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12月13日生まれの歌手家入レオ織田裕二半崎美子ミッキー吉野みなみらんぼうhide(X)山田義孝(吉田・山田)UZ(SPYAIR)おススメ曲は…スノーレコードみなみらんぼう「ウィスキーの小瓶」1973年発売のヒット曲作詞作曲みなみらんぼうみなみらんぼうデビュー曲『ウィスキーの小瓶』は、1973年フィリップスレコードより発売。この楽曲は『別れの劇』というタイトルで中村雅俊のデ
JamesSetouchi2025.9.15明治28年(1895年)の正岡子規私は俳句についてはスタンスがすでに決まっていて、もはや俳句などにはかかわらぬことにしているのだが(やりたい方はやられてもかまいませんよ)、明治28年というエポック・メイキングの年(色々な意味で)に注目した展示と講演があったので、参加してみた。ここでは講演についてポイントを記し、所感を述べる。講師はこの分野の専門家のA教授。彼は子規関係に非常に詳しい。ただ物知りなのではなく、同時代の文脈
北村透谷本名:北村門太郎生年月日1868年12月29日(火)日干支己丑同じ日干支の人物(ブログに掲載済みの人物)1.道元1200年1月19日(水)やぎ座2.ミシェル・ド・ノートルダム(ノストラダムス)1503年12月14日(木)いて座3.エリザベス1世1533年9月7日(日)おとめ座4.足利義昭1537年12月15日(土)いて座5.大姫(清泰院)1627年7月6日(火)かに座6.カール・フリードリヒ・ガウ
小谷野敦謎解き『八犬伝』(河出新書)著者小谷野敦(こやのあつし)は1962年生まれの東京大学文学部卒の作家であり、比較文学者です。かつてその作品が2010年と2014年の2回にわたり芥川賞候補となったこともあります。本書を読んでもその並外れた読書量をうかがい知ることができます。1990年に修士論文をもとに『八犬伝綺想』という本を書いてから二十数年たち、改めて『八犬伝』について自説をまとめておきたいと本書を執筆したとのことです。それほど『南総里見八犬伝』には深い思い入れがある文学者です。
JamesSetouchi2025.8.15島崎藤村『春』新潮文庫にある。1島崎藤村1871(明治5)年長野県木曽郡馬籠(まごめ)に生まれる。14才で東京に遊学(銀座の泰明小学校で北村透谷の後輩)、高輪台町教会で受洗、明治女学校の英語教師となるが、明治26年教え子との恋愛事件で学校を退く。教会も退会。関西旅行。『文学会』創刊に参加。明治29年東北学院の作文教師として仙台へ。明治30年帰京。詩集『若菜集』。日本近代詩を確立した画期的な詩集と言われて
「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)「理由」(宮部みゆき)「三四郎」(夏目漱石)「失楽園」(渡辺淳一)「砂の器」(松本清張)「手紙」(東野圭吾)どれも有名作家の名作ですが、共通点があります。それはーーー。新聞に日々掲載された「連載小説」というところです。いつの頃からか、新聞連載小説を楽しみに読むようになりました。6月30日で終了した「夫を亡くして」(門井慶喜作、朝日新聞)は明治の詩人・評論家の北村透谷の妻・北村ミナさんの評伝小説でした。北村透谷は1868年(
文体診断ロゴーンというサイトで、途絶している私の小説車椅子探偵アリサの憂鬱「女優と河童と脳卒中」の冒頭部分を読み込ませ、診断してもらいました。結果がこちらです。比較する一致指数の対象が古いです⁉️似ている第一位は、岩波書店を築いた岩波茂雄、第二位に、戦後の宰相で、ワシントン講和条約で、日本の独立を勝ち得た吉田茂、三位に明治期の評論家で詩人の北村透谷。そう言われたって各々がどのような文章を書いたのかさっぱりわかりません🤣一文が長いことは自分でも自覚していますが、リズムを伴えば、
えっ、これで「了」ですか。珍しくも久々に読み続けていた朝日の新聞小説「夫を亡くして」。北村透谷の妻、美那子を主人公にしたこの物語、メノツケドコロがシャープでしょ、で、他人事とは思えないこのシンプルなタイトルもいいね、と読み始めたのだが、中盤から雲行きが怪しくなってしまった。まず、起承転結の、「転」の展開軸が何となく違うでしょ、なのである。なのであるが、もう少しがんばろー、きっと、これからまさにテーマ起こしの主人公の人生が始まるのだ、と読み進めていたのだけど、あっけなく「完」となり
「きょうで今年も半分過ぎた」と、いいながら夫は起きてきた。「早いわねぇ」「あとどのくらいかなぁ」「その日まで楽しく暮らしましょ」↓けさは素麺を冷やし中華風にテレビの言葉がよく聞き取れないことが増えてきた。CMでフソウグループを夫はフヨウグループと聞こえたらしい。「ボクのことだ」という。「?」「不要だって」「あはは、フソウは扶桑グループのことみたいよ」テレビで大きな川が映ると、「隅田川」といい、大きな塔が映ると「スカイツリー」だと嬉しそう。「あなた、なんだか
いやー今月の朝日新聞の文化面はすごいや。現在連載中の新聞小説『夫を亡くして』が佳境でめちゃくちゃ面白い上に、今月はカルーセル麻紀の壮絶な人生が毎日記事に。お固いイメージの朝日新聞読者の方々は、カルーセル麻紀の人生(切っちゃった話とか逮捕の話とか)についていけてるんでしょうか。笑カルーセル麻紀の特集も明日で終わりかな。本当に読み応えありました。そして新聞小説、北村透谷の妻の人生も気になる~~!今までほとんど時代小説って読んだことなかったんだけど、門井慶喜さんの小説他のも読んでみたくなり
注.「夫を亡くして」(10)の参考資料として作成。1994年に、没後100年を機会に掲記の講演会が開かれた。内容は以下。https://core.ac.uk/download/pdf/144469239.pdfその中で色川大吉氏が「現代と透谷の精神」のテーマで講演。サイトをクリックするといきなりPDFファイルがダウンロードされるため、以前の「河原ゆかり氏論文」と同様、JPG画像にまとめた。透谷と大矢正夫、また透谷の妻美那子についても興味深い内容を知ることが出来て面白かった。本
【旅の日】松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立った日が1689年3月27日であり、この日が太陽暦で5月16日にあたる。ともすれば忘れがちな旅の心を、そして旅とは何かという思索を込めて問いかける日。1988年(昭和63年)に日本旅のペンクラブが制定。【三社祭(さんじゃまつり)・例大祭】(~18日)浅草神社の祭礼。江戸時代は浅草寺と一体となった祭りであり、「観音祭」「浅草祭」とも呼ばれていた。【透谷忌】『楚囚之詩』を記し、島崎藤村らと雑誌『文学界』を創刊した明治期の天才詩人、北村透谷の命日。
29日、横浜の娘宅へ行きました。娘家族は昼間は外出で17時半ごろ帰宅予定なので、その時間に着くように、自宅を15時ごろ出発。その日の夕飯は、わたしが自宅で作ったもの、スタッフドピーマン、筑前煮、生野菜、糠みそ漬けなど。野菜嫌い、少食の孫のこと、絶対に肉だけほじくってピーマンは残すと思ったら、パクパクとピーマンごと3個も食べて、わたしは感激。筑前煮もトマトもしっかり食べるので、もう心配はありません。「給食は何が一番好き?」と尋ねたら、「お魚」だそうです。揚げた魚だそう
JamesSetouchi2025.4.3室生犀星『幼年時代』優しい母と姉への憧れ1室生犀星(むろうさいせい)(1889~1962)集英社日本文学全集の奥野健男の解説・小田切進の年譜などによれば、犀星は明治22年金沢に生まれた。実父は武士の子孫。実母はその家の女中。父の世間体を守るため、犀星は生まれてすぐ近所の寺の住職とその内縁の妻の養子に出された。この養母は、私生児を貰ってきて養育し金に換える(女子は娼婦として売り、男子は働かせる)内職をする女で、子供た
JamesSetouchi2025.3.5石坂洋次郎『若い川の流れ』青春ラブコメ?1石坂洋次郎1900(明治33)~1986(昭和61)。青森県弘前市生まれ。父は古物商。母親が行商をいて得た資金で洋次郎は高等教育を受けた。弘前中、一浪の後慶応大文学部(予科、本科)に学ぶ。卒論は『平家物語』。在学中に同郷の女性と結婚。大正14年『海を見に行く』。弘前高女、秋田県立横手高女、横手中学校などに教師として14年間勤務。教師をしながら説小説を書く。多く『三田文学』に発表。『若い人』
レビュー一覧1234朝日新聞小説「夫を亡くして」(5)作:門井慶喜終焉1~2378(1/20)~100(2/12)感想結婚後透谷が作った『楚囚之詩』をミナは高く評価。商業的には成功しなかったが、のちに世間でも不動の評価を受ける。それに対して二作目の『蓬來曲』はミナも不満の駄作。そんな折り、透谷が仕事を得た機会に、嫁ぎ先の家を出るチャンスに恵まれたミナ。透谷との恋愛も再燃。『楚囚之詩』がきっかけで巌本善治の目に留まり「女学雑誌」に載せたものが注目され、世に出る透
実は昔から新聞小説が苦手な私💦わぁ〜、面白〜い♪と読んでたら。あらら、ここで「次回に続く」なの?と・・💧漫画連載とかだったらそれほどでもなかったんですが、新聞小説って一回一回が短いということもあり、ストレスたまりまくり💧そういう訳で、ここ近年まともに読んだことがなく、唯一の例外は「また会う日まで」くらい?まぁ、あれは、何と言っても池澤夏樹でしたし、おまけに題材が福永武彦にも関係する内容となれば、これは読まない訳にはいきません。でも、それ以外は・・💧ところが、最近になって、数年前に
レビュー一覧123朝日新聞小説「夫を亡くして」(4)作:門井慶喜結婚1~1054(12/26)~63(1/5)デビュー1~1464(1/6)~77(1/19)感想許嫁の平野友輔は去り、透谷と結婚したミナ。石阪家は自分が支える、ぐらいの勢いだった平野も、結局は自ら破談を持ち出した。娘を溺愛した昌孝が、自宅の庭でミナに別れを宣言するところは、なかなかの父親ぶりだった。(情景が絵の様に浮かぶ)恨みごとを一切言わず「苦労するぞ」とだけ。そして始まった新婚生
明治の1890年頃から、「恋愛」を流行らせた人たちは、知識人やその師弟、とくにプロテスタントのキリスト教徒や、その周辺の人が多かったと、以前に紹介した柳父章さんは言っています(『翻訳語成立事情』岩波新書)。北村透谷もその一人でした。透谷の評論「厭世詩家と女性」が、1892年(明治25年)『女学雑誌』に発表されると、「恋愛は人世の秘鑰〔秘密を解く鍵〕なり、恋愛ありて後人世あり、恋愛を抽き去りたらむには人生の何の色味かあらむ」というその書き出しとともに大反響を巻き起こしたそうです1)。この恋愛
JamesSetouchi2025.1.11詩の創作について一部サブカルへの言及を含む『論語』に、孔子の言葉「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」(8泰伯編8)(書き下しの仕方は他にもある)とある。どういう意味だろうか。その深い意味を探りたい。(「詩に興り」とは、仮に言えば、『詩経』はじめ古典の詩に触れて人間的・道徳的な感情を触発され、君子たらんとして発憤する、ということだろうか?「楽に成る」まで考えると、芸術は人間の道徳的な成長・完成に役立つべきものだ、という考えを述べたと
JamesSetouchi2024.12.12平和憲法・平和主義はアメリカの押しつけではない(日本やアジアに平和・非戦の思想がある。帝国憲法こそドイツのまねだった。)1憲法9条は、GHQが押しつけたものではなく、幣原喜重郎の発想だという説がある。また、憲法研究会(民間。憲法調査会ではない)の案にも平和条項がある。(戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、日米貿易摩擦などの危機に際して、戦争をせずに平和裡に乗り切った。厳密に言えば沖縄(返還前)の米軍基地からベトナム空爆に
朝日新聞小説「夫を亡くして」(1)作:門井慶喜ふたりの求婚者1(11/1)~14(11/14)感想まず連載にあたっての作者のことば。<お知らせ>次の連載小説は門井慶喜さん「夫を亡くして」11月1日から:朝日新聞デジタル湊かなえさんの連載小説「C線上のアリア」は31日で終わり、11月1日から門井慶喜(かどいよしのぶ)さん=写真=の「夫を亡くして」が始まります。門井さんは1971年、群馬県生まれ。2006年に「天才…digital.asahi.com物語は、明治の初めの大
JamesSetouchi2024.11.14牧野信一の短篇から(3)『泉岳寺付近』『鬼涙村』『淡雪』ほか1牧野信一1896(明治29)年小田原生まれ。家は没落士族。父が渡米、帰国後も別居。母は小学校勤務。祖父母に育てられる。小田原の小学校、中学校を経て早稻田大学高等予科、本科(英文学科)に学ぶ。一時時事新報社に勤務。東京、小田原などに住む。38歳で憂鬱症になり1936(昭和11)年に小田原で自死。初期は家族のいさかいを描いた『地球儀』『父を売る子』『父の百
昨日から朝日新聞で連載が始まった「夫を亡くして」北村透谷の妻の物語。そのせいかこちらの記事が読まれていました。『透谷の妻石阪美那子の生涯:江刺昭子』【中古】透谷の妻石阪美那子の生涯/江刺昭子/日本エディタースクール出版部[単行本]【ネコポス発送】楽天市場2,507円文学史には必ず登場する…ameblo.jp改めてどんな物語になるのか楽しみな新聞小説が始まったと思い、朝の楽しみができました。【中古】透谷の妻石阪美那子の生涯/江刺昭子/日本エディタ
JamesSetouchi2024.10.19有島武郎(ありしまたけお)『かんかん虫』1有島武郎(ありしまたけお)(1878~1923)東京生まれ。父は薩摩系の高級官僚、実業家。学習院に学び皇太子(のちの大正天皇)のご学友に選ばれる。新渡戸稲造をしたい札幌農学校に学ぶ。内村鑑三に学ぶ。札幌独立教会に所属。明治36年(1903年)アメリカ留学、大学院で経済学、歴史を専攻。内村にならい精神病院の看護夫などをした。エマソン、ホイットマン、ツルゲーネフ、イブセン、トル
JamesSetouchi2024.10.1『北村透谷選集』岩波文庫他*北村透谷(きたむらとうこく)明治元(1868)年小田原生まれ。明治14年東京に転居、自由民権運動に覚醒(かくせい)。東京専門学校(現早稲田大学)政治経済学科に学ぶ。三多摩(東京の西部)で自由民権運動の宣伝活動に従事したと言われる。自分の所属するグループが過激化するのにともない運動からドロップ・アウト。石坂美那と激しい恋愛に陥り、結婚。またキリスト教に入信。詩『楚囚之詩(そしゅうのし)』『蓬莱曲(ほうら
9/2(月)から『田山花袋の羊羹騒動』始まっております特効文豪は柳田國男·島崎藤村·北村透谷の3名特効属性は火イベントボスはこちら♪渾淆装の少年狂風☆☆☆今回の潜書していただいている文豪たちは······特効文豪で潜書するのは特効属性火の衣装を所持している島崎藤村と北村透谷残り2名は特効属性火の衣装で攻撃力が2番目、3番目に高い正岡子規と中原中也壱)正岡子規野球着★★★★★弍)島崎藤村弟子風衣装★★★★参)北村透谷ゴシック風衣装★★★☆
JamesSetouchi『江は流れず小説日清戦争』陳舜臣(ちんしゅんしん)中公文庫上中下1著者紹介1924年神戸生まれ。大阪外語印度語部卒業。同校助手や家業の貿易業を経て、作家に。1961年『枯草の根』により江戸川乱歩賞受賞。1969年『青玉獅子香炉』により直木賞。1971年『実録アヘン戦争』により毎日出版文化賞。1976年『敦煌(とんこう)の旅』により大佛次郎(おさらぎじろう)賞。1992年『諸葛孔明(しょかつこうめい)』により吉川英治文学賞。など、著書・受賞多数。
JamesSetouchi2024.5.13藤澤淸造『根津権現裏』新潮文庫1藤澤淸造(明治22=1889~昭和=1932)石川県(能登半島の七尾)生まれ。尋常小学校卒。右足骨髄炎にかかる。18歳で文筆業を志して卒業。徳田秋声の紹介で『園芸画報』誌の訪問記者となり、室生犀星・芥川龍之介・菊池寛らと交流。大正11=1922年『根津権現裏』を刊行し好評。大正12『われ地獄路をめぐる』大正14『女地獄』など、人生の悲惨醜苦を描く。寡作と放埒な生活のため窮乏に陥り、芝公
★彡『ねぼすけうさぎと愉快な仲間たちの相関図2020年版』NEW!●魔子西洋のサタンの娘日本の地獄界の勉強のために閻魔大王の家にホームステイ中たぬき君が魔子ちゃんを大好きで話しかけてくるが無視するN…ameblo.jp★彡『5月15日のおまけと総集編』青椒肉絲■今日のたぬき食堂■毎日朝6:30更新『たぬき食堂「揚げ茄子の肉味噌がけ」』たぬき食堂で出している一品料理…ame