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ミステリー小説が大好きです小学生の頃に図書室で出会ってしまった(よりによって…)江戸川乱歩で開眼し、それ以来、スリルと驚きと感動を求めてミステリーを読み耽ってきた📚️家でゴロゴロしてる怠け者と思われている、私こんなに脳を使ってるのに…でも、本好きのためにありとあらゆる他の楽しみを逃してきたのは事実かも本って…時間取られますよね…今回読んでみたのはこちらアリス・ミラー城殺人事件北山猛邦レビューでも評価が激しく割れていて、絶賛と最低評価が入り乱れ、逆に気になって購入👛ストー
今日の読書は法月綸太郎さん、方丈貴恵さん、我孫子武丸さん、田中啓文さん、北山猛邦さん、伊吹亜門さんの″推理の時間です″問題編、解答編、そして作家の方の推理編に分かれているのが新鮮で面白かったです私は自分の推理力には何も期待してないのでさっさと解答編を読んでしまいますが作家の方はきちんと推理されていてそれはそれで別のものとして楽しめました
WHO?誰が、WHY?どうして、HOW?どうやって…殺したのかミステリー作家6名による読者への挑戦状って事ででは早速ブロ友さんの所でお見かけした時になんて私得な作品なんだ!読みたいとでも、図書館利用の予約しない派のねこままなかなか読めないだろうなぁと…あるやん!ラッキー読者に挑戦系の作品ってたまにあるけど対バン方式で相手側の作家さんが推理するってのは初めてだで、スーパーバイザーの法月さんにいたっては全話推理してる!ねこまま推理モノ読む時当ててやろうな、目線で読ん
現役書店員芸人カモシダせぶんの日曜に、一冊、読んでほしい本今回はー、小学館から出てるショートショートオムニバス超短編!大どんでん返しspecial面子がとにかく豪華で僕好みの作家さんも沢山普段から追いかけてる人の作品の感想を一行ずつ書くと•森見登美彦森見先生の名作リメイク、ハズレなし。•藤崎翔藤崎さんの出自を知ってるとよりたまらないオチ。•阿津川辰海ファンタジーさとキモさが良かったぁ。•野崎まど設定からのオチへのギャップ凄い。•宮島未奈今回は滋賀じゃなく富士!ここの
ザ・ベストミステリーズ2023日本推理作家協会編2023/12/31★ひとことまとめ★ミステリー好きはどうぞ↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】これがミステリーの最前線!どれを読んでもハズレなし、珠玉の短編推理小説が詰まった一冊!第76回日本推理作家協会賞短編部門受賞作も収録!2022年に発表された短編推理小説の中から、プロの読み手たちが熟練の目で選び抜いた作品を収録。長年の愛好者に向け
今日、北山猛邦さんの「『クロック城』殺人事件」を読み終えたので、レビューします。この著書の作品は、初めて読みましたが、不思議なリーダビリティがあるな、と、まず思いました。少し文章としては破綻しそうに思えて、なぜか読み進めるチカラが湧きます。内容ですが、最初から最後まで、よくわからないところはよくわからないままで、ただ、大仕掛けのトリックは確かに評判通りだなと思いました。とにかく、不思議な雰囲気を持つ作品で、しかし読後感は、さっぱりしています。本格ミステリが好きな方になら、おすすめ出来ると思
北山猛邦創元推理文庫2021年10月発行はい、お初の著者さん?どこかで短編くらい読んでたかな?当代きってのトリック・メーカー・北山猛邦の長らく入手困難だった初期長編が待望の復刊!とのことで・・2002年に白泉社から刊行された作品のようです。題名と文庫であることに惹かれて借りました。〇〇荘って言われたら・・やっぱり館物?閉ざされた山荘、とかね。連続殺人がいかにも発生しそうですし。さて、中身はいかに?舞台は岩手県の山奥。アルファベットのオブジェが散らば
週1回、仕事の関係で神楽坂に通うようになって2年半。見慣れた風景の中に、日本唯一の店があったとは(favoriteからの情報)!現場は、地下鉄飯田橋駅C3口を出てすぐの不二家さん。ショーケースにズラリと並んだお目当てを無事ゲットし、ルンルン気分で帰宅。夫にドヤ顔で見せれば「新入社員の頃に何度か買ったわぁ」と、クールな返答。全国展開していた人形焼きの取り扱いが少しずつ減り、最後に残ったのが神楽坂店というのが真相らしい。せっかく好きなフレーバーを用意したのに、ありがとうでも嬉しいでもなく
スマッシュヒットは、「『アリス・ミラー城』殺人事件」と「修羅の家」でした。2023年10月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:4870ページ■百舌鳥魔先生のアトリエ10月1日著者:小林泰三■ラスト・ワルツ10月3日著者:柳広司■見晴らしのいい密室10月5日著者:小林泰三およそ普通ではないSF七篇。時間旅行、仮想現実、宇宙漂流。高尚なのか難解なのか斬新なのか荒唐無稽なのか、もはやよく分からない感じですが、このよく
盤上から駒が取り除かれるように、探偵たちがひとりずつ駆逐されてゆく。酔狂な館のクローズドサークルで起こる連続殺人。仕掛けについてはそれほど意外の感はありませんでしたが、最後のひとりについては好きな趣向でしたし、ウィキッドで邪知深い顛末がまた素敵でした。登場人物の誰に対してもそれほど感情移入できるわけではなく、重要そうな人物も結構あっさり死んじゃったりするので、トリックより寧ろそっちのほうが驚きがありました。クローズドサークル特有の焦燥感や恐怖感はほとんど感じませんでしたが、むしろその書きぶり
北山猛邦さんの「未完成月光」を読みました「紙魚の手帖」2023年6月号(vol.11)に掲載されていた短編です主人公の友人は、ニューヨークでポオの未完成小説を入手したといいます続きを書かなくてはならないという病的な強迫観念に悩まされている友人は、その途中までの短編の「小屋が一晩で消失した」という描写についてどのように扱っていいのかわからずに、主人公に相談したわけですえ?また建造物が一晩で消失する話?「紙魚の手帖」2022年4月号(vol.4)で北山さん自身が書かれて
北山猛邦さんの「神の光」を読みました「紙魚の手帖」2022年4月号に掲載されていた短編で、第76回日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされたことがきっかけですニューヨークにあるバーにおける雑談で、語り手の祖父がかつて遭遇したという不思議な話が明かされます驚異的な記憶力を持っていた祖父は、カジノでの一獲千金を求めてラスベガスに出向きますそこで、ものすごい高額レートの裏カジノの噂を聞きつけた祖父は、会場行きのバスの荷物室に紛れ込み、何とかカジノに潜り込みますたぐいまれ
5月1日読了美術商の岩倉から岩手県の山奥にある「アルファベット荘」に招待された小劇団の人気女優の美久月。美久月の付き添いとして同じ劇団員のミーコと不可能犯罪専門の探偵ディも訪れる。彼女達以外にもいわくありげな面々が集まった。しかし、招待主の岩倉は姿を見せず。翌朝、招待客の一人がいわく付きの美術品「創生の箱」の中で死んでるのが発見されるプロローグは、1982年西ドイツで起きた「創生の箱」にまつわる事件をある日本人の少年の視点で描かれます。そして16年後、日本の岩手県にある「アルファベット荘
北山猛邦さんさかさま少女のためのピアノソナタ初めて読んだ感じの短編集でした。新感覚な気がします。どれもツボをおさえるような展開、結末なのです。
北山猛邦『月灯館殺人事件』。これも前に書きましたように、今年の国内本格ミステリの秀作の1つです。https://ameblo.jp/erroy3911/entry-12777491968.html『2022年国内ミステリ・マイベスト5』今年読んだ国内ミステリのマイ・ベスト5です☆1位白井智之「名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-」https://ameblo.jp/erroy3911/en…ameblo.jpこちらもレビューを書いておきます☆「本格ミステリの神」と言われる作家・天神人
隙間読書
(画像はAmazonの商品ページからお借りしています)初見の作家さんです5話からなる短編集まったく予備知識なく読み始めたのですが1話目からやられましたね全話とも最後の数ページでそれまでの世界観が覆される感じでしたあえてジャンル分けすれば嫌ミスになるのかもしれませんが嫌な気分というよりも人としての苦さを味わさせられた感じです各話とも装丁画やタイトルから感じられる世界観に馴染むようなかんじで物語が進むのですが最後の最後で・・・5話の中でも2話
今月読んだのは海外「“変”愛」アンソロジー「変愛小説集」編訳:岸本佐知子本格ミステリー「『アリス・ミラー城』殺人事件」北山猛邦芥川賞作品、個人的にはエンタメ・ミステリー「むらさきのスカートの女」今村夏子本格ミステリー「仮面の復讐者」小島正樹の4冊。(もう一冊、読み終わりそうだが書く時間がないんでそれは来月に持ち越し)まずは「ミステリー」2冊から。
先日『月灯館殺人事件』(北山猛邦)を読んだ。本の裏には「本格ミステリの神」と謳われる作家・天神人(てんじんひとし)が統べる館、「月灯館」。その館に集いし本格ミステリ作家たちの間で繰り広げられる連続殺人!悩める作家たちはなぜ/誰に/何のために殺されるのか?絢爛たる物理トリックの乱舞(パレード)とともに読者を待ち受ける驚愕のラストの一文(フィナーレ)に刮目せよ!!これぞミステリの進化の系統樹の最前線にしてネオ・クラシック!と、書かれている。館ものは大好きだし、
初めて読んだ作家さんです。ユーモアミステリーの短編集で、探偵が、ひきこもり、コミュ障で、ワトソン役の語り手が引っ張り、尻を叩き、無理矢理にでも推理させて、解決に導くというパターンでお話が進みます😅お話は、探偵のヘタレかげんもあって、ユーモアミステリになっているのですが、ちゃんと本格しているところが、読んでいて楽しかったです🤗ユーモアミステリーで、ちゃんと本格してるというのもあるのかもしれませんが、東川篤哉先生の作品に似ているな、と、読みながら思っていました🤔話もそうなのですが、「ちょっと
検閲官に追われる少女と出会ったクリスは、再会した少年検閲官のエノと共に、少女が追われる原因である“ガジェット(小道具)”を探し求めて孤島の洋館に向かいます。そこで待ち受けていたのは、洋館に住むオルゴール職人たちを襲う連続不可能殺人でした。先に到着していたもう一人の少年検閲官の支配下に置かれた場所で、3人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑むことになります。“少年検閲官シリーズ”第2弾です。この作品は、焚書によって本がほとんど存在しない世界という『少年検閲官』(https://am
即ゲットはしませんが、きになる3作品北山猛邦さんの『月灯館殺人事件』北山猛邦さんは未読の作家さんですがこちら、めちゃめちゃ惹かれます古めかしい感じの書影がまた良いんですよね疲れている時だったので(笑)一瞬、『あなたを呪う人』に見えて焦ったのですがミステリの読み過ぎかあなたを祝う人でした小野寺史宜さんの『みつばの郵便屋さん』ミステリ以外の読書では、思いっきり癒されたいと思っていますので今回の3作品では、一番ゲットが早いかもしれません最近、ご無沙汰しております似鳥鶏さん
『千年図書館』を読了しました。北山猛邦ワールドのファンタジーです。1,『見返り谷から呼ぶ声』1,『千年図書館1,『今夜の月はしましま模様?』1,『終末硝子(ストームグラス)』1,『さかさま少女のためのピアノソナタ』短編5編。元来短編は嫌いなのでイマイチ乗れない。が、何とか読了した。北山さんのファンタジーはミステリー部分も多いのですが、今回もファンタジーに付きものの残酷な世界でした。ラストに起こる大ドンデン返しではなくあっと驚く結末。『見返り谷から呼ぶ声』死後の
今月は本格ミステリー「少年検閲官」北村猛邦特殊設定・本格ミステリー「孤島の来訪者」万丈貴恵SF短篇・アンソロジー「SFショートストーリー傑作セレクション超能力篇」著:星新一、小松左京、都筑道夫、平井和正、筒井康隆編:日下三蔵SF系・「家族ドラマ」サスペンス「パラレルワールド」小林泰三の4冊。(全て「SF系」の作品になってしまった)まずは「本格ミステリー」
1月19日読了猫柳ゼミの君橋と月々は、合宿で知り合った小田切から友人である後鑑千莉の件である依頼される。田舎の集落の名家の四女である千莉の元に、成人までに結婚しないと一族が追放されると言う脅迫状が届き、君橋と月々のどちらかが結婚相手の役をしてくれないか…というもの。千莉に一目惚れした月々が、本気で結婚したいと名乗り出る。村には龍姫伝説が残っており、後鑑家には龍姫殺害の模様を描いた3枚の屏風まである。千莉の姉三人とも未婚であり、猫柳探偵はこの屏風の絵に準えて殺人が起こるのではないかと推察し、
副題は、“名探偵音野順の事件簿”。世界一弱気な名探偵・音野順とその助手の活躍を描いたシリーズの第2弾です。5編の短編が収録されています。「密室から黒猫を取り出す方法」「人喰いテレビ」「音楽は凶器じゃない」「停電から夜明けまで」「クローズド・キャンドル」ミステリ作家の白瀬白夜とその大学時代の友人の音野順はマンションの2階で探偵事務所を開いており、探偵の音野は、その音野探偵事務所に住んでいます。そして、白瀬が本業の作家として発表しているミステリに音野がモデルの探偵を登場させてい
1月3日読了君橋と月々は、同じアパートに住む大学の探偵助手学部の学生。2人とも第3希望の猫柳ゼミに決まってしまった。功績不明な女名探偵の猫柳十一弦も同じアパートの住人で名探偵号の資格は持つが大学院出たててどこか頼りなさげ。いくつもの難事件を解決してきた名探偵雪ノ下のゼミと合同合宿をする事になった。合宿場所は、雪ノ下ゼミの学生の親が所有する孤島にある館。台風で孤立した館内で殺人事件が起こってしまい…大学の学部に探偵助手学部??探偵学部ならまだしも助手??どうも名探偵という職業が普通にある世界
北山猛邦さんの「アルファベット荘事件」を読みました北山さんの初期の作品で、絶版になっていたものがこのたび再版されたということで手に取った次第です「物理の北山」という異名も手伝って、いわゆる雪密室の謎については、ハウダニットがすぐにイメージできてしまいますしかし、無から有を生み出すと言われている「創生の箱」については、何も入っていなかったはずなのに衆人環視の中でいつの間にかバラバラ死体が入っていたという謎が、思わず笑ってしまうものの、なかなかよかったです物理トリックはシンプ
『ザ・ベストミステリーズ2021』日本推理作家協会結城真一郎新青崎有吾芦沢央一穂ミチ乾くるみ北山猛邦櫻田智也降田天(講談社2021年6月)8人の書き手による8話のミステリー、一穂ミチさんの「ピクニック」以外はどれも読んだことがなく、どのお話にもそれぞれ違う面白さがあった。「願わなくても明日はやってくるでしょう。でも、明日がくることと、ぼくに明日があることは、同じではないのです。」-p.187「暇つぶしに悪意を向けてくる連中にとっては、もともと真実かどうかなんて
ザ・ベストミステリーズ2021日本推理作家協会編2021/11/03★ひとことまとめ★どの作品も読みやすくて◎↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】ミステリーの最前線、ここにあり!どれを読んでも面白い。他では得られない高揚感とスリルをあなたに!第74回日本推理作家協会賞短編部門受賞作、結城真一郎「#拡散希望」も収録!2020年に発表された短編推理小説の中から、プロの読み手たちが熟練の目で選び