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合気という概念は人により多様です。観念的な解釈は、お好みの解釈でも構いませんが、精神性を強調すると宗教的な偏りを感じる方も少なくないのではないでしょうか。私が定義している武術としての合気道は『瞬間冷凍技術』です。入門してすぐの生徒さんに、合気道の武術としての特長を説明するときに、よく使う言葉です。子供の頃、夏の遊びとしてゴム風船に水を入れて投げ合ったことはありませんか?水手榴弾の威力を上げようと水道の蛇口から入れる水の量を増やし過ぎて、投げるどころか、きちんと持てずに落として足元で破裂
殺気を感じるセンサーがあると相手の力量がわかります。ある日、道場に入るとすぐに、いつもと異なる気配が場内に漂っていました。普段は存在しないバイオレンスの圧力です。しかも張り付くような粘度がある。気配のする方向を見るとずんぐりした大柄な男が座って、こちらを見ています。一瞬、頭をよぎったのは「もしかしたら、時代錯誤の道場破りか?しかし、それにしては殺気がない」あるのは、かなり強いバイオレンスの世界の圧力。体型や筋肉から見て、こういうタイプはルールなしの喧嘩がかなり強い。格闘技
才能が溢れる生徒さんに技を伝授するのは、師範としは至上の喜びです。今回も優れた有段の生徒さん達に、合気道の極意を丁寧に指導しました。長年、私の元で稽古を継続されて来た方々ですから、修得されました。極意は私から掛けられる体験をする事で身体が覚えます。驚きとともに、笑い声があがります。それまでの常識や経験を一変させてしまうからです。今回は『最小の力で最大の効果を発揮』する<真の合気道>の術理の伝授でした。そして、それが極意と呼べるのは、2つの条件が必要と考えています。1.路上の護身で
これで3度目の投稿です。運命学的に、今年は地震の年です。実際に震度4、5以上の地震が日本各地で起きています。なぜ、合気道家のブログで地震への警戒を3回も投稿するのか?不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。リアルな武道家、武術家は、試合に勝つとか、路上で遭遇する暴行から身を守るだけでなく、事故や災害まで含めて『命を守る』生き方をします。今年がどんな年なのか?何に気をつければ良いのか?それを予測して、準備をすることは、至極当然ならことです。そして、3回目なので、それ以外のこ
体格差のある相手に、つかまれるのは危険です。つかまれる⇨殴られる‼️つかまれる⇨投げられる‼️つかまれる⇨振り回される‼️つかまれる⇨壁に押し付けられる‼️つかまれる⇨首を締められる‼️etc合気道では、つかまれた危機の場面から、反撃する技が多いです。手首、肩、胸元、袖昔ですと着物に帯や襟それらをつかまれた危険な場面からの脱出です。『離脱』という技を学びます。合気道が『護身の武術』と言える特徴です。また、武術的には『後の先』という戦術を使います。相手の攻撃を受けてか
以前、このブログで書きましたが、運命学的に今年は地震の年です。サバイバルに必要なのは1.知識2.情報3.装備4.体力・気力1.災害と災害への対応への知識地震、津波、崖崩れ、河川反乱、液状化、建物倒壊等災害への知識会社、学校、在宅時、退勤、通学時、昼間、夜間、春夏秋冬、四季、晴、雨、雪など様々な状況での被災への知識2.災害時の情報平時、自宅、会社、学校のハザードマップ情報災害発生には、ラジオ等で正確な情報の入手情報の分析⇨判断⇨行動3.被災時備品持ち出し用最
2011年(平成23年)3月11日14時46分東日本大震災から、13年が過ぎました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし致します。そして被災された地域を応援致します。合気道の生徒さんのご親戚の方々も津波でお亡くなりになられています。また、福島原発の事故により、何代も続いていた農家の方が自ら命を絶ち、奥様はその翌年、ガンでお亡くなりなった話も伺いました。合掌。合気道の稽古もしばらく出来なくなりました。久しぶりの稽古の最中に、道場が大きく揺れる余震がありました。怯える子供達で
武道、武術の型稽古では、技をかける相手は『仮想の敵』です。普段は仲の良い稽古仲間は、理不尽な暴力をふるう暴漢の役です。プロレスでいうところの『ヒール(悪役)』です。『合気』は仲良く和気あいあいと稽古をしないと身につきません。このときの仲良くとは「忖度」して自ら倒れてあげるのではなく、効かない時は、倒れずに、型の狂いを指摘して、調整をしてあげることです。合気道S.A.越谷・春日部では、上級者同士になると『抵抗』や『反撃』を入れた稽古をします。この時、お互いの信頼関係と上達への純
おかげさまで、新しい生徒さん達が入門して、稽古がリフレッシュしています。特にこの春に新生活が始まる生徒さんのために、ストレスに負けない心身になってもらうために指導しています。ピカピカの一年生は不安と期待のストレスを感じます。合気道S.A.越谷・春日部では、合気道の上達には、丹田と体軸の構築の強化が不可欠と考えて稽古指導をしています。丹田と体軸は合気道技の速度や精度をあげ、威力を増すだけでなく、日常生活では、ストレスに強い心身を作ります。新生活は希望と不安が混在する時期です。スタートで
残念ながら、『型稽古』を何年、いえ、何十年、稽古をしても『技』は身につきません。一生稽古をしても、身につきません。なぜならば、型の稽古だからです。何年も何十年も稽古をすれば、上達します。しけし、上達するのは、型稽古が上達するのです。型がある日突然、技に変わることは残念ながらあり得ません。『型稽古』は『型』を身につける稽古だからです。『技』を身につけるには、型稽古ではなく『技稽古』が必要です。型を身につけるには、型稽古‼️技を身につけるには、技稽古‼️至極、当たり前なら事です。
今日、2月3日は節分。豆を撒いて鬼を追い払う日です。節分は旧暦で新年の始まりです。鬼という邪気を払って一年の健康や幸せを願います。合気道S.A.越谷・春日部でも『鬼を払う稽古』をします。この鬼は心の中の慢心や油断、驕り高ぶりです。外から来る暴力という鬼は、技を磨いて身を守れます。ところが陽明学の王陽明が言われたように『山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難しい』で、自分の心の中の敵を破るのは難しいです。外の鬼ですが、型や演武と異なり路上の護身には、約束事がありませんから、慢心や
1月28日、日曜日の朝、東京湾を震源地とする地震が起きました。マグニチュード4.8。東京、神奈川で、最大震度4でした。今年が地震の年であることは、運命学を知る人間には常識でしょう。今年は、海を震源地としての地震と津波、農業、水産業、観光業への多大なダメージも考えられます。毎年、身近な人間には、その年の特徴を伝えて、様々な準備や対策を勧めています。その人の置かれた環境で、起きる現象も予想が可能です。そのとき、必ず、一緒に話すことがあります。防災対策、被災対策で忘れがちだが、大事なのは『体
私が生徒さん達に伝授しているのは、型と演武で終わらない『武術としての合気道』です。武術としての合気道とは、路上の護身で使える合気道技を身をつけられる合気道です。普通に言えば『強くなる合気道』です。心身と技を練り上げて強くなります。しかし、強くなるだけでは、人生の勝者にはなれないと考えています。合気という心法を身につけ、優しくならなくでは意味がありません。本当の強さとは肉体や腕力、技のパワーだけではありません。人生でぶつかる様々な問題で腕力で解決出来るものはわずかです。昔、極真
2024年、令和6年は、運命学的には『殻を破る』年です。今までのやり方や考え方を『破る年』であり、また『破られる年』です。自ら殻を破る人もあれば、外因、外圧で殻を破られる人もいます。いずれにせよ『変化の年』となります。注意すべきは、自ら殻を破り、変化を求めても、途中でエネルギー不足で、下降する可能性がある変化です。準備不足、資金不足、体力不足、etcつまり竜頭蛇尾になる可能性を秘めているのが今年の運勢の注意点です。これは学生時代に運命学や占術を学び、色々な方々の悩みの答えを
合気道S.A.越谷・春日部の少年少女クラスは小学生一年生から稽古が始められます。(兄弟、姉妹で入会して、稽古を始めた生徒さんの場合、下の子が幼稚園の年長さんということもあります)小学一年生から稽古を始めて、最長で6年から6年半が平均的な稽古期間です。中学生になり、塾や部活で稽古をする時間がなくなります。塾や部活は、その時期にしか出来ません。優先すべきです。最長で6年から6年半。その間の成長に合わせて、合気道技だけでなく、体軸と丹田の構築もして行きます。体軸と丹田は受験でも
2024年、令和6年は『殻を破る年』と受け止めています。学生時代に複数の「運命学」を学び、その実占経験から、毎年、その年がどのような事が起きる年かを予測します。目的は「危険回避」です。想定をしていれば、様々なトラブル、アクシデントと遭遇しても慌てずに冷静な対応が可能になります。事前に用意も出来ます。現在は合気道の師範なので、ごく一部の人だけに、その内容を伝えています。今年の特徴は、殻を破る年です。地震の年でもあるので、水や食糧の買い替えも早めにしています。東洋運命学では、一年
合気道S.A.越谷・春日部では、合気道が上達するために身体を整えます。今年は、スマホ首でお悩みの少年少女クラスの保護者の方からの希望で、合気道も上達しますが、同時に学業やスポーツの成績が上がるように合気整体をしました。*この合気整体は、私の個人的な技術です。**稽古でスマホ首が治るのですが、拝見するとかなり首の傾斜がおかしくなっていましたので、緊急性を感じて整体をしました。そして、自宅でも安全に出来て、効果がある施術も。みるみるスマホ首が治るのを見て驚かれていました。*効果の現れ方に
初稽古は、生徒さんからの希望で正月そうそうニュースになっている<刃物による傷害事件>への対応、護身の指導となりました。少年少女クラスと大人の体術クラスの両方で行いました。内容は少し違いますが。まず説明をしたのは、合気道技で相手を倒すのは、逃げられない時、自分と自分の大切な人を守るという選択肢しかない時だけです。1番は危険から『逃げる』事を選択すること‼️逃げる時は、<素早く><安全な場所>に向かって移動をする‼️躊躇をしない‼️事件や事故、火災などが発生した時は、<五感>で危険を感じ
🌅🎍謹賀新年🎍🌅明けましておめでとう御座います。いつもブログをお読みの方々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。新年の初ブログは、お年玉ブログです。中国武術と合気道の共通点について。私は合気道S.A.に入門する前は、北京在住の老師について、中国武術を修練していました。老師は北京の紫禁城の警護をする武官の家系に生まれ、毛沢東の文化大革命で、北京から下放経験をされましたが、幼少から毎日、鍛錬をされていた方です。合気道S.A.を創設した櫻井文夫代表師範と同じ考えで、技を身につけには、基本
今年も予定通り無事に稽古を終わりました。今年最後の稽古は『基本原理』とその『応用』の技の稽古。様々な合気道技を習得するために必要な原理の説明とその実技指導。合気道が『神秘的な武術』と見えるのは、個人の内部の力だけでなく、この地球に存在する法則と一体化するからです。まずは『テコの原理』かのアルキメデスが『地球でも動かして見せよう』!と豪語した物理の法則です。テコの原理はハサミやペンチ、釘抜き、ホチキス、栓抜きなど、日常生活の様々な道具に応用されています。合気道S.A.越谷・春
今日は大晦日、2023年も残り一日です。大掃除も買い物も終わり、後は新年を使えるたけとなりました。今年最後に常に生徒さんに話していることを皆様へもお伝えします。『悪い姿勢は万病の元』です。悪い姿勢は首や肩、腰、膝などに歪みを蓄積し、故障の原因になります。また、内臓の機能が落ちます。そして、呼吸が浅くなりますので、ストレスに弱くなり、免疫力が下がり、脳の働きも悪くなります。悪い姿勢は万病の元です。そして、武術的に『悪い姿勢は危険』です。危険回避が遅れます。悪い姿勢は視界
長年、子供達に合気道を教えて来ました。少年少女クラスに入門する子達は、真面目な子ばかりなのに、最近は合気道S.A.の回転系の基本動作が苦手な子が増えたように感じていました。生徒さん達の動きを武術眼で観察しました。原因は首の傾斜を起因とする全身のバランスの崩れでした。いわゆる『スマホ首』最近では、宿題をタブレットでするので『スマホ・タブレット首』が原因でした。私の流派は型や演武でなくリアルに使える合気道を指導伝授する流派ですから、それでは満足な動きは出来ず、看過することは出来ません
『型』とは『技』を習得するための通過点の稽古です。そのために、稽古相手は、無抵抗で協力します。『技』とは、相手の抵抗や反撃があることが前提の技術です。正確で厳密な型を身につける事から技の稽古は始まります。しかし、型稽古で終わってしまうのでは、技に到達する前で停滞してしまいます。合気道S.A.が指導してる『貫通する合気道』とは、相手の抵抗を貫通して相手を制圧できる合気道の『技』です。厳密な型稽古の先に、貫通する理合いと貫通する技術の稽古をすることで可能になります。『貫通する合気道』は
合気道S.A.越谷・春日部では、三段の審査をされる方々がいらっしゃいます。二段から三段に昇段には、型から技へと技術が高まる事が私の審査のポイントです。技に移行しない型の段位では張子の虎になってしまいます。審査の合格の為に、型と技の違いを丁寧に指導します。生徒さんは型から技に変化が続きます。『使える合気道』の三段の誕生です。◆合気道S.A.越谷・春日部に、ご関心をお持ちになられた方は、是非、稽古の見学をされて下さい。◆また、合気道は体験しないとわからない武術です。一日無料稽古体験も出
今日から、12月今年も残り、1か月となりましました。師走は、師までも走り回るくらい忙しい月です。健康に気をつけて、早め早めに成すべきことを済ませておきたいですね。さて、長年、合気道S.A.の師範をして来た経験から、合気道S.A.と言う流派の合気道は、まさにリアルな合気道で、女性や子供に最適な武道・武術だと自負しています。成人男性は言うまでもありません。特に、中高年の方々には、達人の合気道技はとても喜ばれています。女性と子供に最適と言う理由1.身体差、体格差、筋力差があっても、成人
丹田と体軸に殺気を感知する機能があることは、前回のブログで書きました。その力で何回も九死に一生を得ています。<でも、それはあなただけの個人的な経験では?>と思われた方々もいらっしゃるかもしれません。私ならば、そういう疑問を持ちます。そういう方々へのお答えの一つです。合気道S.A.越谷では、時々、生徒さんに『殺気を感じる稽古』をします。それも背後で離れた所から、殺気を感じる稽古です。背後といっても、すぐ後ろでは、息づかいや衣擦れなどで気配が読めます。護身的には、手遅れにな
刻々と命の危機が、目の前に迫っている。それを、もし知って、避けることが出来たら…それも達人の一つではないでしょうか?『九死に一生を得る』それを私は何回も経験しています。<そんなことは普通の人は出来ないよ>そう思った貴方は正しいです。普通の人は、その力を眠らせています。その力とは丹田と体軸の力です。丹田と体軸を構築して鍛えると、武術のフィジカル面では、スピードとパワー、そして精密度が増します。達人技と呼ばれる技に変わって行きます。そして、護身面では、丹田と体軸は殺気や敵意、悪
強くなるには『情熱』‼️上手くなるには『理論』‼️そして、リアル護身には『感性』‼️私の稽古指導の指導方針です。私の指導は『詰将棋』のように理論を積み重ねます。ある場面の危機から脱出する為に、数手で逆転をします。その理論を具体的に、かつ具現化するために、合気道の極意までの技術を丁寧に指導し、反復稽古をします。このあたりで合気道の奥深さと面白さを体験された生徒さん達は、稽古に熱が入ります。情熱は稽古の継続となり、上達して、達人の門を開きます。そして、合気道S.A.越谷/春日部が稽
護身術とは暴力から身を守る技術です。しかし、以前、某護身術教室の講習を拝見した時<これでは、危険過ぎる‼️><バーチャル護身術だ‼️>と心の中で叫びました。簡単に言えば、現実離れした護身術でした。リアル護身の技の一部だけを切り取った型でした。合気道S.A.越谷/春日部は、生徒さん達、特に女性と子供達に必要な『リアル合気護身技』を指導して稽古をしています。理屈だけの技を『バーチャル護身術』と呼んで、使えない、それどころか危険な護身と評価しています。某護身術教室で講師の方が
合気道S.A.という路上の護身で使える流派の師範です。他の武道や武術に夢中になり、1番、無縁と思っていた合気道の師範になるのですから、人生は面白いものです。11月3日は『文化の日』日本には様々な文化があります。身体文化として、能や歌舞伎、日舞などがあります。そこに日本の武術も入ります。武術は戦場で生き残るサバイバル技術が生活で使える身体技術まで、昇華したものです。究極のサバイバル状況の中で、武術家達は丹田や体軸が活性化し、使い方が研ぎ澄まされたわけです。日本人の感性や骨格に根付い