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仮説といえば、痴漢です。非常におかしなもので、私のリサーチによると、世の中のほとんどの女性は一度や二度、痴漢にあったことがある。全体でみると相当な量です。一方、コレも私の周りを、見渡してつくづく思うのですが、世の中のほとんどの男性は痴漢ではないでしょう。手鏡を持って歩いてる人も稀だと思います。この痴漢量の差はなんなんでしょうか?仮説としては、1.一部の男性が相当がんばって痴漢をしている。2.自意識の強い女が勘違いしている。3.痴漢にあったことがないなんで魅力がないみたいでいやなので
★TTレイドに乗り阿賀野川沿いに走る国道49号線を新潟から福島へ。阿賀野川の流域面積は新潟県の面積の約6割の広さ。雄大な川面の変化を楽しみながら上流へと向かいます。私は司馬遼太郎は大好きです。中毒といってもいいくらい。その彼の最高傑作のひとつとして知られているのが「峠」。越後長岡藩家老、河井継之助は陽明学の徒として生き、幕末官軍を相手に血で血を洗う激戦を繰り広げます。いわゆる「北越戦争」で、調べるとこの戦いだけ唯一、戊辰戦争の中で官軍と幕軍の戦死者が逆転している。近代兵器を揃えていたこと
★騎兵の戦術は群れて走る野生の馬を見てる人じゃないとわからない。1184年、京都市街戦で義経がいきなりコレをやってのけたのは子供の頃から奥州で馬を見ていたからでしょうね。実は義経=チンギス・ハーン説には続きがあって、清王朝の皇帝は源氏の子孫だというものです。清朝の祖はアイシンギョロ・ヌルハチ。。何ですか??ってくらいへんな名前ですが、字は愛新覚羅努児哈赤、名字は【あいしんかくら】のほうが通りがいいでしょうか、ラストエンペラー溥儀の祖先。要は異民族ですね。その興りは16世紀。豊臣秀吉の朝鮮侵
何故かバイクというのは、乗ってて暑くてしょうがないというのは稀で、一年中常に寒さと戦っている感じがします。夏でも、志賀草津の渋峠なんかはえらい寒いですし、春・秋の微妙な季節には絶対といっていいほど「もう一枚着てくりゃよかった」という想いにかられる場面に遭遇します。やっぱり走ってますから、普通に気温10度でも、走れば0度みたいな感じなのです。だから、逆に冬はいいかもしれない。元々寒いのわかってて、バイクに乗りますから、予想外の寒さに心身とも打ちひしがれることがない。冬はエンジンの調子が基本
第二次世界大戦の史観みたいなことにこれから入るのかと思いきや、なんとなくドイツの兵器はおもしろいのが多いのでそれを書きたくなりました。やっぱり、スタンダードな武器を大量に作るアメリカに対抗するため質に走ったのか、はたまた超絶の人殺しクリエイティブ能力がゲルマン民族には備わっているのか、ドイツの武器というのはすごい、ちょっと創造性がハンパではないわけです。私が好きなのは、移動地雷ゴリアテ。神話の巨人の名を持つ畳1枚くらいのミニ戦車で、リモコンで敵戦車の下まで動いていって爆発します。ちっちゃい分
★ブルジュハリファ高さ828.9m私、結構建物フェチですね。そんなのあるのかどうなのか、ともあれ世の中で建物ほど見るに値するものはそうないと思ってる。観光したって何見ます?自然の次は建物でしょう。大きさ・カタチ・色・素材、、、。設計という始点と終点のないストーリーにくらくら酔うわけです。そういう見方をする人が私だけでないことは、昔の建築家の多くが芸術家を兼任することでもわかるとおり、これは感動商売の部類です。ブルジュハリファという世界一のノッポビルを見たことがあります
★1573年天正元年の戦国武将勢力図信長の周りは敵だらけ。信長が上杉に対してものすごく気を使ったのもわかります。「人類は未来にタイムトラベルを実現させるのではないか。」歴史の中には、そう思わずにはいられないほどの異常人が何人か登場します。ロシアのピョートル大帝、明の朱元璋など、驚異のマルチタレントで時代を一気に進める様は未来を知っているもののようです。日本史においては一人、織田信長で、その意識を伺うにあまりに現代人に近い。桶狭間の戦いや長篠の戦いが有名ですが、戦国武将など
★織田信長役は誰が似合うかといえば、役所広司、反町隆史あたりでしょうか?今の木村拓哉にも是非なって欲しいですね。原田眞人監督お願いします!日本でいつからちゃんとお金が使われだしたか。考えてみますと多分、室町時代じゃないですかね。「宋銭」というのがありましたよね。商品経済が発達してきて、異なる商品取引の対価が必要になってきた。宋のお金でもなんでも必要に迫られて、使っちゃえという感じだと思います。日本最初の貨幣「和同開珎」でしたっけ、あんなの作ってみました程度でしょう。一方、お金
先日の夜、ものすごく怖い夢を見ました。悪魔が出てきましたよ。おかげで、夜中に起きちゃったんですが、なぜかテレビがついてて「エクソシストの真実」なんていうのをやってました。そのせいでした。あの映画「エクソシスト」のモデルになった本当の悪魔憑きの話でした。夜中の4時ごろ、すこしだけぼーっと見てましたが、やっぱり、あの映画の悪魔の描き方がとてつもなくうまいのはこういう実例があったからなんだなーと思い、うとうとと、また睡眠学習の世界に入ってしまいました。今度、悪魔の話をします。昨日の夜、も
今でこそ、マスコミなんていうとえらい感じで、カタカナ商売の最右翼なわけですが、そんなのは最近の事で、戦前は広告代理店なんかはヤクザに等しいというか、とにかく全うな商売ではなかったわけです。これが、もっと古代まで遡るととベースになる状況が著しく違う。「日本書記」なんていうのは一冊ですよ。出版、当時はないんです。だから誰でも見れるわけではない。詔勅(天皇の公式発表)を出すなどというのは単に紙に書いたという動作であって、広く伝達する手段がない。紙を目的の人間にとどけたり、口伝えで伝達
★おっさんです。孔子とか老子みたいなものですかね名前の話です。小野妹子(おののいもこ)、蘇我入鹿(そがのいるか)、物部守屋(もののべもりや)なんとも不思議な名前です。日本人の名前はいつから、いわゆる日本風になったのでしょうか。9世紀、清和天皇の孫に六孫王という人がいて、もうこれ以上皇族では賄いきれないというので、臣下に下りました。源(みなもと)という姓をもらい、名も経基(つねもと)としました。一文字の姓と二文字の名は中国風への憧れであったでしょう。当時最新のかっこいい名前なわけです。した
★ビートルズって10年もってないんです。最初のアルバムの頃に比べると皆んな変わってます。メンバーは猛烈な音楽的探究心の末に、全ての音楽ジャンルばかりか、カルチャーやファッションやアートまでも含めて、「THEBEATLES」が自分たちの思いを遥かに超えた、ある種の「イデア」として遊離しはじめたことは感じとったはずです。さらに、作詞・作曲者レノン=マッカートニーはジョンとポールのその後の作品とはちょっと、というか全く違う。つまり個人ではなく2人のコラボレーションそのものがクリエーターとして存在し
1962年のデビュー以来常に変化の連続。アイドルを演じた。映画も作った、キャンドルスティックパークを最後にライブをやめた。髪が伸びた。「サージェント・ペッパー」を作った。インドのマハリシに入信した。レコード会社を作った。もうなんの人かよくわかんない。これほどファンを置き去りにして人気を保ったアーティストはいないでしょう。★ザ・ビートルズ私はビートルズの音楽にはさほど詳しくはないですが、これが市場の中で特異な位置を占めているものだということはわかります。マージービートであり、ロックンロールで
そして前述の信長。この人は宗教とかまるで信じてなかった。彼は科学のない時代としては非常に珍しいタイプの人で、当時は珍しいどころか常識がない狂った変わり者であり、神をも恐れぬ罰当たり。リーダーとしてはなかなか大迷惑な個性を持っていたわけです。信長は比叡山延暦寺で3千人、伊勢長島、加賀、石山本願寺などで、日本史上類を見ない万単位の大量殺戮をやってのけます。民まで皆殺しというのは日本の歴史では基本ないんですが、信長度重なる一揆の鎮圧経験から、宗教という気狂いは死んでも直らないと思ってい
★比叡山延暦寺根本中堂比叡山延暦寺にバイクでいったことがあります。とにかく山全体が寺なわけで、駐車場からその中心といわれる根本中堂にいたる道もなにやらハイキングコース風で、道の脇に延暦寺の祖、最澄の絵物語みたいなのが描かれています。そして、人々はそれを見ながら寺々を巡るという、とってもディスニーランドに近い無駄のない楽しみ方ができるわけです。(とはいえ、その絵はやや気持ち悪いタッチで描かれてますが、、。)根本中堂に入ると目に付くのは「不滅の法灯」と呼ばれる3つの灯篭で、最
★ストラトスはアリタリアカラー(前後期で2種ある)の他、こちらのピレリカラー、マルボロカラーそしてプライベートの雄シャルドネのブルーなんかも有名です。そもそも、ランチャの親会社フィアットはストラトスの栄光を喜んではいなかった。いくら勝っても販売利益に結びつかないスーパーカーの存在を疑問視していました。おまけフィアット124スパイダーという自社の車はラリーの現場でストラトスに軽く蹴散らされていたから、おもしろいはずがない。欠場を命じられ、開発も中止、おまけにワークス活動停止。ス
ストラトスというのは「成層圏」という意味の造語みたいですね。クサビ形の未来的フォルムを身にまとったランチアストラトスはそれこそ、時代を高高度でちぎっていった車でした。そのカタチは鬼才マルチェロ・ガンディーニ(※1)によるもの。多くの革新的な車を世に送り出したガンディーニデザインの中でもカウンタックと並んで最も異常なカタチの車がストラトスでした。ただ、多くのスーパーカーと違っていたのは完全に「ラリーで勝つためのデザイン」であったということです。軽自動車よりはる
正直いって、映画で怖いと思ったことあまりないです。想像力が欠如してるのか何なのか、恐怖映画におもしろい・くだらないはあっても、怖くてトイレもいけないとかまずない。やはり子供時代、トイレが家になく、隣接する工場の向こう側にしか無かったという環境に鍛えられたのでしょうか。(つまり、夜中のトイレはそこまで暗闇を行くわけですハイ。)その分、数少ない例外は鮮烈に覚えてたりします。予備知識なしに一人で見た「リング」。あのテレビから貞子が出てくる場面は何ですか。虚を突
平安時代の貴族にとってさらなる恐怖は地方で頻発する武士の反乱でした。平将門しかり、藤原純友しかり。人を平気な顔して殺す奴とか信じられないわけです。(もちろん平気ではないでしょうが、祟りが怖くないとかもう人間じゃない)さらに蝦夷の大酋長アテルイなんていう異民族は感覚としては猛獣に近いくらい。で、手元にいる犬を使いはじめた。源氏と平家ですね。特に源氏は源頼義、八幡太郎義家をはじめ、ここで華麗な武勇伝を残しますが結局扱いは、誰かと戦う穢れの多い仕事=犬なわけで、それ以上
平安時代とはよくいったもので、8世紀後半から12世紀後半という約400年、地方での騒乱以外、大した戦争も起こらず時を重ねた時代です。戦後、平和ボケとか言われている現代が、たかだか70年ということを考えれば平安時代がいかにボケてたか。貴族・藤原氏が権力を握る官僚政治の時代、途方もない“平和”はなにをもたらしか?まず、朝鮮への出兵もやめ、遣唐使も切り上げ、外的刺激がなくなった。中国を仰ぐ必要がなくなり、日本独自の文化が醸成されます。一番特徴的なのは「枕草子」「源氏物語」な
なんでも、人間というのはやっぱり最大一馬力くらいはあるそうですね。でも、常時出せるのは0.3馬力とかそんなもんだそうです。自転車のロードレーサーはそれでも、えらいスピード出しますね。自転車のパワー効率は他の乗り物の比ではなく、ペリカンなど滑空する大型の鳥に匹敵するそうです。実際、ツール・ド・フランスの平均時速は時速40キロに達してます。あのアルプス、ピレネーの急峻な峠越えを含んでですよ。平地とかではそれこそ70キロとか出したりします。ほんと自転車選手は細い人多いのに、ち
宇佐八幡は私も実際にいったことありますが、でかい神社ですね。八幡(はちまん)と名前のつく神社の総本家だそうです。祭られてるのは応神天皇、そのお母さんの神功皇后、そして比売大神の三神。神功皇后は新羅遠征をやった人。応神天皇は15代天皇、諸説ありますが大きな古墳で有名。八幡というのはこの人のことなんですね。大きな古墳は大きな権力を意味するであろうという事で、応神の権力とは何だったのかと考えてみますと、一つは農業の支配。それは農業土木であり、自然科学(気象や暦)への通暁、あと
ひいおじいさんがどんな人か?知ってる人はそんなにいないでしょう。私のひいおじいさんは権吉といって、大酒飲みでそのころやってた家業の染物屋をつぶしてしまったそうです。つぶしたから有名なだけで(私の家族だけですが)普通は調べてもわかりませんよね、たぶん。でも、日本には天皇家があります。気が遠くなるようなあの系図と時間経過から考えて、ほとんどの日本人には天皇の血が入っていて、いわばみんなの大先祖ですね。私は家を潰した先祖にも興味はあるけれども、名もない島国を日本にした“我が家の大
★神社の狛犬と、古代エジプトのスフィンクスがどういう関係にあるのか?そういうのを考える方が歴史がみえてきます。先日車の話(バイクとクルマの違い)をしましが、車と同じで、嫌いな人が仕方なくやって、大迷惑なのが歴史なんじゃないでしょうか。歴史が嫌いな人は年代とか人名とか覚えるのがやだ、みたいなこといいますね。学校教育というのは嫌いなものを作る天才で、歴史とかあんなに覚えさせる必要まったくないと思いますね。小学生の先生でも別に歴史好きじゃない人も多い。そういう先生はもう、教科書覚えろ
★落城した会津若松城(鶴ヶ城)もちろん、最後の砦になった藩とは会津藩のことです。会津藩の祖は保科正之。彼は姓は違いますが二代将軍秀忠の実子なんですね。一回だけ、浮気して子供ができちゃった。それが保科正之、幼名幸松。秀忠は恐妻家で正妻のお江にそのことを隠し続けます。将軍なのに。しかしついにばれ、幸松はその辺にいられなくなるんですね。よっぽど怖いカミさんだったんでしょう。遠く信州は高遠保科家(3万石)が彼の行き先でした。将軍の実子にして彼の前半生は不遇でした。ところが時は過ぎ、秀
私のバイクにはデスモドローミックエンジンという不思議なエンジンがついてます。高回転まで回すため、バルブスプリングをやめてカムシャフトに直結してしまったという内部構造の全く違うエンジンです。DUCATIはこれを偏愛的に開発し続け、ついにGPで優勝を果たすにいたりますが、エンジン開発の歴史は、つまり高回転化の歴史なのです。高回転まで回ると何がいいか?馬力が出るのです。馬力という概念はわかりづらいかもしれませんが、つまり一定時間あたりにどれだけ仕事ができるかということなので、乱暴にいうと馬
バイクの何が好きかって、バイクにのってる人は大抵バイク好きだからですね。当たり前と思うかもしれませんが、車はそんなことない。好きでもないのに車に乗ってる人とか私のまわりにもいっぱいいます。必要に迫られて車に乗らざるを得ないという人間がいます。そうするとどうなるか?商品が変わってくるんですね。BMWは素晴らしい車ですが、すごく高いBMWに乗っていながら「ハンドルが重い」とか不満を言ってる人がいます。BMWは理由があってあの重さにしているのに、それをうっちゃってハンドルを軽くしたトヨ