ブログ記事222件
12月の前半はとにかくめまぐるしいほど忙しく、あっという間に年越しを迎えそうです。まずは、室内楽のクラッセン。ずっと前からトリオとして組んでた子と新たにビオラの子を迎えて、シューマンのピアノ四重奏を勉強しています。室内楽はやっぱり楽しいです。合わせからレッスンまで、自分の考えにはない考え方を持ってたり、他の楽器からもらう刺激は本当に大きいなと思っています。合わせするときは真剣に、終わった後は一緒に遊んだり、そういう友達ができて本当に嬉しいです。恥ずかしいですが、記念におふざけ写真(笑)
ラストは建築物巡り編です。友達が熱く語ってたのを半分も受け取れていないのですが、一緒に回ってなるほどなと思うことがたくさんありました。彼女曰くウィーン街全体が美術館らしく、普通の住宅街の装飾や構築にいちいち感動してて、過去一で街歩きに時間がかかりました(笑)。シュテファン大聖堂も外からみたら真ん中が一番高い屋根で三角形の形をしているのですが、中に入って上を覗くとどこに行っても同じ高さ。この網目の作りも、当時は斬新な作りだったそう。建築用語ではホール式聖堂というそうです。彼女はシュテファン
2日目は、カフェの時間までは1人で観光に行ってもらい、モーツァルトカフェで合流しました。私も含めてですが、中学に帰国子女クラスがあったというのもあり、彼女はもともと海外の文化などに興味がありました。日本の大学在籍中に、交換留学生の受け入れお手伝いするバイトを大学でしていたそうで、その時に出会ったオーストリアの子と再会することになり、私も一緒にお邪魔させてもらいました。こちらではTU(ウィーン工科大学)の数学科で、研究職を目指しているそうです。色々な人生があるのだなと視野が広がる時間でした。
今週末は中学の同級生で建築を学んでいる友達がウィーンに遊びに来ました。今はパリに留学中で、クリスマスシーズンに一回はウィーンに行きたいってことだったので、短い時間でしたがウィーンを観光しました。この日は午前中は一緒に観光して、午後は彼女一人で隣国スロバキアに行っていました。最初はウィーンに住んでて、まだ行ったことのなかったSecession(ウィーン分離派会館)に行きました。建築関係で、大きな影響を与えた運動だったそうで、ウィーンで一番最初にここに行きたいって言っていました。(音楽家で
楽友協会のブラームスホールでユリアンナ・アヴデーエワのコンサートがありました。プログラムはこちら一番安い席(9€)を買っていたのですが、座ってしまうと2階席でほとんど見えず…。後半は一階の空いている席に移動して聴きました。後半のショパンプレリュード本当に素晴らしかったです。音が云々というより、時間の使い方、空間の使い方に感動しました。聴いている人も一体になって聴かせる雰囲気作りがすごいなと思いました。ユリアンナはショパンコンクールで優勝していますが、楽友協会で演奏するのは初めてだそうで
オランダと韓国のハーフのピアニスト、GileBae(ギレ・べ)さんのマスタークラスがウィーンにある韓国文化センターで、レッスンを受けてきました。そしてその2日後にコンツェルトハウスでのコンサートにも行ってきました。まだ31歳の若手で、ものすごくパワーのある強い女性という印象でした。実際にコンサートもものすごいパワーとテクニック(笑)バッハもベートーヴェンの狩もこのテンポで突き進んでいくのかと思わず笑ってしまうほどでした。それに加えてスーツでシャキッと出てきたので、その印象がさらに増し
日本人の先輩からオペラ座のバレエのチケットを譲っていただいたので、久しぶりにバレエ鑑賞をしてきました。演目は、カリロエと言う作品です。曲はハチャトゥリアンなのですが、ハチャトリアン自身がバレエ曲として作ったわけではなく、アレクセイ・ラトマンスキーという振付師がハチャトゥリアンの曲をベースに物語を考えたそうです。2020年にアメリカで初演された新しい作品で、欧州ではこのウィーン国立オペラ座での10月19日が初演だそうです!私がいかせていただいたのはその初演前日のゲネプロでしたが、本番同様の空
美術史美術館に行った後の続きです。美術史美術館の向かえには、マリア・テレジア広場を挟んで、ほとん美術史美術館と同じ構造の建物がもう一つあります。それが、自然史博物館です。この美術館には主に化石や鉱物、古代の生物や人類の歴史などの展示がありました。この日はやはり人が多く、一つ一つの展示に細かい鉱石の展示にもこんなに人がいました。私のお気に入りの石でした。日本の火山岩も。巨大なアンモナイト。もちろん、恐竜もいました。この時すでに11時前
ひまちゃんと別れた後は私は3つの美術館に行きました。『LANGENACHTDERMUSEEN①』10月4日(土)はLANGENACHTDERMUSEENという、オーストリア全域の様々なミュージアムが24時まで開館しているという特別な夜でした🌙18時…ameblo.jp(↑ひまちゃんと行った美術館たち)・美術史美術館・自然史博物館・近代美術館(mumok)いつものようにひとつひとつをじっくり見ているわけではないのですが、これが16ユーロで全て見れるのはお得すぎました。
観光といっても、5時間ほどしかなくまた夜だったので、色々な所を回れたわけではありませんが、主要な観光地に連れてってもらいました。旧市街と言われるエリアにいきました。ワットポー写真で何度かみたことがある横たわってる仏像。横たわってる仏像は涅槃仏とも呼ばれるそうで、お釈迦様が亡くなった瞬間の姿表しているそうです。このお釈迦様の足裏には貝殻を使って仏教宇宙観が描かれているそう。螺鈿細工というそうですが、とても綺麗で細かかったです。この神社の中の扉も螺鈿細工がありました。ワットポーと呼ばれ
ウィーンへの旅程が名古屋セントレア→タイ→ウィーンという便を予約しました。タイでのトランジットがなんと12時間。笑タイに帰国中の室内楽を一緒にやっているお友達にいつ帰るのか聞いたらタイからウィーンの帰りの便が一緒なことが判明🤣それで12時間あるので入国したら案内するよ!と言ってくれたので、初めてタイに足を踏み入れました。少ししか回れていませんが、タイにも色々な国からの影響を受けながらもタイならではの歴史があるのだなと肌で感じました。友達からいっぱい食べてほしいものあるから機内食スキップ
高校の同期と横浜に1泊2日プチ旅行に行ってきました。今回の目的はいつか泊まってみたいなと思っていたインターコンチネンタル横浜です。18階のお部屋で横浜の景色が一望できる部屋でした。夜にお散歩に出掛けたり、お部屋にこもっておしゃべりしたり、とても楽しい時間を過ごしました。観覧車が垂直になっていたので、あまりライトアップが見えなかったのが残念ですが、お部屋も広くて、のんびりできました。お互い日コンを受ける!という目標を持って、この日のために頑張っていました。わたしは2次で終わってしまいま
奈良帰省とお友達との遊び父の実家である奈良に遊びに行きました。元気なおばあちゃんにも会えて、一緒にご飯を食べて楽しい時間を過ごしてきました!午前中は奈良公園までジョギングをして(往復で初めて12キロ走りました🤣)途中で素敵なブックカフェがあったので復路で一服コーヒーで休憩してランニングしました。奈良のお家に咲いていた白色の彼岸花。いつも奈良に行く時に大阪にいる中学校の親友にあっていたのですが、今回は予定が合わず…。しかし別日に名古屋にわざわざ私に会いに日帰りで来てくれました。会えない
映画国宝を観に行ってきました。3時間と長い映画ですが、とても話題になっていたので気になり、観てきました。歌舞伎の演技はもちろんですが、演者の表現が変わっていて素晴らしかったです。映画が撮影された背景や秘話を聞くのが好きで、色々調べました。歌舞伎の女形の衣装は30キロ以上もあり、それをすり足(中腰状態)で何テイクも演技したそうです。主演の吉沢亮さんはそれを取得するのに3ヶ月かかったそうです。素人が歌舞伎を演技するのは相当苦労があったと思います。やり切った俳優さん達は本当に凄いです。歌舞伎
日本滞在の約一カ月の前半は、コンクールを受けるために準備していました。結果は残念でしたが、素敵なホールで演奏でき、ここまで頑張ってきた事に後悔はありません。今の自分の足りない部分を見つけられたので、また新たに目標を目指して頑張っていこうと思います。日本滞在の後半の2週間はその頑張った分、たくさん遊ぶと決めていました。東京で、藝大の頃の同期と、後輩とミニコンサートさせてもらいました。今回の東京滞在はほとんど遊び目的でした。コンサート後は上野の東京都美術館に行き、ゴッホの展示会に行きました。
先日今年ショパンコンクールに出場された北桜子さんの演奏を聴いてきました東京芸術大学を卒業されて現在ウィーン国立大学で勉強されてる才媛ですお姉様も同大で勉強されています。素晴らしいですね。お写真お借りしましたショパンコンクールは5年に1度ポーランドのワルシャワで開催されるフレデリック•ショパンの作品のみを演奏する世界最高峰のピアノコンクールです。今年は第19回で過去最多642人応募され、171人が予備予選の切符を手にされました。ここから85
8月の中旬から日本に滞在しています。今回は初めて中国航空を利用しました。中国系は不安と思っていましたが、ロシアの上空を飛べるので北京まで9時間ほど。他の航空会社は12時間ほどかかるのに比べて、すごく楽に感じました。帰国の次の日、地元愛知で同門の友達のコンサートに行きました。久しぶりに演奏を聞けて良い刺激をもらいました!!24日、東京でコンサートをさせていただきました。クローズドのコンサートだったのですが、ショパコンの予備予選を聞いてから聴きにきたいとわざわざ足を運んでくれる方が何人かいら
7月12日から7月19日までポーランドのカトヴィツェにあるシマノフスキー音楽アカデミーのセミナーに参加してきました。オープニングコンサートや学生コンサートがあったり、毎日レッスンの聴講をしたり、レッスンを受けたりと刺激的な毎日を過ごしました。特に、ショパンコンクール関係の先生たちがたくさんいたので、10月にコンクールを控えている人たちもたくさん来てました。その人たちのレッスンを聞いたり、一緒にお話ししたり、いろいろなことを学びました。夜は数人の先生とその生徒たちで、ご飯に行っていたのですが
リヨンから帰ってきた後、室内楽を組んでる子からティラミス賞をもらったので(笑)、一緒に遊びました。手作りのティラミスを作ってお祝いをしてくれて、フリスビーをして、沢山お話ししました。次の日は筋肉痛になりましたが、一緒に留学している日本人の友達とカフェに行きました。お互い忙しすぎて、なんとゆっくりお話しできたのが年越しぶり😅おしゃれなカフェへ行き、つもりに積もった話をして、楽しい時間を過ごしました。パティスリーがおしゃれで、とってもおいしかったです。ウィーン音大で開催されているマスター
コンクール会場に近くはローヌ川という川が流れていて、向かいには有名な建物がありました!昔は病院として使われていたそうですがいまはショッピングモールやレストランになっています。リヨン美術館に行きました。フランス国内ではルーブルの次くらいに大きいと言われているそうで、たくさんの印象派時代の作品がありました。また中庭も素敵でした。メゾンカイザーは日本でも有名ですが、リヨンにも店舗があったのでいってきました。リヨンの名物のブリオッシュ・オ・プラリーヌというパンを食べました。プラリーヌという
7月1日-7月5日にフランスのリヨンで開催されたリヨン国際ピアノコンクールにて第5位(3位なし)を受賞しました。InternationalPianoCompetitionofLyon(France)In11years,theInternationalPianoCompetitionofLyon(France)hasattractedabout600competitorsfromnearly50countries.Itisafestival
最後のクラスコンサートが終わりました。毎年学期末にジルベルシュタインクラスはピザを食べに行くのが恒例なので、今年もこのあとに行ってきました。ピザなんてこの機会にしか食べないので(チーズ嫌いです。)、このピザ会があると、今年も終わったなと感じます。そしてこのコンサートにヨーロッパ旅行兼、音大探しの17才の台湾人の子がカメラマンとして参加したいということだったので、カメラマンとしてたくさん写真を撮ってもらいました。最初は本業がカメラマンだとみんな思っていて、本業はピアノですと最後の最後に控え
アンドラーシュシフのコンサートへ行ってきました。今回のコンサートはプログラムは載っておらず、口頭でシフがアナウンスして、演奏するという形式でした。プログラムは、前半はアルフレッドブレンデルがちょうどコンサートの日に亡くなったので、その追悼の意味を込めたプログラムにしたそうです。バッハ、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンと王道の古典派を演奏したあと、後半はなんとゴールドベルク変奏曲。もしプログラムが事前に出ていたら、申し訳ないですがわたしは聴きに行っていません笑。バッハは弾くのも聞くの
卒業論文の提出も無事終わり、あとは卒業試験のみになりました🔥学部は最低10ページ以上を、ドイツ語または英語で書かなければいけません。そしてこの4つの必修科目に関連させる必要があります。HistorischeTasteninstrumente(歴史的鍵盤楽器学)Klavierbaukunde(ピアノ構造学)PädagogikundDidaktikdesKlavierspiels(ピアノ教育学)AngewandteSatzlehre(応用楽曲分析)
今週はベートーヴェン尽くしの週でした!4年毎に開催のベートーヴェン国際コンクールの1次と2次がウィーン国立音楽大学で、ファイナルは楽友協会で開催され、聴きに行ってきました。予想通りの結果でした。1位の方のコンチェルト4番の1楽章のカデンツァは自作なのかわかりませんが、途中でワルトシュタインの主題も🤣。ホールが響きにくいのと、ベーゼンドルファーで音を響かせるのに苦戦している方が多かった中、この方は、どんな音も綺麗に聴こえ、音色も多彩で素晴らしかったです。次の日は
再びポーランドへ4日間、フィリップ・ジュジアーノ先生のマスタークラスへ行ってきました。カワイ主催で、レッスン受講や聴講だけでなく、毎回のランチ、ディナーもいつも先生と受講生と行くという至れり尽くせりの4日間でした。レッスンも1人2回を2時間も!一日3人という少数ですごくインテンシブな内容でした。わたしは自分の練習もかなり立て込んでる状態ですが、(汗)こんな機会は滅多にないと思いひたすら聴講し、先生とはご飯でたくさんお話しし、これ以上充実した日はないのではないかというくらい素晴らしい経
ソコロフのコンサートに行ってきました。今回のプログラムウィリアム・バードというルネサンス時代のイギリス人作曲家。ブリタニア音楽の父とも呼ばれているらしいです。ブリタニアとは古代ローマ時代にイギリスを指した言葉で、要するにイギリス音楽の父とも呼ばれる大作曲家です。初めてこの曲を聴きました。いかにも教会旋法を使われているなみたいな曲でした(笑)後半はブラームス。音色の種類が素晴らしく多く、それも軽々と弾くので本当にレジェンドだなと思って聴いていました。アンコールは6曲(笑)3曲ショパ
残念ながら、10月の本選に進むことは叶いませんでしたが、まずは多くの方々に私の演奏を聴いていただける機会を得られたことを、心から嬉しく思っています。予備予選では、素晴らしいコンテスタントの方々と同じ舞台に立つことができ、本当に貴重な経験となりました。YouTubeで他のコンテスタントの演奏を聴いていて、レベルの高さに圧倒されました。彼らの演奏から多くの刺激を受け、自分自身の課題も明確になったように感じます。そしてジルベルシュタイン先生から、10月の本予選に進めなかったのは残念だけれど、2
予備予選で感激した北桜子さん。Googleからブログがあがってきました。アメブロをされてたのですねお若いピアニストがアメブロされてるのは珍しいように思いましたが読んだら泣けてくる内容で。頑張ったよね。。。大変なプレッシャーを抱えた中、演奏前もマスコミの視線などでなかなか集中して音楽を考えることができなかったそうで終わったあと号泣した、と。私も意外とメンタル弱くて細いので抱えきれなくなることばかりで終わったあとに号泣したことは何度もあり、むちゃくちゃお気持ちわかりまし
4月23日現地時間18:30-大きな舞台での本番を終えました。アーカイブはこちらから↓-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com1:35:00くらいから私の本番です。今の思い、ショパンコンクールへの思い、本番前後の話をしようと思います。わたしがショパンコンクールを目指すきっかけのひとつは、10年前のショパンコンクールに伊井光子先生が連れて行って