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今回ご紹介する「豊かさの探求」の著者、加藤廣さんは、長年、金融機関に勤務された後、75歳で作家デビューされた方です。デビュー作「信長の棺」は、ベストセラーとなり、ドラマ化されました。残念ながら、昨年2018年に87歳で亡くなられました。金融業界をバックグラウンドに持つ加藤さんなので、その「豊かさ」の定義や仕事論は、その世代に特徴的ないわゆる"モーレツ"なものを想像していたところ、意外にも、とても優しく暖かなもので、大所高所から語るものでした。例えば、環境破壊
『信長の棺(上・下)』(加藤廣著)織田信長に関わる"桶狭間の戦い"と"本能寺の変"。誰もが知る史実ですが、その真相、現代では、もはや誰も知ることはできません。ただ、本能寺の変は、その直後の豊臣(当時は羽柴)秀吉と徳川家康のとった行動からすると明智光秀の突発的単独行動では無いようです。この『信長の棺』は、「信長公記」(信長を記した書として、もっとも信憑性の高い書と言われている)の著者「太田牛一」目線で、本能寺の変の真相に迫ったフィクションです。どこまでか事実?と思われるほどに書かれています。本
前にこのブログにも書きました「シャトゥーンヒグマの森」を読んでから、ヒグマによる災害をテーマにした吉村昭の名作と言われている「羆嵐」もそのうち読みたいな、などと思いつつそのままになっていました。『シャトゥーンヒグマの森』血なまぐささと恐怖感先日、スマートフォンでKindleストアを見ているうちにふと目に付き、そんなことを思いだして購入してしまいました。羆嵐羆嵐(新潮文庫)postedwithamazletat19.04.03吉村昭新潮社売り上げランキング:5,
続編出版軍需兵器工場の歴史まとめ郷土史家・秋本さん/山口毎日新聞続編は「建設第二期・開庁以後」として、40年4月以降と10月の開庁▽41年12月の太平洋戦争開戦▽45年8月14日の空襲で壊滅的な被害を受けて終戦を...「原城跡キリシタンクルーズ」のモニターツアーを実施長崎新聞長崎県南島原市はこのほど、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つ、原城跡(南有馬町)を海上から眺める「原城跡キリシタンクルーズ」の...甲信の桜は日本情緒にあふれてる富士山や
こんな本があったので購入した。家康に訊け。著者は、昨年亡くなった加藤廣氏。この加藤廣さんの本が随分と好きで、75歳にして「信長の棺」で文壇デビューした14年前から読み続けてきた。遺作となった「秘録島原の乱」でもう新作は読めないものと思っていたが、本屋に遺作集として出ていた。家康である。本能寺の変の信長が第一作で、秀吉、明智光秀ときて、やはり最後は家康か。そうだと思う。ある程度年を取ってくると、信長より、秀吉より、最終的には、太平の世を築いた家康に落ち着くのだ。これから読もうと
出産後、電車で移動中はうたた寝したり、携帯を見てるだけだったりと、、、もったいない時間を過ごしていることに気がつき読書をしていた頃に戻ろう‼️と決意。手に取ったのはもちろん大好きな歴史小説。ずっと司馬遼太郎さんばかり読んでいた私が久しぶりに心を奪われた作家#加藤廣さんの#水軍遥かなりこちらは、残念なことに加藤さんの遺作となってしまった作品です。加藤さんは新聞社の記者さんでしたが、70歳くらいで小説家デビュー!デビュー作の#信長の棺は私の中でかなり衝撃と影響を受
読メのお気に入りさんのご紹介レビューがステキだったので読んでみることにした本です。空白の桶狭間Amazon歴史小説って馴染みにくい語り口のものもあるんですがこの本の著者、加藤廣さんはとても読み易かったので若い人なのかな?と思って作者紹介の経歴をみると1930年生まれの方で今年の4月に87歳で亡くなった方でした。あ~もう亡くなられてしまったんですね。それにしても発想が斬新でとても面白かったです。大軍で優位に立っていた今川義元軍が油断した為に少数の織田信
時代小説への入り口は、多くの人がそうであるように司馬遼太郎氏です。僕の場合は、随分と遅咲きで30代も後半、たまたま雑誌で読んだ孫正義氏の自伝的な記事がきっかけでした。孫氏曰く。高校時代に「竜馬がゆく」を読み、自分も何かしなければと思い立ち、高校を中退し海外留学を決意。それからの人生が大きく変わった。そんな記事だったと記憶しています。人の人生をも大きく変えてしまう本ってどんなんだろう。そんな思いから「竜馬がゆく」を手にしました。読み始めたら圧倒的な面白さにいっきで読み終えました。それから片っ端から
先般逝去された作家、加藤廣氏の遺作「秘録島原の乱」を読破。加藤氏のアッと驚くような歴史上の仮説が展開される。豊臣秀頼は、大坂の陣から秘かに抜け出し、九州へ逃れ、やがて島原の乱を先導する天草四郎に!と言いたいのだが、実は秀頼は九州で亡くなってしまい、その遺児が…。あまり言うとネタバレするのでここまで。秘録島原の乱1,728円Amazon加藤廣氏と言えば、本能寺三部作があまりに有名だが、本能寺の変の黒幕は秀吉であり、信長は、本能寺から地下へと逃げる地下道で命を落と
時代小説家で先般逝去された加藤廣氏の自伝的エッセイ「昭和からの伝言」、読了。昭和からの伝言1,727円Amazon75歳で信長の棺がベストセラーになり、一躍時代小説家として脚光を浴びた加藤廣氏。実は、東大を出た後金融機関で働き続けたエリートなのだ。才能のある人は凄いものだ。中小企業金融公庫で只管働き続けるも、小説家としての夢をちゃんと叶えてしまうのだ。しかも75歳から幾冊もの著作を書き連ねた。人生後悔なしって感じがする。
土曜日、たまたま書店近くで打ち合わせがあり、その後立ち寄り、久々に本を3冊ほど購入しました。加藤廣、伊東潤、ともに大好きな歴史作家です。加藤廣さんは、金融機関やコンサルとして働き続け、75歳で出版した信長の棺で一躍脚光を浴びたという異色の作家でしたが、先般逝去されました。本能寺の変3部作は、とても興味深い内容でした。信長の棺6,500円Amazon秀吉の枷(上)6,715円Amazon秀吉の枷(下)1,728円Amazon明智左馬助の恋Amazonその後も精力的に
「信長の棺(ひつぎ)」は、加藤廣さんの著作です。経営コンサルタント、ベンチャー企業の育成に力を注いだ経済界のプロフェッショナルとでももうしましょうか。そんな、加藤廣さんには、専門の著作はたくさんあるのですが、75歳にして、小説家としてデビューしました。その処女作が「信長の棺」です。2005年のことでした。当時の亡国総理大臣が愛読書であると宣言し、話題を呼んだそうです。本能寺の変で、信長はどこに消えたのか・・・それを突き止めようと東奔西走した信長の伝記を書くこ
歴史リレー講座「大和の古都はじめ」第43回を開催しました!ココシル4月15日(日)、王寺町地域交流センターのリーベルホールにて歴史リレー講座「大和の古都はじめ」第43回を開催し、県内外から178名が参加されました。講師は奈良県立図書情報館館長千田稔氏で「大和鉄道遺産の文化遺産」をテーマにご講演をいただきました。大和鉄道(現:近鉄田原本線新王寺~西田原本間)が...四百年の歴史を誇る植木技術と庭園~古賀・植木の里散策長崎さるく400年の歴史を誇る古賀「植木の里」には、樹
この人は企業を退職後、経営コンサルタントとして独立、そして驚くべきことに、75歳で小説家としてデビューした。処女作の「信長の棺」には衝撃を受けた。実は私も織田信長の亡骸については疑問を持っていた。本能寺が全焼しても亡骸は見つかるはずだ。それが見つからないとは、やはり見つかっては困る人がいた、と考えるのが妥当だろう。人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり一度生を享け、滅せぬもののあるべきかと敦盛を舞いながら自刃したのだから加藤廣さ
千葉県佐倉市馬渡馬渡姫宮1号墳・2号墳・3号墳ameblo.jp佐倉市馬渡(まわたり)の姫宮神社境内にあるのが馬渡姫宮古墳群です。↑姫宮神社一の鳥居.御由緒書きがない神社(もちろん、御朱印って何?って感じ).↑グーグルマップより.鹿島川が造った段丘上(台地上)です。舗装はされていますが、リムジン前すれ違うのもやっと・・という感じの山道の先。女性一人で行くことは、...取手で企画展「取手の古墳」常陽リビング取手市内の古墳にスポットを当てた企画展が、4月22日(日)ま
作家の加藤廣さんがお亡くなりになったようです。87歳とのこと。デビューは普通に比べては遅かったけれども面白い小説をたくさん残していってくれました。信長3部作はもちろん面白いけど、利休の闇も傑作安土城の幽霊だか亡霊という短編もまた面白かった。生涯現役で作品を送り続けてくれました一ファンとして御冥福をお祈りいたします。
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先程、千利休についての小説『利休の闇』加藤廣著文春文庫を読み終えたいままでそんなことを考えてもみなかったが、後妻の宗恩の連れ子と自分との子供、先妻の子供道安、その他外にも数人いる??この小説では、かなりの好色家として描かれている。いまと昔では、夫婦間のあり方も違うとはいえ、そんなことは想像もしていなかったから、利休好みの黒い中棗や黒楽茶碗を見るにつけ、人はわからない不思議なもの、ミステリーとサスペンスの連続だと思ったこの説は信じたくない、ももじゅんなのだ
『信長の棺』加藤廣若い頃から信長に仕え、戦線から退いた後は文官となった太田牛一その牛一が主人公となり、未だ解き明かされていない、消えた信長の遺骸を探すミステリー本能寺の変直前から話は始まる亡き主君のために、その生き様を書き残し、また本能寺の変で消えた信長の遺骸を探すために、一生を費やすいろんな文献や関わりのある地を探すも、結局は意外と近い場所にヒントが隠されていた本能寺の変も、実は秀吉が裏で操ってたかも?みたいな展開も面白い牛一の、無骨だけど主君を想い、死の危険に晒されながらも、東
2017.8.15に加藤廣「戦国武将の辞世遺言に秘められた真実」を読了しました(^-^)テーマとしては面白いと思うのですが、自身の著作の紹介を折々に挟んでくることや、ちょっと人を小馬鹿にしたようなコメントなどが私の好みではありませんでした(。-_-。)見解に偏見があるように感じられましたが、学者さんじゃないので仕方ない。でも、幅広く人物を取り上げているので、興味のある方はどうぞ(^_^)
日本経済新聞に連載されていた作品で、元総理大臣の小泉純一郎氏の愛読書だそう。テレビ朝日系列で、スペシャルドラマ化されていて、主人公の太田牛一は9代目松本幸四郎氏が演じた。歴史小説でありながら、ミステリーでもある。ーーーーー太田信定は主君織田信長の密命を受け待機していた。密命とは木箱5つを預かり、ある事が決まり次第、京から使者を送るので使者到着後すぐ木箱5つを持参するようにというもの。しかし密命待機中、「惟任(これとう・明智光秀)ご謀反」「お屋形さま(織田信長)宿所・本能寺炎上中」
こんばんは、私です。ええ感じで筋肉痛続いてます。↑『水軍遥かなり上、下』加藤廣ドラマにもなってたベストセラー『信長の棺』の加藤廣さんの作品ですね。主人公は志摩の武将・九鬼守隆。て、一般人誰が知ってんねん!九鬼水軍やったら、聞いたことあるかな。水軍言うたら海てことです。あと、九鬼嘉隆。ただ、私、世間で言うマイナーな武士が主人公の作品好きなんですよね。多くの人は日に当たる人物しか知らず、日陰の人物に注目しません。しかしながら、日陰の人物にも負けず劣らず素晴らしい人がいます。
読み終えました。《信長の棺》《秀吉の枷》《明智左馬助の恋》で三部作完結ですが…本当に驚いたのが織田信長の本能寺の変での果て方。信長の遺体が見つからなかったというのは有名な話だけど本能寺の涸れ井戸が抜け道となり阿弥陀寺という寺と繋がっていたという話。光秀の謀を事前に知った秀吉によって抜け道は塞がれ井戸にたっぷり油を塗った松毬とどんぐりを投げ込み火を放ち信長たちを殺害。秀吉は無謀を企てた光秀を影から利用し信長殺害に己の手を汚さず加担したってことになりま
・そうだよなあ、秀吉って確かに胡散臭いから。NHKが描けないことをたくさんしてそうですよ。あのサルは。・ところでボクは明智光秀は生き延びたと思うんですけど、どうでしょう。カギはあの狸爺が握っているはずです。・英雄譚もイイんですけど、最近意外な人物で戦国にアプローチする話があってイイですね。「へうげもの」も読んでみよう。信長の棺〈下〉(文春文庫)/加藤廣¥570Amazon.co.jp
・「勝者が歴史を改竄する」という意味では、桶狭間も本能寺も疑われていいこと。新たな視点というのはいくつあってもイイですね。・プロローグがうまいと思う。確かに安土城ってどうなったかってほとんど知らないもんな。・ところで前の前の前の首相が絶賛してたっていう売り文句はマイナス要因でもあると思うんですけど。信長の棺〈下〉(文春文庫)/加藤廣¥570Amazon.co.jp