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邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。###DISTRACTIONⅦforShamisenandSeventeen-stringKoto###ディストラクション第7番~三味線と十七絃箏の為に~(2002)西潟昭子(TAフォト&サウンドオフィス)委嘱作品演奏時間:約10分初演:2002年3月東京/abc会館<西潟昭子リサイタル2002>演奏:三味線=西
邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる活性化をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。国立劇場は、東京の都心、三宅坂の坂上に佇む、日本の伝統芸能・音楽の殿堂です。最高裁判所の並びに在って皇居のお堀に対面していて、周囲は広々とした環境が拡がっているロケーションです。伝統的な校倉造りの意匠を現代化したような風格ある建物です。一般的には、歌舞伎・文楽・能楽といった総合舞台芸術系の出し物の上演を定期的に行なっていることで知られているかもし
このところ、私の邦楽器作品の紹介を続けています。---------------------------気鋭の三味線演奏家=西潟昭子氏が、古典を基本としつつも、流派の垣根を越えて、五線譜を読み現代作品にも取り組むことをモットーとする個人経営アカデミーとして誕生した"現代邦楽研究所"は、毎年度末に修了コンサートを開催しています。(現在では洗足学園音楽大学の移管されてその附属研究所の一つとなっています。)そこでは、受講生が演奏す
このところ、私の邦楽器作品の紹介を続けています。1993年の東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で初演され、同年のリスボン・グルベンキアンで欧州初演、更に1994年の東京フィル欧州演奏旅行にプログラミングされる等、<フォノスフェール第1番~尺八と管弦楽の為に>で大きな話題と大成功を得ることができて以来、私の手掛ける作品の半数近くが、邦楽器を含むものにシフトしていきました。その先駆けとなった作品の一つが、この<七変化>です。<美しの都~尺八とオルガンの為の幻想曲>(1991)と
邦楽器作品の作曲と邦楽器演奏の新たな芸術の振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品を作曲年順に振り返っています。今日の作品<美しの都Ⅲ>は、このブログで何度も紹介してきた山口賢治氏のCD「尺八の現在」に収録されている作品です。楽譜は、私の作品集「現代の日本音楽第19集ー松尾祐孝」(春秋社刊)に掲載されています。上にリンクしてあるYouTubeは、最近の演奏の記録動画です。拙作<フォノスフェール第1番>(1993年)の世界初演、更にはグルベンキアン管
"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けます。第5作に続いて、邦楽器をフィーチャーした第7作です。###DISTRACTIONⅦforShamisenandSeventeen-stringKoto###ディストラクション第7番~三味線と十七絃箏の為に~(2002)西潟昭子(TAフォト&サウンドオフィス)委嘱作品演奏時間:約10分初演:2002年3月東京/abc会館<西潟昭子リサイタル2002>演奏:三味線=西潟昭子十七絃箏=石垣清美
このところ、私のYouTubeチャンネルの再生リストのコンテンツを中心に、拙作の演奏動画を紹介しています。お時間の許す時に、どうぞごゆっくりご視聴ください。また、この場をお借りして、素晴らしい演奏を披露してくださった演奏者の皆様やお世話になった公演関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。松尾祐孝/MasatakaMATSUO:螺旋幻想/SpiralIllusion(2021)音のカタログvol.10/作曲家グループ<邦楽2010>第10回記念コンサー
邦楽器作品の作曲と邦楽器演奏の新たな芸術の振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品を作曲年順に振り返っています。今日の作品<美しの都Ⅲ>は、このブログで何度も紹介してきた山口賢治氏のCD「尺八の現在」に収録されている作品です。楽譜は、私の作品集「現代の日本音楽第19集ー松尾祐孝」(春秋社刊)に掲載されています。拙作<フォノスフェール第1番>(1993年)の世界初演、更にはグルベンキアン管弦楽団での欧州初演、そして、東京フィル欧州楽旅等で協創を重ね
私の、音楽家の上では先輩にもあたる、箏(こと)と十七絃箏演奏家の宮越圭子さんが、ご自身のYouTubeチャンネルに、2010年に私も共演させていただいた曲をアップくださいました。「男はつらいよ」などの作曲者でも有名な山本直純さんのご子息さんである、山本純ノ介さんによる作曲で初演した「光の倭音(わおん)」という、二十絃箏と十七絃箏と尺八による、三楽章からなる三重奏曲なのです。私の尺八の師匠:宮田耕八朗師とも演奏活動で交流の深かった、当時愛媛県宇和島市の箏演奏家:渡辺治子さんが山本純ノ介さんに曲