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小町伝説世界三大美女と言えば、古代エジプトの女王・クレオパトラに、中国唐代の皇妃・楊貴妃。そして、日本代表として名高いのが……小野小町ですね!美貌の歌人として知られている小町の生涯は謎に包まれていて、わからないことが多いと言います。おかげで人々のイマジネーションが搔き立てられたのか、さまざまな伝説が残っています。ミステリアスな美女の足跡をたどってみました。小野小町(生没年未詳、9世紀ごろ)小町の出自や身分ははっきりとしませんが、仁明天皇(にんみょうてんのう)に仕えていたと伝
2024年2月10日、オペラ「卒塔婆小町/赤い陣羽織」を観てきました「卒塔婆小町」は三島由紀夫の作なので、絶対に観てみたい!と思って。「近代能楽集」に収録されていたものの、内容はすっかり忘れていました。小野小町と深草少将の百夜通いをアレンジしているだけで、その話ではなかったのね。何とも不思議な世界観で、桜の巨木に幻惑されたかのようでした。「赤い陣羽織」は木下順二の作でした。木下順二と言えば「夕鶴」。以上。という感じだったので、こんなドタバタコメディも書くんだと驚きました。おやじとお
2024年2月11日、日本オペラプロジェクト2024『赤い陣羽織』『卒塔婆小町』終演しました。私は卒塔婆小町の男A役で出演しました。狂言師の茂山千三郎先生の演出による、とても美しく洗練された舞台でした。美しい作品の一部になれたことをとても光栄に思います。今回このような機会をくださった堺シティオペラの坂口茉里先生に感謝申し上げます。これからも一つ一つの舞台を大切に進んでいきたいと思います。
鳥の劇場新作三島由紀夫の卒塔婆小町と弱法師どのような時代にこの脚本が書かれたかというのがその演劇の言いたかったことを理解するのにかなり重要なんだということは主宰の中島さんに教えていただいたことだ。今回この脚本(卒塔婆小町)が書かれたのは1952年。老人世代は明治の文明開花の頃に若かった世代、若い世代は洋服を着てアベックで夜イチャイチャするのが当たり前になりはじめた世代、戦後10年以上経った高度成長真っ只中、サンフランシスコ講和条約が成立した年。年をとることによって上がってくる観る側の経験値
こんにちは。テノール歌手の西影星二です。来月2月に、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて、日本オペラプロジェクト2024『赤い陣羽織』『卒塔婆小町』の二本立てで、『卒塔婆小町』男A役で出演します。僕は2月11日(日)の組で出演します。実力のある素晴らしい出演者に、茂山千三郎先生の演出で、牧村先生の指揮のザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団です。千三郎先生が追求される美しい所作や姿勢、そして様式美にとことんまでこだわった稽古が進んでいます。素晴らしい仕上がりの美しい舞台となると思いま
勢いと挑戦、ってことで12月舞台「現代能楽劇」出演告知📢・ご訪問くださりいつもありがとうございます・ことおと企画現代能楽劇『卒塔婆小町/生田川/隅田川』【脚本・演出】今井尋也【日程】2023年12月23日㈯〜24日㈰23日㈯藤14:00★/葵18:0024日㈰葵13:00/藤17:00★全4公演※全ダブルキャスト※★出演回及び時間(藤)※出演演目『生田川』※上演時間は約2時間15分を予定(1演
8月18日(金曜日)パリ在住メゾソプラノ・小林真理さんのお宅でのお夕食にお招きいただいたました。7月から8月にかけての日本滞在中、真理さんが企画構成+演出+主演の世界初演オペラ《卒塔婆小町》の他にも演奏会やマスタークラスなどで、多忙な日々をお過ごしになってパリに戻ってらして、直ぐにまたご主人様の故国ポーランドでのヴァカンスへ.........と言う(私から見たら)過密スケジュールの合間をぬってお招きくださいました。自他共に認める《超・超・超健康体》の真理さんはいつも余裕たっぷりですが、そう
待ちに待った幸流小鼓方飯田清一氏の会『第四回華甲記念飯田清一の会』を観能させていただきました。通常、能楽の公演についての多くは能楽のシテ方と呼ばれる方々が主宰されており囃子方は、よばれる立ち位置かと思われます囃子方の先生が主催されている公演はそう多くはなくとても貴重なのです(私の中で)ご一緒に観能しました友人達と📹お二人の浴衣姿が素敵~💖オシャレ~^♡わたくしは、夏紬とすこし秋を感じる帯を~、…『第四回華甲
以前のブログでも一度ご紹介いたしましたが、『パリ雙葉会』で知り合って以来なにかと大変お世話になっているパリ在住の先輩歌手、メゾソプラノの小林真理さんの世界初演の公演がいよいよ近づいてまいりましたので再度ご案内させていただきます。https://ameblo.jp/suizi/entry-12798900976.html『小林真理さん主演&演出のオペラ『卒塔婆小町』世界初演』最近お会いしたパリ在住のメゾソプラノ・小林真理さんに2024年4月7日よみうり大手町ホールで開催決定となった私のコンサー
愛知:ミライタワー国重文歴史伝える:地域ニュース-読売新聞オンライン読売新聞オンラインテレビ塔は昨年12月、国重要文化財に指定された。2019~20年に全塔改修が行われたが、建設当時の鉄骨や分電盤の枠、案内板などが各所に残されている...AKB48下尾みう、長編映画初出演で“ほぼすっぴん”シーン「大丈夫ですか?って100回くらい聞いた...Yahoo!ニュース-Yahoo!JAPAN現代の日本と中世のヨーロッパ大陸がシンクロしながら、倒すか、倒されるか、手に汗握る決
最近お会いしたパリ在住のメゾソプラノ・小林真理さんに2024年4月7日よみうり大手町ホールで開催決定となった私のコンサートのご報告をさせていただきました。その時に伴奏者として招聘するヴァンソンさんを私に紹介してくださった真理さんに、こういうご報告が出来て私も本当に嬉しかったです。この事だけでも充分に感謝なのですが、東京で開催するにあたり真理さんからまた色々なアドバイスを頂戴し本当に感謝感謝です。さて、その真理さんがこの夏日本で世界初演のオペラ『卒塔婆小町』を演出&主演なさるのでお知らせです
今日は「卒塔婆小町」です。この作品が小野小町の印象に多大な影響を与えていた事は紛れもない事実です、しかし当時の小野氏からはあり得ない状況ですので、今は明らかな創作として読む事できます。創作とはいえ、小野小町の真実の事を伝えている部分もあると思いますので、期待して読んでみようと思います。参考にしたのは、最早おなじみになった、「銕仙会〜能と狂言〜」のページを参考にしていきたいと思います。http://www.tessen.org/dictionary/explain/sotowak
(東京杉並・神田川沿いのソメイヨシノ)開花宣言から一週間。東京に戻るとすぐに神田川沿いを散歩した。サクラは5分咲きといったところだろうか。(水辺に近い方が水面からの照り返しで早く咲くのだそうだ)「ああ、また一年経ったんだなあ」と感じるのは皆さんどんな時だろう。私の場合それはサクラである。サクラに時の移ろいを感じるのは私だけではあるまい。小倉百人一首には花の歌が8首あり、うち6首が桜の歌である。百人一首の中で私が好きな歌2首もいずれも花の歌である。花
2月5日(日)横浜能楽堂『プラティヤハラ・イヴェント』鵜澤久一噌幸弘(笛)藤原道三(尺八)舞囃子『智恵子抄』智恵子:鵜澤光光太郎:梅若紀彰笛:松田弘之小鼓:田邊恭資大鼓:佃良太郎地頭:山本順之(休憩)能『卒塔婆小町』(観世流銕仙会)シテ(小野小町)鵜澤久ワキ(僧)森常好ワキツレ(従僧)舘田善博笛:一噌庸二小鼓:鵜澤洋太郎大鼓:國川純地頭:観世銕之丞面:「姥」(洞白作)『プラティヤハラ・イヴェント』これが、題名なのか何かな
主人と最近、城を目的にドライブすることが多く、「京都に行ってないね」という会話をしていました。色々とブログをみていると👇ふと鮮やかな襖絵に一目惚れ。醍醐寺には行った事があったけれだすぐ近くなのにこちらのことは全く知りませんでした。ヤマトノココロの記録用心の日記『京都地下鉄・嵐電1dayチケット⑧〜随心院其の一〜』さてさて…………【神泉苑】を出発し、地下鉄東西線「二条城前駅」から乗車し、ココロが下車したのは「小野駅」だ目的地を確認するそして、徒歩10分弱で到着したのは……a
○薪能闇に浮かべり絵巻とも月も驚くその別世界○夜叉般若をんなのみやと能舞台卒塔婆小町に見ゆ男女(なんにょ)の差
9月18日(日)梅若能楽学院会館仕舞『草子洗』伶以野陽子『半蔀』三吉徹子『梅枝』髙橋栄子地頭:山中迓晶、梅若英寿その他狂言『蚊相撲』(大蔵流山本東次郎家)シテ(大名)山本則重アド(太郎冠者)山本則秀アド(蚊の精)山本則孝(休憩)能『卒塔婆小町』・一度之次第シテ(老女・小野小町)富田雅子ワキ(旅僧)工藤和哉ワキヅレ(従僧)大日方寛笛:藤田次郎小鼓:大倉源次郎大鼓:柿原弘和地頭:梅若楼雪副地頭:梅若紀彰
小野小町ゆかりの寺山科にある真言宗の寺院随心院は、小野小町の邸宅跡に建てられたという門跡寺院です。山科は随心院の他、毘沙門堂や勧修寺、大石神社など行ってみたい神社仏閣が目白押しなのですが、ちょっと足回りも良くないので、つい後回しにしていました。この時は、山科在住の友人に連れて行って貰い、初めての随心院へ。小野小町の歌碑。有名な百人一首の歌です。拝観料を支払い、中へ。寺社には珍しい、こんなブースも
『景清』シテもさることながら、ツレ二人の姿を久しぶり観たいと思って出かけた。キリ(人丸と景清の別れの瞬間)の動きは流儀よって違いが有るので、その意味を考えようと思うのだが、何も思いつかない。『卒都婆小町』この曲の場合、小町は幽霊なので舞台上のシテが「妖怪キャラ」の様に見えても問題は無いのかな後場で色恋沙汰が繰り広げられるのだから少しは元気と色気が有っても良さそうなものだが、小町が老人よろしく楽な演出でドンと居座るのは品格も緊張感も感じられ無い。地謡も大変だ
今朝もスイレン鉢に氷が張っていた。スイレン鉢でメダカを飼い始めて9年になるけど、こんなに何度も氷が張る年は、初めてである。そんな寒さの中、オレンジのカデンデュラの花が開こうとしていて、それを見ると気持ちが明るくなる。先週末、笠井叡オイリュトミー講座が行われた。お正月過ぎあたりから、オミクロン株の急激な感染拡大ニュースが流れ、そんな中、なんとか講座ができてよかった。始まったら、あっという間に、楽しい、夢のような3日間は終わってしまった。今回の講座は、私にとっては、いろいろな
能狂言のバラエティ2〜第十回三曜会の感想〜皆様新年あけましておめでとうございます愛とやすらぎの語り手Aischaですこの記事をご訪問くださりありがとうございます本年もよろしくお願い致します今回のテーマは能狂言のバラエティその二回目です①国立能楽堂の魅力②観世能の魅力③笛独奏の魅力④狂言の魅力⑤能老いの表現〜卒塔婆小町〜⑥能貴婦人とは〜安達原〜これらの観点から感想をお伝えしていきます今回の記事な後半になります以前の記事はこちら『能狂言のバラエティ』能
篠田真由美さんの『美貌の帳建築探偵桜井京介の事件簿』読了いたしました。桜井京介さんシリーズ【第2部】1作品目凄く深かったです人を愛するってどういうことなのかな?というのを色々な意味で考えさせられました。大人への階段を一段ずつ昇っている蒼くんも素敵です蒼くんの成長を見守る、純粋で真っ直ぐな深春さんも本当に良いキャラだなと思います京介さんの過去に関することも、ちらっと出てきていたのも興味深いです二度にわたって、途中で中断されてしまった『卒塔婆小町』を最後まで観てみたかった気もい
一日遅れのクリスマスネタですが実家の玄関に長〜〜〜いサンタがいましたこちらの不思議なサンタはパッチワークが趣味の母の手製です現在、180ページ三島由紀夫さんの『卒塔婆小町』という作品にも凄く興味が湧きます伝説の大女優、神名備芙蓉さんがどのように演じられるのか?どんな事件が起きるのか?先の展開が楽しみです神さま、天使さんありがとう愛してます強運HIROKO☆
建築探偵桜井京介さんシリーズ、【第2部】に入りました【第2部】からは、番外編も時系列の中に入れて拝読していきますのでそちらも楽しみです篠田真由美さんの『美貌の帳』来年2月に、私が研修を受けさせて頂いております堺シティオペラの定期公演でも上演されます『卒塔婆小町』が出てくるのも凄く楽しみですオペラ拝聴前の勉強にもなると嬉しいです桜井京介さんシリーズ拝読において、既にだいぶリードされているたごさくさん&クロスケさんに追いつけることはまず無いと思いますがその背中を追いかけていきますっ
昨日のお出かけ下北沢駅前劇場三階までちとキツイ💦奥にエレベーターが有りましたね。・・・(帰りに気が付く(笑)二宮さよ子さんのInstagramより拝借二宮さよ子さんの書です。パンフレットにも掲載されてました。舞台には卒塔婆こちらの作品を検索したら舞台や映画結構有りました。この姿は「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の亀遊さんのお仕度です。丁度一時間の舞台でした。アンコールに応えて衣装を変えられたのですがとてもチャーミングな姿でした。年明けには銀座で書展も開催されます。そ
皆さま、お変わりありませんか。来年1月に名古屋で行われます、笠井叡オイリュトミー講座の詳細が決まりましたので、案内状の発送に先駆けてお知らせいたします。この講座は公開講座ですので、どなたでも参加していただけます。皆さまの参加をお待ちしております。名古屋オイリュトミー研究会中村眞貴子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイリュトミーで「卒都婆小町」を踊る2言葉のオイリュトミー高野山の
2019年のハワイ州立大学での僕のワークショップに参加していた同大学演劇舞踊学科の大学院生だったミシェル現在カリフォルニア州立大学サンディエゴ校の博士課程3年生でアジアの演劇を専攻している彼女が監督を務める舞台「SotobaKomachi」が17日、18日、19日カリフォルニア大学サンディエゴ校の劇場にて上演されています「SotobaKomachi」は三島由紀夫原作の「卒塔婆小町」をドナルドキーンが翻訳したものですハワイ州立大学で能、狂言、歌舞伎をはじめとして、アジア各国の伝統芸能の知
11月になりました。11月3日文化の日。10月31日日曜日に録画した【古典芸能への招待】二十六世観世宗家・観世清和▽能『卒塔婆小町』/半能『石橋』を観ました。二十六世観世宗家・観世清和▽能「卒都婆小町」/半能「石橋」-古典芸能への招待観世宗家・観世清和による独演「翁附(おきなつき)五番能」から、小野小町の盛衰を描いた能「卒都婆小町」と、華やかな獅子の舞・半能「石橋」▽観世能楽堂で収録www.nhk.jpこの番組の配信期限は11月7日午後11時まででした。録画をひらくと、まずは『卒塔
昨晩放送。観世能楽堂での「五番能」の抜粋でした。後半の「卒塔婆小町」、インタビュー、そして「石橋」大獅子だけ見ました。卒塔婆小町の構えと足の運びの美しさと面に目が吸い付けられました。インタビューによれが室町時代に作られた「姥」。美人が老婆になったという形で、紅も指しています。亀井忠雄さんの大鼓がまた最高でした。構え、動き、音。私が習っているのは長唄の囃子で、これは「オケ」。お能の囃子は「間」だそうです。ご宗家はどうやら私と同い年のご様子。五番能をもう一度やり
直前になってしまいましたが、下記のようにオイリュトミー講座が開催されますので、お知らせいたします。オイリュトミーで「卒都婆小町」を踊る言葉のオイリュトミー原作は世阿弥の父観阿弥清次。別名「小町物狂い」ともいいます。高野山の僧が京都近くまでくると、朽ちた卒塔婆に腰をかけた老女(小野の小町のなれの果て)に会います。咎めて教えを垂れようとすると、却って反問反駁されます。問答の途中から、若き小野小町に百夜通いをした深草少将の霊に取り憑かれます。最後は悟りの世界に入りま