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先日、自宅近くの美容室で散髪を済ませた後、その近くにある古書店の浪漫堂に寄って本棚を覗いてきました。ここは店舗がそれほど広くない中で平積みや本棚に本が溢れて置かれていて、目的の本を探すのも一苦労ですが、昔ながらの古書店の雰囲気が好きです。ここでは本を2冊買ってきました。1冊目は、吉本隆明著「読書の方法なにを、どう読むか」(光文社文庫)です。知の巨匠による読書の指南書です。読書の方法~なにを、どう読むか~(光文社文庫)/吉本隆明2冊目は、ジェイムズ・P・
疲れた😵💨吉本隆明「言語にとって美とはなにか」を書き写す。コトバを覚えたかっていうと、そうでもないなあ。まあ、よいヒマ潰しである。
吉本ばななさんのお姉さんで漫画家のハルノ宵子さんが、父であり有名な思想家である吉本隆明さんについて書いたエッセイ集。ハルノさん、文章も大層うまくて、勢いがあって、一気に読めてしまう。私はばななさんの大ファン。父・隆明さんについてのエピソードはこれまでに何度も、ばななさんのエッセイで読んでいたのだけれど、ハルノさんが語る父親像というのはまた違っている。これは意図して、なのかもしれないけれど、ばななさんはあくまで「やさしいお父さん」として書いているので、ちょっととぼけた様
ジェフ・ベック「BLOWBYBLOW」(1975年)という作品。ギター・ロックの金字塔。私はギターのテクニックの詳しいことなどはよく分からないけれども、じっくりと聴いていると率直に普遍的な音や雰囲気がふんだんに感じられ、やはり凄いアルバムだと思う。そういえばジェフ・ベックも昨年、亡くなったのだ。70歳代とか、この年代の有名なロック・ミュージシャンは非常に多い。どんどんとロック・レジェンドがこの世から居なくなり、最近特に寂しい気持ちがするが、決して避けられない現実でもある。全9曲収録。
2024-4-6(土)おはようございます。今朝も肌寒い。今朝も「オードリー」の再放送を見ています。段田安則さんや佐々木蔵之介さんが若い!。。「光る君へ」での両者が思い浮かんでしまいます。。どちらも脚本は大石静さん。。つながったあ♪。台形の「枕缶」。。クルクルとねじみたいなものを回して缶を開けるのが結構楽しかったです。結構好きな味。今でも。。子供の頃はすごく高級品にイメージも。。アメリカで特許が与えられたのが今日とか。
相反する「無力さ」と「全能なる神」前回(3月22日)ブログでは、ゼウ氏をチャネリングする優花さんの春分前日YouTube動画を見て、「この身を使って下さい」と思えるまでの道のり、秘訣を纏めてみた。その秘訣の中で、ちょいと引っかかっていたのは、私には何にも出来ない無力感無力な自分が出来ると思えるものの喜びの要素だった。優花さんは言っていた。「私にはもう何も出来ることはない。祈ることしか出来ないんだ。」と。でも、スピリチュ
離婚前は新聞を取っていなかったのですが、実家に出戻ってから、ちらっと興味のあるところだけ読むように。今日はハルノ宵子さん(大好きな吉本ばななさんのお姉さん)の「隆明だもの」という本が紹介されていたのが目に留まりました。隆明だもの|晶文社ハルノ宵子著四六判並製296頁定価:1,870円(本体1,700円)978-4-7949-7383-2C0095〔2023年12月〕戦後思想界の巨人と呼ばれる、父・吉本隆明。小説家の妹・吉本ばなな。そして俳人であった母・吉本和子――いった
『芥川賞の偏差値』-小谷野敦●第99回新井満「尋ね人の時間」偏差値42点新井はCMプロデューサーで、森敦が芥川賞をとった時、檀ふみとCMで共演してほしいと、森が檀一雄の友人だったことも知らずに頼みに行って知りあい、その後森に師事して小説を書くようになった。3回目の候補になった「ヴェクサシオン」は野間新人賞を受賞しており、野間新をとったあとで芥川賞をとった初の例となり、以後、野間新は「芥川賞以前」に位置づけられることになる。私は高校三年の春(1980)「みんなのうた」で新井
吉本隆明さんが亡くなってからもう11年目を迎えようとしている。会ったこともない人をつかまえて、あえて「吉本さん」と言いたくなるのは、吉本隆明という思想家を抜きには、私の青春を語ることはできないからだ。会津若松市役所に勤務していた川上春雄氏が、吉本さんの米沢高等工業時代の資料を発掘し、細部にわたる年譜を手がけた。川上氏から吉本さんの話を聞いていたことと、それ以上に著書のほとんどを購入するなど、私もまた吉本ファンの一人であった。どれだけ理解できたかというと心もとないが、不思議な言い回しと文体に
あらすじ吉本隆明は、思想家で詩人である。多数の本を出版しており、「共同幻想論」や「心的現象論」などが有名で、本書では心的現象論の読み方についてを詳しく解説している。感想自分自身との関係性を個人幻想、他者との一対一の関係性を対幻想、社会や団体との関係性を共同幻想と言い、分かりやすいように基礎的なことから順に説明されていたのが読みやすかった。吉本隆明の共同幻想論はおもしろいなと思い、興味深かった。
子供の頃から本を読むのが好きだった。母が書店に勤めていたということもあり、家には結構本があった。父親も読書好きだったけれど、結構好き嫌いが激しく「あいつが書いた物はキ◯◯◯だ!(ピー!!放送禁止用語)」なんて言うものだから、それをまともに受けてしまい、かなり偏った読書歴ではあります最近、必要に迫られて(これについては割愛)昼休みに本を読むことが多くなった。もはや大巨編や難しい本は読めないお年頃この前までは、中野信子さんの「エレガントな毒の吐き方」を読んでいました。京都の人によく言われ
夏目漱石を読む(ちくま文庫よ2-5)https://amzn.asia/d/ckopbUH夏目漱石の日とのこと。吉本ばななさんのお父様のこの本が熱い!深淵なる解説もあったかと。夢十夜等、特に分かりやすい解説だったかと記憶にある。リキ入り過ぎの部分も゙面白く読めた。(^_^;)吉本隆明節も゙心地よい。
M子と申しますお受験記(2022年入学)子育て・日常を書いています小学校受験は年少時から遡って書いていますのでこちらからもどうぞ〜小学校受験まとめページ〜▶︎年少▶︎年中▶︎年長みなさまこんにちはM子、携帯の写真整理をしていたら(とりあえず撮ったスクショの削除)多分その時大事だと思って残しておいた画面が沢山出てきましてその中の一枚が。こちら出典Yahooニュースいまの親の愛情は『何をしないか』を考えなければならないうんうん。そうだよね、そうなんだ
江藤淳の「夜の紅茶」読むとなぜか涙がこぼれてならない。「私は、夕食のあとでひと眠りしてから、紅茶を飲むのが好きである」という出だしだけで、妙に納得してしまうからだ。夕食の前にウイスキーをダブルの水割りにして飲み、酔いが回り満腹になるから、眠気をももようしてくる。そこで寝椅子に横になり、レコードを聴きながら一時間ほど眠る。それから江藤はシャワーを浴びるか顔を洗うのだそうだ。「そして、おもむろに夜の紅茶を飲むのである」と書かれると、そうありたいという気持ちが湧いてきて、なおさらうなづいてし
にほんブログ村口から先に生まれてきたのって、、、。ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチングTêteàtête(テタテットゥ)です。上手いことを言う人がいます。口から先に生まれてきたんですか、と言いたいぐらいです。まあ、凄いのなんのって聞いている方が疲れてしまうほどでした。○○詐欺だと感じなので何も言わないまま受話器を置きました。疑った方がいいですよ、信じちゃダメですね。いいことを照れもせずにい
二〇十七年三月二十七日読むべき本とは、自分が読みたいと望んで買った本や図書館で借りた本を指している。本を読まなくても、充実した豊かな人生を送ることができる。逆に、本を読んだばっかりに乏しく貧しい人生を送ってしまった。そんな思いを持つ人もいるだろう。「本を読むことは良いこととは思えない」と電話で語った人がいる。遠回しだが、私への真っ直ぐな批判だった。その時、私は相手の真意を理解できなかったが、今では理解できる。私は、その相手にこう応答した。「本自体が悪いのではなく、悪いのは読み方だ」。今、何
2024.2.2おはよう御座います😃3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2021.2.2こんばんは🍃吉本隆明さんの「ひきこもれひとりの時間をもつということ」SB新書860円+税を読み終えました📚2021年読書記録14冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜「自分の世界に、沈潜せよ」本書はそんなメッセージが込められた、熱い本です。かつての日本では「職人かたぎ」が評価されていました。手に職があり、黙って仕事に打ち込んでいれば社会
【2024年1冊目】松本清張「花氷」40年以上前に「火曜サスペンス劇場」で正臣さんが主役でドラマ化されていた。かっこよかったなあ。金、権力、女・・・欲望渦巻く、いかにも昭和、いかにも松本清張。【2024年2冊目】丸山正樹「デフ・ヴォイス」実はドラマになる前から積読されてました。単に障害を持った人を扱った小説ではなく、しっかりとミステリーになっている。ドラマもよかったが、一番肝のところが原作と違ったのが残念でした。【2024年3冊目】幡野広志「うまくてダメな写真とヘタ
12月14日付で投稿したブログだけれど、やっとというより、もう終わっちゃったという残り香をひかれる思いで、読み切った。一番、関心を示したのが、隆明さんはスピリチュアルな人だという指摘で、あの論理的で一見平板なように見える文体で、言葉を追っていくのが大変なのに、スピリチュアルと言われると意外な感じがした。しかし、つらつら考えてみるとそうなのかもしれない。ハルノ宵子さんも、もっと丁寧に説明してあげたらいいのにと一言挟んでいるけれど、急にジャンプするというか飛躍するところがある。ついてい
タイトルの「隆明」は戦後思想界の巨人、吉本隆明。巨人の著者に触れたこともありませんが本作の著者である長女のハルノ宵子のエッセイが好き。のっけから面白い!臨終の看取りについても「猫と人間の区別ナシ」旅立つ時は1人。フツーなら玄関に「倒れていた」と表現されるだろうが「転がっていた」(知の巨人がね)次女の吉本ばななは「書いてるものと食い違いがまったくないところ」を尊敬していると語っています。フツーの人でも、そこって大事なこと。大きく頷けました。
「天籟は幻聴だ、だから天籟を聞く、そういうのはキッパリと辞めてしまったのが親鸞だ」、と吉本隆明が解説していることを書いた荘子に関する論文がありましたが。前書いた、耳の形が魚のヒレのように特徴的な宇宙人が「ワンネスは分かりましたか?」と次の日もやって来てくれました。「音を聞いてみると良いでしょう」、とアドバイスをもらいました。木村敏が言うように、統合失調症は全から一としての自己を実現(形成)する事に失敗しているのだとしたら、その世界にいる彼等は幻聴を聞きやすいという事かもしれないと考えられます
この僕ですら、これまで23冊ほどを世に出していますが、もっとも愛着があるのは、峰たけしのペンネームで出した『憂国の言葉』です。13年以上も前のことになりますが、わずか126頁の新書版です。「第一章保守の言葉」「第二章革命家の言葉」「第三章江戸思想家の言葉」「第四章貧しき者の言葉」「第五章逆境の言葉」から構成されています。その序文で僕は「右だとか左だとかは、どうでもよいのです。僕の心を揺さぶったかどうかが問題なのです。アカデミックな研究家とは違って、僕は一ファンに過ぎません。惚れた相手な
夫の生前、夫婦で「菊谷文庫」という小さな出版社を営んでいました。夫が亡くなってからは出版の仕事は全くしていませんでしたが、昨年、ご縁があって、菊谷文庫から出版された書籍が、新装版として再販しましたので、お知らせさせていただきます。なぜ、菊谷文庫の話をしていなかったかというと、著者の方に、夫のファンの方に、嫁がアホすぎる…と思われて印象を悪くしたら申し訳ない…と思ったからです。私がアホなだけなので、気にせず書いてみますねー。新装版となったのは、宇田良一さんの『吉本隆明
“私は荘子に耽溺しすぎだ、荘子と違う自分を考えてみたら”という意見に対して以前書きましたが↓今日、主治医に言ってみると、A:「耽溺してはいけないのかい?むしろ、荘子がご飯を食べる所や、荘子だったらこうケツをふくという所まで真似してみたらいいんじゃないか。とことん突き詰めてみて、どうしてもという所が出て来たら自分でやればいいのであって。」···今泉徹の思想、やはりこれは!と思いました。精神病理学(特に反精神医学)にも吉本隆明にも深く、学生運動などの失敗も経験してきた者の思想。私が主治医の
吉本隆明の関連本を買ってしまった。長女のハルノ宵子さんのエッセイ集だ。短いエッセイを収録している。我々の世代は、吉本隆明に席巻された世代で、吉本は切り離せない。完全な吉本主義者からアンチ吉本までさまざまなグラデーションでいた。かく言うわたしも同じであって、8段の本棚一本分が吉本本で埋まっている。それも一段を二列にして。2012年に亡くなってからの、関連本はあまり手を出していない。このエッセイは、読み始めたところだけれど、自身の父親を家族の一員として眺めているようで、リ
2018年のブログです*先日、きたやまおさむさんとよしもとばななさんの対談本を再読しましたので、こんどはばななさんのお父さんである吉本隆明さんと北山修さんの対談本の吉本隆明・北山修『こころから言葉へ』(1993・弘文堂)を再読しました。この本なんとなんと20年ぶりくらいでの再読で、本棚の隅っこにあったのを見つけて、もう一回読んでみました。吉本隆明さんはばななさんのお父さんですが、じーじの世代には共同幻想論というやや難しい考えで有名だった評論家・思想家で、じーじ
こんばんは!昨晩、日付が変わる少し前23:04に太陽が射手座に移動しました!明日には、火星も射手座入りここから射手座ムードが高まる中で毎月の恒例、ニコプラネットも更新です赤ペン12サイン占い2023射手座心理占星術家nicoが主宰する「心理占星術講座」の下で学ぶメンバーが、毎月12サイン占いにチャレンジ。容赦ない赤ペン添削にめげず、毎月奮闘中しています。心理占星術的視点で天空の配置を読み解いた一ヶ月の星空予報。文体もテーマも12人それぞれのスタイ
本日、2投稿目です以前から気になっていた方の楽譜🎼を購入して昨日届きました🎵県立図書館に通っている時小説家、吉本ばななさんのお父様、吉本隆明さんの詩集全集が置いてありものすごくハマって読み漁っていました。詩集は大変分厚く、読み応えがあり1冊を読み切るのに貸出期間の15日では足りず。自宅用で購入しようか迷ってAmazonで検索したところこちらの楽譜も検索一覧🔍であがってきました。「えー❗️作曲もされてたのかな」と驚きでした♡隆明さんの世界観をピアノ曲でど
<吉本隆明、ロバート・ネイサン>1328「言語にとって美とはなにか」Ⅰ吉本隆明長編角川文庫目次序第Ⅰ章言語の本質1.発生の機構2.進化の特性3.音韻・韻律・品詞第Ⅱ章言語の属性1.意味2.価値3.文字・像4.言語表現における像第Ⅲ章韻律・撰択・転換・喩1.短歌的表現2.詩的表現3.短歌的喩4.散文的表現
師匠に勧められた吉本隆明「共同幻想論」を読み方という本を読み終わりました。原本は、高校生時代難しい本を読むことに憧れて文庫本を買って挑戦しましたが、案の定挫折しました。著者は心理士でもあるので、個人幻想、対幻想、共同幻想を、精神的発達段階に当てはめたり、個人幻想が、強迫症になぞられていたりするところは興味深かったです。それこそ3つの幻想が、森田療法の「べき思考」に通じるところがあり、興味深かったです。生物的個体を個人として収束させないことも、場合によっては必要な