ブログ記事325件
星海社FICTIONS■檻神館双極子殺人事件■南海遊(1986-)■2026年■本格/新本格概要「――僕はね、この国で最初の本格Mystery作家になるのさ」大正二年四月。帝国大学校へ入学するため上京した華族令嬢・竜尾院絢子(りゅうびいんあやこ)は、文士のような青年――綾城創志(あやぎそうし)と出会う。「私の生家――檻神館(おりがみかん)に隠された暗号の秘密を、暴いて欲しい」帝国大学校で親友となった折上燕(おりがみつばめ)からそう頼まれた絢子は燕の助けになるために、作
ハサミ男(講談社文庫)[殊能将之]楽天市場先日、藤崎翔さんの『お隣さんが殺し屋さん』の感想文を投稿しました。『【本日の読書感想文】お隣さんが殺し屋さん/藤崎翔』お隣さんが殺し屋さん(角川文庫)Amazon(アマゾン)本日2冊目読了したので、感想文ふたつ目。編み物に疲れたので、本を読む時間が少し長くなってます笑『お梅…ameblo.jpその時に『ハサミ男』という作品ほどの衝撃はなかったなぁ…と思ったのをキッカケに、もう一度読みたくなったので、再読。犯人はわかっているので、最初
ごきげんよう皆さま、脱毛おばさんよ今回読んだのは殊能将之先生の『ハサミ男』ハサミ男(講談社文庫)[殊能将之]楽天市場1,012円楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る美しい少女を手にかけていく、動機の見えない連続殺人犯現場に残されているのは、錐状になるまで病的に磨かれたハサミのみ世間を騒がせるハサミ男が次のターゲットを調査しているうち、自分を模倣している存在がいると勘づくその結果不覚にも殺人事件の第一発見者となってしまい、警
前評判が物凄く良かったので、今更ながら期待値高めに読み始めました。初めは設定や世界観を探りながら読んでいたのですが、色々なものがどんどん繋がってきて右肩上がりに面白くなっていきました。しかし叙述トリックにまんまと騙され、作者の思惑通りになってしまったところは悔しくも見事だなと清々しく感じ、満足感のある読後感です。もっと早く読んでおけば良かったと思える一冊です。ただ、これ程凄いミステリを書ける作家先生がお亡くなりになられていて、もう新作を読むことが出来ないということが残念でなりません。
恋愛小説にして史上最高レベルのどんでん返しを備えた『イニシエーションラブ』、タイムトラベルを扱ったSF設定ミステリ『リピート』、冷凍冬眠を扱ったSF設定ミステリ『スリープ』など、乾くるみさんのミステリは捻りが効いていてなおかつ面白い。本作は上記のカバー絵が示すように比較的ライトな2編の中編集ですが、やはり設定に捻りが効いていて、ラストの意外性もさすがでした。ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。
新本格ミステリの巨匠・綾辻行人さんの、犯人当てパズラー短編集です。「綾辻さん、有名だけど読んだことないので、一冊読みたいなー」という方にはお勧めしません。そういう方は『十角館の殺人』や『水車館の殺人』などの館シリーズを読みましょう。本作は、綾辻さんが読者を騙すことに焦点を絞った小説形式の推理パズル。「気持ちよく騙された」と思う人もいれば、「なんだこりゃ!」と怒る人もいるかも(笑)「館」シリーズの綾辻行人が”犯人当て”の勝負に徹した超難問・驚愕必至の傑作集。ミステリ作家・綾
言わずとしれた新本格ミステリの金字塔。40年近く前に出版されたのに古臭さも感じず、今でも人気の高い作品です。内容も読みやすく、スラスラと読める文章で一気に読んでしまいました。私の中で叙述トリックといえばこの作品と言えるくらい初めて読んだ時は、「え?」とその箇所を2回読みました。トリックを考えながら読んでいたので、「面白い」よりも「楽しい」と思いながら読める作品です。綾辻行人先生の館シリーズの第一弾、ミステリ好きで未読なら是非読んで欲しい一冊です。十角館の殺人〈新装改訂版〉「館」
城塚翡翠シリーズの第二段です。今回は犯人目線から語られる倒叙ミステリの短編集です。犯人がわかっている中、解決パートではズバズバと犯人を追い詰める翡翠。逃げ切れると確信していた犯人が一気に追い詰められる展開にすっきりする読者は少なくないはずです。また小説ならではの叙述トリックもあり、驚かされました。mediumと比べてしまうとそれぞれの話が繋がってこない短編集ですので、大作感はないですが、その分時間がない時にも読みやすい本格ミステリかなと思います。invert城塚翡翠倒叙集(講
二つのストーリーを、読む順番を変えることによって、結末が大きく変わってしまうという小説。ゲオスミン:2025年4月号〜6月号ペトリコール:2025年7月号~9月号《初出「小説すばる」》【あらすじ】冒頭に、次のような道尾秀介さんのメッセージが記されていました。本作は2つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、2人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救
ミステリ小説で犯人目線からのみで描かれている作品って珍しい気がします(私はこの作品くらいでしか読んでいません)。扉の向こうで既に起きている殺人事件、それをどうにか明けさせまいと理由をつけて先送りにする犯人、探偵役との心理合戦。目線が変わるだけで探偵の一言一言に緊張してしまい、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。扉は閉ざされたまま(祥伝社文庫)Amazon(アマゾン)本・書籍ランキング
読書でストレス解消U-NEXTのポイントの消化のために電子書籍を読んでいます。紙の本だと積読率が高いのですが、電子書籍は読了するものが多いです読書メモ|40代管理職ワーママまみの旅行•子育て•仕事•人生happytravelandmoneyさんのブログテーマ、「読書メモ」の記事一覧ページです。ameblo.jp#011アヒルと鴨のコインロッカー前職時代の本好きの同僚たちから伊坂幸太郎が面白いと聞いていたのでU-NEXTでお手軽値段だったこちらをチョイス。アヒルと鴨のコインロ
講談社文庫■迷路館の殺人■綾辻行人(1960-)■1988年■館シリーズ第3作■本格/新本格概要奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作!(裏表紙紹介文)感想綾辻行人氏の「館」シリーズ第3作です。建築家・中村青司が手掛けた何らかの仕
こんにちは!アレルハハです。乳・卵他アレルギー&アトピー娘エミ中③ナッツ他アレルギー&アトピー息子ゲンタ大③自身はアトピー持ち、デュピクセント開始後に眼に副作用が出て中止、2022に再開し、2023夏関節炎で再び中止。食物アレルギー、アトピー治療、デュピクセント副作用諸々、記録しています!いつも腱鞘炎と隣り合わせですがピアノ、バイオリンが趣味。娘の初めての受験となる高校受験を明るく見守って行きたいです。<明るいアレルギー生活😊オススメ記事>【重度乳アレルギーでも
こんにちは。叙述トリックってありますよね。言いにくくないですか?言えるには言えますがなんかミスってる気がして叙述トリックってきもちいですよね。私今本読んでたのですけど明らかにある。もうあるとしか言えない。どういう感じなのかと言うと一番最初の頁に〇〇へって書いてあるんですよね。これはそうですよね。伏線ですよね。こういうのが叙述トリックです。多分小説家に比べると拙いも拙いと思いますが許してそれはそうとして倒叙ミステリーを私はあまり見ない。ミステリーとsfが
原書房■少女たちの羅針盤■水生大海■2009年■青春ミステリー・本格/新本格概要島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作!短編ホラー映画主演女優としてロケ現場にやってきたマリア。そこで監督に意味ありげに言われる。「きみ、羅針盤にいた子だよね」マリアに忘れさりたい過去が甦る。伝説の女子高生劇団「羅針盤」。監督はさらに言う。「一人、死んでるんだよね」羅針盤はメンバーの死と共に活動を停止した。殺したのは、マリア。監督はいったいどこまで知っているのか。疑心はふくら
講談社NOVELS■殺意が集う夜■西澤保彦(1960-2025)■1996年■本格/新本格概要嵐の山荘に見知らぬ怪しげな人たちと閉じこめられた万理と園子。深夜、男におそわれた万理は、不可抗力も働き彼ら全員を殺してしまう。その後、園子の部屋へ逃げこむと、園子も死体となっていた。園子を殺したのは誰なのか。驚愕のラストまで怒濤の展開。奇才が仕掛けたジェットコースター・ミステリー!(裏表紙紹介文)感想西澤保彦氏が『七回死んだ男』に続いて1996年に発表した作品です。西澤氏
講談社NOVELS■七回死んだ男■西澤保彦(1960-2025)■1995年■本格/新本格概要幾度も繰り返される殺人。殺されるのはいつも渕上零治郎(ふちがみれいじろう)!?それは、現実の出来事!!だが、それを認識できるのは孫の久太郎だけ。時間の“反復落とし穴”に嵌まり込んだ久太郎が、祖父の命を救うべく孤軍奮闘するが……。奇想な時間の不条理を緻密な構成で第一級のミステリに描き上げた、著者会心の一作!(裏表紙紹介文)感想11月に西澤保彦氏の訃報に接しました。西澤氏はSF的な
講談社文庫■ある閉ざされた雪の山荘で■東野圭吾(1958-)■1992年■本格/新本格概要早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!(裏表紙紹介文)感想東野圭吾氏の1992年の作品です。1993年日本推理作家協会賞(長編部門)候補作。映画化
俺はもう駄目だ。これ以上は耐えられない。奴は何という拷問手段を作り出したのだ。もはや人間の範疇を超えている。悪魔だ。邪神だ。混濁する意識の中で、フラフラになりながらも俺は抗い続ける。しかし、奴の策略の前では俺はあまりに無力。過去の俺に伝えたい。お前の軽薄な油断が、大惨事を引き起こすのだと。===========================俺の名前は、荒川草輔。しがない小説家だ。そう、表向きは。レジスタンス仲間からは、【ダーク・ヘル】との二つ名で呼ばれている。闇のよう
集英社■ライアーハウスの殺人■織守きょうや(1980-)■2025年■本格/新本格概要孤島に聳え立つ来鴉館で噓つきたちの饗宴が始まるお嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、噓で雇われたメイド(アリカ)が館に集めら
本格ミステリと脱力系バカミスが融合した『○○○○○○○○殺人事件』や、人工知能の本質をラノベ的読みやすさで描いた『探偵AIのリアル・ディープラーニング』など、尖ったミステリを書いている早坂吝さん。本作は2019年の作品で、「このミス」17位にランクインしていました。ここは孤島にある児童養護施設。嵐で船が出せず職員が戻れなくなっている。島には子供だけ。この好機に僕、網走一人は彼女を自殺未遂に追い込んだ奴らの殺人計画を実行することにした。まずは剛竜寺だ。――なぜもう殺されている?
河出書房新社■ババヤガの夜■王谷晶(1981-)■2020年■ハードボイルド概要お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う――。暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。拳の咆哮轟くシスターハードボイルド!(川出書房新社HP紹介文)感想王谷晶氏の2020年の作品です。2025年に日本の作品として初めて、英国推理作家協会のダガー賞翻訳部門を受賞しました。王谷氏には申し訳ありませんが、英国のダガー賞を受賞するまで存じ上げない作
葉桜の季節に君を想うということ(文春文庫)[歌野晶午]楽天市場「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たしてー。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。評判が良いどんでん返し系の話。どんでん返しキレイに決まっているし全体としてもキレイなまとまりのある
こんにちは!アレルハハです。乳・卵他アレルギー&アトピー娘エミ中③ナッツ他アレルギー&アトピー息子ゲンタ大③自身はアトピー持ち、デュピクセント開始後に眼に副作用が出て中止、2022に再開し、2023夏関節炎で再び中止。食物アレルギー、アトピー治療、デュピクセント副作用諸々、記録しています!ピアノは大人再開後、手を傷め中断したりしながら練習しています。バイオリンは2022年夏に始め、約1年習って現在はゆる~くお付き合いしています。<明るいアレルギー生活😊オススメ記事>
■映画イニシエーション・ラブ■監督:堤幸彦■2015年■前田敦子・松田翔太・木村文乃・森田甘路■青春ミステリー概要松田翔太と前田敦子の共演で、乾くるみの人気小説を映画化。原作は、最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判を呼び、発表から10年以上を経て130万部を超えるベストセラーになった話題作。映画は、1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤
文春文庫■イニシエーション・ラブ■乾くるみ(1963-)■2004年■タロット・シリーズ第2作■青春ミステリー概要僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説ーと思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。(裏表紙紹介文)感想乾くるみ氏の代表作です。タイトルの英語意味が不明なので、
名刺の肩書きは「企画・編集・執筆」の私。出版社勤務時代から数えると、かれこれン十年以上、書籍編集を生業としてきました。ノンフィクション系を中心に、実用書だと、投資などのお金の本、ダイエット本、おしゃれな服の本、お料理本、ペット本、健康本、読み物系ですと、某国民的プロデューサーや戦後思想界の巨人と言われた方のエッセイ、著名人の生き方エッセイ、子育てエッセイ、絵本……などなど、幅広いジャンルの本を出版してきました。そんな私ですが、作ったことがない本があります。それが小説です。