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東洋医学は「流れ」で読む東洋医学は難しいと言われます。六気、五行、八綱、経絡…。でも本当は、👉すべて一つの流れです。今日はそれを👉1枚で理解できる図で解説します。(■この図の見方👉上から下に読むだけ症状(結果)四診(情報収集)八綱(現在地)六経(流れ・進行)臓腑(原因)治療(調整)👉症状→原因→治療が一直線でつながる――――――――――■一番大事なこと👉身体は「構造」ではなく「流れ」で変わる・滞る→痛み・偏る→熱・寒・不足
人は昔から、身体を理解しようとしてきました。しかしその方法は、「細かく分けていく」ものではなく、「全体として捉える」ものでした。東洋医学は、その代表です。古代の人にとって、身体は自然と切り離されたものではありませんでした。風が吹けば体調が変わり、寒さで痛みが出て、季節によって気分も変わる。つまり身体は、自然の中の一部として捉えられていました。やがて人は、目に見えない流れに気づきます。それが「気」です。身体の中には、流れがあり、そのバランスが崩れると不調が起
昨日お知らせしていた東洋医学の地図の中巻がkindleで発売されましたAmazon.co.jp:東洋医学理解の地図中巻:図でわかる陰陽五行で「身体の変化」を読み解く東洋医学の地図eBook:齋藤まゆみ:本東洋医学って、覚えることが多すぎて、途中でわからなくなりませんか。陰陽、五行、気血津液、経絡、臓腑、六淫…。一つひとつは理解したつもりでも、いざ全体を見ると「つながらない」「使えない」と感じる。これは、センスの問題でも、努力不足でもありません。実はただ一つ、
上巻を出してからずっと考えていたことがあります。どうすれば、東洋医学を「暗記」ではなく「理解」として伝えられるのか。気が足りない、滞る、逆流する。そういう言葉は知っていても、実際の身体でどう起きているのかがつながらないままの人が多い。そこを、どうにかしたかった。今回の中巻では、陰陽五行を使って「身体の変化の流れ」を図でわかる形にまとめました。なぜ冷えるのかなぜ熱が上にのぼるのかなぜ不調が繰り返されるのかそれを「構造」として理解できるようにしています。東洋医学は、
連休に入りますね~~少しほっとする一方で・なんとなくイライラする・疲れが抜けない・頭や目が重いそんな感覚、ありませんか?実は今は春の「木」から夏の「火」へと身体が切り替わる時期です。木は「流れ」火は「熱と広がり」本来は流れが整ったあとに自然に火が広がります。でも流れが詰まったまま火の季節に入ると👉詰まったまま燃える・イライラが強くなる・のぼせる・頭痛・寝つきが悪くなるこれは性格ではなく身体の流れの問題です。だから連休中はがんばるより
「なんとなく元気が出ない」「冷えやすくて疲れが取れない」そんな状態が続いている方の中に、甲状腺機能低下の傾向がある方は少なくありません。東洋医学の視点で見ると、このタイプは👉腎陽虚タイプ(じんようきょ)と重なります。甲状腺機能低下とは何か甲状腺は、体の代謝をコントロールする重要な臓器です。ここから分泌される甲状腺ホルモンは、・体温を保つ・エネルギーをつくる・活動を維持するといった役割を担っています。この働きが低下すると、身体全体の動きがゆっくりになります。
昨日ブログで書いたお産で、5歳のお兄ちゃんが「ママがんばって!!」と叫んだ場面がありました。あの瞬間、空気が変わりました。今日はそこから、もう少し深い話を。これまで1300人以上のお産に立ち会ってきて、子どもたちの反応には、はっきりとした傾向があります。女の子は「共感」に入る女の子は、とても早い段階で“お姉ちゃんモード”に入ります。小さくても、です。ママの表情や声を感じ取って、そっと寄り添う。何かを言わなくても、「一緒にいる」という形で支える。男の子は「個性」が
先日、ひとつのお産がありました。和痛分娩で、子宮口は8センチまでとても順調。「こんなに痛くなくて大丈夫かな?」ママがそう言うくらい、呼吸も整い、身体もゆるみ、いい流れ。ここまでは、まさに**「整ったお産」**でした。ここからが、バースセンターのお産医療だけに頼るのではなく・家族が関わり・身体が働き・命が自然に動く👉ママが産み👉パパが受け取り👉お兄ちゃんがつなぐ誰かひとりではなく家族みんなでたどり着いた誕生。これが、私たちが大切にしているお産です。「安心
最近、臨床で強く感じていることがあります。それは👉現代人のほとんどが「自律神経の乱れ=気の乱れ」を抱えているということです。首や肩がこるお腹が硬い冷えているのに汗をかく眠れないイライラするやる気が出ないこれらはすべて👉気の問題です。「頑張っているのに整わない」理由多くの人がこう言います。「ちゃんとやっているのに良くならない」これは努力不足ではありません。👉気が整っていない状態で、木(頑張る力)だけを使っている状態です。東洋医学でいうと木=動く・頑張る
最近、海外でも耳のツボ刺激(耳鍼)が精神分野で使われているのをご存じでしょうか。不安やストレス、依存症などに対して耳にあるツボに刺激を入れることで、状態を安定させる方法です。実際にアメリカでは、NADAプロトコルという方法があり、精神科や依存症治療の現場で使われています。使われるツボは神門・交感・腎・肝・肺。――実はこれ、日常の臨床で私たちが使っている耳のツボとほとんど同じなのです。では、なぜ耳に触れるだけで身体や心が変わるのでしょうか。東洋医学では、耳は「腎」
妊活というと👉子宮を整える👉内膜を厚くするというイメージが強いですが実際の臨床では少し違う景色が見えています🌿妊娠のスタートはどこか答えは👉卵巣です卵巣では👉卵胞が育ち👉排卵し👉ホルモンが分泌される👉この流れが動いてはじめて👉妊娠の土台が整います🌿卵巣を動かしているものでは👉卵巣は何で動いているのか👉ホルモン👉血流👉自律神経特に重要なのが👉脳(視床下部・下垂体)と自律神経👉脳からの指令で👉ホルモンが出て👉卵巣
妊活の方を見ていて最近強く感じていることがあります。それは👉子宮だけを治療しても変わらないということです。身体はつながっている例えば👉顎が緊張している👉食いしばりがあるすると👉首が前に出る(ストレートネック)👉呼吸が浅くなる👉自律神経が緊張状態になるそして👉骨盤が固まり👉子宮がやわらかくならない👉子宮は原因ではなく👉結果として反応している図で見るとこうなる(ここに図:顎→子宮ライン)一番大事なこと👉子宮を変える前に👉自律神経を整
かつて中国では鍼だけで手術が行われていたそんな話を聞くと「本当?」と思うかもしれません。でも、これは事実です。鍼麻酔という医療1950年代後半、中国では👉鍼麻酔(しんますい)という技術が発展しました。薬を使わず、鍼で痛みをコントロールする方法です。当時は・お腹の手術・胸の手術までもが👉意識がある状態で行われていました。患者さんは👉会話ができる状態それでも👉強い痛みは感じない何が起きていたのかこれは「魔法」ではありません。👉神経の反応です。
これまで👉迷走神経👉安心で身体が変わる仕組みについてお伝えしてきました。今回はその続きとして👉子どもに対する鍼灸はどうなのか?という視点でお話しします。子どもに“強い刺激”は必要ないまず結論からいうと👉子どもに大人と同じような鍼は、あまり使われません理由はとてもシンプルです。👉子どもは👉神経の反応がとても早いつまり👉少しの刺激で変化が起きるだからこそ👉強い刺激ではなく👉やさしい刺激が選ばれています。世界でも同じ流れこれは日本だけの話ではあ
―世界が“安心のスイッチ”に注目している理由―これまでお伝えしてきた・子宮は安心でゆるむ・身体が整うと神経が変わるその背景には👉神経の仕組みがあります迷走神経とは何か👉迷走神経迷走神経は、脳から始まり・心臓・肺・胃腸・子宮周辺まで広がる👉副交感神経の中心的なルートですつまり👉リラックス👉回復👉受け取るための神経「安心」でしか回復は起きない近年、海外で広がっているのが👉ポリヴェーガル理論この理論では👉人は「安全」と感じたときだけ
これまでお伝えしてきた・お尻を動かすと子宮が変わる・骨盤底筋が硬いと、思考も硬くなるその続きです。なぜ「安心」で子宮はゆるむのか答えはひとつです。👉迷走神経(めいそうしんけい)迷走神経とは何か迷走神経は、脳から始まり・心臓・肺・胃腸・子宮周辺までつながる👉副交感神経のメインルートです。つまり👉リラックス👉回復👉受け取るための神経。子宮は「安心」でしか開かないここがとても大事です。身体は👉安全だと判断したときだけ・ゆるむ・血が流れる
前回、「お尻を動かすと子宮が変わる理由」をお伝えしました。今回はその続き。実は、骨盤底筋が硬い人にはある共通した“特徴”があります。それは👉頑張りすぎる👉力を抜けない👉我慢が多い👉頭で考えすぎる「それ、性格じゃないの?」そう思うかもしれません。でも、違います。これは身体の状態です。骨盤底筋が硬いと、何が起きるのか骨盤底筋は、子宮を支える土台であると同時に👉力を抜く👉ゆるむ👉受け取るという働きを持っています。この筋肉が硬くなると・常にど
なんとなく整わない。冷えているのに、寝汗をかく。寝てるはずなのに、回復しない。そんな状態のとき、多くの人は「上」を整えようとします。肩をほぐす。首をゆるめる。頭を休ませる。でも本当の原因は、そこではないことが多い。今日、私はお尻をゆらすトレーニングをしただけで・顔から汗が出て・体が一気に温まり・肩こりが消えましたこれは偶然ではなくて、身体の“流れの起点”が動いたからです。子宮は、単独で存在しているわけではありません。骨盤の中で、骨盤底筋というハンモックの上に乗
なんだか最近、流れが悪いなと思うことはありませんか。冷えているのに、寝汗をかく。疲れているのに、眠りが浅い。頑張っているのに、どこか満たされない。それは「気の問題」ではなく、水と血の流れが乱れているサインかもしれません。私は去年から、あることを月に一度、続けています。それが・鯉料理だから鯉を・塩風呂の温泉・あさりこの3つです。で・・・3月いそがしすぎてさいきんようやく体かもどってきたけど・・・鯉切れ・・・の体を感じて・・・お昼に予約して食べてきました・・・鯉
―わかめと、流れと、土地の記憶―昨日、クリニックとバースセンターの目の前の海に行ってわかめを取りに行きました。冷たい海に足をつけて、春の風を感じながら、めかぶと茎わかめを酢漬けにしてわかめうどんにして今日のランチにスタッフみんなで食べました。なんてことない一日だけど、これがすごく体にいい。🌿海に入ると、体が変わる海に足をつけた瞬間👉スーッと下に引かれる感じ上にのぼっていたものがすっと降りる。呼吸が深くなって肩がゆるむ。👉これが「整う」という
陰虚ってなに?「陰」は体を潤したり、落ち着かせたりする働きがあります。この陰が不足すると、体の中で熱がこもりやすくなります。その結果、こんなサインが出ることも:のどが渇きやすいほてりやすい(特に夜)眠りが浅い肌や髪の乾燥イライラしやすい冬は乾燥しやすく、知らないうちに陰が消耗しがち。そして春になると、その影響が表に出てくることがあります。春に向けてのケア陰虚気味かな?と思ったら、まずは「潤す」ことが大切です。水分をしっかりとる睡眠を大切にする刺激の強い食べ物を控える
―頑張れないのは弱さじゃない―最近、春になると「なんとなくしんどい」「気分が落ちる」そんな声やニュースを目にすることが増えます。昨日の記事にも書きましたが『春の肩こりは「がんばりすぎのサイン」』―東洋医学で整える、ゆるめる養生と薬膳―春になると、なぜか増える「肩こり」。✔首がつまる✔背中が張る✔呼吸が浅い✔イライラするこれ、実はただの筋肉…ameblo.jpでもこれ👉気のせいではありません🌿春は「揺れる季節」春は🌸新しい環境🌸人
―東洋医学で整える、ゆるめる養生と薬膳―春になると、なぜか増える「肩こり」。✔首がつまる✔背中が張る✔呼吸が浅い✔イライラするこれ、実はただの筋肉疲労ではなく**“春特有のエネルギーの詰まり”**です。🌿春は「肝」の季節東洋医学では、春は👉「肝(かん)」が主役の季節肝の役割はとてもシンプルにいうと👉気を流すことです。🌱でも春はこうなる春は本来🌸のびる🌸広がる🌸動き出すエネルギーの季節なのに…現代人は✔パソコン✔スマホ✔
お産は、国によってまったく違います。どこで産むのかどんな方法で産むのか誰と迎えるのかそれは、その国の「価値観」そのものです。🇫🇷フランスのお産―無痛分娩は“選択肢”のひとつ―フランスでは、無痛分娩(エピデュラル)が多く、7〜8割の人が利用しています。けれどその中身は、日本やアメリカとは少し違います。フランスではお産はまず自然に始まるもの。陣痛が来て、子宮口が開いてきて、「ここで入れたい」と思ったタイミングで無痛を選びます。つまり👉自然なお産の流れの中に、無痛が
最近、「お産が保険適用になるのではないか」という話を耳にすることが増えてきました。制度が変わることは、決して悪いことではありません。むしろ、多くの方にとって安心材料になる側面もあると思います。ただ一方で、私は少しだけ考えることがあります。それは、お産が「医療行為」としてだけ捉えられてしまわないか、ということです。――――――――――――――お産は、確かに医療です。安全であることは何よりも大切です。だからこそ当院では、・ナチュラル帝王切開・和痛分娩・身体づくり(骨盤・
「できれば自然に産みたい」「痛みは少なくしたい」そう思って、無痛分娩を選ばれる方はとても増えています。実際に当院でも無痛分娩の施設へ紹介状を書くことは少なくありません。しかしその中で👉最終的に帝王切開になるケースが一定数あります■理由は“方法”ではなく“身体”にある無痛分娩は「痛みをやわらげる方法」であって👉お産を進める力ではありませんお産が進むかどうかは・子宮の収縮力・赤ちゃんの位置・骨盤とのバランス・母体の体力こういった身体の条件に左右されます。■と
2026年4月より、当クリニックとバースセンターのお産は、新しく生まれ変わります。これまで大切にしてきた出産のかたちを、さらに深め、整え、より安心して選べるお産へと進化しました。🌿家族で迎える出産へこれまでのお産は、「お母さんががんばるもの」とされてきました。しかし私たちは、これまでの多くの出産に関わる中で、👉お産はひとりで頑張るものではない👉家族で迎えることで安心が生まれるということを実感してきました。その経験をもとに、・ご家族での宿泊・パパの参加・育児を
最近、よく思うんです。東洋医学って、すごく深くて、すごく大事なことを言っているのに、👉「難しい」👉「覚えられない」そう感じてしまう人が多い。でもそれって、能力の問題じゃなくて、👉「順番」の問題なんじゃないかと思うんです。⸻東洋医学は本来、👉宇宙→人体→流れというひとつの流れでできています。でも多くの場合、いきなり👉五行👉気・血・水👉経絡から学び始めてしまう。カリキュラムがあるからしかたないのですが・・・⸻そうすると、知
この度・・・またまたkindleで本を発売しました東洋医学理解の地図(上巻):暗記する東洋医学から、理解する東洋医学へ|齋藤まゆみ|家庭医学・健康|Kindleストア|Amazon『東洋医学理解の地図(上巻)』―暗記する東洋医学から、理解する東洋医学へ―今ならkindleの会員の方は無料で読めるみたいです販売価格は500円です東洋医学は、覚えるものではなく、「流れ」で理解する学問です。宇宙から始まり、人体へつながり、気・血・津液
与那国島に立ったとき、風と海の強さの中で、ただ一つ感じたことがありました。ここは、終わりではない。むしろ、何かが「入ってくる場所」なのではないか、と。与那国は、日本の最西端にある島です。けれど、海の流れで見れば、そこは果てではありません。南から北へと流れる黒潮の中で、与那国は最初に触れる「入口」です。人も、植物も、文化も、この流れに乗って運ばれてきたのかもしれません。島には、海底遺跡と呼ばれる場所があります。それが自然のものか、人が関わったものかは、まだ分かっていません