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文楽国立文楽劇場主催公演令和7年爽秋文楽特別公演2025年10月14日11時から1315分【Cプロ】WelcometoBUNRAKU!※英語を交えた解説曾根崎心中(そねざきしんじゅう)生玉社前の段天満屋の段天神森の段今まで文楽に行ってきましたがすごくよかった。天満屋の段はよく知られた場面そんなもんかなあと思いましたが天神森の段であのような死に方はすごいですねなかなかいい演出でした人形遣い、主使いがすごくいい「顔を出すな」というバカげたことを
第一〇八回=文楽公演爽秋文楽特別公演令和七年(2025年)十月十一日国立文楽劇場CプロWelcometoBUNRAKU曾根崎心中◎鑑賞座席19列25番◎WelcometoBUNRAKUアナウンサーが英語で文楽の歴史や魅力を伝える。外国人観客を対象にした紹介篇映像である。爽秋文楽特別公演は正面に太夫が語る床本の電光字幕が無い。スマートフォンに掲示されるという試みである。昔の国立文楽劇場文楽公演において電光字幕は無かった。本来
葉月つごもり日曜日13:00からの中之島文楽に行ってきましたと言ってもこの会があるのは先日の上方歌舞伎会の際チラシを見て初めて知りましたその時点でチケットぴあは売り切れホームページをみると当日券が開演1時間前から若干ではあるが発売されるとのこと13:00の1時間前より少し前に行けばなんとかなるか?ダメモトで猛暑のかんかん照りのなか出かけました京阪なにわ橋駅を上ってきたところ11:30に到着右の黒い鉄の大きな扉の前にすでに4人待たれていました私は5番目
8月19日(火)、渋谷のPARCO劇場で、三谷幸喜作・演出の『人形ぎらい』を見ました。8月28日(木)まで。いわゆる『三谷文楽』。2012年8月のPARCO劇場、『其礼成心中』が最初で。近松門左衛門の『曾根崎心中』で、心中のメッカとなった、天神の森。その森の入り口にある饅頭屋の老夫婦の物語。今回は、同じく近松門左衛門の『鑓の権三重帷子』。その悪役・川側伴之丞役の、『陀羅助』という人形が主人公。「文楽の人形は、俳優と同じように出し物によってさまざまな役を演じます。主役の人形もいれ
第一五五回開場三十五周年記念文楽公演通し狂言仮名手本忠臣蔵令和元年(2019年)七・八月国立文楽劇場七月二十二日公演五段目山崎街道出合いの段二つ玉の段六段目身売りの段早野勘平腹切りの段七段目祇園一力茶屋の段山崎街道出合いの段竹本小住太夫野澤勝平二つ玉の段豊竹靖太夫野澤錦糸胡弓鶴澤燕二郎≪人形役割≫早野勘平吉田和生千崎弥五郎吉田玉勢百姓与市兵衛桐竹亀次斧定九郎吉田玉輝身売りの段豊竹咲太夫
渋谷パルコ劇場で三谷幸喜が書き下ろした新作文楽作品「人形ぎらい」を観た。作品については下記をご参照ください。********演劇サイトより**********2012年に誕生した三谷文楽『其礼成心中』。文楽の伝統と技芸に敬意を表しながら、三谷幸喜の新しい視点と演出で創作した古典エンタテインメントは、文楽ファンはもとより、文楽ビギナーズへも文楽の魅力を伝え、2012年以降も各地で上演を続け好評を博しました。主人公は万年〝憎まれ役〟の人形!三谷幸喜が描く抱腹絶倒の文楽人形による
メッチャ面白かった!爆笑!!2012年に誕生した三谷文楽『其礼成心中』から13年、待望の新作です。時は現代、文楽の劇場を舞台に、主人公は人形たち、役を演じている人形自身のお話です。幕が開くと、まずは三谷くん人形によるご挨拶と文楽の紹介。文楽の人形は、俳優と同じように出し物によってさまざまな役を演じます。主役の人形もいれば、脇役専門もいます。そして人形たちにも、それぞれ名前があります。三谷さんに呼ばれて登場したのは今回の主人公
8月19日(火曜)パルコ劇場12時〜約2時間詳しくは↓https://stage.parco.jp/program/ningyogirai三谷文楽『人形ぎらい』|PARCOSTAGE-パルコステージ-PARCOPRODUCE2025三谷文楽『人形ぎらい』の作品ページです。stage.parco.jp渋谷駅で迷ってしまい焦った(^_^;)ハチ公口に着けなかったなんとか西武A館を抜け、旧丸井をみ見て、無印良品→パルコへ!渋谷って都市独特の熱風が吹いていて中東の砂
こんなに人形を愛おしいと感じるなんて子どもの頃、リカちゃんやバービーとお人形遊びしていた頃、自作のストーリーで人形が生き生きと動いていた頃をふと思い出しました人形浄瑠璃をいつか観たいと思い、早三十年余り文楽は主に大阪で発展した人形浄瑠璃の流派らしく、今回は2012年に誕生した三谷文楽『其礼成心中』に次ぐ第二弾入門編としてはとても良かったのかな初めの『鑓の権三重帷子』の場面、言葉が少し難しかったけれど、影絵の裏で6人が人形を操る技術は素晴らしいだんだん目と耳が慣れてきて、人形の生き生き
久しぶりのパルコ劇場三谷幸喜さん脚本演出の文楽「人形ぎらい」を見にいざ渋谷へ久しぶりの渋谷でしたが、本っっ当に海外の方々で溢れていました渋谷パルコもかなりかなり久しぶりでしたが、ほぼインバウンドの方といっていいのでは?というくらい皆様楽しそうにお買い物されていました舞台からは離れていた後ろの方の席だったのですが、かなり段差がついている座席構造だったので、とっても見やすかったですパンフレットも無事購入できましたチケットは全て?ほぼ完売してしまっている様でこの日も満席✨グッズ売り
第一七九回=文楽公演令和七年(2025年)七月十九日初日八月十二日千穐楽国立文楽劇場第二部一谷嫩軍記熊谷桜の段熊谷陣屋の段熊谷桜の段太夫豊竹靖太夫三味線野澤勝平熊谷陣屋の段切太夫竹本千歳太夫三味線豊澤宗助奥太夫豊竹藤太夫三味線鶴澤燕三≪人形役割≫熊谷直実吉田玉志相模豊松清十郎藤の局吉田簑一郎源義経吉田一輔梶原平次景高吉田玉輝百姓大ぜい奴大ぜい軍平大ぜい石屋弥陀六実は弥兵衛宗清吉田玉也◎
国立文楽劇場での、夏休み文楽特別公演。第三部は、関西万博にちなんで外国観光客向け。外国人に受けそうな演目、英語パンフの充実、英語でのテロップなどなど。(それでもちょっと少な目)とにかくも、「伊勢音頭恋寝刀」。伊勢古市の遊郭での、酔客による殺傷事件が題材。そこにお家騒動や、名刀・青江下坂を巡る駆け引き、男女の恋の機微などがある、長い狂言。それを、ぎゅっと油屋と奥庭に縮めてテンポ良く進めるには、人物の個性と関係をどう見せるかが勝負。幕が開くと、仲居の万野がお紺を説得中
6月19日木曜日文楽劇場文楽劇場教室千穐楽に行ってきました14時からの開演でしたが着いたのは14:40頃丁度解説文楽へようこその最中恐らくどこかの高校の団体さんが入っていて席は1番後ろの19列目そっと入りました3人遣いに高校生3人が挑戦するところ主遣いが女子左手と脚は男子でした流石に高校生勘がいい武士の人形を3人で操って頭が時々下がって足は大股で最後はポーズを決めて客席の学生たちが友達の迷演技に注目して笑いや拍手か起こりました感想は主遣
国立文楽劇場での通し狂言、「義経千本桜」はいよいよ「河連法眼館」でキリです。義経が匿われている法眼館に、やってきた忠信。きりっとした源太に、文哉が遣う若武者ぶり。預けた静がいないと、この場だけはいら立ちを隠せない義経。初段と二段目と違って、簑二郎がぴりぴり。対する文哉は堂々。蓑太郎の六郎と、勘介の次郎も現れて、睦太夫と勝平が少しずつ盛り上げていく。そこに、静と忠信の到着との報せ。でもやって来たのは、静ひとり。一輔が遣う娘は、感情がはっきり出ます。静が周りを見渡
国立文楽劇場での「義経千本桜」の通し上演は、四段目の「道行初音旅」です。恋と忠義はいづれが重い、かけて思ひははかりなや~、、、義経がいる吉野を目指し、旅をする静と忠信主従。毎回の桜の中、そこはかとなく切ない雰囲気。仙洞御所と堀川御所では、女武道の片りんを見せた静に、忠信とはぐれた愁いが、あふれ出る。これが、娘を遣い分ける一輔の仕様。足を止めて鼓を打つ仕草と、舞うような右手がうつくしい。太夫は、静が織太夫、忠信が靖太夫、ツレで硯太夫、聖太夫、織栄太夫です。その織栄
国立文楽劇場での、「義経千本桜」の通し上演に行ってきました。まずは、第1部から。昨年から、千本桜や仮名手本の通し上演が続く、文楽と歌舞伎。それを見比べて、それぞれの良さを再確認できるのも、たのしみのひとつ。今回の初段も、2月の大阪松竹座で拝見したばかり。扇雀、團子、笑也、亀鶴などが、いい演技でした。さて、文楽。初段の「仙洞御所」では、何やら企んでいる左大臣の朝方を、義経が戦勝報告に訪れる。若手の太夫と三味線が御簾内で交互に演奏する、賑やかな大序の中、義経がすっきり爽や
12月19日(木)、神奈川県立青少年センター紅葉坂ホールで、文楽12月公演、『曾根崎心中』を見ました。国立劇場という、東京の常設劇場を、改修ということで失い、公演ごとに会場を変えるという不安定な上演形態。今回は、東京の江東区文化センター(4日から13日まで)と、神奈川県立青少年センター紅葉坂ホール(17日から19日まで)。公演は、終了しています。『曾根崎心中』は、第3部、18時45分開演。元禄16(1703)年4月、曾根崎の森での、お初と徳兵衛との心中事件。近松門左衛門は、さっ
11月18日(月)、国立文楽劇場で、文楽公演を、昼と夜の部、通しで見ました。3部制での公演が多いのですが、久しぶりに、昼と夜の2部制。『仮名手本忠臣蔵』の通しということで、2部制に。ただ、通しと言っても、昼の第1部が、大序から四段目。夜の第2部が、最初に『靱猿』があり、そのあとに、五段目から七段目。で、年が明けて、1月の公演。1月は、3部制で、その第2部が、『仮名手本忠臣蔵』の八段目、九段目。という具合なのです。以前、といっても、かなり以前なのですが、文楽の公演は、『通し』での
NHK芸能きわみ堂高橋英樹プレゼンツ「異種格闘コロシアム」文楽人形×アルゼンチンタンゴ異種格闘コロシアム!文楽人形×アルゼンチンタンゴ-芸能きわみ堂-NHK録画したものを見ました。想像以上に面白かったです!!まさに「異種」ですよ。アルゼンチンタンゴと文楽を、こんなにしっかりと見せてもらえるとは思いませんでした。バンドネオンによる演奏に鼓や笛、太鼓の演奏も入り、聴きごたえ見応えありました。アルゼンチンタンゴの神髄をサラリと紹介する一場面もあり、この番組を
国立文楽劇場での「仮名手本忠臣蔵」の通し上演、第一部からの続きです。四段目までの重々しい雰囲気から、世話物の五段目へと。山崎街道出会いの段(鉄砲渡し)では、雨の中すっと現れた勘平が、漁師ながら凛々しい佇まい。武士の誇りを保っている風情を、勘十郎が丁寧に遣う。弥五郎との再会で、主への思いが蘇る。続いては二つ玉の段。ヲヲイ、親父殿と、歌舞伎と違って山賊姿の定九郎が、与市兵衛を呼び止める。マア待つてくださりませ、と殺されるのを分かっていながら、事情を説明する武氏のかしらに哀れ
11月14日木曜日仕事終わりに文楽劇場に行ってきました18:15ころ文楽劇場に着きました1階ロビーは閑散としています今頃早野勘平腹切の段の最中です私は夜の部18:53からのキリの『仮名手本忠臣蔵』七段目祇園一力茶屋の段のみ3500円で指定席販売で観てきました18:00までで1階チケット売り場が閉まっています2階切符切り係のところまで行ってチケットを購入します女性スタッフが色分けした座席表を見せて(おそらく20席くらいから)選択です私は残っている席で
国立文楽劇場での「仮名手本忠臣蔵」の通し上演、その続きは「殿中刃傷の場」から。「加茂堤」を思い出させる、おかると勘平の逢瀬の間、起こったのが「殿中刃傷の段」。本蔵の策略を知らずに、師直を討つつもりの若狭助。それをひらりひらりとかわす師直。その腹いせと振られた顔世への恨みが、判官に向かう。鮒だ、鮒侍だ、ムハハハハハ、、、憎たらしい大舅のかしらが、ますます憎らしく。判官は検非違使で、眉間の皺が更に深く。とうとう刃傷沙汰になり、大勢の大名たちが大騒ぎ。このあとの悲劇を知ら
恒例の「中之島文楽」が2024年(令和6年)10月25日(金)と26日(土)大阪市中央公会堂1階大集会室で開催されました。私が鑑賞したのは10月25日(金)17時45分開場、18時30分開演の部でした。今回は、「人形浄瑠璃文楽×講談×現代美術プロジェクションマッピング美しい日本の四季を伝統芸能で魅せる」というキャッチフレーズが付いています。開場しました。ロビーで文楽人形が待っていてくれました。『道行初音旅(みちゆきはつねのたび)』義経千本桜より
8月5日(月)、国立文楽劇場で、第2部の『生写朝顔話』に続けて、第3部サマーレイトショー『女殺油地獄』を、18時から見ました。これも、繰り返し上演されている作品。享保6(1721)年7月、竹本座での初演。作者は、近松門左衛門で、上中下の3巻構成の世話物。ただ、初演以来、江戸時代を通して、再演はされなかったようで。なぜ、再演がなかったのか?なぜ、上演が途絶えたのか?ひとつの説として、油を扱う店で起こった殺人事件。しかも、残虐非道の殺人。それで、油を扱う『組合』からの圧力があったの
10日ぶりの文楽劇場夏休み恒例の夏休み文楽特別公演第一部の親子劇場はいまだに見たことがない大人ひとりでも見られるのかしら今日はこれを見るこの飛び出したのは親子劇場のためなのか?豊島屋油店の段は人形使いが中堅どころのおふたり太夫は若太夫に三味線が清介の最高コンビ油で滑る最後の場面が見どころ玉助さんと一輔さんの息の合ったやり取りが見もの夏らしい、ちょっとおどろおどろしい演目来週は第二部を見る
国立文楽劇場での、開場40周年記念の文楽公演。いよいよ、第三部のキリで「増補大江山」です。人気の「酒呑童子」ものをベースにした、常磐津舞踊「戻橋」を、黙阿弥が文楽にうつした作。「去んゆる頃より洛中へ、悪鬼現れ人を取り、夜は行き来の人もなし」災いをなす悪鬼を退治しようと、一条戻り橋にやってたのは、渡辺綱。お供は、右源太と左源太。いかにも怪しげな雰囲気ですが、コンパクトな文楽の劇場では、少し迫力不足かも。そこは、綱を遣う玉助が、存在感たっぷりに見せる。右源太と左源太は、玉誉と
10月26日(木)~29日(日)「ツーリズムEXPOジャパン2023」OSAKABUNRAKUシリーズとして文楽のPR&&ミニステージを行いました※26・27日は業界関係者のみ10月29日(日)イベントレポート大阪市観光局さんのブースで文楽のPRを行いましたブースでは特製ステッカーの配布も29日(日)もメインステージBにてミニステージを披露✨️前日に引き続き、司会は上方落語家の桂福龍さん客席の雰囲気も和んでいきます太夫の竹本小住太夫さんと三味線の鶴
10月26日(木)〜29日(日)「ツーリズムEXPOジャパン2023」OSAKABUNRAKUシリーズとして文楽のPR&ミニステージを行いました※26・27日は業界関係者のみ◆10月28日(土)イベントレポートそれぞれ特徴的なデザインばかりで、散策しているだけで観光気分に大阪観光局さんのブースで文楽のPRを行いましたブースでは特製ステッカーを配布も10月28日(土)は文楽のミニステージを2回披露しました。まずはメインステージBでの様子から…司会の上方落語家
国立劇場小劇場でのさよなら公演第1部10:45開演10:30でもなく11:00でもないなんだか中途半端な開演時間ですがこの時間設定が遠方から駆けつける人には有り難い私は6時起きで充分間に合いました『菅原伝授手習鑑』三段目車曳の段から桜丸切腹の段車曳の段は人形一人一人に太夫さんが付く〝掛け合い〟梅王丸役の小住太夫桜丸役の碩太夫杉王丸役の南都太夫と三味線宗助が並ぶ出番の遅い松王丸役と時平役はまだ床には座っていない定式幕が開くと浅葱幕がある
国立文楽劇場での「妹背山婦女庭訓」、四段目はいよいよクライマックスです。舞台は同じ入鹿御殿で、金殿の段です。求馬の後を追ってきたお三輪、苧環の糸が切れたのが不吉。豆腐買いに、求馬と橘姫の祝言の様子を聞く。ふっくらしたお福が天然、簑二郎が愛嬌たっぷり。御殿に入り込んだところで、出たっ、官女たち。なぶつてやろと目引き、袖引きとは、憎たらしい。この者に酌とらそ、エエマア不調法な。婿様が見たくば早よう謡や。馬子の唄なら面白からう。竹にサ雀はナア、品よくとまるナ。いじめに耐えて