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北山猛邦さんの「『クロック城』殺人事件」を読了いたしました。第24回メフィスト賞受賞作。そしてデビュー作です。2作目の「『瑠璃城』殺人事件」を先に読みました。順番は無視して良いとおもいます。「『瑠璃城』殺人事件」も「『クロック城』殺人事件」もファンタジー本格ですね。『現在、過去、未来。別々の時を刻む三つの大時計を戴くクロック城。そこは人面樹が繁り、地下室に無数の顔が浮き出す異形の館。謎の鐘が鳴り響いた夜、礼拝室に首なし死体、眠り続ける美女の部屋には二つの生首が。行き来不能
皆さんこんばんは。今夜も寒いですね。来週は暖かくなる予報なのでもう暫くの我慢ですね。さて恒例の夜中の本紹介。「千年図書館」北山猛邦新作ですがお客さんんSさんにお借り出来ました。感謝です。5つからならる短編集ですが、一つ一つの話に繋がりも関連性もありません。唯一あるのがドンデン返しが総てにあること。作品はこんな感じです。死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密地球侵略中の異星人に
次回に買おうと思っていた北山猛邦さんの「城シリーズ」の「『ギロチン城』殺人事件」が見つかりました。ぼくの本棚で整理をした時に見落としていました。「城シリーズ」は全部買っていると思うので他も探します。買わずに済みました。『人形塚に残されていた「Help」という文字を書く書記人形と女性写真。この謎に迫るため探偵の幕辺と学生の頼科は人形の出所『ギロチン城』へ。密室で起きた城主斬首殺人事件という過去、外界を拒絶した構造、多くの処刑具、過剰なセキュリティが存在するこの異様な館で二人を待ち
この時期は夫の帰宅遅めで、睡眠時間が少なく食欲減退中鶏もも肉300gやチャーシューとか、たんぱく質食品しか食べていないので、体重は軽めキープ出来ています島田荘司先生関連の作品を楽天ブックスで買い漁っているのですが、星籠の海が小説とかなり違う展開で驚き原作は大長編の為、女性の裸でのトリック(青年誌だから?)と星籠のシーンに焦点を絞った感じですが、結構面白く、島田荘司先生も褒めていたので、他の長編作品も漫画化して欲しいです御手洗潔@星籠の海(1)(ヤ
気の早いことに、来年の読書計画の一部を書いてみます2019年、新たにチャレンジしたいシリーズ欲張りに、5つあります(笑)♪S&Mシリーズ(森博嗣さん)♪城シリーズ(北山猛邦さん)♪堂シリーズ(周木律さん)♪QEDシリーズ(高田崇史さん)♪吉敷竹史さんシリーズ(島田荘司さん)♪猫丸先輩シリーズ(倉知淳さん)*追記S&Mシリーズの『すべてがFになる』と、猫丸先輩シリーズの『日曜の夜は出たくない』は、だいぶ前から絶賛積読中ですがそれぞれのシリーズの第1作品目を、中古
以下の5冊の新規積読を処理いたしました。9月2日飛鳥部勝則著「殉教カテリナ車輪」読了これは面白かったです。独特の雰囲気があり今までのミステリー作家と少し違います。9月11日島田荘司著「鳥居の密室:世界にただひとりのサンタクロース」読了これは読み終えて謎解きよりドラマが良かった。読む前に思ったように「セント・ニコラスのダイアモンドの靴」と同じ匂いです。9月21日森博嗣著「ψの悲劇」読了これはぼくが読んだ森作品の中で一番不出来です。9月29日高田郁著「花だより
先日50P余りを残して紛失しました、北山猛邦さんの「『瑠璃城』殺人事件」を読了いたしました。紛失したので改めてAmazonで購入。今月5冊目の読了です。北山猛邦さんの「城」シリーズ。『有栖川有栖をして「快作にして怪作」といわしめた超話題作。読まずに本格シーンは語れない。』『密室と化した図書館内で女性が短剣で貫かれる。周囲には七芒星の模様が。城から6人の男が消失、首を切られ、辿り着けるはずのない湖で発見される。さらに頭部を失くした人間が突然現れたり、人の出入りのない状況で4体も
今回は、北山猛邦さん著の「先生、大事なものが盗まれました」について感想(ネタバレ含む)を書いていきたいと思います。北山猛邦さんは、メフィスト賞を受賞されている方です。そのため、殺伐的なのを想像していたのですが、そうでもありませんでした。本格ミステリとしては読みやすい方なのではと思います。~感想~※ネタバレ含みます。ご注意ください。講談社タイガのレーベルに惹かれて読み始めたが、面白かった。元々ミステリーが好きなのもあるが。あらすじにも書いてあった、who?でも無く、how?でも無く、wh
『私たちが星座を盗んだ理由』北山猛邦、講談社文庫、2014年「20°25'31”136°04'11”」目が覚めたとき、少年は妖精の学校にいた。ほしいものは何でも手に入り、魔法使いや影が暮らしている島。しかしその島には重大な秘密が隠されていた。島の存在に疑問を抱いた子供が島からの脱出を図ろうとするが。(『妖精の学校』)人間を石に変えて喰ってしまう『石喰い』という化け物に襲われた村。やがて『石喰い』を退治し村は平穏を取り戻したが、石に変えられた者たちは元に戻ることはなかった。11年
香川に引っ越した友達から荷物が届いたわぁーいご当地グルメカレーだうどんだえびせんだと、ここたんのおやつちゅーるちゅーるちゃおちゅーるよかったねここたんで、さっそく食べちゃうyo正直、普通のえびせんとの明確な違いがわからないけど、塩味がマイルドな気がしますえびせん食べながら読書。学生の頃(10年以上前)よく読んでた山田悠介。デビュー作の『リアル鬼ごっこ』はあまりにも有名ですね。←わたしが初めて読んだのもこれ。図書館で名前をみて懐かしくて借りてきました。デビュー当時はかな
『「ギロチン城」殺人事件』北山猛邦、講談社文庫、2009年探偵・幕辺ナコが人形塚から拾ってきた西洋風の少女人形には、ギロチンを背景にした少女の写真が仕込まれていた。そして、任意の文字を書かせることのできるそのからくり人形は「HELP」と書いた。人形塚の近くにある「ギロチン城」からのものだと睨んだナコと頼科よりしな有生は、写真の少女の救出に向かう。首尾よく「ギロチン城」に迎え入れられたナコと頼科だったが、先代の城主はかつて密室内で斬首死されたという曰く付きであった。しかし、外界との
北山猛邦さんの「城シリーズ」4作品です。『クロック城』殺人事件(2002年3月)『瑠璃城』殺人事件(2002年7月)『アリス・ミラー城』殺人事件(2003年5月)『ギロチン城』殺人事件(2005年2月)何れも講談社ノベルス発売日です。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビュー。シリーズですが連続性がないのでどの作品から読んでも良いです。面白かったですが、全て綺麗さっぱり、まるっと(古い)忘れています。『クロック城
北山猛邦氏の名探偵音野順シリーズの1冊目、『踊るジョーカー』読みました。タイトルでまず選ぶんですけどけど、先にこのシリーズの2冊目『密室から黒猫を取り出す方法』が気になりました。で、読もうかなと思った瞬間に「名探偵音野順の事件簿」という文字が目に入って、「これ、シリーズじゃないの?」と探したらすぐ近くに1冊目のこの『踊るジョーカー』がありまして、こちらから先に読むことに。5話短編が入ってます。1話目は表題作「踊るジョーカー」ですが、読み始めると、アレ?これ本当に1作目??ってなります
ゲームと並行しながら本を読み進めているので、本の感想も忘れないうちに。北山猛邦さんの『クロック城』殺人事件を読み終えました。いつか読みたいと思っていた城シリーズを今読破中です。表紙がおどろおどろしい感じですが、中身もファンタジーやSF要素ありで、厭世の雰囲気のある中でのお話でした。こういった空気感は結構好きです。ただ、この世界観に馴染めるかどうかで評価が決まってくるような…。説明なしにどんどん設定がぶち込まれるので最初はついていくのに必死でした。謎解きを重ねていき真相にたどり着く形式のお話
最近とても好きな北山猛邦さん。キャラクターが豊かでミステリーとしてもしっかりした物理トリックを得意とするので、とても楽しく読める作家さんです。著作全部読みたい。設定がもう面白いです。探偵や探偵助手という職業が一般的に存在する世界のお話です。大学に探偵助手学部というのが普通にあって、猫柳ゼミの先生が主人公です。猫柳十一弦先生。表紙のイラストの真ん中の女性です。ねこやなぎじゅういちげん、と読みます。そのゼミに君橋君人さんと月々守さんという学生が入ります。表紙の男の子二人です。他の
土曜日にフジテレビで放送された「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」をエアチェックしておいたので鑑賞…数多く存在するミステリー小説の中から、読書通の書店員が選んだ隠れた名作を映像化するという短編オムニバス。選ばれたのは今邑彩、小池真理子、北山猛邦という3人のミステリー作家で…中でも北山猛邦あたりは映像化も珍しいの(初めて)では?どの作家も知っていたり、読んだことがある作家だが、今回映像化された原作本はすべて未読…これはオイラの読書傾向が短編よりも長編を好むからだと思うな。
今日は食料品の買い出し。その前に百均に行ってきたよー!脱臭剤とかライターとか頼まれてたから買ったんだ。私はこれ。スプレーボトルひろがるフェイスマスクイヤホンケーススプレーボトルは化粧水入れてお風呂上がりとかにすぐ使えるように。前から欲しかったんだけど買い忘れたからゲットした☆フェイスマスクは何か買ってしまったww朝用パックにいいかな?って。イヤホンケースはあったら便利そうだし。キティちゃんで可愛いしね♡ベーコンみたいなメモハムみたいなメモサラサのペンこういうメモめ
本作は、日本全国のカリスマ書店員たちが、とっておきの短篇として胸に秘めていた3篇のミステリーを映像化したもの。映画「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」などを手掛ける巨匠・犬童一心監督が演出を務め、傑作ミステリーと三位一体となって珠玉の逸品を紡ぎ上げます。小池真理子さん原作の「妻の女友達」で主演を務めるのは大泉洋さん。平凡な“マジメな父”から殺人者へと変貌していく姿を描きます。北山猛邦さん原作の「私たちが星座を盗んだ理由」で主演を務めるのは、映画やドラマに引っ張りだこの土屋太
風邪を引いて、治ったと思ったら、今度は花粉症で鼻は機能していないようなもの。今年の杉はいつもと違う!まとめます。■従事屋敷のピエロ/東野圭吾■造花の蜜/連三紀彦■ニューヨークの魔法使い<(株)魔法製作所>/シャンナ・スウェンドソン■私たちが星座を盗んだ理由/北山猛邦4冊だったけれど、自分的には質の良い読書ができたと思っている。特に3冊目の『ニューヨークの魔法使い』なんかはすごいよかった。やはり読書は楽しい。十字屋敷のピエロ(講談社
今日は、生写真撮影をしてました٩(๑>∀<๑)۶皆さん今回の生写真もお楽しみに💙昨日、久しぶりに本屋さんに行きました💕嬉しくて、三冊買いましたよ📕もう一冊読み終わってしまいました!まだ紹介していなかった一冊を含めて、二冊紹介したいと思います。「鏡の花」道尾秀介さん大切な愛する存在を亡くした者たち。複雑な気持ちを胸に残された者は生きていく。大切な物を失った時、人はどれだけ大切だったのかを思い知り後悔する。あの時こうしていれば違ったのかな?と。でも、失うまで気がつかない。
今日は買い出ししてきたー!!ついでにブックオフに行ってきたよ(´▽`)ノ西澤保彦さんとか岡嶋二人さんの小説を探したんだー。西澤保彦さんのあんまり無かったから残念(/_;)北山猛邦さんと岡嶋二人さんの小説を買いましたー♪北山猛邦さんのは表紙買い(笑)あと、本屋のランキングに入ってたの見てたからブックオフにあって嬉しかった!そのあと、妹が雑誌買うっていうからTSUTAYAも行ってきた(笑)また小説を買いました(笑)道尾秀介さんの貘の檻っていうやつ。向日葵の咲かない夏
SF設定のミステリー。けど、この世界観やりすぎでしょ。けこのSFがミステリーに必要だったのか?トリックは勘のいい人ならすぐ見抜くでしょう、というくらい陳腐。それよりも首切りの理由が奇抜。これはすごいと思った。SF的要素の謎がわからないまま終わってしまった…
今回紹介する本はこちら!『私たちが星座を盗んだ理由』北山猛邦姫子の姉は難病であった。そんな彼女のために星座を一つ消そうとする男の子との関係を描いた表題作を含む5つの物語が収録されたファンタジックな短編集。どの物語にもある、ラスト数行で明かされる残酷な真相。そして、幻想。彼らに待ち受ける、結末とは。世にも奇妙な物語のような感じでしたね。こういう作品、好きですよ!どの話も面白くて、夢中になって読みました。また、ラスト数行で明かされる真相というのは、どちらかというと展開を
北山猛邦デビュー作、メフィスト賞受賞作。何と1999年7の月、世界が滅びる直前に「クロック城」と呼ばれる館で起こる首切り連続殺人事件。連なる3つの棟での犯行を暴くとが出来るのか。☆彡読み始めがあり得ない舞台設定でガックリしながら通読。確かに本格と云えば本格。残念ながら途中で仕掛けは分かったが、最後の推理の二転三転は面白かった。でも、あとがきで有栖川有栖さんが絶賛するほどかなぁ。
初読みの作家です。私が時々見ている読書ブロガーさんがこの本を読んでいたので、興味をそそられて読みました。5編の短編ミステリーです。連作ではないので、空き時間に読み進められます。裏表紙に、「全てはラストで覆る」とあるように、最後の1行で覆ったり、最後の章で覆ったりして、面白くもあり、おぞましくもあり。また、疑念が確信になる瞬間、不明瞭が明確になる瞬間が、鮮やかでした。だんだん謎が解けていくのではなく、一言で謎が解けてしまうその瞬間があっさり、スッキリ、ドッキリです。個人的には「恋煩い」
自分からは手を下さず…
なんのはずみか、今朝は4時半に目が覚めてしまいました。さて、どうする。5時を過ぎていたら一応起きる決心をしてみたかもしれませんが、4時半はあまりにも早すぎます。(10さんはいつもこのくらいの時間に起きているらしいですが)2度寝はしたい。しかしそれで寝坊するのは困る。多少悩みましたが、結局2度寝をしました。いくら何でも目覚ましが鳴ったら起きるのですから、あと1時間半、寝(い)汚く惰眠をむさぼろうと思ったのです。で、しんと静まり返った部屋で目が覚めたのは、目覚ましが鳴り終わ
北山猛邦さんの短編集「踊るジョーカー」を読みました2008年に出版されたもののようです「緩い雰囲気だけどトリックはしっかり」という路線を狙った短編集なのでしょうが、個人的には好みではありませんでしたこの方向性で東川篤哉さん以上のものを打ち出すのは、なかなか困難ですね踊るジョーカー(名探偵音野順の事件簿)(創元推理文庫)Amazon
北山猛邦さんの「オルゴーリェンヌ」を読みました「少年検閲官」(2015-03-29)の続編ですスラム出身の青年がどんな楽器でも修理できる手先の器用さを認められて、富豪の島に呼ばれて住み込みでオルゴールを作る職人になるところから物語は始まります青年は、富豪の娘に恋をして、目の不自由な彼女に何度もオルゴールを送りますが、結局身分違いのために恋が実ることはなく、最後は悲劇に終わりますそれから時が流れて、その島で3人のオルゴール職人がいずれも不可能状況で殺害されます今回登場が予想されるのは「氷
北山猛邦さんの「少年検閲官」を読みました舞台は「クロック城」(2015-03-13)と似ているような感じで、「終わりつつある世界」ですひとつ大きく異なるのは、本作の舞台では一切の書物が禁じられており、ほとんどの人々は書物どころか紙すら見たことがないという設定ですその世界では、人々はあらゆる情報を検閲済みのラジオ放送から得ており、悪意や犯罪に鈍感であるとされていますもちろん、書物があるから人々の間に悪意や犯罪が生じるのではなく、因果は逆なわけですが、まあ設定なので・・・首に父の形見の