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今日の北欧ニュースは、「フィンランド」から!フィンランド、出産手当を210ユーロに増額へ2026年4月から適用予定フィンランド政府は2026年度予算案において、出産手当(maternitygrant)の40ユーロ増額を提案した。現在は170ユーロが支給されているが、国会の承認を経て、2026年4月1日以降に出産予定日を迎える妊婦や養子を迎える家庭には、210ユーロが支給される見通しだ。出産手当は、妊娠中の女性や養子縁組を行う家庭に対して支給される制度で、フィンランド社会保険機構(Ke
今日の北欧ニュースは、「ノルウェー」から!現実と幻想のはざまへ――MUNCHトリエンナーレ開幕ノルウェー・オスロのMUNCH(ムンク)美術館で、現代アートの国際展「MUNCHトリエンナーレ」が開幕した。第2回となる今回のテーマは“AlmostUnreal”。ほとんど現実のようで、どこか非現実的。テクノロジーによって拡張・変容する現実と、そこに潜む想像力の可能性を探る。参加する26組のアーティストのうち、北欧・バルト三国出身者が7名。彼らは、身体、神話、クラフト、AIなど多様な視点から、
今日の北欧ニュースは、「フィンランド」から!豊かな経験と温かな人柄が決め手に!2025年フィンランド・ルチアが決定2025年のフィンランド・ルチアに、エスポーの東側に隣接するキルッコヌンミ出身のAlexandraLindqvist(アレクサンドラ・リンドクヴィスト)さんが選ばれた。毎年実施される、スウェーデン語系フィンランド人の社会福祉団体『Folkhälsan』によるコンテストで、10人の候補者の中から投票で選ばれる。戴冠式は12月13日(土)午後5時より、ヘルシンキ大聖堂にて執り行
今日の北欧ニュースは、「デンマーク」から!ロイヤルコペンハーゲン創業250周年記念展、フレデリクスボー城で開催中デンマークの陶磁器メーカー、ロイヤルコペンハーゲンの創業250周年を記念したインスタレーション「BLUECHRISTMAS–withRoyalCopenhagen」が、フレデリクスボー城のグレートホールにて開催されている。会期は2025年11月2日から2026年1月4日まで。展示では、1908年から現在に至るまでのクリスマスプレート118枚以上が、華麗な天井の下に幻
今日の北欧ニュースは、「フェロー諸島」から!フェロー諸島の映画が初の快挙!2025年北欧理事会映画賞を受賞2025年の北欧理事会映画賞の受賞作が、10月21日に発表された。今年の栄冠に輝いたのは、フェロー諸島の映画『TheLastParadiseonEarth(Seinastaparadísájørð)』。2002年の賞創設以来、フェロー諸島からの受賞は今回が初めてとなる。北欧理事会映画賞は、北欧文化に根ざし、芸術性の高い長編映画に贈られる賞。今年はデンマーク、フィンランド
今日の北欧ニュースは、「フィンランド」から!JKMMが設計を担当!ヘルシンキに新しい「建築・デザインミュージアム」誕生へフィンランド・ヘルシンキに新設される「建築・デザインミュージアム(ADMuseum)」の設計者に、ヘルシンキを拠点とするJKMMアーキテクツが選ばれた。2024年1月にフィンランド建築博物館とヘルシンキ・デザインミュージアムが統合され、2030年の開館を目指して新施設の建設が進められている。新ミュージアムは、再開発が進む南港(Eteläsatama)の旧埠頭跡地に建設
今日の北欧ニュースは、「デンマーク」から!2025年版は“希望と願いの星”──メアリー王妃が発表した「クリスマスシール」デンマークのChristmasStampFoundation(クリスマスシール財団)の後援者であるメアリー王妃が、コペンハーゲン市庁舎にて今年の「クリスマスシール」を発表した。“クリスマス・スタンプ”と呼ばれているこのクリスマスシールは、見た目は郵便切手のようだが切手ではなく、クリスマスカードや封筒などに貼って楽しむチャリティシール。1904年、デンマークの郵便局員
今日の北欧ニュースは、「北欧5カ国」から!子どもたちのメンタルヘルスと集中力を守るため―北欧諸国が進める携帯電話禁止の波子どもたちの携帯電話使用をめぐる議論は、今、世界中の教育現場で波紋を広げている。集中力や学力への影響、SNSによる心身の不調などを背景に、各国が学校でのスマートフォン使用を制限する動きを強めている。その動きは北欧でも見られる。スウェーデン政府は、2026年秋より、全国の学校と学童保育で携帯電話(スマートフォンを含む)を禁止する方針を発表。教育改革の一環として、予算も大幅
今日の北欧ニュースは、「ノルウェー」から!ノルウェーが観光税を導入!美しい自然を守るオーバーツーリズム対策夏の旅行先に、涼しい北欧諸国を選ぶ観光客が増えており、特にノルウェーでは、観光客の数が急増している。ノルウェー北部の町トロムソでは、地元紙の調査によって、住民の4分の3以上が「観光客が多すぎる」と感じていることが明らかになった。2024年、ノルウェーでは、過去最多の宿泊予約数を記録し、そのうちの約3分の1以上は外国人観光客だった。特にロフォーテン諸島などでは、観光客の急増により、不
今日の北欧ニュースは、「北欧5カ国+フェロー諸島、グリーンランド」から!芸術性と文化性が光る7本が選出!2025年北欧理事会映画賞ノミネート作品発表2025年の北欧理事会映画賞にノミネートされた7作品が発表になった。今年は、長編映画4本とドキュメンタリー3本が選ばれ、北欧各国の多様な視点と芸術性が際立つラインアップとなっている。北欧理事会映画賞は、北欧文化に根ざし、高い芸術性を備えた長編映画に贈られるもので、2002年の創設以来、文学賞や音楽賞などと並び、北欧理事会が毎年授与している。2
今日の北欧ニュースは、「スウェーデン」から!築113年のスウェーデンの教会が大移動!5キロメートル離れた新しい場所にお引越しスウェーデンで最も美しい建物の一つとして知られる歴史的な赤い木造建築のキルナ教会。この教会がトレーラーに載せられ、8月19日から20日の2日間、5キロメートルの道のりを移動した。新天地へと無事移動が完了したという。キルナ教会は、北極圏の町キルナに、1912年に建てられたスウェーデンのルーテル教会。先住民であるサーミの小屋のような形をしており、上部に向かって先細りになっ
今日の北欧ニュースは、「スウェーデン」から!北極圏ならではの体験ができるスウェーデン・ラップランドおすすめのサウナ施設7選日本でも人気のサウナ。スウェーデン語ではバストゥ(bastu)という。スウェーデン北部のラップランド地方でも、オーロラや白夜と同様、生活の一部とされている。北極圏ならではの体験ができる現地おすすめのサウナ施設を7つピックアップ。1.グンナーシュビンのフローティングサウナ、オーロラ・サファリキャンプ世界初のアークティック・グランピング施設。湖に浮かぶサウナとオーロラ観賞
今日の北欧ニュースは、「フィンランド」から!アルテック×マリメッコ、3daysofdesignにてコラボレーション家具を発表2025年は、フィンランドの家具ブランド「アルテック」が創業90周年を迎える。創業90周年を記念して、今年アルテックは、同じフィンランドの価値観を共有するクリエイティブなパートナーとのコレボレーションを発表している。その中で、6月18日から20日に、デンマーク・コペンハーゲンで開催された、注目度の高いインテリアデザインイベント「3daysofdesign」にて、フィ
今日の北欧ニュースは、「フィンランド・日本」から!世界のグラフィックデザインの頂点に立ったのは?ラハティ国際ポスタートリエンナーレグラフィックデザイナーでデザイン研究者でもある日本のゑ藤隆弘氏が、世界五大ポスターコンペティションの一つ「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2025」にてグランプリを受賞した。グランプリ受賞作品は、最終選考に残った240点のポスター作品の中から、国際審査員によって選出。ゑ藤氏の作品「Repetitionandlife:bud,P2424(2024年)」〔
今日の北欧ニュースは、「北欧5カ国」から!新たな三つ星誕生?今年注目のレストランは?ミシュランガイド北欧20252025年版「ミシュランガイド北欧」に、新たなレストランが仲間入りした。今年は、6軒のミシュラン三つ星を含む、計282軒のレストランが登場。その中で、二つ星は15軒、一つ星が75軒、良い料理をリーズナブルな価格で提供するビブグルマンが44軒、持続可能性を積極的に推進しているグリーンスター39軒が紹介されている。今年は、新たに三つ星を獲得したレストランはなかったが、二つ星を獲得し
今日の北欧ニュースは、「スウェーデン」から!ドバイ初のミシュラン三つ星店が2軒誕生!うち1軒はスウェーデン人スターシェフの店5月22日に発表された「ミシュランガイド・ドバイ2025」で、ドバイの2軒のレストランが三つ星を獲得した。そのうち1軒は、ドバイ発のインド料理レストラン「トレシンド・スタジオ(TrèsindStudio)」。インド料理で世界初となる三つ星レストランが誕生したことになるという。インド・デリー出身のヒマンシュ・サイニ氏率いるインドの伝統料理を、斬新な視点で再構築。芸術
今日の北欧ニュースは、「スウェーデン」から!北極の夏の一日をありのままに映し出したムービー『ASummerDay』公開中スウェーデン現地時間の5月28日に、スローTV(※)とドキュメンタリーを融合させた60分の映像作品『ASummerDay』が公開された。※スローTVとは?日常的な出来事や風景を、ゆっくりと長時間にわたって放送するユニークなテレビの放送スタイル夏のスウェーデン北部の生活を、優しく、深みのある穏やかな視点で描かれた作品。早回しも、加工フィルターも一切なし。自然のリ
今日の北欧ニュースは、「フィンランド」から!ヘルシンキ市立美術館にて、「トーベ・ヤンソン:フレスコ画と魔法使いの帽子」開催中フィンランドのヘルシンキ市立美術館(HAM)にて、今年4月25日より、展覧会「トーベ・ヤンソン:フレスコ画と魔法使いの帽子」が、2026年1月4日まで開催される。本展では、トーベ・ヤンソンがムーミンのキャラクターを描いた初期の頃の作品や公共による委託作品を披露。HAMにて常設展示されているフレスコ画「都会のパーティー」(1947年)と「田舎のパーティー」(1
今日の北欧ニュースは、「ノルウェー」から!ノルウェーのヨアキム・トリアー監督作がグランプリを受賞!第78回カンヌ国際映画祭5月13日から24日まで、フランスのカンヌにて開催された第78回カンヌ国際映画祭。コンペティション部門に正式出品されていたノルウェーのヨアキム・トリアー監督の最新作『SentimentalValue』(2025年/ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ合作)が、最高賞のパルム・ドールに次ぐグランプリを受賞した。主演は、『わたしは最悪。』(2021年)をはじめ、トリ
今日の北欧ニュースは、「フィンランド・ノルウェー・スウェーデン」から!フィンランド北部の町からノルウェー北極圏の町を結ぶ、新しい鉄道の建設が決定フィンランドからスウェーデンを経由し、ノルウェーの3カ国を結ぶ新たな鉄道網、北欧鉄道「レール・ノルディカ」の建設計画が政府から発表された。フィンランド北部のケミからスウェーデン北部のハパランダを経由して、ノルウェー海に抜けるナルヴィクまで、新しい鉄道ラインが誕生する。これは、フィンランド北部の鉄道路線をスウェーデンとノルウェーに直接接続することを
今日の北欧ニュースは、「アイスランド」から!アイスランドの伝説的アーティスト、ビョークの革新的コンサート映画が期間限定上映アイスランドを代表するアーティスト、ビョークの革新的コンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、5月7日より公開されている。日本の他にも、オーストラリア、ブラジル、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、アメリカ、イギリスなど、25カ国以上、約500館の映画館で限定上映されている。ビョーク史上最も壮大なライブパフォーマンス「コーニュコピア」は、
今日の北欧ニュースは、「デンマーク・フィンランド・アイスランド・ノルウェー・スウェーデン・日本」から!パルム・ドール候補に北欧監督作、日本の作品も!第78回カンヌ国際映画祭※4/24に追加上映作品の発表あり。記事最後に追記済み。今年で第78回を迎えるカンヌ国際映画祭。4月10日(現地時間)に、オフィシャルセレクション(公式出品作)が発表された。最高賞「パルム・ドール」の対象となるコンペティション部門には、計19作品が選出。北欧からは、まず、ノルウェーのヨアキム・トリアー監督作『Sent
今日の北欧ニュースは、「北欧5カ国+バルト三国」から!北欧&バルト三国も参戦!今年も個性派揃い!ユーロビジョン・ソング・コンテストヨーロッパを中心とした37カ国が参加する音楽イベント「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」が、今年は5月13日、15日、17日に、スイスのバーゼルで開催される。各国の予選を勝ち抜いたアーティストによって、パフォーマンスを競い合う音楽イベント。初日の5月13日に15カ国、2日目の5月15日に16カ国の代表歌手が準決勝を戦う。準決勝を勝ち抜いた国々は、最終日となる
こんにちは今週の北欧ニュースは、フィンランド・スウェーデンから!フィンランド・ルチア2022発表!戴冠式後のパレードは3年ぶりの開催へ今年はタイミングが良く(?)、2週連続でフィンランド・ルチアのニュースをお届けしています。毎年、何気にフィンランド・ルチアを追っている北欧区。いつの間にか、ファンみたいになっているような?(笑)北欧ニュースの配信は、20年以上になりますが、連続でこうして、続編として同じトピックを取り上げるのは、北欧ニュース史上初?かもしれません(笑)さらに、今年は
こんにちは今週の北欧ニュースは、フィンランド・スウェーデンから!聖ルチア祭の主役、まもなく決定!希望の光をもたらす「フィンランド・ルチア」今年もルチアコンテストがやってきました。ルチアとは何かというと、10名の候補の女性の中から、その年の顔となる“ルチア”1名が選出されます。ルチアは温もりや希望、周りに光を与える象徴だといわれています。候補者の出身地を見てみると、ヘルシンキ近郊から群島地域、スウェーデン系フィンランド人の方々が多く住むオストロボスニア地域やオーランド諸島と、さまざ