吉野実紗

10月31日（金）、紀伊國屋サザンシアターで、文学座『華岡青洲の妻』を見ました。有吉佐和子の作。演出は、鵜山仁。文学座としては、24年ぶりの上演。あらためて、『私物』をしっかりと演じられる劇団であることを感じました。着物での日常生活が遠くなった現在、着物での立ち居振舞いが、意識しての行為となってしまいました。そのことにより、かえって不自然さが生じて。1966年に発表され、1967年に発行された小説『華岡青洲の妻』。有吉佐和子自身の手で戯曲となり。1967年に、芸術座で、田村高廣、

6月24日(火)、紀伊國屋サザンシアターで、文学座の『もうひとりのわたしへ』を見ました。田村孝裕の作。五戸真理枝の演出。公式サイトから「鋭く人間を見つめ、軽やかにエンターテイメントに仕立て上げる手腕に定評のある田村孝裕氏。文学座への二度目の書き下ろしとなる本作は、40歳、人生の岐路をむかえた女性の物語。「女性にとっての節目って成人よりも還暦よりも40歳の節目が人生を左右するような気がした。」とのこと。選んだ人生、選ばないことを選んだ人生、幸せでありたいと願う気持ちはやがてパラレルに

9月25日(月)、文学座のアトリエで、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド』を見ました。本来は、もう少し早くに見るはずでしたが、体調不良者が出て、公演は中止に。で、振り替えられた日程のなかで、ようやく見ることが出来ました。なんとも、刺激的な舞台。脳ミソが沸騰し。疲れました、充実感に満ちた疲れ。『アナトミー・オブ・ア・スーサイドー死と生をめぐる重奏曲ー』直訳すると、『自殺の解剖』。2021年のリーディング公演では、『自殺の解剖』という題名を用いて。アリス・バーチの作。2017

文学座９月アトリエの会『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』2023年9月11日（月）〜23日（土・祝）*21日（木）〜29日（金）に変更文学座アトリエ作：アリス・バーチ訳：關智子演出：生田みゆき美術：乘峯雅寛照明：賀澤礼子音響：藤平美保子衣裳：宮本宣子舞台監督：的早孝起制作：白田聡、谷口邦明、鈴木美幸演出部：西本由香、水野玲子、戸塚萌、立花育栄音響操作：池田優美宣伝美術：荒巻まりの出演：栗田桃子（キャロル）吉野実紗（キャロルの娘アナ）

3月23日(水)の観劇。公演は、27日までなので、すでに終わっていますが。原作は、獅子文六(1893～1969)。『可否道』という題名で、1962年から翌年まで、読売新聞に連載されたもの。1969年に、文庫化された時に、『コーヒーと恋愛(可否道)』(ちくま文庫)と。1963年には、『可否道よりなんじゃもんじゃ』という題名で、映画化されてもいるそうです。それを、五戸真理枝が、脚色・演出。観劇の前には、当時の風俗の上に成立している、「古色」がかった作品と。しかし、実際は、2時間25

信濃町の文学座アトリエで小説家で演出家、岸田國士、久保田万太郎と文学座を創設した獅子文六の小説を五戸真理枝が脚色・演出した「コーヒーと恋愛」を観た。珈琲の入れ方を研究しその作法、味の追求を茶道ならぬ「可否道」として広めていこうとするサークル仲間たちの中の紅一点、アイドル的存在の女優坂井モエ子（吉野実紗）の恋愛模様を巡って—彼女の夫の浮気、別離に加え仲間内で新しい恋を成就させようという動きがー話は展開していく。「文学座ならではの脚色」を目指したという五戸、確かに年齢層の厚い、安定感

今日は。坂井モエ子役の吉野実紗です。今回出演者10人プラス演出家であいうえお順でブログをお送りしております。吉野はラストだなー。小学校のとき、あいうえお順で席が決まってて、いっつも後ろの方でしかも男子の方が人数多くて、給食の時男子しかいない席でめっちゃつまんなくて、黙々と給食食べてたなー。やさぐれたなー。吉野っていう苗字呪ったなー、かとう、とかたなか、あたりの自分のキラキラした給食時間想像してたなー、黒歴史だったなーなんて思いが走馬灯のように駆け巡りました。けれどトップバッターのうね

文学座公演『ジャンガリアン』2021年11月12日（金）〜20日（日）紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA作：横山拓也演出：松本祐子美術：乘峯雅寛照明：賀澤礼子音響：丸田裕也衣裳：山下和美舞台監督：加瀬幸恵演出補：五戸真理枝制作：田中雄一朗、最首志麻子、白田聡宣伝美術：チャーハン・ラモーン出演：たかお鷹（割烹高安店主・高安昇）吉野由志子（「たきかつ」女将、昇の元妻・多喜幸子）林田一高（昇と幸子の息子・多喜琢己）吉野実紗（琢己の妻、保育士

昨日１２月１６日。今年最後の文学座アトリエの会の『ガールズ・イン・クライシス』全１６ステージが終了致しました。ご来場頂いた皆様、映像配信をご覧頂いた皆様、誠にありがとうございました。また、チケットの事前送付やご来場時の検温・消毒等の感染症対策にもご協力頂きまして、厚く御礼申し上げます。本作品をもって、アトリエ７０周年記念公演は終了しますが、今後も劇団の創造と修練の場である文学座アトリエでのさらなる活動にご注目下さい。また皆様とお会いできますように。企画事業部

今日は公演１１日目。最後の昼夜公演。本日も寒い中ご来場頂きまして誠にありがとうございました。ディスタンスを取りながらもお客様の反応を近くで感じることができる特別な空間文学座アトリエでの本作品も明日で千秋楽を迎えます。明日も当日券販売致します！どうか文学座アトリエ70周年のラストを飾る本作をお見逃しなく！【当日券情報】１２月１６日(水)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)明日１１：００より、当日券専用ダイヤル(03-3353-3566)にてお受けいたします。【上

昨日は公演１０日目。昨日の暖かさと打って変わって寒い１日でした。公演終了時は小雨が降っておりました。ご来場された皆様どうぞあたたかくして過ごされて下さい。そして本日もご来場頂きまして誠にありがとうございました。そして残すところ３ステージとなりました。明日は最後の昼夜公演です。文学座アトリエ７０周年のラストを飾る本作をどうかお見逃しなく！【当日券情報】１２月１５日(火)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)１９：００開演の部→→ご用意あります(先着順)明日各ステ

本日は公演９日目。日中は暖かく、まさに観劇日和な日曜日でした。本日もご来場頂きまして誠にありがとうございました！残すところ４ステージとなりました。【当日券情報】１２月１４日(月)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)明日１１：００より、当日券専用ダイヤル(03-3353-3566)にてお受けいたします。【上演時間】１時間２０分（休憩なし）【ご来場前に必ずお読み下さい】文学座アトリエの会新型コロナウイルス感染拡大防止対策について→http://www.

昨日は公演８日目。本日もご来場頂きまして誠にありがとうございました。今日は昼夜公演２ステージを終え、早いもので残すところ５ステージとなりました。【当日券情報】１２月１３日(日)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)明日１１：００より、当日券専用ダイヤル(03-3353-3566)にてお受けいたします。【上演時間】１時間２０分（休憩なし）【ご来場前に必ずお読み下さい】文学座アトリエの会新型コロナウイルス感染拡大防止対策について→http://www.bun

昨日は公演６日目。８ステージ目を終え、明日より折り返しとなります。本日も寒い中ご来場頂きまして誠にありがとうございました。更にライブ映像のアーカイブ視聴が明日の23:59で終了となります。駆け込み視聴大歓迎です！アトリエの会初のライブ配信どうぞお見逃しなく！視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girls/【当日券情報】１２月１１日(金)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)明日１１：００より、当日券専用ダイヤル(03

昨日は公演５日目。６ステージ目を終え、本日休演日です。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました！来週１６日まで上演しているアトリエ７０周年のラストを飾る本作。また明日より走り抜けて参りますのでご来場お待ちしております。そして、ライブ映像のアーカイブ視聴期間が残り2日となりました！劇場でお楽しみ頂いた方も、おうち時間を過ごされている方もぜひお楽しみ下さい。アトリエの会初のライブ配信どうぞお見逃しなく！視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girl

本日（１２月８日）の読売新聞夕刊に『ガールズ・イン・クライシス』の劇評が掲載されました。ぜひ紙面でご覧ください。そして舞台写真（撮影：宮川舞子）を公開致します。ご観劇を迷われている方は前売は売り止めしておりますが、毎ステージお出ししている当日券をご利用ください。既にご覧になった方は余韻とともにご覧ください。企画事業部

本日４日目。今日は初のマチソワ公演でございまして、本日もあたたかいお客様に包まれたステージでした。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました！そして、5日夜公演のライブ映像見逃し配信中です。劇場でお楽しみ頂いた方も、おうち時間を過ごされている方もぜひお楽しみ下さい！映像は11日までご視聴いただけます。視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girls/【当日券情報】１２月８日(月)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)通

本日３日目。昨日の極寒から少し暖かくなった今日。初の昼公演でした☀️本日もご来場頂きまして誠にありがとうございました。そして、昨日夜のライブ映像見逃し配信中です。劇場でお楽しみ頂いた方も、おうち時間を過ごされている方もぜひお楽しみ下さい！映像は11日までご視聴いただけます。視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girls/【当日券情報】１２月７日(月)１４：００開演の部→→ご用意あります(先着順)１９：００開演の部→→ご用意あります

本日２日目は文学座アトリエの会では初のライブ映像配信もございました。劇場にお越しくださった皆さま、配信をご覧くださった皆様、ありがとうございます。映像は11日までご視聴いただけます。今からのご購入も可能ですので、是非ご視聴ください！視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girls/【当日券情報】１２月６日(日)１４：００開演の部ご用意あります(先着順)ねらい目です！明日６日(日)１１：００より当日券専用ダイヤルにてお受けいたしま

本日、無事に初日の幕が開きました！ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。座席数は通常時の半数ですが、皆さまからいただいた暖かい拍手はいつもより大きくアトリエの空間に響き渡りました。さて！明日の夜の回は公演時、ライブ映像配信を実施します。ご自宅で皆さまが最前列でお楽しみ頂けるライブ映像配信✨今月１１日まで見逃し視聴(アーカイブ視聴)ができます！是非ご覧下さい。視聴チケットはこちらから→https://eplus.jp/bungakuza-girls/【当日券情報】１２月５日

遂に明日より３月ぶり、およそ９ヶ月ぶりのアトリエの会『ガールズ・イン・クライシス』の幕が開きます！感染症拡大防止対策を施し、皆様のご来場をお待ちしております。【ご来場前に必ずお読み下さい】文学座アトリエの会新型コロナウイルス感染拡大防止対策について→http://www.bungakuza.com/guideline2020_atelier.html皆さまのご協力、何卒宜しくお願い致します。●『ガールズ・イン・クライシス』上演時間●上演時間：１時間２０分（休憩なし）【当

急に寒くなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？『ガールズ・イン・クライシス』は本日アトリエにて場当たり（テクニカルの合わせ稽古）を行いました。明日はゲネプロ（本番と同じ状況での通し稽古）があり、明後日4日にいよいよ幕が開きます！さて、本日は皆さまに嬉しいお知らせがございます！全ステージの当日券発売ができることになりました！※総座席数は変わらず、通常時の約半数、前後左右に間隔を空けてのご案内となります。当日券は開演の3時間前よりお電話（文学座当日券専用ダイヤル03-33

＜2020.11.27更新＞●一般のお客様向けの追加販売の予定はございませんが、残券が出た場合は、当日券（一般：4,800円）を販売致します。開演の３時間前よりこちらのお電話にて承ります。ぜひご利用下さい。【文学座アトリエの会当日券専用ダイヤル☎03-3353-3566】●文学座支持会のお客様のみ、ステージによって予約可能な回がございます。お早目のご予約をお願い致します。（今年の支持会入会は終了しております。ご希望の方は来年よりご入会頂けます。）＝＝＝＝＝お電話やオンライ

本日をもって無事、文学座本公演『五十四の瞳』の東京公演が全公演終了致しました。足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました！さて！明日からは文学座12月アトリエの会『ガールズ・イン・クライシス』の一般前売販売が10時よりスタート致します。明日前売初日10時からのお電話はかなり混み合うことが予想されます。文学座オンラインチケットまたは・e+（イープラス）さんでのネット申込をお勧めいたします。座席選択が可能な文学座オンラインチケットのご利用方法はこちらのブログをご覧ください

■ネコの、独り言演劇消えて行くなら朝★新国立劇場小劇場１時～満席＊以下、新国立劇場hpより■ものがたり家族と疎遠の作家である定男は、五年ぶりに帰省する。作家として成功をおさめている定男であったが、誰もその話に触れようとしない。むしろその話を避けている。家族は定男の仕事に良い印象を持っていないのだ。定男は切り出す。「......今度の新作は、この家族をありのままに描いてみようと思うんだ」家族とは、仕事とは、表現とは、人生とは、愛とは、幸福とは、親とは、子とは、様々な議論の火ぶた

7月22日(日)、初台にある、新国立劇場の小劇場で、「消えていくなら朝」を、見ました。蓬莱竜太作。演出は、宮田慶子。宮田慶子にとっては、8年間にわたる、演劇芸術監督としての、最後の作品。この、「消えていくなら朝」は、新国立劇場のために書き下ろされた、新作。現在、東京芸術劇場で、蓬莱竜太は、2013年の「死ンデ、イル。」。(2018年7月20日～29日)2015年の「悲しみよ、消えないでくれ」。(2018年6月7日～17日)2016年の「嗚呼いま、だから愛。」(2018年4月19日～

デゥ〜レン♪今日７月２９日は何の日でしょうか⁇正解‼︎答えは吉野実紗さんが産まれた日でした！ということで、今日は先輩吉野実紗さんのお誕生日です(o^^o)♡♡♡（あ、房代さんというのは、実紗さんが演じる役の名前です。）はっぴば〜すでぃとぅ〜ゆぅ〜♪はっぴば〜すでぃとぅ〜ゆぅ〜♪稽古後にみんなでささやかにお祝いをさせていただきました♡実紗さんが産まれた日があると言うことは、実紗さんをこの日に出産したお母さんがいるというわけで、この日は、お母さんが命をかけて実紗さんをこの