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加賀爪丹波と一文字入道の手引きで、まんまとカラコジア国の外交使節という肩書で入国したオンゴは、足利義睛に謁見するとトルハン一派をカラコジアの敵と吹き込み、逮捕協力を依頼。無事に日本に潜入していた五郎は、鞍馬山への道を尋ねると、その男は例の謎の黒覆面だった。その黒覆面を追って来たのが桜子で、黒覆面が指輪を奪ったと思い込み奪い返そうとしていた。桜子は黒覆面から、指輪は加賀爪一派に渡ったが偽物だったという話を聞かされて、鞍馬山に仲間が集まっている、とも教えられ駆けつける。一方
時代劇の女優たち『里見八犬伝』東千代之介千原しのぶ時代劇全盛時代を彩った女優さんたち日本髪と着物がよく似あう”艶っぽい”女優さんを選んでいます。現在、この女優さんたちは還暦を過ぎ後期高齢者になっている人も多くいます。彼女たちがどのように年を取り、お婆さんになっていようとも、私たちの心の中で色っぽさ、艶っぽさは色あせることなく輝き続けていいます。二宮さよ子怪傑黒頭巾(1981年)-おゆう;御用船炎上(1982年)昭和23―1948―赤座
というわけで、まんまとオンゴに捕まった五郎達は、オンゴの奴隷船に積まれたまま、日本に出発。一方、カラコジア王国の血を引く姫桜子は、襲撃から逃れて、近江国堅田の満月寺に匿われていた。彼女を救った謎の黒覆面は、戦乱が間近の日本に余計な火種は迷惑という訳で、彼女に帰国を促す。その頃、姫を見失って焦る高山伊織一行の部屋に矢文が撃ち込まれ、桜子の所在地が書かれていた。急いで夕月丸とカピが確認に行った矢先、桜子は旅の行商に化けた一文字入道の差し金、黒比丘尼の言葉をあっさり信じ
五十鈴十写真鋭き昭和十名画十四年から三十五年製作・発表順『樋口一葉』昭和十四年(1939年)五月三十一日封切製作東宝映画東京主演山田五十鈴監督並木鏡太郎平成十七年(2005年)五月八日令和六年(2024年)十月十一日京都文化博物館にて鑑賞『その前夜』昭和十四年(1939年)十月二十一日封切製作東宝映画京都主演中村翫右衛門山田五十鈴監督萩原遼平成十四年(2002年)九月二十日京都文化博物館にて鑑賞『昨日消えた男』昭和十六
3月28日金曜日〜その3朝おやつは、GODIVAグランプラス。『Hanadaセレクション月刊Takada芸能笑楽部』を読む。P162、東映映画のお姫様、千原しのぶさんの魅力について書かれている。(写真)菊水丸コレクションより『平凡』の付録の千原しのぶさんのブロマイド。
「東映の友」(1962年5月号)から「東千代之介」&「円山栄子」円山「こんにちは(頭を下げながら)」東「やあ、元気かい?」円山「ええ、元気すぎちゃって。このところ、少し肥りぎみなんです」東「肥ることは、健康の証拠だから、いいことだよ」(笑)円山「それが女性には最高の敵なんです。あまり肥るとみっともないから、いま、食事に1番気を使っているんです」東「それは大変だ。そうまでしなくても良いと思うがなぁ。しかし、体がもとでの仕事だからあまり無理をしないほうがいいよ」円山「お言葉あ
「東映の友」1962年7月号に好きな「銀幕のスター」のひとり「千原しのぶ」の記事が掲載されていた。「銀幕のスター」という言葉は、いまはもう死語ですね。初夏を思わせる爽やかなある昼下がり、京都撮影所に程近い閑静でいかにも京都らしき古き都の風情を醸し出している、千原しのぶさんのお宅をお訪ねすると、「いま、躍りのお稽古から帰ってきたばかりなんです。さあ、どうぞ」と、快く迎えてくれた千原さん。その和服姿から受ける感じは、如何にも時代劇女優という形容がピタリです。その千原さんに近況をいろいろと伺
東映時代劇の黄金期に欠かせないのは共演の女優脇役で喜多川千鶴・浦里はる美らは覚えている。主役の相手役としては正式名称ではないけれどよく言われるのが『東映城のお姫さ様』有名なのがでも元祖はおっと!忘れちゃいけないのが長谷川裕見子は『長谷川一夫』を叔父に持ち俳優『船越英二』と結婚なので俳優『船越英一郎』は息子2024年に亡くられた。花園ひろみは山城新伍と結婚その後山城新伍の浮気で離婚のちに同氏と和解し再婚したが同氏の浮気は止まらず再び離婚した。ご存命です。
今作に出演している、この女優さん。千原しのぶ、さん。東映の「お姫様女優」の一人でもありました。敵か味方か、分からないミステリアスな女優。だと、私は勝手に思っています。東千代之介、月形龍之介の相手役もつとめました。素晴らしい女優の1人。↓押してくれたら嬉しいです↓にほんブログ村
「港まつりに来た男」(1961)七夕に起きた悲恋物語をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督はマキノ雅弘。中島貞夫の解説はコチラ。とある漁師町が舞台。七夕ウィークで年に一度のお祭り気分の土地に毎年恒例の踊り子を擁する次郎平一座、曲芸師が揃う牛寅一家がやって来ました。なかでも目を惹いたのは、「天下無双大力大五郎」の旗差物を翻した独眼流の大男。居合の達人である大五郎(大友柳太朗)の芸は牛寅一家が連れてきた目玉の出し物で、到着早々に見せた豪快なパフォーマンスで住民たち
東映時代劇Youtubuにて薄雪太夫より怪談「千鳥ヶ淵」視聴以前この枠で視聴した『牡丹灯籠』に続く悲恋物といった印象だが、コチラは怪談的な描写が少なく初見では物足りなさがあったものの、最後まで視てからすぐに視返すと俳優の演技の素晴らしさとシンプルで王道を行く古典的な物語がジワジワと染みてきた。中村錦之助が演じる呉服屋の使用人の美之助が、千原しのぶが演じる遊女の薄雪と相思相愛になり、男が逢瀬のために使い込んだ店の金を女が借金して肩代わりし、男はもはや店にも戻れず女に甘えて居るだけという序盤
千原しのぶさんの昔の写真シュッとした美しさですね!!!!何時もの様に勝手なイメージで彩色させて頂きました。
京都で一番長い歴史を持つ映画撮影所、東映京都撮影所。映画産業の黄金期、東映京都撮影所は東映城と呼ばれ、時代劇映画がたくさん製作されていました。東映時代劇スターの相手役として、作品を支えた初代“東映城のお姫様”は、高千穂ひづる、田代百合子、千原しのぶではないでしょうか。私事、団塊の世代(昭和23年生)には、かつて地元東京下町にあった映画館・荒川銀映(東映系映画館)で観た東映時代劇が娯楽でした。懐かしい東映城のお姫様の思い出を語ります。《高千穂ひづる出演作品ポスター》「あばれ纏千両肌(
前回に引き続き「沢村訥升」である。「東映の友」No.5(1960年刊行)を読んでいたら、「半七捕物帖・三つの謎」が紹介されていた。情緒豊かな大江戸を背景に、続々と起こる奇怪な事件の数々。捕物帖の草分け、岡本綺堂原作による、興趣波乱の捕物時代劇巨篇が登場致しました。古寺の死体から暴き出された戦慄奇怪の陰謀、町道場の主で剣術達人の怪死により炙りだされた意外な事実、異人の生首を持って押し入る浪人強盗団の真相。3つの事件を1つの映画でオムニバス形式に描くこの快作には、捕物名人・半七親分に片岡
資料を整理していたら、出てきた切り抜きPart2「千原しのぶ」「高千穂ひづる」と共に東映時代劇を支えた3人娘のひとり。この記事によると、「宝塚歌劇出身者が多い関西芸能人の中で珍しい大阪松竹少女歌劇出身で、京マチ子はその大先輩に当たる。昭和27年「平凡主催の第1回ミス平凡コンテストで優勝。タイアップ先の東宝に第4期ニューフェースとして入社。滝沢英輔監督の「喧嘩安兵衛」でデビューしたが、翌年、東映京都に移籍。中村錦之助(後の萬屋錦之助)や東千代之介主演の「笛吹童子」や「里見八犬伝」に出演。
https://youtu.be/SI4C4phOp_c月笛日笛第二篇白馬空を飛ぶ#東映時代劇#伏見扇太郎#石井一男#千原しのぶ#西条鮎子#加賀邦男#山口勇
https://youtu.be/4dLHQ_9csq8三日月童子完結篇万里の魔鏡#傑作時代劇DAY#東千代之介#千原しのぶ#藤里まゆみ#三条雅也
https://youtu.be/D5DjX2f44jE三日月童子第二篇天馬空を征く#傑作時代劇DAY#東千代之介#千原しのぶ#藤里まゆみ#三条雅也
2009年に肺がんのため78歳で死去した、女優の千原しのぶさんを、趣味の姓名判断で、占ってみました。千原さんには、強情さに注意。地位や財産を得る。病難や家族縁などに注意。結婚運や家庭運に注意。五行の三才配置は、吉。といった暗示があります。引き続き千原しのぶさんの本名、石原知子さんを、趣味の姓名判断で、占ってみました。石原さんには、活躍するが、自我が強い。不和に注意。苦労や困難を乗り越える。吉凶が極端。病難に注意。目下との関係に注意。陰陽の配置は、最凶。といった暗示があります。常盤英文で
「東映の友No2」1960年8月号ページをめくっていたら、「円山栄子」の記事が目に止まった。「円山栄子」といえば東映時代劇で活躍した女優。記憶に残っているのは、「伏見扇太郎」主演の「緑眼童子」(1956)伏見扇太郎の相手役同じく「伏見扇太郎」主演「竜虎捕物陣一番手柄」(1957)左)円山栄子右)伏見扇太郎「ふたり若獅子」(1959)より。主演は「東千代之介」「千原しのぶ」「伏見扇太郎」共演この作品でも「伏見扇太郎」の相手役個人的には「お似合い」だなぁ、と思いながら見て
https://youtu.be/G4H-CeS958E三日月童子第一篇剣雲槍ぶすま#傑作時代劇DAY#東映時代劇#三日月童子#東千代之介千原しのぶ藤里まゆみ
https://youtu.be/LG2y7pebZJ0紫頭巾#頭巾ヒーロー#東映時代劇#片岡千恵蔵#里見浩太朗#櫻町弘子#市丸#丘さとみ#千原しのぶ#山村聰
豪商の娘で結婚が嫌で女中ふたりと結婚式から逃げて街道旅に、途中股旅の半次郎(大川橋蔵)と出会って喧嘩するほどにひかれあって。おきゃんなお嬢さんであり、歌でお金を儲ける役であるので歌声も披露
片岡千恵蔵の次郎長3部作ラスト、「任侠東海道」の続編。和田島の多左衛門と紬の文吉が大喧嘩となり、衝突現場に現れた次郎長が仲裁するも、役人がなだれこんできて離散。多左衛門の身内、三馬の政右衛門が両者を激突させた上に一揆の扇動をしたと密告したのが原因で、政右衛門は逃亡。散り散りになって次郎長と合流できた6人の子分は、信州に逃げると、とりあえず小川の勝五郎を頼ることにした。その頃、上州では不作が続き農民が一揆を起こしかねない事態となっており、国定忠治が農民を救うべく
前年の正月オールスター東映映画「任侠清水港」の続編。秋葉祭りに物々しい雰囲気の次郎長一家が現れたと聞いて大和田の友造が訳を聞くと、増川仙右衛門の叔父宅に強盗が入り、3人組が後添えのおしまと共に逐電したらしい。神沢の小五郎ら3人は、甲州の大親分武居の安五郎の子分らしく、次郎長は二十八人衆を連れて話をしに来たという。友造が中に入り話をすると安五郎は3年前に彼らの杯は水にしたが、元子分の縁もあり身柄は渡す気がないと断言。その裏で安五郎は3人を探し出して雲風一家に身柄を預
暴れん坊街道監督:内田吐夢製作:東映作年:1957年出演:佐野周二/山田五十鈴/植木基晴/千原しのぶ/薄田研二/進藤英太郎内容と題名のこれほどもんどり打つ落差というのもさすがに東映といったところで(題名だけ聞いていると闊達な将軍様が遊び人にでも扮して街道筋を風の向くまま気の向くままとんだ世直し旅に出ている風情ですが)暴れん坊どころか、お武家はついに刀を抜くこともありません。生まれは侍ながら馬子に身を窶した少年の母恋い物語に
多羅尾伴内シリーズ5作目。東映に移ってからの1作目。縛られた男が船の上から海に捨てられて、奇跡的にも救助され警察の取調べを受けたが、何も話さぬまま釈放。警察を出て港をうろついていると、船員上がりという柄の悪い男が近づいてきて楽々荘という隠れ家を紹介される。キャバレー「エムパイア」のホステス渡名喜姉妹の家に男は現れるが、何者かに銃撃されてそのまま逃亡した。姉の渡名喜キヨは男の新聞記事を見て、男は相川ではないかと妹マサミに話し、男の身を心配している様子。男を海に捨てたの
すばらしいことに公式、東映さんがYouTubeで無料公開してくれた作品お金払っていいから動画サイトを作ってほしいですわ動画を見つけたときはこの絵を知らず、タイトルも「水戸黄門漫遊記」、のところしか見てなかったので、この類人猿が出ることを知りませんでした諸国を漫遊する一行がやって来たのは銚子そこで女たちの悲鳴、駆け付けると巨大な爪痕の付いた若い女性のが死体ーーーそんな事件に次々に遭遇(概略と感想を色で分けます)と始まるんですが、その犯人が予想外、というかもう違う話になってしまうんじゃない
千原しのぶさんの昔の写真久米郡久米町(現・津山市)出身で、1952年に東映に入社され、片岡千恵蔵主演映画「忠治旅日記・逢初道中」でデビュー1953年「大菩薩峠甲賀一刀」に披擢され、シリーズに出演。1954年-1956年まで60本の映画に出演する。東映の「お姫様女優」の一人として活躍された方だそうです。きりっとした美人ですね。写真修正+カラー化してみましょう。
円山栄子(まるやま・えいこ)氏は昭和十四年(1939年)三月二十七日生まれ。東映時代劇で活躍されました。平成二十二年(2010年)十月十六日、内田吐夢・月形龍之介特集でTジョイ京都にトークショーに来て下さいました。今の時代劇や戦前の物語の映像化で「所作指導があることは信じられない」と厳しいご意見を仰っていました。東映城のお姫様達は、ご自身で所作を学ばれた訳です。サインをお願いし、吐夢先生の写真の側に書いて頂きました。「『ひばり捕物帖かんざし小判