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一昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。少年部は6月には都大会を予定していますが、その前には昇級審査があります。この日はその昇級審査のための稽古をメインに行いました。昇級審査は受ける級位が上がるにつれて審査科目も増える形式がとられています。基本動作や基本型も複数ありますがそれらを覚えきちんと行っていくことが大切になります。行ったものの中では基本型Ⅰもありました。基本型Ⅰは比較的基本のベースになる技で構成されていますが、その中にも千唐流
昨日は小学校での空手の課外授業の日でした。三鷹市の中のある小学校ですが、ご縁をいただき毎年、こちらの小学校では活動させていただいております。こちらでは空手の道場ではなく学校での授業にもなりますので、授業としての「知」、「学」の部分もそれなりに重視しています。そのため、私も毎回プリントを作成し、授業で活用してその知識を深めていっていただいています。昨日は初回の授業でしたので話が長くなりました。その中でも子供たちにも意見を発表をしていただき意見交流しながら行
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。この日は各自の形の稽古から行っており私は鷺牌大(ローハイダイ)の稽古を行っていました。鷺牌大は文字にも鷺という字が入っているように鳥の形になります。ですので動きとしては羽根を広げ閉じるようなところは優美にしかも武技として芯がある強さがみられないといけません。剛と柔の力を上手く織りなしそれを身体で表現する必要があります。それらをイメージしての動作を中山先生からアドバイスをいただきながら稽古していました。
土曜日の千唐流空手道直真塾三鷹一般部の稽古の話です。この日は拳形を変えての稽古から行われました。まず縦拳での稽古です。こちらは下イラストにあるように拳の向きが正拳と異なります。正拳が180度回旋させるのに対して縦拳は90度になります。少年部の場合はまずは伸び伸びと四肢を動かすということを大切に空手としてのベースを培っていただきますので、あまり特殊拳形での稽古は行っておりません。一般部になるとそのベースがある状態から身体操作も難易度が上がっていきま
一昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話の続きです。形の稽古の後は組手のための稽古を行いました。4月から入会して組手に慣れていない子もいますが、6月に行われる都大会もありますので、これまで行ってきた基本を活かしての組手のための稽古も少しずつ取り入れていっています。まずはこれまで行ってきた基本となる突きと組手の突きの違いを説明いたしました。基本や形の場合はまずは突きを出しそこで止めることを覚えていただきます。組手の場合はそこから突きを出したらその突き
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。こちらでは来月行われる都大会に向けての稽古をメインで行いました。まずは基本動作Ⅱですが、幼児部ではその大会での指定の型になります。最近はじめた子も含めて個人差がありますが、順序を覚えていない子はまず覚えていただき、覚えている子にはブラッシュアップをはかっていっています。大切な要素としてひとつひとつの技を極めるということは大切になります。下イラストは基本動作Ⅱにでてくる上段順突きです。こちらは基
昨日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。こちらでも来月の上旬に控えている昇級審査のための稽古を行いました。稽古の中では基本型Ⅱの稽古を行っていたグループもありました。千唐流の基本型にはそれぞれテーマがあります。その中でもⅡに関しては鍛錬の「鍛」があてはまります。下はその中の動きのひとつですが、四股立ちでの下段手刀受けになります。この動きでは前進の場合はゆっくりと呼吸を伴いながら行い、後退の場合は素早く行います。呼吸を伴いゆっくり
昨日の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。前半では昇級審査のための基本動作の稽古を行いました。下イラストは基本動作Ⅰに出てくる移動しながらの外受けのところです。ここでは後退しながらの外受けですが、呼吸を伴いゆっくり行われます。呼吸に合わせて行うことは武道では大変重要視していますが、その基礎的になる動きです。呼吸に合わせることは身体運動の効率を高め、内なる力を出しハイパフォーマンスをだせるからでもあります。空手の流派によってはあま
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。この日は2グループに分けての稽古を行いましたが、私は比較的初心者のグループを担当しました。今は基本の突き・蹴りから覚えていっていただいていますが、この日は横蹴りも行いました。横蹴りの基本はまずは足刀(そくとう)が作れるかどうかがポイントになります。足刀は下イラストのようになり、親指は上に反らし、他の四指は下に曲げたかたちをとり踵側で当てるかたちをとります。この横蹴りでも流派によってはこの親指を上に
昨日の記事の続きで一昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話を綴ります。ここでは手刀を使った約束組手を行っていたことを昨日の記事でも書いていました。条件として最初の動きでは相手の右中段追い突きが前提でした。その条件を変えて左中段刻み突きで攻撃された場合で次の動きが行われました。刻み突きは下イラストのように前の拳を使っての攻撃になります。イラストは左手による上段刻み突きですが、稽古では左手による中段刻み突きで行われました。受け側の動きとしては昨日の
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話を綴ります。ただ昨日のブログ記事である「子供の時から空手の稽古に励むことは」にも少し関連させてこの記事の後半では書きますので、そちらもご覧いただけば幸いです。まず昨日の稽古の話で稽古後半のことです。ここでは手刀を使った約束組手を行っていました。前半では手刀の基本の確認をしていたからですが、後半はその用法ということで行われました。まずは相手の右中段追い突きに対して手刀内回し打ちで返すという動きです。具体的には相手の追
今日は子供の日ですので、そちらと空手のことをつなげて記事を書いていきたいと思います。幼少時代から空手を行うことのメリットがいくつかありますのでそちらを紹介しておきます。まずはなんといっても礼儀作法が身につくことです。日本の文化として受け継がれている空手をはじめとした武道には道場に出入りする時から作法があり、また稽古前後の挨拶にもやり方があります。ですので、挨拶もしっかりとできるようになります。それらの所作を身につけておくは大変重要なことといえます
昨日の記事の続きで千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話の続きです。後半では打ち技である裏拳打ちの稽古からスタートしました。こちらでは千唐流ではその場の基本で用いている内八字立ちにて行いました。まずは前面への上段に対する裏拳打ちです。裏拳打ちの場合、正拳突きと使う箇所が異なるため、その確認から行っていきました。裏拳は下イラストにあるように黒塗りの箇所を用います。そして、手首のスナップを使い腕全体がしなるように動かしていきます。
昨日の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。前半では組手のための運足の稽古を行いました。運足は相手との距離をコントロールする上で非常に重要な位置づけになります。つまり、間合いをはかる操作ともいえますが、適正なこの間合いが取れるかどうかで技が極まるか極まらないかも決まります。運足としてはいくつか分けられますが、それらを整理しながら行っていきました。まずは「追い足」から行いました。この「追い足」は基本の移動の順突きや逆突きの稽古でも用いられる
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。この日は自由組手のための約束組手の稽古を行っていました。攻撃側と受け側の動きはある程度決めて行われました。ある程度というのはカチッと全てを決めた動きではありませんでしたので、そういった表現になります。まず、動きを行っていて中山先生からいただいたアドバイスは突き技、蹴り技どうのこうのではなくて、事後体の身体の処理です。少し抜けている部分があり、そこを指摘されました。競技の中だと技が極まったと思われる場合
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。昨日は移動の稽古からスタートしました。まずは移動での四股突きの返し突きです。この動きは前方に向かって前進しながら四股立ちにて突き、その四股立ちのまま後方に対して突き、さらにもう一度前方に対して突くというものです。前方、後方、前方と合計3つの突きを行います。四股突きの場合、単発の突きからそうなのですが、打ち技と混同しないようにしなければなりません。そのためには上肢の使い方において、肘を背中側から
昨日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。こちらの稽古でも新しい入会者がいますので、基本の稽古が多くなっています。その中で受けの稽古を行いました。まずは上段揚げ受け(じょうだんあげうけ)からです。上段への攻撃に対して揚げるようにして受けます。最初の段階では剛を意識してブロックするかたちで受けるかたちをとります。先に進めば柔らかく受け流す使い方もありますが、武術としてはまず剛から入り芯を作っていきます。上げるコースとしては自分の正中
昨日の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。こちらの稽古ではその場の手刀打ちの稽古からスタートしました。手刀打ちは正拳突きとならび空手の代表的な技です。試合では突き技がどうしても多くなりますが、武技において手刀打ちは使い方によってはかなり強力な武器となります。ただ使い方が悪ければただの動作のひとつで終わってしまいます。そうならないためのポイントとして正しくそのかたちを作ることが大切になります。親指以外の4指は伸ばし、親指は曲げます。
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。新年度ということもあり、4月から入塾生もたくさん増えてきています。空手をやりたいという子がたくさん増えることは私としても大変嬉しいことです。この日は大きく3グループに分けて稽古を行いました。私は体験の子を含む新しく入ってきた子たちのグループを担当しました。基本となる正座、座礼の確認から入りました。以前から書いているように正座の順番も意味があり正しく行えるように繰り返し行っていきました。下イ
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。昨日はまた新しく少年部からの昇格組の塾生がひとり加わっての稽古となりました。今年度は少年部からの昇格組もたくさんおり、一般部もそういった意味ではにぎやかになっております。私としてはとても喜ばしいことで、ひとりでも多く、長く千唐流空手を継続して行ってくれる子が増えることを願っています。この日は扇受けの状態からの突きの稽古からスタートいたしました。扇受けは下イラストのようになります。立ち方は内八字
昨日の記事の続きで火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。この日行っていた稽古の中で二十四歩(ニーセーシ)の扇受けの箇所を用いての動作も行いました。ただし、ここでは通常行われる分解・解説の動きではなく別の動作です。通常行われる二十四歩の分解・解説での扇受けを用いたものは転身などを用いず身体の正面で受けるものでいくつか行われます。通常の場合は、下イラストのように扇受けで相手からの突きを正面で受けてから展開するというもです。しかし、ここでは転
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。最初からペアを組んでの稽古になりましたが、まず相手からの前蹴りに対して関節を極めながら投げへの動きが行われました。攻撃側、受け側ともに左手左足前の組手の構えからスタートします。そこから攻撃側は奥足の右足による前蹴りの蹴込みを行います。その蹴込みに対して受け側は構えの際に前足になっていた左足を一歩引きながら左手で相手の蹴りを下から抱えるように受けます。この時相手の蹴りを引き込めるかがポイント
先週土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。その後半ですが形の稽古をしていました。いくつかの形を行っていましたが抜塞(バッサイ)の稽古をしている時です。この形の中で下イラストのような動きの箇所があります。三日月蹴りからの四股立ちでの前猿臂です。この猿臂の箇所でのフォームの点で中山先生から注意がありました。具体的には上肢の部分ですが猿臂を作る上腕から前腕の箇所です。こちらは横から見た場合、床との関係がほぼ平行である必要があり
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。三鷹少年部も前回に引き続き、体験の子が何人か来てくれました。一人は三兄弟の三男の子です。先日の三鷹少年部の記事でご紹介した三兄弟の子たちとはまた別の兄弟の子です。これまでも稽古の終わりの付近にはお兄ちゃんたちのお迎えで一緒に来ていた子です。昨日は年齢も上がってきたということもあり、お兄ちゃんたちと一緒に稽古したいということで体験にきてくれました。何回も稽古場には訪れていてお兄ちゃんたちの姿をみてい
昨日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。昨日は前回見学に来てくれた姉妹の女の子たちが今回は体験に来てくれました。前回は一部分を見てもらっただけでしたが、今回は最初から最後まで身体を動かしていただきました。少し早めに来てくれていたので皆が集まるまで礼法の確認から行っていました。まず立った姿勢での礼の確認からです。この時は結び立ちを用います。踵はつけ、両足の親指の間は少しあけます。両手の指はきちんと伸ばし体側の大腿部横に接ち
昨日の千唐流空手道直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。昨日は基本のその場の受けから突きの稽古からスタートしました。基本のその場の受けから突きは一方の腕で受けを行い、もう一方の腕で突きを行うというものです。基本の際は突いていない側の引き手もしっかりつけて行われます。このときの動きは突いていた腕を受けにしつつ、引き手を取っていた腕は突きにして、それを左右交互に切り替えながら行っていきます。初めて動きを行う子は左右の腕のどちらを使っていいのかわからなくな
昨日の直真塾吉祥寺少年部の稽古の話です。基本動作の稽古から中心に行いました。まず行ったのが基本動作Ⅰです。基本動作Ⅰの中には四股立ちから四股立ちへの動作がありますが、この動きの場合、高さを変えずに移動する必要があります。どうしても高さが変わってしまう子がおり、その点を注意しながら行っていただきました。高さを変えないためには膝の処理が必要で、上がってしまう子は膝が移動の際に伸びがちです。膝の使いを意識しつつ動きを行っていただきました。続いて基本動作
昨日の記事の続きでBBK(ボディバランス空手)の話です。この日は私のグループは二十四歩(ニーセーシ)の形の稽古とミット打ちの稽古も行いました。長い人の中にはミット打ちが好きな人もおり、ミット打ちを行う際はいつも楽しそうに行ってくれます。この日は単発の回し蹴りから行いました。最初、蹴っていると力の伝わり方が不十分な方もいましたが、その場合、打突点が表面的に終わってしまっていました。力を上手く浸透させるためには表面ではなく、裏三寸を狙う意識が必要で、
今週水曜日のBBK(ボディバランス空手)の稽古の話です。この日は私はレギュラーの中でも長い人たちを担当いたしました。こちらでは二十四歩(ニーセーシ)の形の稽古を行いました。まだ順番が曖昧な人が多かったため、少しずつ区切りながらその確認をしつつ行っていきました。下イラストはこの形の中の動きのひとつで「捻り打ち」と呼ばれます。手刀打ちではありますが、引き手側の方にもポイントがあります。この動きの基本の分解としては相手の突きを受け流しつつ、手刀
昨日の記事の続きで水曜日に行われたBBK(ボディバランス空手)の稽古の話です。基本型Ⅰの稽古をしていましたが、この型の場合、下イラストのように前交叉横蹴りが用いられます。この蹴りの移動の際、前交叉を行った時に交叉立ちになりますので、その立ち方がしっかりできておく必要があります。具体的なことの一つに後ろ足の踵はあげるということです。この点に関しては今回稽古しているひとたちは意識できていましたので、蹴りそのものをもう少し質をあげようということでミット蹴りを