ブログ記事5件
9月3日の秋山和慶新日本フィルのコンサート・レヴューで新日本フィルのハイドン交響曲ツィクルス(@カザルスホール)について、書きました。最初、朝比奈隆とのツィクルスと書いたところ、小澤征爾も指揮したとのご指摘もあり、詳細を新日本フィルに問い合わせたところ、リストをいただいたので、ご紹介します。文字が小さいのと、縦位置なので、画像をいったん保存の上、拡大してご覧ください。錚々たる指揮者陣が指揮していたことがわかります。
6月24日の定期公演に向けて練習が佳境に入っています。マエストロ十束さんは、非常にこまかく的確にオーケストラに指示を出します。特にシュレーカーの室内交響曲では、一音を何回も練習しています。シュレーカー独特のロマンティックな旋律と甘美な音色と奥深い和声は繊細さそのもの。マエストロは一瞬一瞬の変化をこれでもかと追求します。19世紀末ウィーンは色々な芸術が咲き誇りました。絵画ではクリムト、文学ではカフカなどですが、何と言っても19世紀末を彩ったのは音楽です。一番知られたところではワルツ王ヨハン
ホルンの御堂友美です。初ブログなのでホルンについてお話させていただきます。ホルンはとても音域の広い楽器です。なので曲によって二本、四本、八本等で吹くように書かれていて分担します。ホルンだけでオーケストラができると言っても過言ではないです。なのでオーケストラに入る時のオーディションも高音(上吹き)と低音(下吹き)と専門を分けてされます。大学に入って直ぐに上吹きか下吹きか決める人もいます。勿論上吹きでも下吹きでもプロは高音も低音も両方上手に吹けるのですが(笑)この話を聞いて気になられ
演奏者のリレーブログ第1号となりました打楽器奏者の越川雅之です。6月24日の定期公演にむけての、という感じには直結しないのですが、オーケストラに限らず合奏における打楽器の役割について少し書いてみようかと思います。おおまかに言えば、打楽器とは「打つ、振る、擦る」この3通りで音を出すものを指します。(かといって、コントラバスは叩いても打楽器にはなりません)このように極めてシンプルな、歌うことと同じぐらい自然な人間の営みの中から発生し発展した楽器です。種類なんて範囲が広すぎて数え
6月24日(土)京フィル定期〜ウィーンの響き〜開演14:00京都コンサートホール小ホール指揮:十束尚宏管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団<プログラム>十束尚宏/KammerSymphonie‶PassionChristi”(世界初演)シェーンベルク/室内交響曲第1番op.9シュレーカー/室内交響曲■6月8日から毎日メンバーによるメッセージを連載。だれが、どんなメッセージを書いてくれるか。楽しみです。乞うご期待!ウィーン在住の十束尚宏氏の手による‶P
6月24日(土)京フィル定期!ウィーン世紀末音楽会指揮者の十束尚宏さんを迎え、シェーンベルク、シュレーカーの室内交響曲を演奏します。室内オーケストラ京フィルならではの選曲です。もう一曲は、なんと十束尚宏さんの新曲で、世界初演!ウィーン在住の十束さんのプロフィールです。乞うご期待!5歳よりピアノを高柳朗子氏に師事。桐朋学園大学指揮科及び研究科に学ぶ。故森正、高階正光、小澤征爾、秋山和慶、黒岩英臣、尾高忠明の各氏に師事。1982年「第6回東京国際指揮者コンクール」第1位。1983年タング
2017/01/18(水)LEONです。昨日行ってきました。京都大学交響楽団第200回定期演奏会創立100周年記念公演です。京都大学交響楽団(以下京大オケ)はおそろしく大所帯で約200人で活動しているようです。この日の演奏は151人と大編成です。ヴァイオリン(コンミス・第1・第2)X36ヴィオラX17チェロX18コントラバスX12以上弦五部X83フルートX6オーボエX4クラリネ