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ある土曜日稽古です。この日はいつもと異なるメニュー構成になりました。具体的には、第1部として行なったのはいつものように全員で約束組手になりましたが、その後が2グループに分けたのです。今日は第1部の稽古の様子になりますが、通常はここで2つか3つの技を稽古するのですが、この日の約束組手はタイトルにある技だけになりました。この日稽古した技の場合、試合でも活用できますが、対応をすこと変えると防具以外のところにヒットする可能性が高くなります。そういう技については研究稽古で
昨日の続きです。ある土曜日の第3部になりますが、時間はあまり残ってません。比較的短めな「形(かた)」をということで「二十四歩(にーせーし)」を行なったわけですが、内容的には深いものがあります。きちんと説明し、幅広く意識し、やってもらうには時間が足りませんでしたので、ポイントを絞って稽古してもらいました。それがタイトルに上げてある立ち方のところですが、最初は特別何も言わず、様子を見ていました。「二十四歩」の場合、呼吸法を意識した鍛錬形といった性質も多く含んでいるた
昨日の続きです。ある土曜日の一般稽古ですが、第1部は研究稽古のような内容になりました。この日は第1部で「手刀(しゅとう)」の使い方を念頭にペアを組んで稽古したわけですが、そこでは試合用の技ということではありませんでした。武術としての内容ですので、試合で用いたら反則になります。今日お話しする技もその系統になりますが、試合だけを意識しない直真塾の場合、シーズンオフのシーズンでは出席者の構成次第では一部研究稽古の様な内容も含んで行なうこともあり、ちょうどこの日がそうなったわけ
ある土曜日の稽古の話です。曜日の関係から一般稽古なのですが、出席者の関係から研究稽古で行なうような「形(かた)」の分解・解説で行なう技の稽古になりました。こういうところから研究稽古の部にも興味を持ってもらえればと思うのですが、各人の日々の予定があるでしょうからできる限りということで考えてもらうことになります。そういうこともあるから時々、条件次第で少し難しい稽古も行なうわけですが、この日は第1部として「手刀(しゅとう)」の使い方ということをテーマに行ないました。た
昨日の続きです。いつもの土曜日の稽古であれば第2部で自由組手を行なうところですが、今回は「形(かた)」を行ないました。出席者の状況を見て何を稽古するかを決めたわけですが、今回はタイトルにあるように「二十四歩(にーせーし)」になりました。同じ名称の「形」は他流にもありますが、千唐流の「二十四歩」は同じ名称でも道統が異なります。あまり行われていない新垣系になりますが、意識すべき箇所がいろいろあります。「形」の場合、いつもお話ししているように、武術体を作る、あるいは武
昨日の続きです。ある土曜日の稽古ですが、第1部で行なった約束組手の話です。と言っても、先日お話しした通り、「形(かた)」に登場する動きをベースにしたもので、ルール次第では試合では使えない技もあります。その可能性がありつつも、武術としての空手を意識する直真塾の場合、研究稽古以外の場でも、きちんと説明の上で稽古することがあります。この日の場合もそうなりましたが、具体的な「形」とその箇所については今までの様に最後のほうで説明します。今日お話しする技の場合、昨日の技と重なるとこ
昨日の続きです。ある土曜日の稽古の第1部の2つ目の技の話です。この技の場合、武術として理解してもらいました。試合では防具が着用されていない部位にヒットすることが多いからです。千唐流で採用しているルールの場合、防具が着用されている部位に正確にコントロールされた技を当てた場合に1本になります。しかし、今回稽古した技の場合、写真をご覧いただければお分かりの様に、どうしても技の関係でそれ以外の部位に当たる可能性が高くなります。武術としては大変有効な技はありますが、試合に
ある土曜日の稽古です。一般稽古ですので、「形(かた)」の分解・解釈の稽古というわけではありませんでしたが、出席者と場所の関係からいつもよりも研究稽古に近い感じの約束組手になりました。というのは、先日来このブログに登場しているオーストラリアの道場生が1年間、カナダに行きます。日本にいて、稽古に参加できるのはこの日と来週の火曜日のみですので、研究稽古に近い内容にしようと考えたわけです。結果的に第1部で約束組手を3パターン、第2部で「形」という構成になりました。いつもの自由組
ある火曜日の稽古です。研究稽古の日ですが、この日は「基本動作(きほんどうさ)」の解釈を行ないました。具体的には、タイトルにある「基本動作Ⅳ(きほんどうさよん)」に登場する技ですが、特徴的な動きとしては180度転身して「受け」→「突き」に連続する個所です。動作から単純に考えれば、後方から攻撃してきた場合に対応する技と見えますが、そういうことを察知することがとても難度が高いことになります。もちろん、武術としての動きですから、シーンによってはそういう動きを要求されるこ
昨日の続きです。ある土曜日の第1部で稽古した2つ目の技の話ですが、基本的なコンセプトは同じです。体捌きを伴った柔らかい「受け」で相手の姿勢を崩し、その隙に乗じて効果的に反撃するというものです。昨日お話しした技で理解した武の理をここでも応用しつつやってほしいと思いながらの技でしたが、どうしても別の技というイメージのほうが強いのか、なかなか応用しようという様子が見えない人がいます。もちろん、それは全員ではありませんので、早く全員揃ってそのような状態になってほしいと願
ある土曜日の話です。一般稽古として行ない、第1部では約束組手、第2部で自由組手、第3部で「形(かた)」という構成で行ないました。今日は第1部の話になりますが、そこでは2つの技を稽古しました。いずれも体捌きと「崩し」を意識した内容として行ないましたが、そこには運足も関係することになります。外から見ていると簡単そうに思えるところもあるかもしれませんが、そこにはこのブログでよくお話しする「見えない技」の存在の認識と実践が必要であり、表面的な視点ではなく、物事を深堀する
昨日の続きです。ある火曜日の話になりますが、研究稽古になります。テーマは「基本動作Ⅳ(きほんどうさよん)」の解釈になりますが、この日の稽古の最後メニューになります。「基本動作Ⅳ」の場合、転身が特徴的で、その方向は90度と180度があります。この日に稽古したのは90度の場合ですが、最後に180度の動きの解釈例も説明しました。ただ、その稽古は時間の関係で行なっていませんので、いずれということにしました。最初に行なったのは、相手が「上段回し蹴り(じょうだんまわしけり)」で仕掛
昨日の続きです。研究稽古ですから、基本から展開した方向に行くことがあります。最初に稽古した技の場合も左右を入れ替えて稽古しましたが、それは対称の動きでしたので、ポイントは同じです。ただ、稽古した当人たちは最初、ちょっと勝手が違うと感じたようで、慣れるまで戸惑いがありました。数をこなす内に動きが滑らかになっていきましたが、それは完全に対称の動作だったからと思われます。しかし、今日のお話は設定が異なりますの感覚的にはそのケースとは異なると思われます。ただ、昨日のブ
昨日の続きです。火曜日の話ですので、研究稽古になります。この日は「基本動作Ⅳ(きほんどうさよん)」の解釈となりますが、動きだけでなくその根底にあるポイントを理解し、実践しなければ武技にならない、ということはいつもお話ししています。この日もそういうお話をすることになりましたが、そこには行為のみでなく「見えない技」の意識が不可欠で、今回もそのことを強調することになりました。言葉で言えば一言で済むようなことも、その実践となると簡単にはいかず、なかなかその壁を超えることができな
昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。こちらでは、途中からグループ分けをして稽古を行っていました。この記事では私が担当したグループの話です。そこでは、その場の基本の受けを行っていました。受けの動きは発展すれば昨日や一昨日の記事でも書いているような護身術や手解きの動きになるわけですが、基礎としてはまずは、相手からの突きや蹴りを受ける動きとして繰り返し稽古していきます。まずは上段揚げ受けからですが、こちらは上段突きを受けるものになります。
ある火曜日の稽古の話です。この日は研究稽古になりますが、先日の一般稽古で「基本動作Ⅳ(きほんどうさよん)」を行なったことを受け、この日はその解釈例を稽古しました。先日のブログでお話しした通り、そこでは「受け」と「突き」の連続技を行なうにあたり、90度転身と180度転身を行なう動きがあります。後退して行なうところもありますが、その動きについては基本的な約束組手ででも行ないますので、ここでは転身を伴う動きについて行なうことにしました。この日に行なったのは2パターンあ
昨日の続きです。ある土曜日の稽古の話ですが、この日、終日「基本動作(きほんどうさ)」を行なったとお話ししました。この「基本動作」には4種類ありますが、今日は4番目になりますので、この日の稽古の話はこれで終わりになります。「基本動作Ⅳ(きほんどうさよん)」になりますが、これまでお話ししてきた「基本動作Ⅰ(きほんどうさいち)」から「基本動作Ⅲ(きほんどうささん)」までと決定的に違う要素が入ってきます。タイトルからお分かりになると思いますが、それは「転」という身体操作
昨日の続きです。ある土曜日の稽古の様子ですが、この日は昨日お話ししたように、全日「基本動作(きほんどうさ)」を行ないました。今日はその中でもタイトルにあるように「基本動作Ⅱ(きほんどうさに)」になりますが、ここまでは基本の「移動稽古(いどうげいこ)」をコンパクトにまとめたという感じです。でもそこには武術として意識が不可欠であり、そのためのポイントを改めて説明し、その前提で数をこなしてもらいました。昨日のブログでお話しした「基本動作Ⅰ(きほんどうさいち)」と異なる
ある土曜日の稽古の話です。この日は出席者の関係からいつもの様な稽古メニューではなく、タイトルにあるように基本に徹した内容になりました。とは言っても動かない稽古ではなく、動く稽古として行ないました。しかし、単純な動作を繰り返し行なうのではなく、一定の内容が決まっている「基本動作(きほんどうさ)」を行ないました。この体系は千唐流の場合、「基本型(きほんかた)」・「形(かた)」の前に習得することになっていますが、基本的な攻防がパッケージされているため、順序を覚えるのは
昨日の続きです。今日はタイトルに技のベースになる「形(かた)」を明示していますが、「鷺牌(ろーはい)」になります。今回の出席者の中にはまだこの「形」を知らない人がいますが、大きなテーマが「外受け(そとうけ)」の活用例ですから、そういう括りとして行なったと理解してもらいました。もちろん知っている人の場合、形の分解・解説という理解で問題ありませんが、具体的な「形」に特化した稽古となるとそこまで行くには時間がかかりますので、この日に出席した人はラッキーなメニューになったと思い
昨日の続きです。火曜日のことですので、研究稽古になります。この日のテーマについては昨日のブログでお話ししていますが、基本的なところでは「外受け(そとうけ)」の活用です。「形(かた)」に登場する動きの解釈例という前提で、昨日の場合は先日行なった「二十四歩(にーせーし)」の解説で稽古した技を設定を変えて行なったような内容になりました。今日お話しするのは「正整(せいさん)」に登場する技になりますが、タイトルに記した内容からピンと来た人もいらしたかもしれません。でも、実際に行なおうとす
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古として行ないましたが、この日のテーマは具体的な型や「形(かた)」の動作の解釈ということではなく、「外受け(そとうけ)」に焦点を絞り、その活用と反撃を意識しました。ただ、結果的には複数の「形」の動作をベースにしており、それは稽古の最後のほうで説明しました。そういう内容で行なったため、一見単純な動作に見える技もその奥の部分について言及し、実際に複雑な動きになるため、その動作の理解の段階で難儀していた人もいました。全部で3つの技を稽古
昨日の続きです。ある火曜日のことですが、研究稽古になります。この日は「二十四歩(にーせーし)」の解説がテーマになり、いつもの基本パターンに加え、仕掛ける側を左右入れ替え行なったところが研究稽古らしい内容になりました。注意すべき内容については左右が変わっても同じですが、稽古する側の感覚が異なる点については昨日お話しした時と同じです。しかし、そういう稽古をすることでバランスが取れることになりますので、研究稽古も2巡目には意識すべきメニューになります。この後、3巡目・
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日ですが、出席者の構成がいつもと異なっていました。予定ではこれまで稽古したことの復習とそこからの展開を考えていましたが、今後のスケジュールを考え、出席者のリクエストを募り、その上で決めました。そこに出てきたのはタイトルにある「二十四歩(にーせーし)」の分解・解説でした。この稽古は千唐流でよくやっていますが、研究稽古ですから実際に用いる場合のポイントを意識し、細部に渡って留意してもらいました。それをベースにさらに展開することも予定してい
kikoとの波長お仕置きの時、私は苦痛や辱めを受ける側なので、知り合って間もない頃は、どこまで痛くされちゃうのかな?次はどんなコトされちゃうのかな、私は耐えられるのかな?ずっとそんな不安が心の片隅にありました決してkikoのコトを信頼していない訳では無いのですやはり、身を委ねるというコトには、不安がつきまといますところが、最近はどんなコトをしていても、どんなコトをされても、不安とか疑問とか無いのです何故かなと考えていたのですが、どうやらお仕置きの厳しさも、責めの強さ長さも、結局、
昨日の続きです。研究稽古として行なった日のことですが、今日のお話は通常通り「基本型(きほんかた)」に登場する動きを武技として活用した稽古の様子になります。具体的には「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」に登場する動きですが、そこは型の中でも連続技として行ないます。内容はタイトル通りの動きになりますが、いつもお話ししているように、動きだけを意識していては武技になりません。そこに存する武の理を念頭にしたポイントの理解と実践が必要であり、研究稽古ですからその点を意識して行なってもらい
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古になりますが、この日はいつもとは異なるスタートになりました。予定していたメニューの前に立ち方に絡み、丹田の落としとそれに基づく土台や中心軸の強化についての身体意識のポイントについて説明する中で、以前の研究稽古で少しだけ話し、見本だけ示した技について稽古することになりました。もともとのきっかけは、先日の一般稽古で行なった「形(かた)」の初動作から基本や「基本型(きほんかた)」などで行なう動作に絡み、丹田への意識の集中のところが発端で、上級
昨日の続きです。研究稽古として「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」に登場する動きを武技として用いる場合のポイントを意識し、質の高い技にするというつもりで稽古してもらいました。似たような動作は「抜塞(ばっさい)」にもありますが、それはそれでの解釈があります。一部の道場生には教えてありますが、今回の出席者の中には「形(かた)」自体を知らない人もいます。となれば、今回の稽古内容については新鮮に映ると思いますが、それぞれのステージによって受け取り方も違うでしょうから、今後稽古する時が
昨日の続きです。今日も「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」に登場する動作を武技として用いる場合、ということで稽古したお話です。とお話ししても、この型を知らない人の場合、どんな動きなのたろうと思われると思いますので、まずはその様子をイラストでご紹介します。ご覧の様に、「手刀内回し打ち(しゅとううちまわしうち)」から「手刀外回し打ち(しゅとうそとまわしうち)」、「貫手(ぬきて)」と続く箇所です。そして型ではこの3挙動の動きを号令一つで素早く行ないます。つまり、3挙動の技を限り
昨日の続きです。ある土曜日の一般稽古ですが、この日は最後の第3部の時間もきちんと取れました。稽古したのはタイトルにもあるように「基本型Ⅲ(きほんかたさん)」になりますが、先日も行ないました。ただ、時間があまり取れず、冒頭の「輪転突き(りんてんづき)」の箇所を集中的に行ないました。それだけで目を見張るような改善には至りませんが、そのことをお話しすると同じような内容になるので、今回は割愛させていただきます。でもそれはブログでの話であり、稽古では前回と同じようなことを