ブログ記事16件
お越しいただきありがとうございます2009年より台湾が好きで何度も渡台しています国内も神戸、横浜、東京が好きで美味しい物を食べに行っています今日は台湾好きの方が見ると楽しいブログになっております。台湾の小説の感想で、ちょっとマニアックです。台北プライベートアイたまたま、台北の文字が目に入り手に取った一冊。台北プライベートアイ(文春文庫)[紀蔚然]楽天市場台北プライベートアイ(文春文庫)Amazon(アマゾン)内容は大学教授を辞めて私立探偵を仕事
紀蔚然著の『台北プライベートアイ』を読了面白かった〜最初ぱらっとめくった時には1ページが2段になっている小説で字が小さい😅ガーンって思ったが。読み始めたら気にならず、グイグイ引き込まれて読めた。台北の地名や人名にはルビが振ってあって読みやすかった〜中国語の漢字の読み方が少し身に付いたかも⁉️原題は『私家偵探』で、劇作家で元大学教授が離婚後に台北の街外れ臥龍街に引っ越して私立探偵を始める物語。そこに連続殺事件が起きて〜〜〜台湾の文化や登場人物の描写がとにかく面白いのでなかなか楽しめ
劇作家で大学教授でもある呉誠(ウーチェン)は若い頃からパニック障害とうつに悩まされていた。酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまった呉誠は芝居も教職もなげうって臥龍街に隠棲し私立探偵の看板を掲げる。やがて台北中を震撼させる六張犁(リョウチャンリ)殺人事件にまきこまれる。呉誠は己の冤罪を晴らすため真犯人を見つけ出すことを誓う。探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開とハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ。台湾らしい丁々発止の会話。謎のシリアルキラー〈六張犁の殺人鬼〉
DV8台北プライベートアイ2(文春e-book)Amazon(アマゾン)淡水に越してきた呉誠は、お気に入りのバー「DV8」に入り浸る毎日。そんな呉誠の元を訪れた女性から、20年前にある殺人事件が起きた現場で別れたきりの幼馴染を探して欲しいとの依頼を受ける。人探しを始める呉誠だったが、容疑者死亡で解決済みとなっている20年前の殺人事件について不審なものを感じる。前作『台北プライベートアイ』では台北が舞台でしたが、続編となる本作で主人公の呉誠(ウーチェン)は台北郊外の街、淡
大学教授を辞め、私立探偵に転向した主人公が連続殺人事件に巻き込まれ、冤罪をはらす為に自ら捜査をする話である、と、裏表紙のあらすじに書いてあった。ハードボイルドの探偵物だって?「探偵物語」の松田勇作みたいな奴か?そりゃちとうきっとするじゃないか。「台北プライベートアイ」紀蔚然著である。思ってた話とちと違った。勿論、あらすじをちらりと見ただけで勝手に脳内で主人公を松田勇作に演じさせてしまったので、あららっとたたらを踏んでしまったのである。軌道修正だ。すごーくすごーく疲れた山田孝之
紀蔚然さんの「DV8台北プライベートアイ2」(舩山むつみ訳)を読みました2011年に発表された前作の続編として、2021年に台湾で発表されていた作品です『紀蔚然/台北プライベートアイ』紀蔚然さんの「台北プライベートアイ(私家偵探PRIVITEEYES)」(舩山むつみ訳)を読みました台湾では私立探偵のことを「私家偵探」というのですね!…ameblo.jp前作は、主人公が大学教授を辞めてしがない私立探偵になって四苦八苦するところから描かれており、そこから思いがけない展開に話が
台湾の作家、紀蔚然(き・うつぜん)による私立探偵もの、台北プライベートアイの続編。今回は舞台を台北から淡水に移し、前作の登場人物は主人公の呉誠(ウー・チェン)だけという、かなりストイックで大胆な構成。それでも呉誠のスタイルはそのまま。DV8という素敵な女性エマがいるバーを活動拠点として、依頼から始まった調査をきっかけに時効寸前の難事件など、様々な問題を芋づる式に解決していく。前作ではうまく行きかけて失敗してしまったロマンスもあったが、エマとは嘘のように順調。しかも呉誠自体の私立探偵としての
「プライベートアイ」というのは私立探偵のことなんだそうな。知らなかった。探偵といえばdetectiveだと思ってた。そのため最初はタイトルを見て、台湾の旅行記かエッセイの類かと思ってたでも探偵ものみたいだったので、読んでみることにした。*****大学教授で劇作家だった呉誠(ウーチェン)はかなりの偏屈者。50歳近くなって妻と別れ、また酒の席で人を罵倒して友人関係をぶち壊したことで自分に嫌気がさし、仕事を辞めてそれまでの人間関係を断つ。1人でひっそり暮らすんだと意気込んで、臥龍街に引っ
《私家侦探》紀蔚然久々に原書読み終えました。読みかけがたくさんあるのですが、読み終えるのが大変なのですよね。時間かかる上に、読む間隔が数日でも空いてしまうと理解が完全じゃない故それまでのストーリーを忘れてしまい読み直す必要があり、なかなか進まないのです。でも今年はすこし頑張って読むつもりです。なぜなら本を選んで買う過程が好きなので、買うためには読まないと!ということで、63冊目に続き、読みやすい台湾ミステリです。【ストーリー】舞台は台北。主人公は大学で演劇を教えていたが
図書館の書架の間を歩いていると、本の背表紙が話しかけてくるように感じることがある。大抵は、「ね、私を読んでみて」。「ちょっと面白そうでしょ?」と強引に誘われる(!)こともある。とにかく、そんな感じで手にしたのがこの本。⇓紀蔚然著『台北プライベートアイ』50歳にして、台北の街はずれに私立探偵事務所を開業することとなった、劇作家で元大学教授の呉誠。早々に連続殺人事件に巻き込まれ、容疑者として逮捕までされてしまう・・・という感じで、物語が展開していく。訳者あとがきにある
おはようございます~ようやく、何冊かまとまって読み終えたので、自分の📝です~。なので、感想と言っても、読後感で、ネタバレもあまりないですが…ネタバレが全くないわけでないので、イヤな人は読まないでくださいどれも面白かったので、おススメです私家偵探(台北プライベートアイ)台北プライベートアイ紀蔚然舩山むつみ『台北プライベートアイ』紀蔚然舩山むつみ|単行本丁々発止の会話が痛快な台湾ハードボイルド!劇作家兼大学教授の呉誠は鬱々として楽しまず、台北の裏路地に隠遁し
一気に読んでしまいました。いやあ、面白かった!!「面白いけど長い」「台北野球倶楽部の殺人の短さが懐かしい」とかほざいていた昨日の自分を殴ってやりたい。途中息切れしたあとの後半!どんどん引き込まれてそこからはもう、ノンストップ。謎解きの面白さだけでなく、主人公の目を通して語られる独特の台湾論が、台湾社会や台湾人に対するシニカルだけど愛のあるリアルな分析と描写が、本当に秀逸。台湾語もスラングも満載で、ザ・タイワンな一冊です。前半のちょっと長すぎ、冗長のように思われた主人公の自分語りが、後半の連続
紀伊國屋書店に、台湾を知るためのブックガイド『臺灣書旅』を最初に貰いに行った(そう、なんとFree!)のが9月3日、その時は『自転車泥棒』(呉明益)の文庫本も一緒に購入。さすがにフリーの雑誌だけ貰っていく勇気がなく…そして、仲良しのお友達が近くに紀伊國屋書店がない、というので彼女のためにもう1冊ゲットしに行ったのが昨日。またまたそれだけ貰って帰る勇気がなく、今度は台湾のハードボイルド探偵小説『台北プライベートアイ』を購入してきました!溫又柔さんの『魯肉飯のさえずり』と迷ったのですが、先日の『
非常に面白い、台北プライベートアイ[紀蔚然]楽天市場1,980円台湾ミステリ。強くはないが、生き方がハードボイルドなプライベートアイが主人公。主人公が引っ越して、探偵事務所を立ち上げた、臥龍街が実在する街。観光するような街ではなさそうだが、台北に行く時は、街を歩いてみたい。本作は、2011年の作品で、10年の時を経て、この本が日本で刊行される直前の、2021年3月に続編が出たらしい。是非、読んでみたいので、まず、本書が売
大いなる勘違い。ついこないだ台湾ものの紀行文を読んで、たまたままた入手したのがこの本。プライベートアイ、の意味を何を勘違いしたか、旅行者の目、見たいにとらえ、読み始めた。そしたらなんと、探偵小説。教師、脚本家を辞め私立探偵になった中年男が、ひとつ問題を解決した後、何と連続殺人犯の嫌疑をかけられる。当然身に覚えはない。連続殺人だけにマスコミは大騒ぎ、渦中の人となるが、拘留中も殺人が起こったことから無実となり、逆に犯人捜しを試みる。推理を働かせる。自分とのかかわりがある。突き止めた犯
台北プライベートアイAmazon(アマゾン)1,079〜6,478円若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)。ある日、芝居の打ち上げの席で出席者全員を辛辣に罵倒した事をきかっけに、芝居も大学も辞め、台北の裏路地・臥龍街にて私立探偵を始める。しかし、台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれ、容疑者として警察に拘留されていまい…。いやー、これは面白かったです!昨年刊行された時に気になってはいたもの
台北に行きたくても行かれない気持ちを少しでも紛らわせようと日本橋の誠品書店で買った台湾の作家紀蔚然のミステリー「台北プライベートアイ」を読んだ。プライベートアイとは私立探偵のこと。大学で教鞭を取り、演劇に身を投じていた男が学校からも演劇の世界からも離れて私立探偵を始める。最初の事件が見事に解決して、ここからどんどん様々な時間に関わっていくのかなと思ったら、突然見に覚えのない容疑で逮捕されてしまう。台湾とは言え、今どき興信所的な身辺調査以外の事件に私立探偵が関わることなどほぼないだろうし
3月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3046ナイス数:333千歳くんはラムネ瓶のなか(6.5)(ガガガ文庫ひ5-7)の感想6.5巻という事で番外編的な短編集かと思いきや、朔の視点での物語が無いだけの本編と変わらない熱さがそこにありました。ヒロインたちの、夏の終わりと2学期以降に向け、それぞれが一歩踏み出す覚悟は、それぞれが悩み向き合ってきたものだけに切なさと熱さに眩暈がしそう。最初の夕湖と悠月の物語は特に前作を受けてのものだけに何度も涙しそうに。明日姉の将来に対す
紀蔚然さんの「台北プライベートアイ(私家偵探PRIVITEEYES)」(舩山むつみ訳)を読みました台湾では私立探偵のことを「私家偵探」というのですね!本作の主人公は、大学の演劇学部教授で脚本家をしていたのですが、50歳を前に職を辞して私立探偵を開業します初めての仕事は、ただの浮気調査かと思いきや、なかなか込み入った事案これを見事に解決した主人公でしたが、近所で連続殺人事件が発生し、その犯人と疑われて逮捕されてしまいます幸いなんとかアリバイがあったのですが、これを
読みました作品紹介台湾発、私立探偵小説の新たなる傑作が登場!監視カメラの網の目をかいくぐり、殺人を続ける犯人の正体は?劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれ、警察から犯人