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430年もの歴史を持つ松本城。今年の大河ドラマでも活躍していた、石川数正公が治めていました。この美しさは私が歴訪した城の中でも指折りです。梁、柱、根田、床板、手斧で削って作った形跡が見られます。天守閣6階には二十六夜神が祀られていて、今日まで松本城が無事に残っているのは、この二十六夜神のおかげと言われています。城から見える景色も絶景です。ツガ、ヒノキ、マツ等、貴重な大径材がふんだんに使われている松本城はまさに国宝。持続可能な循環型建築物として後世に遺して行くべきものですね。
今月も議員会館にて、じゃぱとら配布行いました。今月の特集は「カーボンクレジット」です。カーボンクレジットとは、CO2等の温室効果ガスの削減効果を排出権として発行し、企業間取引で相殺出来るようにする仕組みのことを言います。古民家に使われている古材は、樹齢の高い大径材が多く、その古材には炭素が多く含まれています。これを焼却処分せず、再利用することはCO2削減に繋がります。使用可能な立派な古材を利活用し、持続可能な循環型建築社会を構築していきたいと考えています。このコトが、空き家対策から地
東京都内で解体が決まっている建物の古材鑑定を行いました。道路拡張の為の立ち退きです。昭和初期の入り母屋屋根の立派な建物です。質の良い古材が使われていると思われ、廃棄してしまうのは勿体ないと所有者から古材鑑定依頼を頂きました。擬洋風建築で和洋折衷のとてもお洒落な内装となっています。網代天井や彫刻風の欄間が見事です。太い欅の柱が使われています。オーナーと話をすると、その家の歴史や愛着の想いが伝わってきます。移築も含め、良い古材が再利用できるよう提案できたら幸いです。
古材倉庫岡山店オープン記念式典に出席致しました。衆議院議員橋本岳先生や、地元商工会議所太宰専務理事等多くの方に参加頂きました。立派な古材が並べられました。ショールームとするため、人に見やすく出来るよう工夫されています。在庫はこの3倍はあるそうです。早速売約済みもありました。出来たばかりの古材倉庫は、木の香りで一杯でした、とても心地よい香りです。私も全国古民家再生協会理事長として挨拶させて頂きました。調印式も行いました。その後は井上先生の講演です。事務所内も見事に生まれ変わって
台風15号の影響で毎週末雨模様です。今回は、関東地方のある場所の古民家視察に来ました。300年近く経つ豪邸です。500坪の敷地に蔵を含め4棟の建物があります。素晴らしい古材が使われているのですが、一部激しい劣化部分が見られます。丁度雨が降っている時であったので、雨漏れの状況も確認できました。相続したオーナーさん。この建物を解体するだけでも数百万円、ただ持ち続けても固定資産税を払い続けなければなりません。とても困っていらっしゃいました。このような悩みを持つ方が全国に大勢いて、今後
全国古民家再生協会全国大会関連の勉強会も5日目、いよいよ最終日を迎えました。会場は我が古民家再生協会東京第一支部の会員である腰越さんの事務所兼倉庫です。今回関東地区初である「古材倉庫」を開設することとなりました。全国大会で各地からお越し頂いている皆様で集まり勉強会です。古材を扱うにあたり材料の強度「ヤング係数」を測ります。木材の中でも古材は長年乾燥されていて強度が高い傾向にあります。中には折れた釘等が入っている事もあります。加工の際に道具を傷めることも多い為、金属探知機で調べます。
昨日も書きましたが、来年2023年4月27日から相続土地国庫帰属制度がスタートします。売却しようとしても、欲しがる人がいないであろう空き家を相続しても困るという人は多いです。それがとても広い面積であったり、大きすぎる建物が残っていたりすると余計に厄介です。相続すると建物の維持管理費若しくは解体費、固定資産税等払わなくてはいけなくなります。相続せずに行政に引き取ってもらいたいと考える人は多いと思います。それが「相続土地国庫帰属制度」です。今までは行政に引き取ってもらいたいと言っても殆
八王子市シルバー人材センターにて木造住宅簡易鑑定士講習を開催しました。約3年前からの計画が漸く実現。とても長かった。。。教本も新しくなり、内容もより充実させました。沢山の受講者に、古民家に対する関心の高さを実感しました。私も、かなり気合が入りました。月末には実技講習を行います。八王子市シルバー人材センターと総務委員会の皆様にお世話になり、良いチームができそうです。これからの展開が楽しみです。
葛飾区にやって来ました夏蜜柑が鈴なりになっている、築81年の歴史ある古民家です。今回は古材鑑定を行います。施主の想い入れのある場所等を聞き取ったうえで歴史的、文化的価値について調査を進めます。先代が拘って造った部分、思い入れの強い部分等を確認していきます。床下や天井裏等、見えない部分も確認します。価値があり、再利用可能な材料を発見します。お陰様で多くのお問い合わせを頂く様になりました。心より感謝申し上げます。持続可能な循環型建築社会の実現に向けて古材を再利用し活用していく方法を提
ウッドショックで木材の高騰が問題となっている中、国内での木材の利活用が進んでいます。私が以前勤めていた会社でも環境配慮で古材の再利用に向けて動き始めたようです。一部上場企業が動いてくだされば、社会公共性が高くなり普及が加速します。前職では古材を再利用しクレームとなった事がありました。昔の常識が変わろうとしている事をとても嬉しく思います。私達が行おうとしている事が、当たり前になろうとしています。より加速して施策を進めていこうと思います。
鉄筋コンクリート打放しの豪邸。全国古民家再生協会鹿児島第一支部の大城さんのカフェギャラリー兼自宅です。染井吉野と山桜が真正面に見えます。満開のときは絶景だそうです。キッチンもまるで建築雑誌に出てくるような雰囲気です。コンクリート打放しの柱を一部見せた床の間、床柱、床板等は全て古材を使用。雪見障子から見えるコンクリート打放し壁もお洒落です。茶室の水屋もあります。古材とRCのコラボ、参考になりました。鹿児島市内と桜島を見下ろせる絶景の豪邸です。またお邪魔したいと思います。
古民家再生協会議員懇話会会議を開催しました。北側一雄会長、稲津久幹事長の取り仕切りで行われました。最近テレビでよく拝見する竹内譲政務調査会長もお越し下さいました。赤羽一嘉国土交通大臣は古民家再生議員懇話会の前会長です。私も全国古民家再生協会理事長として挨拶致しました。古民家再生議員懇話会の先生方は本当に親身になって話を聞いて下さいます。古材活用、住教育について今回も積極的な意見交換がされました。今回特に我々の住教育女子チームの熱い問いかけは力が入りました。要望はしっかりと聞い
2017年8月25日現在、大家さんとちょこっと揉めています。揉めてる原因は、記事にも書いてある契約前の裏庭のゴミ廃棄。元々の約束分を早く廃棄して貰う様に不動産屋へお願いしたのですが、何と大家からもう片付けたから後は借主で処分しろとの事。おい、おい😡‼︎まだ終わってないぞ‼︎これから裏庭側の壁と屋根修繕時をするのに新たなゴミが出る訳で、ゴミの置き場がまともに無い場所なんで、既に出た廃棄ゴミを片付けて貰わないと先に進めません。
新しいものの中に、古いものが在ると、その良さが引き立ちます✨新しものにとっても、それは同じ✨✨つまりお互いが引き立ち合うわけですね🎵まさに温故知新……(*^^*)✨いや、有無相生✨❕✨もちの木ルームにもこの古素材たちを使ってみたい💦💦💦可能なのか❕❔(毎度業者泣かせの🙏💦💦)おうちMTGだ❕😅
これまで実施されてきた古材鑑定は、古民家鑑定実施前の簡易鑑定の側面が強くなたことに伴い、名称が【古民家簡易鑑定・古材鑑定】となり、鑑定書もリニューアルされています。古民家に利用されている古材について、第三者の視点で評価を行います。長い年月をかけ、強度を増した古材は『捨てれば廃材活かせば資財』、大きな可能性を秘めています。再生か解体かでお悩みの際には、まず古民家簡易鑑定を実施いただき、再生する場合より詳細なインスペクション3点セット(古民家鑑定・伝統耐震診断・床下診断)をお薦めして
子どもって果てしなく部屋を散らかします。そりゃ自分も散らかすけど、子どもは片づけがうまくない。「片付けろ」と言っても、「できた」と言っても、それは出ていた物を別のところに突っ込んだだけだったりする。なんとかして物の居場所をわかりやすくしたい!今週は子どもの使うスペースにあれこれ手を加えていました。壁面にちょっとだけ棚をつけました。画像の右下の、水色の箱が乗っかってる板です。板は廊下に落ちてた(笑)古材で、軽くペンキを塗りました。