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自分は地質や地球物理を含む大地の営みが好きで、よく山岳地域へは足を運びます。特に人が余り行かない山中が好きで高速道路からスレ違い困難な林道まで今まで数十万㎞は車で山道を走り回って来ました。その過程で数え切れない数のよくもまぁ、こんな所にこんな物を造ったなぁ!!と驚嘆する道路・斜面法枠・橋・トンネルなどに出合う度、山岳土木建造物が大好物になって行きましたw『過去記事』『【龍はミシャグチへ】』青崩峠(あおくずれとうげ)過去記事でも何度か書いている、長野県飯田市と静岡県浜松市の県境に
川勝知事はまだ悪あがきを続けていて、水問題だけでなく生態系や残土置き場の問題を含めて47課題中30項目が未解決であるとしてリニアトンネルの工事許可を出そうとしません。国の設けた有識者会議が昨年11月に生態系の問題や残土置き場について、着工前の課題として問題はないと結論づけたにも関わらず、静岡県はそれを認めようとせずにもっと徹底した調査をすべきと主張しています。例えばイワナが食べる餌である虫が何であって、その食物連鎖がトンネル工事で影響が出ないか検証しろというのです。研究者たちが100
1月29日、川勝知事の定例記者会見が開催され、記者から1月24日のJR東海の記者会見で川勝知事が名指しで批判されたことについての質問があった。知事定例記者会見2024年1月29日(youtube.com)☆質問項目幹事社(NHK)・有識者会議の座長と静岡市長の面会についての所感・JR東海の「事実と異なる発言に困惑している」について静岡朝日テレビ・JR東海からの知事についての注文について中日新聞・事実はこうだが私の考えはこうだと使い分ける考えはテレビ静岡・知事
JR東海の丹羽社長は18日の定例記者会見でリニア静岡工区について記者の質問に答えた。SBSテレビ「品川~名古屋の開業がまず重要」JR東海社長“リニア2037年解決論”の川勝知事をけん制部分開業も「ない」(静岡放送(SBS))-Yahoo!ニューステレビ静岡【リニア】「品川・名古屋間の開業のさらなる遅れにつながってしまう」JR・丹羽社長が改めて部分開業否定(テレビ静岡NEWS)-Yahoo!ニュース静岡第一テレビ【リニア】「部分開業する考えはない」JR東海社
リニア中央新幹線は先が見えてきたようですが、メデイアのフェイク気味の記事による抵抗で混とんとしています。マスコミはJR東海を応援するつもりで記事を書いているようですが結果的にJR東海の差し金と疑われて逆効果です。そんなことから今年のリニアの行方を占ってみます。リニア問題を考察するうえで、基本的事実を列記しますがそれに反するような論調の記事はうさん臭いとすべきです。①太田国交大臣は地域の理解と協力が欠かせないとの意見を付けて品川~名古屋間の工事計画を認可した。→国交省の認可よりも
リニア南アルプストンネル静岡区間の着工を川勝知事が認めていない件で、大井川水問題に続いて生態系保護についての国の「有識者会議」がどちらも問題ないとの結論を示しました。これに対し川勝知事が記者会見で発した言葉が「従うと言っていない」でした。2020年4月から3年半に亘って27回の会合を重ねての結論に対し、気に入らないから無視すると言ったようなものです。これを認めてしまえば川勝知事は独裁者習近平と同様の権力を持っていることになりますが、民主国家日本で本当にそんなことがまかり通るので
長野県大鹿村15年程前から年に1~2回、最初は分杭峠のお水採りからかれこれ30回以上程訪れている大好きな村。→【大鹿村ホームP】→【日本で最も美しい村連合】大鹿村は今、中央リニア新幹線が村のど真ん中を貫通する!このルート選択はあり得ない!!(進捗情報は村の上のホームPに専用バナーが有ります)工事はほぼ国策であるため、中止は不可能!泣く泣く工事を容認する村民に対して、国やJR東海の誠意の無さに怒りと憤りを、村民は覚えています。村全体がパワースポットとも言える美
イラストが底の抜けたバケツのように見えますが、日本の土木技術ではこの穴をふさぐことができないのでしょうか?素人目ですがこれでは地下水がたくさん入り汚染水は増えるばかりと思います。「中央リニア新幹線では南アルプストンネルはトンネル延長が約25km、地表からトンネルまでの深さ(土被り)が最大で約1,400mと、長さ・深さ両方のトンネル規模としては国内でも最大であり難工事となります。」こんな難工事が出来る日本なのに、原子炉の底部を塞ぐことができないのでしょうか?効果が疑問な凍土壁だけとは説得力があり
連休前半は東京の娘さんのところへ行ってきたが、その後は台風の影響で買い出し以外は外に出ず・・・夏休みのイベントは18~19日の山竹の会での南アルプス遠征なので、前半に台風が来てくれたのはある意味よかった。約1ヶ月間お山から遠ざかってたので、遠征前の体慣らしと、真ん中の娘さんに誕プレで買ってもらったシューズの様子見で太郎坊山へ行ってきた。台風一過でそこまでの快晴ではないが、かなり暑い。まずは800段の階段を登って太郎坊宮を参拝。かなり気力・体力が落ちており、ゼェハァとなりながらなんと
静岡県の示すリニア着工への手順①国交省有識者会議において、JR東海は委員の意見や要望等に真摯に取り組み静岡県が納得できる結論をまとめる。②国交省有識者会議の結論を県の専門部会で確認し、合意できれば流域の首長や利水者に説明し了解を得る。③県の専門部会では流域の意見を鑑み意見を纏め、静岡県中央新幹線対策本部に答申する。④静岡県中央新幹線対策本部(森副知事)の意見をもって、川勝知事は工事着手を許可する。結論から言えば、時間が掛かるもののリニア中央新幹線静岡工区は一歩一歩着工に
『事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけだ』byニーチェ国交大臣はリニア中央新幹線事業を認可するにあたり、地域の協力と理解が欠かせないとの大臣意見を付けた。これを裏返せば、リニア事業への協力とは大井川流域住民の理解と協力推進に役立っているかどうかということになる。残念ながら、メデイアはこのことが全く理解できていない。国交省と静岡県(知事)との対立、JR東海と県(知事)の対立、静岡県(知事)と流域市町の対立などの視点から抜け切れていない。マスコミの報道が面白おかし
JR東海は4日、リニア中央新幹線山梨工区の高速長尺先進ボーリングおよびコアボーリングの進捗状況をホームページ上に公開した。上記表はJR東海の公表結果を当ブログが1週間ごとに集計したものであるがその要点は①高速長尺先進ボーリングの削孔はない(県境から459m)②委員から提案のあったコアボーリングは県境から591m同地点付近の湧水量を比較したが、高速長尺先進ボーリングよりもコアボーリングの湧水量が少ない。このことは難波静岡市長の見解(説明)とは異なる。この理由は高速長尺先進ボ
川勝知事の定例記者会見が27日開催され、記者からリニアに関する質問がなされた。知事定例記者会見2023年6月27日-YouTube静岡第一テレビ【リニア】JR東海のこれまでの対応を批判の一方「田代ダム案」協議進展めぐる今後の対応への質問には言葉濁す静岡・川勝知事-YouTube静岡朝日テレビ【リニア新幹線】川勝知事はJR東海と東京電力の協議の開始を見守る方針-YouTubeSBSテレビ田代ダム案「実現可能性を見極めたい」と川勝知事リニア工事の水
国交大臣はリニア中央新幹線事業を認可するにあたり、地域の協力と理解が欠かせないとの大臣意見を付けた。これを裏返せば、リニア事業への協力とは大井川流域住民の理解と協力推進に役立っているかどうかということになる。残念ながら、メデイアはこのことが全く理解できていない。国交省と静岡県(知事)との対立、JR東海と県(知事)の対立、静岡県(知事)と流域市町の対立などの視点から抜け切れていない。マスコミの報道が面白おかしく切り取られ、取材をしないジャーナリストがこれを切り取り雑誌などの記事にする
6月23日の難波静岡市長の記者会見でマスコミからリニア中央新幹線に対する県の対応について質問が出た。令和5年6月23日(金)静岡市長定例記者会見-YouTube静岡朝日テレビ【リニア新幹線】動き始めた田代ダム案について静岡市難波市長は-YouTube静岡新聞アラカンおじさんのコメントリニア問題について記者会見では数社から質問があった。マスコミの目論見は難波市長の会見から川勝知事の批判へと繋げようとする姿勢が垣間見られた。さすがと思うのは市長を離れた
リニア中央新幹線工事による南アルプスの自然環境に与える影響について議論する国交省の有識者会議が23日開催された。議論の様子はYouTubeにライブ配信された。第23回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第10回環境保全有識者会議)(2023/6/23)-YouTube静岡県内のマスコミ各社はニュースとして取り上げた。静岡朝日テレビ【リニア】「大幅に減少」するケースもJR東海が工事に伴う大井川上流の流量変化の解析結果を発表薬液注入による対策も提案-YouTub
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事における水問題を協議する静岡県の専門部会が7日県庁で開かれ、委員から「過去の発言が新聞・ネットで流れているが同じことを言っているつもりだが受け取る記者のパーソナルテイによるものか真逆に報道され心外なところがある」とのメデイアに対し苦言がなされた。当ブログではリニア問題が解決しない主な要因はメデイアの報道が関係しているとみている。リニア「静岡工区が進まない理由ランキング」|アラカンおじさんのブログ(ameblo.jp)テーマ「リニア中央新
先般のブログで何かと難しいことを持ち出して御免なさい。問題を早期に解決するための専門家(有識者)会議の議論がマスコミや島田市長などが理解できずに本論とはずれたところで発信するため、混迷に陥ってしまったとするのが当ブログの見解です。解りやすく言えば専門家会議での議論は難しすぎて、YouTubeで視聴していてもその内容を理解するのは難しいということです。理解できないから誤解が始まると・・・最も、誤解を承知で商売の種にしている一部のメデイアにも困ったことですが・・・先般、電気の法
電気で最初に習ったのがオームの法則です。I=E/Rで表されます電流をI(A)、電位差をE(V)、抵抗をR(Ω)とすれば上記の式が成り立ちます。同様に水でも同じような公式が成り立ちます。水流は水圧に比例し、抵抗に反比例します。この抵抗に相当するものが粘度×厚さとなります。透過係数地層や多孔質岩石の単位断面積当たり単位時間に水(地下水)が通過する量は,断面に直角方向の水頭勾配に比例するが、この比例係数を「透過係数」または「透水度係数」という。(透過しやすさを
川勝知事は28日の定例記者会見で田代ダム取水抑制案を巡り、JR東海が東京電力と協議することについて大井川流域の市町と利水団体から「了解を得た」との認識を示した。知事定例記者会見2023年3月28日知事が県政について会見します。開始時刻:14:00※開始時刻は前後する可能性があります。知事及び記者の発言内容は知事記者会見録に掲載します。http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kishakaiken.nsf/WebDateView(会見録の掲載に時間がかかる場合
大井川流域の首長と水利権を持つ事業者の代表で構成されるJR東海のリニア問題に対峙する組織「大井川利水関係協議会」がJR東海を招き27日開催された。静岡県中央新幹線環境保全連絡会議地質構造・水資源部会専門部会(大井川利水関係協議会)会議資料を下記のURLに貼付けますので、御覧ください。リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応https://www.pref.shizuoka.jp/linear.htmlwww.youtube.com少し待ったと言うのは県だけ」リニア工
3月で退任するJR東海の金子社長は24日、最後の記者会見を開いた。リニア工事「静岡で見通し立たず大変心残り」JR社長が最後の会見水・環境問題「引き続きしっかり」-YouTube静岡新聞3月25日朝刊アラカンおじさんのコメント当初、事業の早期実現のため政治の関与を嫌ったJR東海であったが、大村愛知県知事などの関与に頼てしまったことで政治問題化してしまったことが失敗だったと思う。次期社長は政治的決着とは縁を切り、純粋な科学的問題へと舵を切ってもらいたいと思う。
リニア中央新幹線の大井川水問題を協議する静岡県有識者会議の地質構造・水資源専門部会が20日、県庁で開かれた。静岡新聞3月21日朝刊アラカンおじさんのコメント3月20日には大井川利水関係協議会が開かれて田代ダム取水抑制案に一定の見通しが立つものと思っていたが、急遽20日に開催されたのは専門家会議だった。今回の会議で協議されたのは①田代ダム取水抑制案へのJR東海の取り組み②高速長尺先進ボーリングの是非両問題は微妙に絡んでいるので切り離した検討は難しい。JR東海が東
YouTubeに染谷島田市長にリニアについて質問する市議会の様子が投稿されている。川勝知事と島田市長の認識の違いを際立当てて報道してきたのがマスコミである。これは不仲とされる川勝知事と田辺静岡市長の関係形成に繋がるところがある。染谷島田市長の認識を直接聞く機会は無いのでマスコミのフィルターを通した声しか知ることはできない。非常で残念である。是非、県民から注目される染谷島田市長の記者会見なので公開されることを望んでいる。森伸一島田市議一般質問_リニア中央新幹線工事に対する市
JR東海は静岡県の専門家会議で合意されていない「高速長尺先進ボーリング」の実施に踏み切ってしまった。その過程を報道した静岡新聞の記事を切り抜いてみた。よくある質問ボーリング編修正19(pref.shizuoka.jp)アラカンおじさんのコメント・2月2日午後4時50分頃、JR東海から突然「3日からボーリングを始める」との通達があった・同日午後10時頃、国交省鉄道局から「3日の着工は行われないことでJRと調整がとれた」と連絡を受けた・翌2月3日「本日ボーリングは行わな
JR東海の金子社長は16日の記者会見で静岡県の専門家会議で協議している「高速長尺先進ボーリング」について「県との合意が必要だとは思っていない」と述べた。静岡新聞17日朝刊アラカンおじさんのコメント金子社長は県の専門家会議で協議している「高速長尺先進ボーリング」について「県との合意が必要だとは思っていない」と述べた。合意のために協議されている専門家会議を頭から否定するような発言は戴けない。高速長尺先進ボーリングに拘っていては結果的に工事着手は遠のくだけだということに気づかない
リニア中央新幹線の静岡工区がこれほどまでに混迷してしまった最大の理由は俯瞰的事実が県民に伝わってこなかったことだと当ブログでは考察する。「氷山の一角」という言葉があるが、相対する思考には当てはまらない。適当な言葉が見当たらないことから「木を見て森を見ず」を基に、都合のいい部分を持ち出して全体が正しいように錯覚させる手法、これをもって森の木論法と名付ける。相性の良い確証バイアスと絡まって俯瞰的事実とは異なる現象があたかも真実のように拡散されていった。確証バイアス自分が信じるこ
リニア中央新幹線に伴う水問題を協議する静岡県の専門部会(地質構造・水資源)が25日県庁で開かれた。主な議題は「田代ダム取水抑制案」及び「高速先進長尺ボーリング」について静岡新聞1月26日朝刊静岡県中央新幹線環境保全連絡会議第11回地質構造・水資源部会専門部会会議資料を下記のURLに貼付けますので、御覧ください。リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応https://www.pref.shizuoka.jp/linear.htmlwww.youtube.com
(4年後にこの山の下をリニア新幹線が通るという)先日テレビを見ていたら「山梨県民を対象にリニア新幹線の無料体験乗車を募集中」というのをやっていた。リニアの総工費7兆円を負担するのはJR東海であり、山梨県民は本来無関係のはず。それなのに山梨県民がタダで体験乗車とはどういうこんで。ちょびちょびしたこんしちょ~(訳:体験乗車できるのはどういうことだよ、ふざけたマネすんなよ~)と僻み根性でJR東海のHPを見たら県民以外の募集も行われていた。ところがこっちは有料で一人2200円。どう
JR東海の金子社長は17日の定例記者会見で「県として協力すると言う話が全くいただけていない」と述べ、「その中で閑蔵線整備の要請をいただくのはバランスが取れない話だ」と川勝知事の姿勢を批判した。静岡新聞11月18日朝刊アラカンおじさんのコメント金子社長は「リニア工事に関して県の協力がない」と言い切るその認識の浅はかさが問題の解決ができない根本的理由だと思うのだがご理解いただけていないようだ。JR東海の進めるリニア工事の為に多額の税金と時間を使い、何とか解決策を探ろうとしていることが