暗闇の森の中を懐中電灯も持たずに鍵のかかっていない自衛隊の宿舎に7歳の男の子が5時間で到着する
17時に親に森の中で置き去りにされ、暗闇になった20時から2時間、迷わずに自衛隊の宿舎に着く。山登りの経験のある人なら、懐中電灯を持たない人間が曇って月明かりのない森の道を歩くことがどんなに危険で難しいか、容易に想像がつく。不可思議な事件だ。そして、何よりも、入り口に鍵のかかっていない宿舎があり、そこで6日間も、暗闇に耐えて、食料もない宿舎でじっと救助を待つ7歳の男の子・・・・。宿舎に通じる二つの林道の一つは草木が生い茂っていた。子どもの足なら、どんなに急いでも5時間、かかる行程だ。懐中電灯も持
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