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古本屋巡り、と言っても棲家が田舎なので本屋の存続すら危ぶまれる様な場所なので、古本屋に行く事自体が楽なことではありません。冬になると同時に雪に閉ざされるのであんまり動きたくない。従って雪が降る前に仕上げるべきものは仕上げなければなりません。そして田舎なので古本屋といってもBOOKOFFしかありません。誠に遺憾である。他の地元の古本屋とか全部潰れてしまいました。TSUTAYAもねえ。GEOもねえ。ファミコンショップもおんなじだ。街の本屋なんて普通の本ばかりで私が読みそうなマニアックな本が
俳句を作ったことはある?そりゃ~ぁ~その昔には俳人正岡子規さんが居た正岡子規-Wikipediaja.wikipedia.org伊予の国在住の私ですもん俳句を詠むことは小学校低学年で学びましたから何度も句作してますって正岡子規さんに次ぐ俳人夏井いつきさんも株式会社夏井&カンパニー|夏井&カンパニーwww.natsui-comp
終末から来週にかけて句会が続く。会場は遠かったり近かったり、句会と称してあちこち出かけるのは小旅行の気分、結構楽しい。句会は各月の第何週の何曜日というように予定が組まれるので連続してしまう月があるのだ。ここ一週間は遠ざかっていた。楽しみであると同時に軽いストレスを感じるのだが。なので、今日は夕方のアルバイトの時間まで俳句を作る積り。今更だが句作は辛い。思ったような言葉がでてこないとストレスが溜まる。イライラすると尚更である。まずまずの句が出来るとそのストレスは快感に変わる。でも、それが句会で受
本日はわたくしがおかしな日でした午前中夏の間蕩けてしまった俳句脳が復活作品の良し悪しは別として5句ほど午後からはピアノが弾きたくなりこれまた集中し過ぎて気がついたら夕暮れのお空に慌ててお夕飯の支度をして男組の帰宅をゴロンとなりながらYouTube見て待っている間に寝てしまい・・・先程目覚めたまさかのゴロンからの爆睡既に主人は自分で盛り付けして食事を済ませて寝ておりました時間の使い方おかしなことにまぁこん
自転車通勤ていうのは、本が読めないのがつまらないって思ったこともあるけど、その分季節の移ろいは感じられるし空を眺めることが出来るし、なかなか楽しいものだって最近はずっと思っている。写メったり、寄り道したり、道端の花を摘んだり時々の楽しみを見つけているのだが最近の楽しみは句作である!頭の中で完結できるので、これは自転車通勤には大変向いていることに気づいた。遅番の仕事を終えて、外に出る。もう21時近い見通しの良い小学校の校庭の脇に出て、半月のあまりに大きいのに驚いた。
閑人がまた里山ハイキングを材料に駄句を3つほど作りましたので、どうぞ見てやってくださいな。荒れ果つる越路彩る山鹿子(あれはつるこじしいろどるやまがのこ)蓮花寺の山奥にて6月25日撮影。「小木ノ城跡ハイキング(1)」の記事参照。『小木ノ城跡ハイキング(1)』6月25日(木)。新潟県も梅雨に入って、週末には雨続きの天候になるとの予報。しかしこの日の予報は曇り。晩には降り出すようですが、日中は何とかもちそうです。蒸し…ameblo.jp
母の手に負へぬ栗なり皮を剥く季語……栗……秋木守柿までも喰ふかや猿の群季語……木守柿(こもりがき)……秋※鈴なりの柿は晩秋の風物詩。収穫のとき全部取らず、一つ木に残しておくのが木守柿。秋もたけなわ。様々な果物や木の実があふれる季節。毎年、この時期は夜更かしして、母は収穫した西条柿や、栗の皮を剥いて冬に備えるのだが……あれほど器用だった母の指は曲がり、長く座ると脚が運べなくなる。伯母がたくさんの栗を送ってくれたが、
一般社団法人日本折り句協会
恋猫の浮かれ何処まで行ったやら季語……恋猫……春浮かれ猫母の嘆きを知らずして季語……浮かれ猫……春去勢せし犬も交るや家出癖季語……犬も交る(さかる)……春本当の春はまだまだ先だと言うのに、秘境の猫すーちゃんに恋猫の季節が来てしまいました。2月2日に家を出て、もう2週間経つのに、一向に帰る気配がありません。すーちゃんを可愛がっている母の嘆きは深く、毎日すーちゃんの帰りを待っています。猫の牡は盛りがつくと、牝を求めて何処までも遠征していき
春きざすパセリは緑濃さを増し季語……春きざす……初春画像は、昨年秘境の母が植木鉢に直接種を蒔いて育ててくれたパセリです。パセリは移植を嫌うので、植え替えなくても済むようにと……嬉しいことに、どんどん葉が増えて朝の玉子サンドやスープに大いに役立っています。ありがたいプレゼントです。気がつくと、俳句を始めて一年経っていました。不思議ですね私の人生にブログが加わり、曲がりなりにも一年経ったとき、そこに俳句を詠む日々が始まりました。ブ
立春の月命日やけふも恋ふ季語……立春……初春今日はあっちゃんの月命日。あっちゃんの人柄のように、暖かい1日。朝、弟からのLINEで「今日は家内の月命日、早くも半年経ちました。何日経っても変わらぬ笑顔で見てくれてるよ。これからもずっと一緒に頑張っていこうねって、今朝も話し掛けて来たよ」八月四日の未明、あっちゃんは幽明境を異にして、浄土に旅立った。愛する夫である弟と、長男一家、長女夫婦を残して……あれから半年、弟は老犬のマロンと一
外出にマスク眉のみ描きけり季語……マスク……冬昨日から冷え込みがきつくなってきた。昨日の天気予報では雪マークがあり、お昼頃窓を開けて外を見ると、白いものがチラホラ……よく見ないとわからないが、紛れもなく雪が舞っている。秘境の母に電話すると、朝から雪が降りうっすらと積もってきたと言う。麓は大丈夫だけど、標高550mの実家はどうしても降雪は免れない。幸い日が当たり、薄雪は溶けてしまった。寒いとばかり言っていられないので、買い物に出掛け
寒月やきこゆるは名優の声季語……寒月(かんげつ)……冬青白く寒々とした寒中の月。三日月から満月までそれぞれ趣があるが、総じて凄みがあり、冴え切った美しさがある。今夜の月は半月。欠けていく月は何だか淋しそう……市原悦子さんの特番を観ていると、童女のような可愛い仕草に目が離せない。東大、京大の合格率が高い県立千葉高校に通い、文化祭と体育祭ではマドンナだったのですね。クスクス笑いながら、自慢でもなく淡々と話す市原悦子さん。もうこ
愛鳥の背なやはらかに冬うらら季語……冬うらら……冬止まり木で羽根づくろいに余念がないまりん。ふと目が合った「まりちゃん、今日はまだ抱っこなでなでしてないねぇ。ここにおいで♥抱っこなでなでしようね♥」言葉に反応して、ためらわずにまりんは私の手元に飛んで来た。そっと右手を背中に当てると、身体の力を抜いたのか、フワッと柔らかくなる。目を細め、ほんの少し嘴を半開きにして全身を委ねてくれる。心を許しているんだなあ……12年
咳き込みて猫の見舞を受けにけり季語……咳……冬普段、滅多に風邪を引かない秘境の母が、風邪を引いたようだ。「熱もないし、食欲もあるから大丈夫。ただ、鼻水と咳がひどくてね」電話での声はかすれていないし、張りもあるから様子を見ても大丈夫かな?今年は暖冬に助けられている。昨年は大寒波がやって来て、雪と氷に覆われ、水道が凍ってしまった。足の悪い母が、水源地まで往復4時間掛けて歩き、連絡がつかなくて大変心配した。今年は水はふんだんに来ているし、風呂の
酒のあて海鼠嫌いの亭主かな季語……海鼠(なまこ)……冬子供の頃から海鼠が好きだった。コリコリした歯触り、独特の磯くささ、大根おろしとの相性よさ……お酒が飲めるようになってからは、最高の酒の肴と思っていた。海鼠をさばくのは、いつも父の役割。包丁の峰でコンコンと微妙に叩く。「叩き過ぎたら固くなるからな」叩き方にコツがあるらしい。父は、海鼠の内臓の海鼠腸(このわた)も好んで食べていたが、さすがに私は……寒い台所で、お正月用の鰤や蛸を黙々と
見送りし母語る友冬ぬくし季語……冬ぬくし……冬昨日のこと。久しぶりに友人のSちゃんに会った。Sちゃんは、昨年の11月19日に最愛の母を見送った。彼女は6人姉弟の次女として生まれ、姉や妹が嫁いで行った後も一人残り、母の世話をし続けた。Sちゃんと知り合ったとき、彼女は勤めをしながら、デイサービスに認知症の母を預けて、母と二人の生活を守っていた。母上はもう大分前から認知症がひどくて、時には娘の顔も判別しにくい時があった。Sちゃんは精神的な
猛禽にひき裂かるるやかじけ鳥季語……かじけ鳥……冬かじけ鳥は寒さに悴(かじ)けた鳥の総称風が冷たくなった。やはり、このまま暖冬で終わる冬ではないようだ。娘の家に行くとき、県南の田圃の畔を車を走らせる。カイツブリが寒風に堪えながら、身体を丸くして、何羽も等間隔に並んで、用水の端にとまっている。まるで茶色の置物のようだ。上空にはタカかミサゴがゆっくりと回っている。ふと、目をやると田圃の畔のコンクリートの上に1羽の猛禽がとまって、し
日脚伸ぶマーマレードのとろりとろり季語……日脚伸ぶ……冬冬至が過ぎると、1日に畳の目一つずつ日脚が伸びるともいわれる。心もち暖かくなってくるような気がする。今年は穏やかなな晴天が続き、昨年のような寒波は今のところ大丈夫だ。三日に秘境の母が、弟に託してくれた夏みかんをいつまでも放っておけないので、マーマレードとオレンジピールを作ることにした。私の作り方は、夏みかんをゴシゴシ洗って、いきなり鍋で串が通るまで煮るというもの。時間
ポストなき廃村の母初だより季語……初だより……新年今日は、久しぶりに秘境の母のことを書きます。母が住んでいる所は、私が勝手に秘境と名付けていますが、どのくらい不便かと言うと……日曜日の人気番組「ポツンと一軒家」を思い浮かべてください。空から見たら、山と山の間にポツンと実家があり、周りには畑もありますが、隣りの家までは谷を一つ越えないと行けません。離れていても、全くの一軒家ではないので、隣人のSさんとは助け合って暮らしています。
松明や寒中見舞いに猫の絵を季語……松明(まつあけ)……新年通常は元日から七日までを指す松明はたいまつとも読みますが、ここではまつあけと読んでください年々、喪中欠礼の葉書が多くなり、昨年のご家族の気持ちを思うと辛い。2ヶ月の間に、実母と義母を相次いで亡くした方には、掛ける言葉が見つからない。それでも、せめてもの気持ちを届けたくて、松が明けるときを待って、寒中見舞い状を書くことにしている。昨年の絵柄は、赤芽の猫柳だった。その年々で水仙だ
書き始む三年日記は黒表紙季語……日記始……新年何の変哲もない黒表紙の日記だけど、毎年とは違うところがあります。今までは毎年1冊ずつ、それぞれ表紙の色を変えて綴ってきました。今年は何色がいいかなあと思って、ズラリと並んだ日記を見ていると、最初ピンクの日記が目に飛び込んできました。手に取って見ると、何かが違う。ピンと来ないのです。年齢を重ねたせいか、毎年書くこともほぼ同じになり、時には昨年の記録を確認することもしばしば……それならいっ
樽酒の樽の香りや初詣季語……初詣……新年今年も拙い俳句を頑張っていこうと思います。昨夜、楽しみにしている「プレバト」で、東大生の鈴木光ちゃんが詠んだ俳句にしびれました❗賽銭の音や初鳩青空へこの句を聞いたとき、賽銭を投げ入れる軽やかな音や、青空へ向かって飛び立つ鳩の羽音が聞こえたような気がしました。初鳩という季語もいいですね❗❗そして冬麗戦を制した東国原英男さんの渾身の一句❗凍蝿よ生産性はわれにあるや凍蝿(いてばえ)……冬に
行く年も迎ふる年も美しく季語……行く年(ゆくとし)……冬平成三十年も後6時間を切りました。国内外では、大きな災害に見舞われ、今も復興出来ずに苦しんでいる方がたくさんおられます。1日も早い復興を祈るばかりです。私は、八月にかけがえのない家族(義妹)を失いました。笑顔しか思い出せないと言われる妹……生涯忘れることはありません。励まされたのは、二月から始めた俳句です。覚束ない足取りで、今日まで詠み続けて来ました。上達したとは思えないけれど、俳句
餅つきや去年の香のする餅つき器もちつきやこぞのかのするもちつきき季語……餅つき……冬夕方、まりんを寝かせてから、餅つきの開始です。1年に1回しか登場しない古い機種の餅つき器を、家人が引っ張り出してきました。綺麗に掃除して仕舞っておいた筈なのに、何となく去年の匂いがするようです。家人が念入りに掃除したので、匂いはなくなりました。2日前に洗って浸した餅米を、蒸し器で40分間蒸し上げます。待ち遠しい……今年はとても綺麗な餅米だった
冬薔薇や介護施設のミニ花壇季語……冬薔薇……冬今日は暖かかったので、歩いて買い物に行って来ました。我が家から30mくらい歩くと、比較的新しい介護施設があります。デイサービスではなく、ヘルパーステーションのようです。周囲はいつも綺麗に清掃され、施設の狭い敷地には小さな花壇が作られています。最近植え替えたのか、パンジー、ビオラ、ガーベラが根付いています。一際目を惹くのは、クリーム色に濃いピンクの縁取りのある薔薇です。冬の陽射
憧るる聖樹に父母の星飾り季語……聖樹……冬聖樹……クリスマスツリー昨年の記事を読み返したら、懐かしくて自分でりブログしてしまいました。何十年経とうとも、幼い日の思い出は忘れていません。特にクリスマスの思い出は、いつまでも胸の奥深くにしまわれています。この思い出を母に話したら、しっかり憶えているかと思いきや、「え?そんなことがあったっけ?」と言いました。プレゼントはもらった方の人の胸に焼き付いているものなのですね。昨日の続きです
『災』の文字を流せし柚子湯かな季語……柚子湯……冬「カボチャを煮いたかな?」秘境の母の問いかけに「?」「今日は冬至だからね。柚子も洗濯ネットに入れてお風呂に浸けてるよ」オオーっ❗さすが我が母上❗今日は冬至にしては暖かい1日でした。冬至のことを忘れて、先日残っていた柚子を搾って酢を取り、搾りかすは捨ててしまったのです。それでも少しだけ残していた柚子を浮かべて、気分は冬至の柚子湯らしく。災害の多かった今年を流して、佳い年を迎えたいです
冬霧よ晴れよと祈る通勤路季語……冬霧……冬今朝は真っ白な霧に包まれて、何も見えない時間が長かった。弟は片道30kmの通勤路を経て、朝7時までに現場に入る。五月から今の現場に入ったので、もう7ヶ月になる。7ヶ月の間に愛する妻を見送り、法要を済ませ、老犬の世話に追われている。初夏から夏、秋口は早朝も明るいから、眠いのを我慢すればよかった。秋も深まるにつれて、夜明けが遅くなり日暮れが早くなった。今は朝5時過ぎに起きて、老犬の散歩を済ませ、暗
凩や猫の甘へを受けとめぬ季語……凩(こがらし)……冬秘境の猫すーちゃんは健在でした。彼は飼い猫とは思えない(多分そうは思ってないのでしょう)風来坊で、相変わらず2~3日に1度帰っては、しこたまご飯を食べ、母に甘えては、またフラーっと出ていきます。なので、今回もすーちゃんに会えるかどうか危惧していました。日曜日の朝、玄関を開けると白い真ん丸な塊が❗すーちゃんでした。「ンニャー❗」大きな声で鳴きながら入ってきて、たちまちフードをペロリ