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何年か前夜中に目を覚ましてTVをつけると画面いっぱいに雨が降っていたずっと雨だけが降り続いていた雨の匂いが伝わってきてもしかしたら、と思った「土の中の彼女の小さな犬」村上春樹の小説の映画ではないか?これは「中国行きのスロウボート」の中におさめられた短編でわたしはこの中の「午後の最後の芝生」が村上春樹の短編の中でもっといえばこれまで読んできた小説の中でもっとも何度も何度も読み返した小説であります夏になるたび読み返してきた小説こちらは暑い暑い夏の午後に、アルバ
村上春樹著短編「午後の最後の芝生」を読みました。あらすじ主人公「僕」が14-15年前を思い出すところから始まる。そのころの「僕」は、大学生で芝刈りのアルバイトをしていた。「僕」には、遠距離恋愛の同じ年の恋人がいたが、その夏彼女から別れの手紙が来た。もうデートのためのお金を稼ぐ必要はなくなり、「僕」は、芝刈りのバイトを辞めることにした。空虚な心を抱えて、最後の芝刈りに行った日の思い出。暑そうだなぁ、(女主人からもらった)サンドイッチ美味しそうだなぁ、きっと空もきれいに晴れてい
日曜日の夜。そいえば、今日ようやく村上春樹の村上RADIOが聴けた🎵いつもタイミング合わず聞き逃してたけど、ようやく✨ジャズがまた良いですね。村上春樹さんの声が、なぁんかセクシー。スガさんは来週出演かな?途中しっかり聴けれなかったけど、高橋一生さんが朗読してたのは蛍だったような。春樹さんの本「蛍、納屋を焼く、その他の短編」では特に「納屋を焼く」が好きだったなぁ。最近、この話の原作で映画もあるよねー。そーいや、少し前に春樹さんの小説で一番好きな「午後の最後の芝生」
↑別に「ハルキスト」にケンカ売ってるわけじゃないのよ。オイラも春樹さんにモロ影響うけたくちだから、盛り上がりたくなる気持ちもわからんでもない。でも、考えてみてみ。選考委員達って、きっと尋常じゃないくらい本読んでるはず。(もし違うのなら、選考委員失格でしょ)そんなブックフリークが、「村上春樹」なんて超メジャーな作家に賞を与えるとおもいます?まだ、全然知られてないときならまだしも、今さらあげてみ。なんの新鮮さもない。選考委員が、ひねくれてるのは、こないだボブディランに
村上春樹作品で特に好きなのは、長編では「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「海辺のカフカ」短編では、中国行きのスロウ・ボートに入ってている「午後の最後の芝生」と「土の中の彼女の小さな犬」そして、レキシントンの幽霊に入っている「沈黙」「トニー滝谷」あとは、東京奇譚集に入っている「ハナレイ・ベイ」ですね。ハナレイ・ベイに関しては、頭の中に完全に映像が出来上がっていて、私の中では主人公は40代の頃の倍賞美津子さんしかあり得ない感じなのですが…。とうとう映画化されたのです。今月
7月8日付「村上春樹の立ち位置を考えてみた」、7月15日付「大江健三郎の王国と村上春樹」と、このブログではこの2週、志賀直哉以来の日本近代文学の流れの中で村上春樹という小説家がどんな位置づけとなるのかを考えてきました。今週の“日曜日の村上春樹”はその続き、村上春樹と三島由紀夫のことを少し考えてみたいなあと思います。村上春樹は「三島由紀夫と川端康成が生理的に嫌い」と発言しています。だからあんまり読んだこともないと。まあ三島由紀夫に関しては、こういう反応を示す作家は珍しく
日曜の朝、NHKラジオをつけると「ドイツ文学のなかのダメ男」という番組をやっていて引きこまれてしまいます。今はゲーテのウェルテルの話ですが、トーマス・マンの「ヴェニスに死す」も取り上げるようなので楽しみ~♪いつも途中からなので、もうちょっと早く起きないと全部聴けないな。。。ゲーテのウェルテル、岩波文庫で持っているのにまだ読めていません。。。こころをよむ哀しき恋を味わう―ドイツ文学のなかの〈ダメ男〉(NHKシリーズ)/NHK出版¥823Amazon.co.jp番組の中でマ
教授の教え方が面白かったからだろうなぁ。さっき受講した3限目の授業はとっても面白かった。村上春樹の小説、先ずは短篇小説から読んでみようかな?。って気に今なってる。資料を貰う以前から村上春樹、というブランドにチョットなぁ~と思ってたんだけど今回、授業を受講してみてあぁ、中々面白いじゃないかっていう印象を受けたワケ。ついでに村上龍の小説も買うか。この際だから、何冊か。
少し前の駄ブログに「吉田秋生はジョニ・ミッチェル好きなんじゃなかろうか」なんてことを書きましたが、「午後の最後の芝生」と「thehissingofsummerlawns」――村上春樹もジョニ・ミッチェル的な空気感(というのは安易な言い方ですね)に示唆されることがあったのかも?ポップな連鎖はテクストの網と似て非なる(でもないか?!)ところもあるのではないか、な?閑話休題。かなり久しぶりにワイン・ビールではない酒類を飲みながら愚想と戯れているわけですが、今日のお供はジョニ赤。ポケット壜