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2024年4月22日(月)【季語】蝶/春回想のうちそと蝶が舞ひはじめ加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の4月22日の句→藤ゆれて『藤ゆれて〜石牟礼道子』2023年4月22日(土)【季語】藤/春藤ゆれてかの空何の賑わいぞ石牟礼道子(いしむれ・みちこ)1927〜2018年。作家、詩人。昨年の4月22日の句→…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
加藤楸邨の句「燈を消せば船が過ぎをり春障子」。旅先(海辺)で部屋のあかりを消して寝床に入ると、とおりすぎる船のあかりがぼんやりと障子にうつっていた。春めいてきた心地よい夜、夜の静寂と季節の風光がたくみにスケッチされる。どこか春の旅に出かけたい気持ちになるよね。
🐈⬛🐶俳句コラム連載229回🐶🐈⬛🐈⬛全国紙に俳句コラム🐶「吉田悦花のわん句にゃん句」好評連載中です2024年3月1日百代の過客しんがりに猫の子も加藤楸邨おかげさまで連載229回‼️毎週、ご愛読いただき、ありがとうございます
加藤楸邨の句「霜柱どの一本も目ざめをり」。凍てついた冬の中、小さな自然の躍動を発見するひととき。一本一本の霜柱がシャキーンと目覚めたように光りかがやく、その神秘的な美しさを称賛している。私たちも目をこらして自然の美しさや奇跡に気付いてみたいよね。
【#大雪】最後に降ったのはいつ?#練馬区はそない思う位の#どか雪。幸いにも#花らっきょうは終日在宅。って、付近は早くも10センチになるかの勢い。雷も鳴って来ました。あー翌朝には30センチ位になっとるかも(。-∀-)寒雷やびりりびりりと真夜(まよ)の玻璃(はり)↑この俳句を思い出しました。(加藤楸邨、1939年)どなた様もお気を付けてお過ごし下さい。#ただ今ここ#花らっきょう#大雪#どか雪#練馬区
加藤楸邨の句「ころがされ蹴られ何見る鰤の目は」では、市場の賑わいの中、蹴られてころがされる鰤の目には何が映っているのでしょう。もしかして、生きる中での喧騒や試練にもめげず、冷静に未来を見つめる姿なのかもしれません。そんなユーモラスな視点に立つと、人生の起伏や困難に立ち向かう気構えが示されているようです。
2023年12月9日(土)【季語】冬の北斗・冬の星/冬生きてあれ冬の北斗の柄の下に加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の12月9日の句→人の老『人の老〜富安風生』2022年12月9日(金)【季語】息白し/冬人の老美しく吐く息白く富安風生(とみやす・ふうせい)1885〜1979年。俳人。昨年の12月9日の句→大鍋に『…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
12月8日というのは、自分の中で最も不可解な日のひとつである。それは「太平洋戦争」の「開戦日」であり、平和運動の旗手であったジョン・レノンが凶弾に倒れた忌日でもある。この12月8日の真珠湾攻撃については諸説あり、ルーズベルト米大統領の用意したスケープゴート説もあったりするが、とにかく血が流されたという事実には変わりあるまい。十二月八日の霜の屋根幾万加藤楸邨「霜の屋根」ならまだしも、戦禍に見舞われた地域では瓦礫と化した家幾万・・・だろうと思うとぞっとする。哀しいこと
久々の句会、そして久々の投稿です今年の夏は記録的な暑さが続き、短い秋の後にいきなり冬がやってきました。ここ数日急に寒くなり驚くばかりです。そんな中、今日は久々に古巣の古利根句会に出席することができました。一年ぶりくらいの参加でしょうか?皆さんお変わりなくお元気のご様子で何よりです。今日僕が頂いた句の中から幾つか挙げます。穭田や雲ひとつをくみずたまり作者は女性。漢字とひらがなのバランスを工夫されたことは明確で、字面が優しく調子も整っていて好感が持てますね。鴨の陣水輪大きく会議中
この記事は、まだ暑い時期の9月23日と9月24日に詠んだ俳句を中心にまとめたものです。「季語とこよみ」の記事より引用本来の豚の習性と繁殖用母豚の現状AnimalRightsCenter2022/03/29配信https://youtu.be/EihZMNjjZMs?si=VYcF5OEY-PgiBdaV豚の習性と国内で飼育されている母豚の現状日本で飼育されている繁殖用の母豚は、一生のほとんどを拘束檻の中で過ごす。檻の中で、彼女たちの生態・習性は著しく制限されていて、本来の欲
2023年8月16日(水)【季語】野分/秋死ねば野分生きてゐしかば争へり加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の8月16日の句→永遠に『永遠に〜鈴木六林男』2022年8月16日(火)【季語】無季永遠に孤りのごとし戦傷(きず)の痕鈴木六林男(すずき・むりお)1919〜2004年。俳人。昨年の8月16日の句→送り…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
2023年7月18日(火)【季語】氷菓/夏氷菓融けてこの時我ら男女なり加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の7月18日の句→貝塚の『貝塚の〜角川源義』2022年7月18日(月)【季語】蟬・暑し/夏貝塚の海まぼろしに蟬あつし角川源義(かどかわ・げんよし)1917〜1975年。実業家、俳人。昨年の7月18日の…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
こんにちは!どうも暑いじゃありませんか。いかがお過ごしでしょうか。今日、七月三日は国文学者で俳人の加藤楸邨の御命日であります。ですので、今日はこの方に因んだ句をつくって、ここに書こうとおもいます。が・・・。私はこの方にに関してお名前と、いわゆる人間探求派の俳人である、ということくらいしか存じておりません。でも、勉強のために少し調べて、そして句をなんとかつくってみました。〜つり革に誰のぬくもり楸邨忌〜人間探求派の俳人の方、という連想から浮かんだのが、渡しの場合は上の句でした。
【きょうの人】0703■加藤楸邨日本の俳人、国文学者■堀田正英江戸時代前期の大名独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。■加藤楸邨日本の俳人、国文学者かとうしゅうそん1905年(明治38年)5月26日-1993年(平成5年)7月3日)日本の俳人、国文学者で、本名は健雄(たけお)、水原秋桜子に師事しました。はじめ「馬
関連記事から一部ご紹介:世界は、脳波により、目の映像や、思考などが軍事衛星からのマイクロ波レーダーなどの手段で監視下にある。東京大学卒イリノイ大学院卒の小池誠弁理士も「マイクロ波を人に照射すると生体信号で反射波が変調するのでそれを解析するというだけの技術」の為、携帯を筆頭にしたマイクロ波通信網などが完成した世界の人は脳波を容易に監視できる社会に生きているので早く法規制すべきであると告発している(九工大からはラジオの電波で生体信号認識できるセンサーが。京都大学からはミリ波で居間にいる全員の心拍な
2023年6月11日(日)【季語】梅雨の月/夏梅雨の月きびしくひかり去りがたき加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の6月11日の句→人生の『人生の〜深見けん二』2022年6月11日(土)【季語】夏帽子/夏人生の輝いてゐる夏帽子深見けん二(ふかみ・けんじ)1913〜2021年。俳人。昨年の6月11日の句→衣更へ『衣更…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
←庭先の生垣に今年もホタルブクロ。理系文系を問わず広く読むってのが読書方針。興味深い本を今月も。ただ、安藤昌益の主著「自然真営道」には圧倒された。ほぼ理解不能。が、印象は絶大!とんでもない思想家が江戸時代の日本に居た!5月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:4395ナイス数:6754太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭(1980年)(シリーズ太陽〈24〉)の感想31日(水)午後に読了。二週間以上座右にあった。父の蔵書かと思ったが、中の書き込みからする
←加藤楸邨著「芭蕉秀句〈下巻〉(1954年)」(角川新書)画像が不鮮明なのは、かぶせてあるパラフィン紙のせい。「人さまざまな人生は即ち旅だとした詩人は、漂泊の思ひやまず、江戸の草庵を棄てて、奥の細道へいざなはれてゆく。旅は彼の人間性や詩を完成させたが、旅は彼の生命を遂に奪った。」と帯にある。加藤楸邨著の「芭蕉秀句〈下巻〉(1954年)」(角川新書)を一週間を費やして読了。こういう本は読了とは言えないか。自分なりに味わった。父の蔵書の一冊ということも常に念頭にあった。そろそろ
←画像は昨夜半見掛けた立看板。闇夜に浮かぶような青っぽい光。普通の立て看板は前から照らすが、これはLEDか何かで画面自体が光っているような。目立つ。新しい学科が手来ましたよという大学の宣伝広告。この数年、市内に大学の宣伝広告が多くなってきた。大学も生き残りに懸命なのね。(05/1017:22)晴れ微風。仕事のある日は慌ただしい。帰宅してシャワー、洗濯し干して、仕事の内容記録、朝刊を取り込み、パラパラ捲るうちに居眠り(まとまった時間眠りたいが叶わない)。尿意で目覚め朝食……野菜
←裏に続く小道の一角に苧環の叢。(05/0512:17)ドンドコと朝からやけに賑やかと思ったら町内の祭りだった。小さな神輿を子供たちが担いで回ってる。我が庭にも来てくれた。ふと気付いたのだが、町内はともかく我が班には高校生以下の子供が一人もいない!予め用意してた祝儀袋を見守りの美人の母さんに渡しつつ、決して小さくはない我が町の将来を思って暗澹たる思いだった。我輩がガキの頃は、町の一角で文字通りの祭りで縁日まで立った。大人もだが子供たちで溢れ返ってた。あの賑わいはもう二
🐱🐶🌼俳句コラム連載181回🌼🐶🐱🐱全国紙に俳句コラム🐶「吉田悦花のわん句にゃん句」好評連載中です2023年3月3日百代の過客しんがりに猫の子も加藤楸邨おかげさまで181回‼️毎週、ご愛読いただき、ありがとうございます
コロナ療養3日目の夜榮水朝夫師の訃報が届いた。楸邨の直弟子のお一人で、私が俳句を始めた20代後半からずっとお世話になった大恩人である。97歳の大往生とは云えやはり悲しい。師から教わったことは多いが、いくつかを挙げてみる。①空想より実感を大切にする②上手い句と秀句は別物である③多く創り多く捨てる④家族、仕事、生活を優先するもちろん、もっともつと多くのことを教わった。お元気なうちに暖響(旧寒雷)同人になれた(そのご報告ができた)ことが、今となっては本当に嬉しかった。榮水朝夫先生
ふと目にした短歌が心に沁みました。すこしばかり泣かせてくだされと亡き友の母がわが前にゐて泣きはじむ(加藤楸邨)伴侶を亡くす辛さは身にしみてわかったけれど、我が子を亡くすというのも、また違った悲しみなのだろうか。私が中学3年生だった時、同じ部活の一学年上だった先輩が自死した。その先輩が高校生になって間もない頃だった。理由はわからない。まだ多感な年頃だった当時の私には、衝撃的な出来事だった。葬儀には大勢の人が参列した
昨日は新年会で(って、まだやってるのかって言うツッコミは無しで〜面子が違うと別なのよ〜)神田のいせ源さんへ。あんこう鍋で有名なのは知っていたけれど、なかなか行く機会がなくて、お鍋は皆んなでつつくのがいいよね!THE昭和の建物が又、良いのよ!撮影を試みるも通りすがりの人が絶えない。友人が送ってくれた画像を。これも友人の。店の入口にはアンコウが!(本物ではありません)加藤楸邨の俳句鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらるを思い出しますね。あんこう鍋、これは3人前。乾杯のビールがすでに
2023年1月8日(日)【季語】松過ぎ/新年松過ぎの髭そらぬ顔ばかりかな加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の1月8日の句→松過ぎと『松過ぎと〜深見けん二』2022年1月8日(土)【季語】松過ぎ/冬松過ぎといふ光陰を惜みけり深見けん二(ふかみ・けんじ)1913〜2021年。俳人。昨年の1月8日の句→松過や『松過…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
木の葉ちりやまずいそぐなよいそぐなよ加藤楸邨加藤楸邨は、水原秋櫻子の弟子で、人間が生きることを第一に重んずるという作風が特徴だったので、中村草田男、石田波郷とともに、人間探求派と言われた俳人です。1993年に亡くなっています。その加藤楸邨に師事したのが、金子兜人(とうた)で、金子は人間臭い俳句作りを引き継いでいます。掲出句は楸邨の代表句の一つです。人間臭い句といえば、<梅雨にひろふ原爆の土ひとかけら>などを思い出します。
ご訪問ありがとうございます🐭ブログをお引越ししましたが、リアルでも、今年の4月にお引越しをしました🚚で、荷物の整理をしていて見つけました!⌚ミッキーマウスの腕時計です🤗古びています🚩私の若い時分でございますので(文体も古くしてみました😄)今のように、ネットで、ポチッと注文する訳にもまいりませんでねぇ。時計屋さんを何件も回って、探し当てた記憶がございます🚶当時、働いていた会社は制服はありましたのに、通勤着もスーツにパンプスの規定があり、TPOとはいえ、好きではありませんでした。
【Q18349】立正大学在学中の1987年、第16回ちばてつや賞入選作『大正野郎』でデビューした漫画家で、代表作に陸上の十種競技を描いた『デカスロン』や、歴史漫画『へうげもの』があるのは誰?【山田芳裕(よしひろ)】【Q18350】昭和14年に雑誌『俳句研究』に掲載された誌上座談会「新しい俳句の課題」で、編集長の山本健吉が出席した中村草田男、石田波郷、加藤楸邨、篠原梵(ぼん)の4人の俳句の傾向を評した言葉に由来する、自然物の写生よりも人間の内面を追い求める作風の俳人の一派を何という?【人間探
2022年9月29日(木)【季語】秋の雨/秋まつすぐに松の空なる秋の雨加藤楸邨(かとう・しゅうそん)1905〜1993年。俳人。昨年の9月29日の句→筆擱けば『筆擱けば〜日野草城』2021年9月29日(水)【季語】菊/秋筆擱けば真夜の白菊匂ひけり日野草城(ひの・そうじょう)1901〜1956年。俳人。2020年9月29日の句→たのしさ…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
久しぶりの更新となります。皆さんお元気ですか?さて、この度、所属する俳句結社『暖響』(加藤楸邨により創刊された『寒雷』の後継誌)の同人にご推挙頂きました。光栄なことでとても嬉しく思います。1997年、26歳のときに始めた俳句も、今年で25年になります。四半世紀続けてきて、ようやく俳句の「は」の字くらいは解ったような気がする今日この頃です。近作より妻とみし流星幾多またひとつ涼新た言葉うまれて詩にそだつカーテンの襞ととのへて秋思かな秋風や遊びの果の泣きわかれ物音の残響蒼く夜寒か