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識者様にお買い上げ賜る______ありがとうございます。
ある人が質問した。「ある儒者の話では、古文前進仁宗皇帝[1]の『勧学文[2]』の中に、「無学の人は、動物や草木、糞にも劣る」と書いてあり、悔しくてなりません。学問したいと思っているのですが、妻子や仲間たちを養い、家業に忙しく学ぶ時間がありません。無理して学問をしようとすると、家業を怠るしかなくなります。家業を怠ると家が破綻してしまい、無学であれば糞にも劣るとなると、どうしようもない身分です。どうしたらいいか教えを請いにやってきました。」これに答えて言った。「もっともなお尋ねでご
先週の木曜日の午後1時からのBSプレミアムシネマで、1988年の日本・中国合作映画『敦煌』をやってました西田敏行、佐藤浩市、田村高廣、渡瀬恒彦、中川安奈、柄本明、三田佳子などの豪華キャストに、オール海外ロケ(シルクロード)。製作費45億円、興行成績82億円それと蜷川幸雄さんもちょい役で出てるずっと佐藤浩市が主役と思ってたけど(最初から最後まで出てる。死なない(´∀`))、西田敏行とのダブル主演なのかしら?あらすじ北宋のころ、主人公・趙行徳は科挙の最終試験殿試を受
何気なくいろんな地名を使いますが、その由来って何だろうと思って調べてみる企画です。今回は第1回、後楽園です。後楽園は東京ドームで有名ですね。この後楽園という名前は「天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という中国(北宋)の政治家・范仲淹の言葉からきているそうです。とても優雅な名前ですよね。遊園地的な雰囲気でつけられたのかと思いきや味わい深い由来で少し驚きました。こんな感じのゆるい内容になりますが、たまに書いていこうと
ブログランキング参加しました。『ブログランキング』と『にほんブログ村』の2つです。よろしければクリックお願いします。歴史ランキングにほんブログ村いつも応援ありがとうございます。例によってマニアックなネタなので歴史に興味ない方はスルーお願いします。私は細かいことが気になってしまう性格です。NHK大河ドラマ『光る君へ』に出てくる北宋の商人朱仁聡は北宋朝廷の命を受け日本と交易をするために来日したと描かれています。あるいは日本を侵略するためのスパイではないかという疑惑も出ていました
そうだ、宋だった。と、オヤジギャクっぽく始めてしまったが、大河ドラマ「光る君へ」を見ていて思い出した。大学の卒論は中国、北宋の時代のあることについてだった。当時の東アジアはこんな風です。中国は唐の晩期は荒れて、五代十国という国々の乱立する時代を経て、宋王朝が統一をする。首都は東京開封府。人口100万人を超えたという。都市の発達で商業が発展し、街は賑わった。有名な絵画「清明上河図」が当時の開封を伝える。「光る君へ」は折に触れて平安王朝時代が国風文化という純国産の印象が
ブログランキング参加しました。『ブログランキング』と『にほんブログ村』の2つです。よろしければクリックお願いします。歴史ランキングにほんブログ村いつも応援ありがとうございます。光る君へ、この前のどうしようもない家康よりははるかにましですが北宋を平和国家で文化大国、経済大国の理想国家のように描いているのに非常に違和感を持ちました。世界史に詳しい方ならご存じですが、北宋はシナ史上でももっとも景気の悪かった国家の一つです。経済的には確かに発展しましたが、軍人蔑視で徹底的なシビリア
300年続いた宋(960-1279年)は、前半の北宋(960-1127年)と後半の南宋(1127-1279年)に分かれます。唐の時代同様、宋の時代も中国文明の黄金時代とされ、文学、哲学、科学の面で重要な発展がありました。また、宋の時代に生みだされた農法、洗練された科挙試験、科学技術など、生活面においても大きく進展しました。唐の滅亡後、「五代十国」と呼ばれる53年間の戦乱期を経て、960年に趙匡胤(ちょうきょういん)と弟が中国の中央と東南地区を統一し、宋を建て太祖の名で初代皇帝となりま
続いて展示されていたのは、超が付くぐらいに有名なダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」!12使徒と共に最後の晩餐を食べるキリストの図。大きいなあ😊この絵を見るたびに「誰が誰か?」を確認してしまいたくなるのは人間のさがですね(^_^;)その後は張択端が北宋の都・開封の光景を描いた「清明上河図」がまた長〜く並んでおります。のどかな田畑の風景が描かれてたり。何やらお祭りか式典の様子が描かれていたり。人の往来の激しい橋の両側にはお店が並んでいたり。河の上に広がる豪華な屋敷が描かれていたり。当時の
中国の北宋時代に徽宗(きそう)という皇帝がいました。北宋は、960年に建国され、160年続いていたのですが、1126年に「靖康の変」が起きて金に敗れ、首都開封(かいほう)が陥落して1127年に滅びました。同年1127年、宋は南京に首都を移して南宋として存続し、元に滅ぼされるまで続きました。(~1279年)徽宗が在位していたのは、北宋最末期の1100年から1126年で、退位の翌年に北宋は滅亡しています。徽宗は敵国・金に捕らえられて北に連れ去られ、そのまま祖国に戻れ
五月連休も終わって、寒い朝です。何かと一騒ぎあり、「蜻蛉日記」や「紫式部日記」を読み、「光る君へ」は、18回「岐路」が配信されました。藤原氏九条流、兼家、道隆、道兼までが死んでしまい、どうやら、藤原道長..一択のようです。アルゴリズムによって、視聴中のUNEXTお薦めもあり、2021年「大宋宮詞」を視聴してみます。「琅琊榜」ヒロインの穆霓凰・劉濤さん主演、「光る君へ」と同じような女性主導タイプのドラマなのだな..との感触です。実を言うと、ドラマを前から知ってはいたのですが
痩金体(そうきんたい)は、楷書の書風の一つ。北宋の徽宗が考案したもので、痩金書とも謂う。その名前のごとく、細く力強い硬い線でかかれ、金属的な印象(もっとも「金」は「筋」に通じることからの当て字)がある。当時、大いに人気を博し、徽宗も「痩金」と号した。金の章宗もこの書体に憧れ、模倣に努めた。(Wikipediaより)楷書千字文瘦金体を見ていると美しすぎて絶対に泣いてしまう。楷書千字文は徽宗22歳のときの作品。唯一無二の天才。
ドラマを見ていると秦観の『鵲橋仙』という詩の一部が使われているときがあります。秦観とは・・・詩風を一言で表現すると繊細であり、女性の様な弱々しさとの評がある。また、詞においては男女間の機微を詠った作品が多い。秦観-Wikipediaja.wikipedia.org春闺梦里人RomanceofaTwinFlower今宵若様は恋に落ちる本来だったら3:30の後に出てくるはずだったんですけどね。。。いつものように、日本語字幕『金風玉露(きんふうぎょくろ)の出逢い人
【前言】中国の歴史書『宋史』のなかで、北宋の武将・楊延昭(ようえんしょう)は北辺の国境を守り、20年以上にわたり北方の異民族王朝である遼(916~1125年)に対して徹底抗戦を続けた英雄でした。その智勇と奮戦ぶりは、敵である遼軍にも知られており、同じく有能な武人であった父・楊業の六男であったことから楊六郎とも呼ばれていました。楊延昭とその一族が祖国を守って奮戦する忠義は、やがて物語になり、とくに元代以降は各種の版本によって戯曲や小説となりました。それらの物語は、人々に広く伝わり、愛され
『東欄梨花』(北宋)蘇軾梨花淡白柳深青,柳絮飛時花滿城。惆悵東欄一株雪,人生看得幾清明。
西安の孔廟の歴史は北宋時代に遡る今日みることのできる建築群は皆明代のもの西安碑林南東門(南西門は現在閉鎖中)に入場してすぐの場所が孔廟区である左手に見えるのが木碑坊「太和元気坊」その南面に壁があり外側に孔子標がある儀門(戟門)をくぐると東西両面に六基の碑亭が聳えている通常碑亭は閉ざされていて内部を見ることは困難であるその碑亭の先(北)が西安碑林である碑林「西安碑林」自体の歴史は古く北宋元祐二年(1087年)の創建であるその後の時代特に明
『大宋宮詞』を見ていると、あのドラマやこのドラマがチラつきます。『『大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~』見始めました』長丁場が始まりました。全61話先日見終わったばかりの『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』の一つ前の時代のお話なので、続けて見ずに、韓国ドラマをひとつ挟んでからにし…ameblo.jpまずは『燕雲台-TheLegendofEmpress-』『『燕雲台-TheLegendofEmpress-』見終わりました。(その①)』『燕雲台-TheLegendofE
長丁場が始まりました。全61話先日見終わったばかりの『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』の一つ前の時代のお話なので、続けて見ずに、韓国ドラマをひとつ挟んでからにしてみました。『『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』見終わりました(その①)』『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』見終わりました。壮大な大河ドラマでした。映像もとても上質で。比較して申し訳ないのですが、同時期に見始めたNHKの大河ドラマ『光…ameblo.jp『『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』見終わりました(その②)』『孤城閉~仁宗
はい、こんにちは。「中国ドラマを見ていると君主の娘を公主といってるが何故なのだろう。」と気になりBingに訊いてみたら*****「公主」は、中国語で「皇帝の娘」を意味する言葉です¹。中国では、王朝時代に「公主」という称号が与えられた女性は、皇帝の娘であることが多かったようです².また、現代中国語や韓国語では、「公主」は「姫」とほぼ同じ意味で用いられています¹。ご参考になれば幸いです。ソース:Bingとの会話2024/1/18(1)公主-Wikipedia.http
李師師(りしし)の死を知った自分は、かつて感じたことのない、言い知れぬ喪失感に苛(さいな)まれた。乳母であり教育係であった李師師。母を知らない自分にとっては、おそらく母に対して抱くであろう情を、李師師に対して持っていたのかもしれない。李師師が何故毒を呷(あお)って死ななければならなかったのか、その理由をどれだけ考えても理解はできなかった。ただ青(せい)蓮寺(れんじ)という組織の名だけが、脳裏にこびりついていた。李(り)富(ふ)と李師師、青蓮寺。皇太子の自分が青蓮寺の事を嗅ぎ
新年明けましておめでとうございます。2023年は、新型コロナが「5類」へ移行したり、夏の平均気温過去最高となったり、何かと話題に事欠かない一年でありました。今年もアートで楽しんでいければと思っています。昨年は素晴らしい展覧会が数多くありました。年間ベスト10を選んでみましたので、発表します。2023年展覧会ベスト101位特別展「やまと絵」特別展「やまと絵ー受け継がれる王朝の美ー」会期:2023年10月11日(水)〜12月3日(日)会場:東京国立博物館や
9時ちょっと過ぎに、ホテルからタクシーで故宮博物院へと向かった。タクシーに乗った途端、何やらきつい匂いがした(臭豆腐?)。なんの匂いは不明だが、乗ってる間に鼻が慣れて気にならなくなった。30分ほどで、故宮博物院に到着。320台湾ドル。運転手さんは、無口で怖い感じの人だったが、降りる時は、ありがと、とニコニコしながら日本語で言ってくれた。台湾の人たち、みんな優しいね。故宮博物院は、予めネットで入場券のQRコードを出しておいた。国籍を問わず、disabledと付き添いは
北宋書画精華根津美術館会合まで1時間くらい余裕があったので、松岡美術館に行くか迷った。ただ、宗時代の書画って知識0で楽しめるのかと思いつつ、国宝が数点展示されているので、根津美術館を見に行ってきた。不安だったのは、日時指定でネットで調べてみると当時の予約はできなかったが、今なら予約なしで入れそうだったので行ってみた。15分くらい待たされて中に入ると、ほとんどがおばちゃんだったのと、かなりの中国人だった。それだけ、中国人が鑑賞しにくるということは、それだけ中国でもかなり名の知れた作家のもの
先週、日曜日の朝に放送されたNHK日曜美術館を観て、ちょうど都心に出かける予定があったので。。。南青山にある根津美術館で2023年11月3日から12月3日まで開催されている「北宋書画精華」展を観てきました。国宝や重要文化財に指定されている中国北宋時代(960~1127)の書画が展示されるなか、とくに注目されている2点は、五馬図巻(ごばずかん)東京国立博物館蔵孝経図巻(こうきょうずかん)アメリカ・メトロポリタン美術館蔵共に、画家・李公麟(りこ
本日は東京へ日帰り出張。時間を作って、根津美術館に行って来ました。根津美術館には何度も来ていますが、あまり庭を見た記憶なし。ちょっと見ようかなと思ったのですが、時間がないのでやめました。敷地が広大なだけでなく、斜面なのでアップダウンがキツい。また時間がある時にね。本日のお目当ては、北宋書画精華展。そんなに広くない展示室に、すごい人。これでも時間予約付き前売りチケットを購入したから、まだいい方。当日券で並んでいる人も多かった。特別展示は撮影禁止。上の看板が精一杯です。徽宗の
監督:トニー・バンクロフト、バリー・クック1998年公開原作:『楽府詩集』「木蘭辞」(11世紀)所要時間:1時間28分本作は、2022年に実写化もされた、ディズニーアニメ映画の一つとして有名ですが、この原作はなんと65行の中国詩!あんな壮大な話なのでたった65行の詩ってすごいですよね。11世紀の北宋で編纂された漢詩集の『楽府詩集』に収録された、「木蘭辞」という作品。全体的に詠み人知らずの詩が多いのですが、「木蘭辞」もその一つ。長年にわたりミュージカル化や映画化されて親し
根津美術館「北宋書画精華」へ。私は生まれも育ちも東京ですが、今回初めての根津美術館。まだ行ったことのない観光名所がいっぱいあります。スカイツリーもジブリも渋谷ヒカリエも六本木ヒルズもまだなんです。年会費¥8,000で根津倶楽部に入会。本人+同伴者1名も無料で何回も入場出来ます。しかも、事前予約が不要で便利です。会員カード提示で、ショップでの買い物が10%オフになるので、作品集を早速購入。¥3,000が¥2,700に。↑小手伸也さんに似ている〜!?館内では中国語の話し声がちらほら…
北宋書画精華展を見に、東京、表参道の根津美術館に行ってきました。展覧会のサブタイトルが、ーきっと伝説になるなるかもしれませんね。知らんけどw。■フライヤー北宋時代とは、10世紀後半から13世紀にかけての中国の時代です。文学ですと「水滸伝」の舞台となった頃ですね。中国の芸術の頂点の時代の一つとされています。その時代の、李公麟(1049?ー1106)の《五馬図巻》(東京国立博物館蔵)が2018年に約80年ぶりに発見されたそ
BS12にて録画しておいたものを視聴。全61話。平民として生まれ、北宋の三代皇帝真宗の二人目の皇后となった、章献明粛皇后の生涯をモチーフに描く中国歴史ドラマ。めっちゃ長かったけど、面白かったです。ただ真宗が亡くなって、息子の仁宗と皇太后になった主人公の話に移った最後の方は、よくあることですが私が好きじゃない展開になったので早送りで見ることが多くなりました。それにしても、特に私は時代劇や実話だと、観てる間に色んな登場人物の史実がめっちゃ気になって、恐ろしく調べる癖があ