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川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今年の秋彼岸は雨が多いですね。この時期、お墓参りが多いので基本的に大掛かりな工事は自粛。花筒交換などの軽作業のみ、状況を見ながら行ったりしています。今日も朝一番で依頼されていたプラスチック花筒から、ステンレス落とし込み型花筒への換装を済ませました。それと消化せねばならない作図にも取り組んだり。これは外柵(囲障)内側の敷石図面。四半張りという貼り方ですが、面積がさほど広くないこともありかえって細かな加工が多くなりますね。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。昨日入手した石材サンプルです。九州の石。九州産の石では天山石が有名ですが、この石は初めてみました。唐津で採掘されているとのこと。他にも数種類の九州産白御影石の名を聞きますが、聞くところによるとそれらとは違うそうです。白っぽく写っていますが、実際には少し青みがかって見えます。天山石とは色の濃さが全く違いますが、白い部分(長石)の感じがなんとなく似た雰囲気だなと感じました。日本には、まだまだ自分の知らない石がたくさんありそうです。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。お墓(石塔)に刻む文字、当店では人間の書いた文字を使っています。なので、同じ人が書いた文字でも、その時期(年など)によって微妙な違いがあったりします。もちろん、書いてもらったものを全くそっくりそのまま使っているというわけでもありません。文字の隙間が小さすぎたりする時には微調整しますし、石に刻んだ時に映えるようにしていきます。親せきなどのように、同じ家名であっても少しずつ微妙な違いがあるのが、かえって自然だったりするわけです。微
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。出入り先のお寺様に掲示していただきました。秋分の日は「お墓参りの日」。秋のお彼岸のお中日、9月23日がその日です。制定されてもう数年経ちました。23・24と連休で、行楽に行きたい時期かもしれませんが…。また、用事があったり仕事だったりする人もいるでしょう。でも都合がつかずお墓参りの日をのがしたとしても、あなたが来るのを待っている人がいます。とにかく、ちょっと覚えていてほしい日なんです。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。昨日は第4回を数えるエンディング産業展に行ってきました。明日まで開催で一般の方も入場できますよ。2000円だったかな?さて、いただいてきたオフィシャルのガイドブック。表記を見ると、「葬儀・埋葬・供養などの終活に関する…」と書いてあります。が、しかし…今回も石材の方はジャパンストーンショーというタイトルで、仕切りなどはないものの一応は別立て。何だかいろいろとあるのでしょうかねえ。反面、個人的には「エンディング産業
川崎市の吉澤石材店、吉澤です。お盆休みも終わり今日から再始動です。秋以降に作業する、出入り寺院さまの合葬墓の位置だしなどの軽作業からスタートしました。新規墓地工事もいくつか依頼をいただいているので、来週以降はそのあたりの基礎工事なども進めていく予定です。見積り提出や図面作成のほうも並行して行っていかなきゃ!考えてみれば今年も早いもので、残すところは1/3。受注した仕事をきちんと消化できるよう努めていきます。このお盆休みで石のエキスを補給したので、頑張ります
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。稲城市の寺院墓地で作業中です。3年前に取り掛かっていたところ、事情があって中断していた工事です。日差しが強く暑さの中での消耗戦。そんな中ですが、作業のほうは何とか順調に進んでいます。墓域への入り口がわりと狭め。最初は少々戸惑いましたが、3年の時間を埋め感覚を取り戻しました。明日は石塔の棹石(○○家之墓と刻んだ石)の据付け予定と、防草対策の土系舗装材の施工など。やっと弊社初めてのインパラブルーの石塔を建て上げることができます
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。同じ共同墓地内にあるお墓同士。ほとんどが同姓の一族の墓地なんです。もちろん家紋も同じ。でも・・・。『富』と『冨』。こんな違いがあったりするんですよね。この墓地以外の事例(もちろん同じ墓地内)ですが、同姓・文字も同じなのに家紋が違う場合もあったりするから不思議です。中には同じお寺で同じ姓なのに、家紋が三パターンに分かれていたりするから、ややこしい(笑)全く系統が違う家の場合なら、姓が同じでも紋が違うのは当然でしょうけど
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。表題通り。仏事の際にはお墓参りをすることが多いですね。この時って、実はお墓の様子をチェックする機会でもあると、私は思うんです。親せきや近所の人たちに参列してもらい、お墓参りもするわけなので、事前にお墓掃除をされる方もいることでしょう。そんな時こそ、お墓の不具合などを確認できれば早めの対処ができるはずです。例えばこちらのお墓。来月下旬にご納骨を控えています。小叩きの御影石外柵は、おそらく建立後40年以上は建っているかと。しか
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。先週にお邪魔した川崎市麻生区の個人墓地。雑草対策の工事ですが、とりあえずいったん終了しました。手順としては以下のような感じ。①古い石塔の取り外し②砂利の除去③盛り土のすき取り④ワイヤーメッシュ敷込み⑤コンクリート打設⑥外柵・古い石塔の高圧洗浄とクリーニング⑦新たに化粧砂利敷き込み今回は周囲の万年塀と外柵の隙間もすべてコンクリート打設してきました。これで夏場の雑草取りからは完全に開放されることでしょう。印象につい
吉澤石材店、吉澤です。引き続き麻生区にて、お墓の雑草対策で作業中です。昨日は「根切り」とよぶ、土のすき取りを行いましたが、今日は外柵内のコンクリート打設を半日の作業にて。まず、コンクリートを打設するには、コンクリートそのものの厚みを十分に確保しなければいけません。ここは盛り土がしっかり締まっていたので、約8センチ程度を予定。その分の化粧砂利と盛り土をすき取るわけです。そして根切りが完了したら、コンクリートの割れを防ぐために、ワイヤーメッシュを入れて作業します。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。こちらのお墓にずらりと並んだ古い石塔。それぞれに戒名が刻まれた個人墓(あるいは夫婦墓)です。年数を経て、それぞれに傷みが目立つようになってきました。あわせて墓地が広いため、お施主様も草むしりなどの掃除が、だんだんと大変になってきています。近年の夏はちょっと暑すぎ。特にお年寄りの場合、命にかかわることも十分に考えられます。今回、大きな石塔と姿仏(すがたぼとけ)は残し、この古い石塔たちの整理と雑草対策を行います。墓地の敷
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。東京ではお盆の時期ですね。ちょうど今日あたり、送り火になるのでしょうか?毎年この時期に行こなわれる、九段の靖國神社「みたままつり」に行ってきました。うちでも家族が3人お祀りされているので、夏になるとやはり訪れたくなるところなのです。国のために命をささげた方々を慰めるため、多くの提灯が掲げられています。夜なら光の帯となって幻想的なんですよね。中門鳥居の前には著名な方の手による灯ろうも。今回は初めて御朱印もいただいて
吉澤石材店、吉澤です。立地や気候条件によって変わって来る部分はあるだろうが…石屋が素性の良い石だと思える瞬間。ちなみに建立後、二年弱。今後もそう雰囲気が変わらず、ここにあり続けるであろうな、と。
こんにちは!川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。ご依頼いただいた戒名彫刻の原稿(一部です)です。禅(ぜん)の文字ですが、旧字というか、いわゆる異字体です。今の文字なら点の部分が、「口」と「人」になっていました。この部分が「口」が二つ並ぶのは時々見ますが、こういう形もあるんですね。初めて見たので念のため確認してしまいました。いやぁ、漢字は本当に難しい^^;例えばですが、あれっ、違うのかな…という字でも簡単に正解不正解を判断できません。そのあたりは人の名前と一緒です。今回は当
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。さて、最近地震が多いわけですが、お墓でも「免震グッズ」を取り入れた施工をしている石材店さんも増えてきました。その種類はいろいろとあるわけですが、今日はそのうちの一つの礎(いしずえ)という商品をご紹介いただきました。この丸いリングの内側に接着剤を施工することで、接着剤の石への密着度をより高めるという考え方に基づいているそうです。言ってみれば接着剤の性能をフルに発揮させることに重きを置いているのかと思います。現在弊社で使用して
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。お墓の目地が傷んだので直したい。こんなご相談をよく受けます。弊社の場合ですが、セメント目地の場合には、やはり補修もセメント(あるいはモルタル)で行うことが多いです。基本的にセメント目地の上にコーキング(変成シリコン系弾性接着剤)目地を行なうのはあまりおすすめしていません。理由はいくつかあります。ひとつはセメントとコーキングの相性が悪いことです。セメントにコーキングが接していると、コーキングが早く変質して弾力が失われます。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。ここ数日いい天気、と言うかいきなりの猛暑。すぐに体が順応しないので、しばらく気を付けていきたいです。雨にならずに助かる部分もありますが、図面作成や見積もり作成などは夜間になりがち。新しいパソコンに変わり、バックアップを取っていたデータはほぼ移せました。ただ細かい設定などが戻り切っていないので、しばらく試行錯誤しながらになりそうです。完成予想図もどうも思ったようにいかないなあ。それはともかく、自分仕様に育て上げたころに壊れる
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。業界の仲間であるプラスダイヤ宮下社長と、千葉県茂原市の河野石材店さんにお邪魔してきました。河野石材店の河野さんは遺恩(いおん)という特許外柵を考案された、熱心な男。灯籠の機能を組み込んだ遺恩外柵の現物を初めて目にしました。灯籠を建てたいけれど場所が…なんていうケースにはもってこいかな。また、宮下社長も工具類の勉強も熱心な道具屋さん。だけどお墓を語りだすと、まさに留まるところを知らない痛快な男です。その熱い男たちとは、SNSを
登戸の吉澤石材店です。そろそろ梅雨入りも近いようです。雨の前にやっておきたい作業ということで、法事を控えたお墓の目地補修とクリーニング作業を行ってきました。建立後それなりの年数を経ているので、セメント目地がだいぶ剥がれ落ちていました。外柵の水アカも気になるところですね。外柵の目地の方は、傷んだ部分をある程度取り除いてから、セメントで再施工。石塔本体はコーキングを使っての目地を行いました。完全に元に戻るわけではありませんが、水アカもけっこう落ちてくれたと
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。5月最終日。梅雨入り直前といった雰囲気です。午前はお墓の外柵リフォーム案件の基礎コンクリート打設に。そして昼からは昨日解体した大谷石の荷下ろしと整理など行ってみました。一つのお墓って、けっこう多くの部材から成り立ってますよね。いつもそう思います。パレット2つに大谷石とコンクリ製納骨室が満載。そして後ろ側のトン袋(茶色の)2つと緑の袋1つ。これらが今回の外柵を構成していました。御影石や白河石製の外柵だったら、これに基礎
今日は複数のお客様との打ち合わせ数件。偶然にも墓地承継にからむお話がそれぞれ出ました。というと同じようなイメージに思われるかもしれませんが、当然内容もお悩みもそれぞれ異なります。やっぱり大事なことは、先々でもある程度対応していけるような方策を導き出すこと。建墓やリフォームでもそうですし、お墓の移転やお墓じまいだってそうです。とにかく、結論を急ぐあまり見当はずれの方向に進んでしまうことだけは避けていただきたい。急がねばならないことはともかく、じっくりと考えるべき
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今日は夕方前から昨日の続き。黒御影石のすりおろし。50番と呼ぶ研磨盤を使い、とりあえず文字をほぼ消し去りました。ここから100番、200番…と番手を変えて研磨していきます。石の地の色もだんだんと濃くなって黒に近づいていきますよ。削るというより、磨く作業になっていきます。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今日は昼前から雨模様。ちょっとした手違いがあり、墓誌の再研磨作業中です。新規の墓誌ですが、天額の仕様を間違えたために再彫刻することにしました。あまりあってほしくないことですね。幸いにもこの墓誌、厚みが規定よりも厚めに出来ていたため、あと数厘(1、2ミリ程度)落とせばすべて平らになると思われます。それはともかくとして、石の面に刻んだ文字もその深さがそれぞれ違っていることがよくわかります。大き目の文字は深めに彫ることができます
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今日は多摩区のお寺様にてお墓のお引渡し。ご納骨を行ってきました。先日完成した中国産のピンク系御影石を使った洋型の石塔。好天に恵まれて仏花がとても映えます。明るい色調の石はお墓の雰囲気がとても明るくなりますね。最初はグレー系の石をご検討されていたお施主様ですが、ご満足いただけたようです。施工に関しては接着剤を十分に使い、免震材や補強金具も併用。手間をかけてしっかりと工事しました。永くお墓として使っていけると思います。
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今日の工事中に写真に収めてきました。東北地方を代表する白御影石の一つ、磐梯みかげ。「白」と言いながらも、出来上がると青みがかって見える風格ある石です。この石、サンプルなどの小さな盤で一件すると、わりと鮮やかな黒玉(黒っぽい石目)や白玉が目立ったりもします。だけど出来上がってお墓全体で見ると、そんなことたいして気にならないよな…っていつも思います。まだ棹石(さおいし=文字を刻む石)が出来ていないので途中ですが、こんな感じ
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です!今日は神田で石材業界の集まり。ようやくゲットしたぞ!「お墓と終活」セミナーキットby一般社団法人日本石材産業協会。しかも…“石材店だからデキる!”これは良さそうだ!必ず使ってみる。
吉澤石材店、吉澤です。今日は快晴。現場で新たなお墓の据付作業に入りました。しかし週間天気を見ると、所どころ小さな傘マークも。梅雨前なのでしばらくは安定してほしいですね。明日は午前に見積もり提出・打ち合わせのあと、午後より都内で業界の会に参加してきます。そういったことで、とりあえずご注文いただいている発注図面を2組作製。何とか書き上げ、取引先にメール送信しておきました。重なる時には妙にいろいろと用事が重なるものですね。でもそれはそれでありがたいこと。と
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。今度外柵リフォームのお見積りをするお宅の石塔です。ちょうど頭の部分の形がこのあたりの石塔とはちょっと違う。とくに角の部分がツンと反ったように立っていますね。全体写真は載せませんが、下のほうの台になっている石たちもよく見ると縦・横・高さの比率がやっぱり違っています。話しをうかがうと、石塔本体はご親戚のある愛知県の岡崎市で作ってもらったのだそうです。ただ、花立などを含めた全体の雰囲気は東京型にも比較的近いような感じもしました。
川崎市多摩区の吉澤石材店、吉澤です。3年くらい前に無くなってしまう石・復活する石②というタイトルでこの石についてブログを書いていました。その石は中国産の河北山崎石。石目と色調が好まれやすい石だったこともあり、うちでもずいぶんこの石を使ったお墓を建てさせていただきました。復活しているのは知っていましたが、前の記事に書いバランスのことが気になり、お奨めする石のラインナップからは外していました。今日、お客さんの希望でサンプルを寄せてみると目が細かくて結構いい感じ。色も