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昨日は小学校での空手の課外授業の日でした。今回のテーマは四股突きで行いました。四股突きは四股立ちでの突きになりますが、まずは土台となる四股立ちについて確認していきました。四股立ちは相撲でもみられますが、膝を曲げ腰を落とした立ち方になります。足幅は肩幅の約2倍をとります。授業の中ではその四股立ちをより理解するのと柔軟性をあげるために「地の構え(ちのかまえ)」を用いた動作も行いました。この動作は千唐流の三十六歩(サンシール)の形にも含まれ
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。昨日の稽古ではその場の突きの稽古の後、移動での足刀横蹴りの稽古も行いました。用いたのは前交叉の横蹴りです。下イラストのようになります。初めて行う子もいましたので、それぞれの動作を分解して行っていきました。その場での足刀横蹴りに前交叉立ちが加わることになりますが、これまでその場での横蹴りも分解して行ってきていましたので、それらが活きることになります。前交叉が1動作加わるだけでも、混乱してしまう子
先週土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。先日一部を書いていましたが、またその続きになります。組手のためのコンビネーションをしていましたが、その中で回転系の技も稽古していました。具体的な動きとしては回転足刀蹴りから入る動きです。下写真はその日の稽古のものではありませんが、過去に稽古の際に撮った回転足刀蹴りのものです。こちらでも私は少年部からの移籍組へのアドバイスも加えながら行っていました。そこでは、蹴りの際の注意点である膝のかい
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。来月には全日本大会が控えており、それに向けて気合の入った稽古が行われています。少年部からの移籍組も増えており、その中からも全日本大会に出場するメンバーもいます。そんな中ですが、今回は組手のためのコンビネーションからスタートしました。行ったうちのいくつかを紹介します。まず行ったのは上段刻み突きから中段逆突きのワンツーの動きです。下イラストの右から左への移行となりますが組手で用いるオーソドックスな技のひと
昨日の直真塾昭島少年部の稽古の話です。稽古の中では移動の蹴りも行いました。まずは前蹴りです。前に進みながらのものをメインに行いましたが、こちらは下イラストのようになります。移動の蹴りの場合、蹴った足を前に出していきますが、その際にはきちんと引き足をとってから前に出すことが大事になります。初学者の場合、どうしても蹴りっぱなしになってしまいがちですが、基本としては引き足をとることで膝から下のスナップも使えることになります。また引く場合に膝が上がり
一昨日の直真塾三鷹少年部の稽古の話です。この日は最初から2グループに分かれて稽古を行いました。私のグループは比較的初心者のグループでした。4月から入塾した子たちが多いですが、元気よく頑張ってくれています。動きもじょじょに慣れてくれていっていますので、この日は受け⇒突きの稽古も行いました。その場で内八字立ちでの動きとなります。動作としては突いた側の腕で受けを行い、引いていた側の腕で突きを行います。それを左右交互に行っていきます。初
昨日の直真塾一般部の稽古の話です。この日はまず、扇受けからの突きからスタートしました。扇受けは下イラストのようになり、両拳で外受けをしているような状態になります。そこから下イラストのように突きを行い、またもとの扇受けの状態に戻ります。扇受けの状態から突きを出すことで肘から前腕を真っ直ぐ出す操作を学びます。その意識がないとただの屈曲運動のみになり突きではなく打ちのようになってしまいます。またこの状態で行うことは慣れないとなかなかきつく、
千唐流の東京都大会の話の続きです。昨日の記事ではその前半の話を書きましたが、その後、昼休みを挟み午後の組手試合の前に特別演武がありました。千唐流総本部がある熊本からお越しいただいた宗家先生と宗代の演武が行われました。まず行われたのは宗代による釵の演武でした。「浜比嘉の釵(はまひがのさい)」という形です。少年部の子どもたちは見るのが初めての人が多かったと思いますが、普段あまり見慣れない武器術である釵の動きに興味が惹かれている様子でした。続いて宗
千唐流の東京都大会の話の詳細です。今回の記事ではその前半になります。私は今回は怪我のため、選手としてはエントリーはしていましたが参加せず、審判側で活動させていただきました。午前中は形の試合が行われました。審判として入っていましたので、その全容を見ることはできず担当のコートしかみれませんでしたが、各コートで選手は皆がんばってくれていました。まず未就学児の形ですが、直真塾からは優勝者がでました。優勝した子どもですが、幼児にもかかわらず、稽古の度に自ら
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。少年部としては明日の千唐流の東京都大会に向けての最終調整となりました。まずは基本動作Ⅱの確認から行っていきました。こちらは幼児の部から小学1年生までの指定型になります。大会に向けて稽古を重ね、幼児の子は特に小さいながらこれまでに順番もよく覚えてきてくれました。小さい子の場合は特に細かい身体操作というよりは伸び伸びと元気よくやっていただくことがまず大事です。大会をみていると独特の緊張によって演
昨日の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。昨日のひとつのグループの話ですが、ある子のおばあちゃんとおじいちゃんまた別の子のお母さんが見学に来てくれました。お母さんの方は前回の昇級審査などで最近の自分の子の様子を見ている人でしたが普段の稽古としては最近見られていなかったので久しぶりでした。もう一方のおばあちゃんとおじいちゃんの方のおじいちゃんは見学自体が初めてでしたが自分の孫の様子を見たかったようでした。その子供たちですが自分の関係者にみられてい
先週の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。こちらのあるグループでは基本動作Ⅳの稽古を行いました。基本動作Ⅳは前後左右を意識した動作で転身が上手く含まれた動作になります。上半身の動きとしても受けから突きの動作を一拍子で行うものでより戦いを意識したものになります。下はその一部になります。上段揚げ受けから中段逆突きの連続になりますが、転身をしながらの動きであるのがわかるかと思います。まず単独で動作を行っていると、まだやり慣れていない子はど
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。来週に千唐流の東京都大会を控えており、そちらのための稽古を行いました。後半の話で形の稽古を行っていました。私が行っていたのは「壮鎮(ソウチン)」でした。下は壮鎮の中の動きですが、ソウチン立ちと呼ばれる特殊な立ち方を用います。イラストの左側がそれに当たりますが、こちらでは四股立ちにて後ろ足の踵が上がっているのがわかるかと思います。上肢は角構えと呼ばれる後ろ側になる腕は上に前側の腕は身体の前に
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。昇級審査が終わり来週に千唐流の東京都大会を控えており、そちらのための稽古を行いました。今回は形を主に行いました。幼児部は基本動作Ⅱを行うことになっており、こちらにも出場する選手がいますのでそちらから行っていきました。基本動作Ⅱには移動での四股立ちでの下段払いが入っています。基本の動きの組み合わせになりますが、この移動の下段払いは後退しながらの動作になります。四股立ちの移動の場合、慣れないと
昨日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。こちらでも先日の昇級審査の結果発表からスタートしました。他の支部同様に評価における今後の注意点も話ながら進めていきました。その後は受け⇒突きの稽古から行いました。下は揚げ受けから中段突きの動きです。その場での内八字立ちで行いました。一拍子で動くことが大切になりますが、慣れていない子はまずその動きをひとつひとつきちんと行うことが大切になります。実際、この動きの場合は最初の受けがしっかり極
ここ数日の千唐流空手道直真塾少年部の稽古の話です。昇級審査が終わって、昨日、一昨日と三鷹支部と吉祥寺支部の稽古がありましたが、その際に結果発表も行いました。そして審査をしてくださった中山先生からの評価にて今回指摘されたところがありましたので、それも発表と一緒に伝えました。そういったところをこれからの課題にするようにアドバイスをして行っていきました。こういった試験があることで子どもたちにとってはチャレンジでもあり、そして自分のことを振り返る良い機会になります。
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。後半からですが、組手のグループと形のグループに分かれての稽古となりましたが、私は形の稽古を行っていました。「壮鎮(そうちん)」の形を行っていましたが、その際に中山先生からアドバイスをいただきました。下イラストは四股突きからの鍵足立ちでの突きの箇所です。鍵足立ちでの突きは上イラストの右側ですが、足を前にクロスしているのがわかるかと思います。この鍵足立ち以外に四股立ちから前に足をクロスしなが
昨日は2018年前期千唐流空手道直真塾少年部昇級審査が行われました。直真塾三鷹・吉祥寺・昭島少年部合同の審査で45名の塾生が受審しました。どの塾生も私が教えている子たちですが、こうしていろんな支部の子たちが集まり、審査合格に向けて頑張る姿が見れることは大変嬉しいものです。受ける全員での座礼による挨拶が上の写真です。このあと、審査をされる中山先生から審査を受けるにあたっての心構えの話をいただきました。特に初めて受ける子に向けては元気よく大きな声を出
今週後半の千唐流空手道直真塾三鷹・吉祥寺・昭島少年部のそれぞれの支部の稽古は全体として昇級審査のための稽古となりました。それは本日の夜にその2018年前期の昇級審査が実施されるからです。直真塾の昇級審査は受ける級位が高くなるにつれて審査科目も増えていきます。初めて受ける子たちはその場の動きがメインになりますが、級位が高くなれば移動を伴ったものや基本動作、基本型、形、約束組手、自由組手などと広がりをみせます。そこには突き、蹴り、受けだけでなく、打ち技や当て技なども入り空手
昨日は小学校での空手の課外授業の日でした。昨日は2回目の授業でした。1回目は「心構え」のことがメインになりましたが今回は2回目で「目付け」がテーマになりました。こちらは道場と違い日数が限られていますので、できることも道場とは違ってきます。ここでは学校の授業ということで頭と身体を使うような形式を取っており、頭の部分では学校での授業らしくプリントを使い、みんなで問題を解きながら知識を深めていっていただいています。まずは前回の授業でいなかった子もいましたので、
土曜日の千唐流空手道直真一般部の稽古の話です。こちらの一番後半の話ですが形の話です。この日は組手のための稽古をが多かったのですが、今日はそのことではありません。形の話ですが、鷺牌大(ローハイダイ)の稽古をしている際に中山先生からアドバイスを受けました。この形の中の交叉立ちになりながらの弓勢(きゅうせい)と呼ばれる箇所の腕の使い方で注意をうけました。動きとしては下イラストのようになります。後ろ姿なので分かりづらいかもしれませんので、弓勢
水曜日の千唐流空手道結心館での稽古の話の続きです。後半は組手のための稽古を行いました。その中で上段刻み突きから中段逆突きの連続技の稽古も行っていました。試合ではよく使われるオーソドックスな動きですが、大切な動きです。この動きではどうしても二本目の中段突きに意識が向き過ぎて一本目の上段突きが弱くなる傾向がありますが、両方極めるつもりで行っていただきました。実際、一本目で倒すための突きを出すことで二本目もきちんと極まるようになります。それは一
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。こちらでは昇級審査を来週に控えていますので、そちらに向けての稽古を行いました。直真塾の昇級審査は受ける級位が高いほど行う科目も増えます。それは基本動作や形だけでなく、その場の基本の動きも多種多様になっていきます。そこには手技で言えば、当て技(肘など)や打ち技(裏拳・手刀など)その他なども含まれ、それがきちんとできているかも見られます。昨日はその中の打ち技である手刀打ちも確認しました。手刀打ちは上述
昨日の記事の続きで八王子にある千唐流空手道結心館の稽古にて子どもたちの指導で参加させていただいたことの話の続きです。基本の稽古のあとは形の稽古を行いました。形に関しては今月行われる東京都大会においての小学生2年生以上の予選形にもなっている「四方拝(シホーハイ)」を行いました。四方拝の形は武道言葉にもある「一眼二足三胆四力」にも示されるものが稽古できるように入っています。「一眼二足三胆四力」の「一眼」は目付けの意識になりますが、武術の稽古を積んでいけば心の眼で察す
昨日は八王子にある千唐流空手道結心館の稽古にて子どもたちの指導で参加させていただきました。事前に結心館館長の林先生から話があり、予定が合ったこの日に呼んでいただき、子供たちの指導を行うことになりました。結心館の子供たちと稽古を行うのは初めてでしたので、林先生から最初、私の紹介がありました。その後、ウォーミングアップの体操をその中でも年長者の子供がやってくれました。その体操の中では、直真塾少年部では行っていないもので良いものがありましたので、また稽古の中に取り入れ
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。この日の後半の話です。後半は6月の東京都大会に向けて形の稽古を行っていました。私は壮鎮(ソウチン)の稽古を行っている時に中山先生からアドバイスをいただきました。下はその形の中の終盤に出てくる下段払いの動きです。ここで特徴的なのは大きく振りかぶりながら足の踏み込みとともにの下段払いです。この振りかぶる動きは相手の腕などを絡める巻き手などに使われ、踏み込みは下段足刀蹴りが隠されています。
土曜日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。この日の稽古は6月の東京都大会に向けて試合のための組手の稽古が行われました。ここでは受けから反撃の動作から行われました。まず行ったのが相手の上段突きを想定してそれに対して上段揚げ受けと行い中段突きを放つというものです。組手でもよく使われるオーソドックスな動きのひとつですが、ひとつひとつの動きがしっかりできなければ技も極まりません。受けから反撃の場合、その受けがしっかりできているかということもポイ
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。こちらでは来月に行われる昇級審査と東京都大会に向けての稽古が行われています。昨日は2グループに分けての稽古が行われました。私は比較的小さい子たちのグループを担当いたしました。こちらはまだ入って間もない子たちも多いため基本からの稽古となりました。突き・蹴りの前に正座の姿勢の見直しややり方の修正なども加えていきました。基本的な所作は繰り返しになりますが、それらをきちんと行っていくのが日本武道が大切
火曜日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。今回は都大会に向けての形試合に出場するメンバーの話です。こちらで正整(セイサン)の形の稽古を行っていたグループの話です。いくつかポイントを注意しながら行っていましたが、下イラストにある交叉立ちからの前蹴りの箇所でもアドバイスしました。この動きの続きとしては四股立ちでの下段払いそして、中段逆突きへと移行します。前蹴りから下段払いの途中において少し上半身が反り気味になっており、その点を修正し
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。昨日は中山先生が不在だったため、私が指導の方を担当いたしました。今回は都大会に向けての形試合に出場するメンバーと都大会にはまだ出場しないメンバーに分けて稽古していきました。まず都大会にはまだ出場しないメンバーの稽古の話です。こちらでは基本動作Ⅳを行いました。こちらは受け⇒突きと転身が合わさった動作で基本動作とついていながらも大変高度な身体操作が求められます。下はその中の一部です。1