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さらに第3部では、上記の各専門分野に対応させた「身心技法と健康」に焦点を当て、各分野の実践者らに執筆して頂きました。医師である山野隆先生は、神経内科の専門医であり、有川門下生の大先輩の方です。医師に治して貰うという受動的意識から、一人ひとりが「いのちの主人公・からだの責任者」として、能動的にセルフケアを実践する必要性を痛感し、前著『医学・医療原論』を執筆している時に、まさしく共時的にこれからの時代は“セルフケア”だよと連絡を頂き、力強い援軍
ヨガインストラクターである松原恵美先生(いのちアカデミー講師)は、渡邉が長年の課題であった、様々な死生観を包摂することが可能となる、死生観を漸く確立できたと思い、『医学・医療原論』を執筆していた時期に巡り合った方である。御自身の体験に裏付けされた講演ならびに実習から、大きな気づきを得ることができました。それは、0次元認識の無我はゴールではなく、スタートまたは通過点であることでした。さらに被造物(被造者としての人間)で終わるのではなく、現実創造
2冊目の『医学・医療原論』では、ライフワークの一つであった「死生観」(死んだら無になると捉える唯物論的死生観。死後はあの世・幽界に行く、また輪廻転生すると捉える唯心論的死生観なども包含できる、いのちに基づいた死生観)を漸く確立することが出来たので、執筆しました。また、その知的および体験的プロセスを、「いのち学」と命名しました。これからの、医学・医療の基盤となる、セルフケア(自助)の紹介も行い、サブタイトルを“いのち学&セルフケア”として、
少し遅くなってしまいましたが、3月9日に開催致しました、渡邉勝之講師の連続講座第6・7回、『いのち学道』の報告をします。今回、7回の連続講座内容の大筋は、これまで出版してきた、『医療原論』(医歯薬出版)ならびに『医学・医療原論』(錦房)に執筆した内容で、最も伝えしたい事項に絞った講義内容としました。ここでは、具体的な内容ではなく、上記2冊の著書をどのような観点・立場で、執筆したかをお伝えします。1冊目の『医療原論』では、東西の医学・医療を統合する
医学・医療の世界では、EBM(EvidenceBasedMedicine:根拠に基づいた医療)が重視されている。しかし、統計的に処理できる量に注目した、EBMだけでは目の前のクライエント(依頼人・患者)の個別性に対応することができない。近年、NBM(NarrativeBasedMedicine:物語に基づいた医療)すなわち質(個人の人生の物語に焦点を当てる)が注目され、量と質の両面を捉える医学・医療が実践されている。もちろん、EBM(量:物質・体)もNBM(質:
憧れていた西田哲学は、西田幾多郎が見性を得た後、その体験を基に構築されていることから、非常に難解で何度も挑戦したが、その壁を越えること、また何を伝えようとしているのかを理解・納得することはできなかった。ちょうどその頃、日本における医学哲学のパイオニアである、澤瀉久敬の『医学概論』(1.科学について。2.医学について。3.医道についての3部作)に巡り合うことができた。澤瀉先生は京都大学の哲学科出身であり、フランス哲学(ベルグソン・デカルト)を専門とされていた。フランス留
渡邉勝之一般社団法人理事東洋医学治療院天龍院長いのちアカデミー主宰いのちコミュニテ主宰取得免許・資格:はり師・きゅう師免許、鍼灸教員免許博士(鍼灸学)明治鍼灸大学卒業明治鍼灸大学教員養成施設卒業大東流合気柔術光道、合氣道美構造フェイシャルインストラクター美構造開脚システム・マスタートレーナーボディストラクチャヨガ(BSY)インストラクター(TT)現在の所属・学会・研究会未来工学研究所特別研究員人体科学会理事身の医療