます。宗旦宗匠は安倍元首相を悼むお言葉。表千家とのつながりを懐か
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌、千家人物散歩は、古田織部の「へうげもの」。異風な一面です。マンガ「へうげもの」の人気で、古田織部の歪んだ茶碗や、変わった絵付けの器などはよく知られるようになった気がしますが、徳川家の為の茶の湯、武家の茶を作った事は、あまり知られていません。先月の同門誌より、武家の茶。『2022年7月14日のつれづれ、武家の茶。』いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌「千家人物散歩」は引き続き、古田織部のお
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元は今年80周年を迎える、同門会発足の頃のお話しでした。機運の高まりはあったのでしょうが、戦時下であった1942(昭和17)年に発足された事は、やはり、お家元初め、さまざまな方が、「表千家流の茶の心と形を全国に正しく広める」という思いをひとつにされてこられたからだと思います。表紙を開いたところに、即中斎宗匠の遺帯をふくさにされた、土田友湖さんの作品が出ています。表千家HPの土田友湖氏の寄稿を貼
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌「千家人物散歩」は引き続き、古田織部のお話しです。古田織部は徳川秀忠に仕え、政治的茶の湯を演出する中で、「数寄屋御成り」という形式を生み出します。その中に「二重露地」と「中潜り」が出て来るのです。表千家の露地にある、「中潜り」と同じですね。中潜り。表千家不審菴:茶室への誘い:外腰掛からwww.omotesenke.jp表千家の露地は1788年天明大火の後に作られたそうですから、「御成り」を考えて作られたの
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。先日の大原でも、川遊びしなかったので、川遊びに行きたくなります。お家元は、三年振りの山鉾巡行について書かれておられました。「雲収山岳青」の風景を待ち望まれておられる様子が伝わってきます。状況によってはわからない事もあるとは思いますが、「にぎわい」がもたらす喜びを噛みしめる三年振りのお祭りが、無事、催行されることを祈っております。喜寿表彰についての記事もありました。知っている方のお名前は無かったのですが、楽しそ
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。熊本全国大会の様子や、11月に催される和歌山全国大会の告知で、ページの多い月でした。喜寿お祝いの会で、753名の対象者にお祝いをされたお家元は、「茶の湯は身体の健康だけでなく、『心』の健康にも大きく寄与しているとあらためて思うのです。」と書かれています。私も、傘寿を超えてなお、お元気な先生が目標です。茶碗と茶筅を持って、あちこち旅したいです。頂きものの砂糖菓子。左から、長芋、蕗、ぜんまい、くるみ
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の表紙。お家元は、熊本県で行われた、全国大会の事と、5/11から催される、松坂屋「千松会」の事を書かれ、「以前と同じ」ではなくても、「集える喜び」を、私たちと同じように感じておられるのが、伝わってきました。宗旦宗匠は、堺南宗寺で行われた、利休居士四百年忌の回想。三千家合同で行われた法要は、厳かな中にも見事な設えが、写真で拝見でき、「幾多の困難をこえて茶の伝統をつないでくれた先人たちの努力に、深く感謝の気持ちをいだいたのを思い出し
4日に始まった国展今年は3年ぶりの開催で、一般の出展者はもちろん、審査までに関わってくださった先生方や国画会の事務局の方々皆さんが『喜んでいる』そんなスタートでした。様々、お祝いのメールやお言葉を頂きありがとうございますm(__)m🍀お陰さまで「行きますね」という友人が想像以上に多くてビックリ❣️すると共に、気の引き締まる思いです。ありがたいです。今年は、柚木沙弥郎先生の100歳記念の展示もあります恩師の寺村裕子先生清水明子先生綿貫先生小島先生の輝くような✨作品作品も喜んでい