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かれこれ3年程前に、小型広視界双眼鏡の隠れた名機である、LEITZAMPLIVID6×24を、本ブログで紹介させて頂いたが、今回は、AMPLIVID6×24の後継機種とも言える、TRINOVID6×24について、書いてみたいと思う。TRINOVID6×24は、AMPLIVID6×24よりも有名な機種で、広視野タイプのコンパクト双眼鏡の名機として、マニアの間でも、非常に人気の高い機種である。AMPLIVIDと同様に、FOV=
注※本ブログの全ての記事は、極力PC版にて、ご覧になられる事をお勧め致します。スマートフォン版だと、非常に読み辛いかと思います。スマホでご閲覧を頂いてます方々には、ご不便をお掛けします事、どうかご容赦願います。さて、前回の続編である。前回記事↓『HUETPARISTRITONIX6×36フランス軍双眼鏡幻の名機』注※本ブログの全ての記事は、極力PC版にて、ご覧になられる事をお勧め致します。スマートフォン版だと、非常に読み
おおよそ30年、少なくとも製造終了から20年以上おそらく当時の技術の粋を結晶させた双眼鏡CompanySeven|Zeiss15x60B/GABinocularsPagewww.company7.com亡くなった代議士の遺品、私にとっては形見となったと言ってもいいかもしれないカールツァイス15x60B/GAT*双眼鏡かドイツ製でドイツのフランクフルトで購入していたよう確かに良く見えるけど、なんだか曇っているように思われ正常なのか修理が必要
この双眼鏡は、カビをとろうとしていろいろがんばった結果、概ねカビはとれたものの、左右に大きな視差が出てしまって、使えなくなってしまったものです。双眼鏡の修理は高額なので、治具をハーフミラーと表面鏡で作って自分で修理するつもりでしたが、ふと思いついて、プリズムとカバーの向きを変えながら覗いてゆくと、2つめを逆転させたところで視差がなくなりました。厳密にはあるのかもしれませんが、覗いた感じでは気になりません。やった!ついでにだいぶヘタっていたケースにもミンクオイルをすり込んでお
いよいよ梅雨入りの季節です。皆さまご承知の通り、この時期、我が国では湿度が非常に高くなります。双眼鏡には湿度は大敵です。この時期、少し放っておくだけでも、カビが発生してしまったりします。そこで、防湿庫購入応援キャンペーン‼️を実施させて頂きたいと思います。現在、防湿庫をまだお持ちでない方は、オーダー前に、その故を申し出て頂くと、防湿庫の購入資金の応援をさせて頂くと言う事で、販売価格、及びオーバーホール価格
今年の9月に、偕行社の制六と呼ばれる、旧日本陸軍双眼鏡KAIKOSHAK.T.6×24のレストア記事を書かせて頂いたのであるが、今回、再び同機種の別個体をレストアさせて頂く機会に恵まれた。偕行社に関してや、本機の詳しい内容は、前記事と重複するので、今回は割愛させて頂くとする。前記事は、こちら↓KAIKOSYAK.T.6×24旧日本軍大日本帝国陸軍偕行社双眼鏡レストアさて、
先日、日頃私が親交を深めてさせて頂いている、ドイツのカールツァイスイエナ研究家であり、双眼鏡マニアでもあり、世界有数の双眼鏡コレクターでもある、K氏が、何と、私に会う為にはるばるドイツから、私の住む和歌山まで、家族で訪れて下さった。何とも有り難く、もったいない話である。そもそも、K氏と知り合ったキッカケは、K氏が翻訳ツールを使って、以前より、私のブログを興味深く読んで下さっていたそうで、これまた何とも、有難い話
前々回、アース光学EARTHKOHGAKUK.K.GELBON6×25のレストア記事を書かせて頂いたのだが、今回も、同じく旧日本軍大日本帝国陸軍の双眼鏡、KAIKOSYAK.T.6×24の、レストア記録を,記事に残しておきたいと思う。KAIKOSYAの双眼鏡は、極めてレアで貴重な存在であり、その内部や詳細の画像等は、前々回の、アース光学GELBON6×25に引き続き、恐らくはこれが世界初公開となるだろう
先日、大変有り難い事に、デルトリンテムジェネシスの予約注文を頂いたのであるが、お客様の要望もあって、徹底的にレストアを行った。言うならば、「ミュージアムグレード」とでも、呼ばせて頂けば良いだろうか。。。光学系の修復と、外観の仕上げだけに留まらず、構成部品の一つ一つまで、徹底的に磨き上げたのである。デルトリンテムジェネシスのオーバーホールは、ただでさえ、他の時代のデルトリンテムの、数倍の時間と、手間が掛かり、神
以前、CARLZEISS7×50BGAT*マリーンを、双眼鏡界の横綱、と本ブログ上で称えた事があったが、真の横綱は、、、この、CARLZEISS15×60BGAT*かも知れない。(西ドイツ時代の、15×60を含め)否、横綱と言うよりは、「皇帝」だろうか。。。(blc8×60等の軍用機を除いて、あくまで、CARLZEISS機の民生機の中で)これは、実は
先日、初めてメンテナンス依頼を頂いたお客様から、とても珍しいデルトリンテムが送られてきた。世界的に有名な、フランスはパリの超一流老舗眼鏡店、E.B.Meyrowits(E.B.メロヴィッツ)が、戦前の時代に、カールツァイスイエナに、別注で作らせていた、いわば、特注品のデルトリンテムである。今回、依頼のあったのは、1924年製の、私が、デルトリンテム・ジェネシスと呼ぶバージョンであり
今回は、私が最も連れ添ってきた、我が愛機を紹介したいと思う。去年辺りから、ここの所、人様の双眼鏡のオーバーホールが中心で、自分のモノは、ずっと後回しになってしまっていた。去年末から年初にかけて、お客様から修理やオーバーホールの依頼を頂いた分も、ようやく一段落したので、久し振りに、自分の愛機のメンテナンスを行った。私に、デルトリンテムの楽しさ、素晴らしさを初めて教えてくれ、感動を与えてくれた、1
ヴィンテージツァイスの中でも、マニア垂涎の的とされる機種と言えば、東郷グラス等は別として、玉数の少なさや、性能、カリスマ性等から、6×42スキッパー、デルトリンテム・リヒター、そして、今回のデルタレム8×40が最右翼となるだろう。中でも、カールツァイスイエナデルタレム8×40は、デルトリンテム・リヒターと同様、非球面レンズが採用され、異例の前代未聞、何と実視界11.2度!!(1000m/199m)
先日、珍しい双眼鏡の修理依頼があった。カールツアイス・イエナCARLZEISSJENAの、デカリスDEKARIS10✕50と言う機種だ。これは、デカレムDEKAREM10✕50のIFバージョンである。依頼頂いたS様は、この機種を数十年前に、新品で購入されたそうだ。つまりは、ワンオーナー品である。S様からは、心良く承諾頂いたので、修理過程を掲載させて頂こうと思う。
皆様のお陰様を持ちまして、この度、デルトリンテムやオーバーコッヘン等、ヴィンテージカールツアイス双眼鏡の専門ショップ、BLRMY'zOPTICAL(ワイズオプティカル)を、8月6日にOPEN致す事と、相成りました。http://blrm-yz.com/ネットショップのようなものとなりますが、安心して、すぐに使用出来る、メンテナンス済みの、カールツアイスヴィンテージ双眼鏡を扱い、修理やオーバーホ