ブログ記事44件
療養所の一角にある垂れ桜一瞬、息を飲む迫力が桜にはあるさて、信長の血脈加藤廣による作品ちょっと見覚えがあり、以前信長の棺を読んだような気がする平手政秀の証あかし尾張は上四郡下四郡に分かれており内輪揉めが甚だしかった他領に打って出るどころではないがその中でも信長の父が奮闘する北に美濃のまむしの道三東に東海一の弓取り今川義元信秀には信長以外二人の男子があり長男ではなかったようだ真面目すぎる軟弱な長男より奇行も目立つが骨太の信長でなければ混乱する尾張を統べる事出来
織田信長の生涯を後世に残したいと考える隠居した筆奉行の話。執筆中に本能寺の変があり、執筆も滞る。しかも織田信長の遺骸が見つからないという。信長記の執筆と遺骸を探して、織田信長の最後をどのようであったかを知る歴史小説。主人公牛一の活躍が面白い。歳をとっても生きがいがあれば元気でいられるということが理解できる物語でした。
【安土城の幽霊―「信長の棺」異聞録】文春文庫【著】加藤廣短編集織田信長に仕える前から百人一首を諳んじ、メンタリスト的な事が出来る豊臣秀吉の話。神仏は信じていないのに霊に悩まされる織田信長の様子を聞いて、嗣子を殺された憂さを晴らす徳川家康の話。一国の価値ありと言われた類まれな茶器つくも茄子が、天下は取れるが行きつく先は破滅だという曰く因縁付きの小壺だったという話。どれもファンタジー的で興味深い話でした。安土城の幽霊「信長の棺」異聞録(文春文庫)秀吉の秘技、家康の妄執、天下人
家康に訊け[加藤廣]楽天市場1,760円二部構成になっています。表題作は、著者が歴史物を著すときの考察方法のようなカタチだと思います。家康がいかにして家康たり得たか。幼少期の人質生活が忍耐強い性格を作ったとか言われていますが、やはり「運」もあったのではないか…。切り拓くよりも耐え忍んで運をもぎ取る。そんなイメージです。後半は著者の絶筆となった「宇都宮城血風録」徳川の世になっても、まだまだ安穏としていられないそんな焦りが感じられる幕府と、豊臣の忠臣のお話
【空白の桶狭間】新潮文庫【著】加藤廣時代の流れを大きく変えた桶狭間の戦いをかなり斬新な仮説で描いた作品。信長の天下は偶然では無く必然とする構成。その必然にもっていくプロセスがなかなか興味深くさらっと読めます。こんな桶狭間の戦いもありかもです。空白の桶狭間(新潮文庫)|廣,加藤|本|通販|AmazonAmazonで廣,加藤の空白の桶狭間(新潮文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。廣,加藤作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また空白の桶狭間
安土城の幽霊「信長の棺」異聞録【電子書籍】[加藤廣]楽天市場514円「藤吉郎放浪記」「安土城の幽霊」「つくもなす物語」の三篇が入っています。三英傑がそれぞれに主人公ではありますが、信長のカリスマ性は外せません。秀吉の出自は最近言われるようになったと思いますが、見かけ以上の底知れなさを秘めた人物であったのだと思います。家康の狸ぶりはなんともいえません。幼少期に人質となったその生い立ちからくるとされる忍耐強さは、美徳と背中合わせの不気味さがあります。信長が畏れたも
こんにちはSTKです。好きな歴史もしもシリーズ的な小説、「秘録島原の乱」を紹介します。『読んでみた【秀頼西へ】』こんにちはSTKです。前から気になり、あちこち探すも、新書手に入らず、ようやく中古で手に入った「秀頼、西へ」です。歴史に「もしも」があったら、もしかしたら、坂…ameblo.jpこの本、以前紹介の「秀頼、西へ」を読む際に、次はこれと狙っていました。「秀頼、西へ」のその後を書いているかのような話で、続けて読むとより面白いと思います。一時期天草四郎にハマッていたことが有、もしも
間に一回、海外ミステリを挟んでリセットしようとか思っていたんですが、その本を忘れてきてしまい、信長から休むことなく、秀吉ターンに突入しました。この頃には明智のことを忘れておるというね。三回くらいぐるぐる回れば、加藤説が体に染み込むかもしれない。あんなに憎たらしかった秀吉に、どっぷり味方をしてしまう私。そうか。秀吉は丹波の出なのか。身内じゃん!ざっくり!「本能寺三部作」秀吉の枷上中下巻セットAmazon(アマゾン)2,277円まぁ、皆さまもぜひ。竹中直人主演大河
以前に「明智左馬助の恋」を読みまして、からの一作め、信長様。おもしろいですねぇ、加藤廣。一歩下がった位置にいる人物から描くとことか、うまい!て感じです。秀吉のことは好きくない笑のですが、読もうかなぁ。どうしようかなぁ。途中で秀吉のことがほんと憎たらしいとか思う瞬間があったんですけど。それほどの筆力ですぜ。このシリーズをまるっと大河でいいんじゃない?「本能寺三部作」信長の棺上下巻セットAmazon(アマゾン)1,430円「本能寺三部作」秀吉の枷上中下巻セット
骨太の作家のデビューの遅さで、印象に残っていたのが、加藤廣(ひろし)と葉室麟氏です。加藤氏の作家デビューは、75歳でした。確かな取材力と独自の目線で誰もが知っている本能寺の変をテーマに、読み応えのある作品「信長の棺」を発表して、あっという間にベストセラー作家に上り詰めたのでした。そして本能寺三部作と言われる「秀吉の枷」「明智相馬之助の恋」を発表しています。同様に、作家生活を始めたのが、50歳を過ぎてから、立て続けに作品を発表しベストセラー作家になったのが、葉室麟氏でした。加藤氏が主に戦国時代を
おはようございます(-_-)昨日の帰宅ランの疲れがまだ残ってます💧今日の仕事は暇だと思うのでマイペースにやっていきたいと思います💧そして、通勤電車で読んでた小説がようやく読み終わりました❗長かった~🌀加藤廣【水軍遥かなり】です↓九鬼水軍の九鬼嘉隆、守隆、この親子が中心となった話です。織田信長→豊臣秀吉→徳川家康と仕えてきたので、水軍の在り方とそれを率いる九鬼親子から見た時代流れが見えてとても面白かったです🎵楽天Koboで買って見ました📱ホントは本が欲しいのですが以前部屋の中が
「麒麟がくる」で明智様を知りましたので、その流れで手に取りました。放送中に読めたら良かったかも。背景の補充にピッタリだったかも。明智さんの長女と添うはずだったのに、信長に仲を裂かれた左馬助くんのお話です。かわいそう……!この作者さんの文章を初めて読んでいるのですが、たいへんわかりやすくて脳に落ちていきまする。ありがたい✨「信長の棺」も読みたいな。明智左馬助の恋上(文春文庫)Amazon(アマゾン)660円明智左馬助の恋下(文春文庫)Amazon(アマゾン)
日本史など全く興味もなかった頃私がおバカなだけですが千利休と言えば「お茶飲んでほっこりしてる人」というイメージしかありませんでした(でも、娘もそんなイメージしかなかったらしいけど・・・)秀吉について語られる時必ず登場する利休ですが初めて彼について読んだのはこの本でした。利休にたずねよ(PHP文芸文庫)Amazon(アマゾン)711円読んだのはダイブ前なので記憶が曖昧なのですが確か、切腹のシーンから始まっていたような気が。。で、「え?千利休って穏やかに亡くなってい
これから読む本です(たぶん)「一冊でわかるフランス史」福井憲彦一冊でわかるフランス史(世界と日本がわかる国ぐにの歴史)Amazon(アマゾン)1,870〜6,610円「信長の棺(上)」加藤廣信長の棺上(文春文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,872円「関ヶ原の決算書」山本博文「関ヶ原」の決算書(新潮新書)Amazon(アマゾン)409〜4,080円「勉強の哲学」千葉雅也勉強の哲学来たるべきバカのために増補版(文春文庫)Amazon(アマゾン)7
加藤廣「信長の棺」この本を読んだのは何年か前になります。信長が好き、と言うか興味がありますので信長を題材にした小説はつい手にしてしまうのですが、これもそうした中の一つでした。最初はこの加藤廣さんという作家についても何も知らずただなんとなく読み始めました。これがとても面白かったのです。何しろ発想が今まであまり聞いたことが無いような物でしたから思わず惹き込まれました。(だいたい太田牛一(最も信頼性が高いと言われる信長の伝記『信長公記』の作者)なんていう人が主人公(?)と言うか狂
織田信長(おだのぶなが)公の生涯について記録した「信長公記(しんちょうこうき)」は、信長公の近くに仕えた太田牛一が書いたもので、その内容は基本的に正確であると言われています。そのお蔭で、現代の私たちも信長公の事績を知ることができます。これまでに現代語訳されて比較的入手しやすいものが何冊か出版されています。最近、新装版で出版された「地図と読む信長公記」は、活字が大きくて読みやすいです。信長公を主人公にした時代小説は、今も昔もたくさん書かれていますが、
読後備忘録は先日に引き続き、加藤廣先生の歴史ミステリー。本作は桶狭間合戦の謎に迫った、問題作。加藤先生の代表作である「本能寺の変3部作」の前日譚。藤原氏の貴種の流れを組む「山の民」である、木下藤吉郎が主人公である。どうも今川義元というと、桶狭間合戦で信長に敗れた間抜けな武将の印象が強い。しかしあの時代、遠江を支配した今川家の勢力は絶大で、当主である義元が並の武将であるわけがないのである。その義元は今日の足利義輝と組んで、京都への途上の邪魔となる織田信長を滅ぼそうと目論んでいた
「信長の棺」が話題になったのは何年前だろう。今年の元旦にもBSで特集番組が組まれていたが、「本能寺の変」は日本史史上、最大のミステリーのひとつである。加藤廣先生の「本能寺の変」を描いた三部作、「信長の棺」、「秀吉の枷」、「明智左馬之助の恋」は斬新で面白い作品だった。今年の大河ドラマが明智光秀が主人公であることもあり、もう一度、読み返すのも良いかもしれない。最近は山岡荘八先生の「徳川家康」を読んでいるが、堺衆のひとりでもあった、千利休は気になる人物だった。なぜ秀吉と利休にはあ
「空白の桶狭間」加藤廣「回転木馬のデッド・ヒート」村上春樹「明智左馬之助の恋」は面白かった信長に振り回されながらでも、真面目に仕事をこなす光秀を支えていた左馬之助。最期。悲しかったです。大河ドラマ、新しいキャストを発表しましたね。注目は近衛前久。明智左馬之助。本能寺の変に向けて、どう描かれていくのか楽しみです。
本能寺の変をどう描いていくのか、気になります。「信長公記」、「大かうさまくんきのうち」を参考にするのでしょうか?これらを参考にして書いた本「信長の棺」や「秀吉の枷」に興味深い事が書いてあります。信長の要望で、本能寺からの菩提寺への抜け道を作らせていた。光秀は秀吉の援軍に行かずに、ある人と面会して謀反を決意した。秀吉は、そのことを知っていて利用した。けれど、誰かが信長の遺体を掘り起こして、遺体は不明。光秀の最期。秀吉、したたかです。大河ドラマでは、どう、描かれるので
今日は、雨が降っています。明日は、雪が降るのかな寒くても筋トレです。娘はダイエットが目標。私は老化予防。パワーを付けるために。筋肉体操、続けています。娘と本を返しに地区センターへ。借りた本は「秀吉の枷上」加藤廣「閉鎖病棟」帚木蓬生太田牛一「信長公記」「大かうさまくんきのうち」(太閤軍記)等々・・・。資料として書いてあるので、楽しみです。閉鎖病棟は、映画を見損なったので。新型コロナウイルスが流行っているので、マスク着用で外
昨日は雪が降って寒かったけれど、今日は暖かいです。そろそろ、大寒なんだけれどな。団地の掃除が終わって、地区センターへ行きました。借りた本「京都感傷旅行」西村京太郎「信長の棺」加藤廣西村京太郎、まだ読んでいなかった本があった地区センターにある西村京太郎作品は、ほとんど読みました。光秀の時代に関する本を読みながら大河ドラマを観るのが好きバスを使わず、往復歩きました。昨日の筋トレが効いています。娘が行っている筋トレと、筋肉体操で腕と脚が筋肉
昨日の夜に息子が大阪から帰省しておりますが大晦日の今日も気になるこの本を朝から読んでおり先程読了。信長の棺3,980円Amazonん?Amazonで検索すると↑3,980円?上下巻で文庫に分かれているものもありますが私が図書館で借りて来たのは1冊になっているものですが1,900円+税別になってます。・・・最近、Amazonで検索するとびっくりするような価格になっているのは何故??さて、内容です。ここの処、信長にハマっててブロ友さんの感想をみてこの本借りてきました
3部作「信長の棺」「秀吉の枷」に続く3作目。美しいタイトルですが、私の感想としては、「恋」とするには今ひとつ何か足りない感じです。というのも主題は恋じゃなかったからです。明智光秀の娘婿、明智左馬助からの視点で、義理の父である明智光秀の人物像や、信長像、本能寺の変の真実について描かれています。恋の部分は、あっさりでしたね。前作2つで、本能寺の変の秘密についてはおおよそわかっていたし、明智方から見たらどうだったかを描きなおしてみたような感じでした。謀反人のイメージが先立つ光秀の性格や
秀吉の「枷」というか「闇」と言ったほうがぴったりくる気がする。というのが、読んだ後の印象です。出自、体格、顔、これらについて人より劣ると自覚していた秀吉が生き残り出世するには、知略しかなかった。そして情報戦の大切さを実感した秀吉は、情報を得るだけでなく操作して人を動かすようになり、自在感に酔っているようにも見えました。それらが相まって、秀吉の昇り竜ぶりが面白かったのは上巻、本能寺の変のあたりまで。中巻は秀吉が権謀術数を駆使して天下を取り、関白になるくらいまで。自分の血が繋がった子
先の「信長の棺」の中にも、桶狭間の戦いの秘密が謎として書かれていました。今川義元を織田信長が討った「桶狭間の戦い」奇襲戦法により小軍勢が大軍勢を破ったというセンセーショナルさだけでなく、それまでの勢力図が変わった節目として有名です。しかしなぜ、桶狭間のような山間の地にわざわざ義元は行ったのか?地理的に戦いに不向きなことは明白なのに?自軍が大軍なので負けるわけがないという油断だったのか?著者はそこが疑問だったようです。言われてみれば確かに…著者流の解き明かしでは、(以下ネタバレ
盆休みを利用し家康ものを読み続ける。まずは加藤廣氏の遺作、家康に訊け。家康に訊け1,728円Amazon家康が如何にして天下人となったのか。不遇な幼少期があったからこそ、どんな苦境に立たされても忍耐力で切り抜けることができた。家康の優れた能力をわかりやすく分析した名著。後半は大坂夏の陣の後の福島正則と正則を守ろうとする忍び軍団と徳川との戦いを描いた短編、宇都宮城血風録も収録。これは、司馬遼太郎の初期作品の忍びものを彷彿させる。面白くて一気に読んだ。しかも公園で。良い本だ。
2007/6/25(月)午後10:42の感想です。(Yahooブログから移動しています)日本経済新聞社「信長の棺」加藤廣・著を読みました。読むのにだいぶ時間がかかってしまったのですが、とても読み応えのある面白い作品でした。色々な人物がすごくこまやかに描かれていて、どうなるかワクワクして読みました。ひとつひとつの情景が目に浮かぶような作品です。「秀吉の枷(上・下)」も読みたくなりました。
2016年出版の「昭和からの伝言」って本読みました。図書館にてタイトル借りです。(我ながら渋い選考だなあーw)立ち読みした時の印象は『ノスタルジック』。戦前戦中の子供や学生の暮らしが描かれた本なんかなと思って借りた。しかし読み進めたら、なんか違ったようで。本全体は、著者がコンサルタントとして独立した頃までの自伝で、一番メインなのは金融公庫でのサラリーマン時代のようだった。分量的には子供から学生時代の話が前半50%を占めてるけど、それは実はプロローグのようなものだったのだ。著者は昭和一