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著者の他作品で、この作品を知りました。紹介サイト👇たくさんの愛と涙に溢れた人気ミステリ作家...『無菌病棟より愛をこめて』加納朋子|単行本-文藝春秋たくさんの愛と涙に溢れた人気ミステリ作家の闘病記5年生存率は3分の1。急性白血病の宣告を受け、仕事も家族の世話も放棄しての緊急入院。抗癌剤治療、転院、そして骨髄移植へ『無菌病棟より愛をこめて』加納朋子books.bunshun.jp一言「よくぞここまで、書いてくれました」単行本は2012年出版なので、13年前の作品。ご
こんにちはお越しいただきましてありがとうございます!北の国は強風に雷と雨とで、朝からなかなか凄まじい天気でした。札幌は今は落ち着いてきました。雷、すごかったな…そして、寒過ぎて震えてます。鼻水が止まらないです。え、風邪ですか?…今回は読書感想回です!前回はこちら↓『【読書感想】椿ノ恋文小川糸さん(オーディブル)』こんにちは!お越しいただきましてありがとうございます♪今日2本目の記事、今回は読書感想回です!前回はこちら『【読書感想】キラキラ共和国小川糸さん(オーディブ
最近、また仕事がハードで読了本のレビューが溜まってます。眼が疲れるのは年齢かなぁ…来週も連休明けで忙しくなりそうなのでまとめて3冊さらっと感想です。『横浜コインランドリー雨のち晴れ』泉ゆたかシリーズ第3弾。相変らず、親とのこじれた関係や仕事での行き詰ったヒリヒリ感など苦いテーマも扱っているのに読みやすくて優しい温かさに包まれています😊ホテルニューグランドのカフェでランチ豪華すぎる~憧れます✨『わたしの良い子』寺地はるな出奔した妹の子ども・
『七人の敵がいる』加納朋子七人の敵がいる/加納朋子|集英社―SHUEISHA―めっちゃ、めっちゃ、めっちゃおもしろかった痛快というのかなぁ陽子のキモチが手に取るようにわかるなんか陽子、ワタシに似てる気がするワタシも同じ場面に出くわしたら同じことしてそうって随所でそう思ったPTA、学童、自治会…親はタイヘンだ母はタイヘンだだんだんそういう時代になってきているとは思うけどお父さんももっと学校や地域のこと、一緒にやってほしいね"お母さん"ってす
不細工なねこの首輪に手紙を挟んだことから始まった文通突然家族を失った中学生に残されたのは頼りない叔父だった不覚にも小学生に釣られたザリガニが家族を見守る夫婦、親子、職場の同僚など日常にさりげなく現れる大切な人との絆を描いた8つの物語それぞれ良い話でした寝る前に読んで面白くて寝るのがどんどん遅くなっちゃいました38/2025
毎週日曜日更新の書評コラム「千波留の本棚」本日2回目の更新です。第597回は加納朋子さんの『空をこえて七星のかなた』をご紹介しました。楽天ブックス(送料無料)空をこえて七星のかなた(集英社文庫(日本))[加納朋子]楽天市場847円${EVENT_LABEL_01_TEXT}空をこえて七星のかなた【電子書籍】[加納朋子]楽天市場781円${EVENT_LABEL_01_TEXT}星にまつわる7つの短編集。すべて読
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️加納朋子さんの、「虹の家のアリス」です。脱サラして私立探偵となった仁木順平と助手の安梨紗の物語第2弾ですね。連作短編集になってます。前作「螺旋階段のアリス」から引き続き、順平の探偵事務所は閑古鳥鳴きまくりですが、安梨紗ちゃんが、助手としてだけではなく、営業としても優秀なんですねえ😅自分の伯母さんのつながりからお仕事を引っ張って来たりします。これも前作同様、持ち込まれる案件は小さなものばかり。育児サークル内の嫌がらせや、愛猫サイトの不穏な書き
月曜日の水玉模様加納朋子曜日にちなんだ短編7作主人公の陶子さんなんか惹きつけられる人柄ですね満員電車での通勤考えただけで辛い朝のあのラッシュで通勤して、仕事して、また満員電車わたしには無理だな都会は色んな出会いもあるのかな大変そうだけど、楽しそうでもあったみゅー、ぽースペースを少しだけハロウィン🎃仕様にしてみたあとね前にこれを描いてもらったんだけどみゅーのも描いてもらわないとみゅーが怒るかなと思って、描いてもらいましたみゅーの写真あまりないから嬉しいな☺️
双葉文庫2025年6月発行大崎梢「雪の糸」加納朋子「エンジェル・ムーン」坂井希久子「猫の世話をするだけの簡単なお仕事」東川篤哉「春の十字架」望月麻衣「バレンタインの夜会」カフェを舞台にしたミステリのアンソロジーです。カバー裏の解説から引用しますと・・ほろ苦いコーヒーの香り、ふわふわに焼き上げたシフォンケーキと、もっちり熱々のナポリタン・・・とっておきのメニューと推理をどうぞ。亡き妻そっくりの客が訪れる理由、里親募集中の猫たちが見つめる秘密、そして密室殺人の真相とは
みのおエフエム「図書館だより」私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。今日(2025月9月24日)放送の番組では、加納朋子さんの『空をこえて七星のかなた』をご紹介しました。楽天ブックス(送料無料)空をこえて七星のかなた(集英社文庫(日
『月曜日の水玉模様』加納朋子月曜日の水玉模様/加納朋子|集英社―SHUEISHA―水玉模様って言ったら、やっぱりこれを思い浮かべますよね文庫本の表紙ワタシもそう思って読み始めましたよ私が読んだのは単行本だったので、タイトルと装丁がミスマッチだなーなんて思ったんですが、読み始めて表紙を見返して、あと思いました水玉模様は、通勤電車の中でしょっちゅう見かける人が毎週月曜日は必ず黄色に黒ドット柄のネクタイをしているっていうお話は、高校生くらいをターゲットに
加納朋子先生のデビューシリーズの中から選んでみました。『クロス・ロード』加納朋子著「魔法飛行」収録創元推理文庫本作は「ななつのこ」に続く"駒子シリーズ”の2作目でございます。前作は、女子短大生・入江駒子(イリエコマコ)が、とある絵本の作者に人生初めてのファンレターを書いた事から始まります。驚いた事に――、感想と共に書き添えた駒子の周囲で起きた不思議な"事件”に対し、なんと作者から"答え合わせ”が届くんです。そんな7つ往復書簡という形で展開してい
読後すぐに読み返したくなる、そんなお話でございます。「空をこえて七星(ななせ)のかなた」加納朋子著集英社文庫(335頁)物語の幕開けは、ある父娘の石垣島旅行記『南の十字に会いに行く』でございます。※父・北斗(ホクト)と娘・七星(ナナセ)の2人は仲良し親子と言っても良いのですが――、いつものように思いつきで旅行を言い出したお父さんに、七星はちょっとウンザリ。いわく「七星が中学生になるお祝い」という事らしのですが――、元々「いつか
数字の7と言えば、皆さんも何とな~くお好きですよね……そもそも"ラッキー7”で、誰が言い出しだんでしょうねまぁ、欧州発祥の文化なのだと思うのですが――、御利益や縁起を担ぐことに貪欲な日本では、おそらくすんなり受け入れられたのでしょう末広がりの8の前に幸運の7があるなんて――、ただただ最高じゃないですか※ごく個人的な話で、しかも古~いお話にもなるのですが――、私の手元に、とあるHM(ヘヴィーメタル)バンドが80年代に出したアルバ
湊かなえ有栖川有栖柚月裕子北村薫井上荒野東山彰良加納朋子7人の作家さんの猫に関係する作品の短編集湊かなえさん、柚月裕子さん、井上荒野さんが良かったかなと言うか、どれも面白かったんだけどね表紙の猫の表情もいいよね家政婦は見た的な🤭ちょっと怖い話モバイルバッテリーの膨張とか発火とかよく聞きますよねわたしも旅行行くのに、1年ぶりくらいにモバイルバッテリー充電しようと思って出したんですよそしたら見て↓膨張してヒビ入ってた😱部屋に置いといただけだよ今年はぽーがいないか
職場の読書家Jさんに頂いた文庫本、加納朋子の「スペース」をやっと読みました。頂いたのは去年だったか、結構前だったんだけど、その頃ぱぱさんに癌が3つ見つかって、バタバタしてたから、本を読む気がしなくっ今になっちゃった。菊池健さんによるカバーイラストが可愛い。263ページ、「スペース」と「バックスペース」中編2篇編成の本。加納朋子さんのデビュー作「ななつのこ」、続く「魔法旅行」にも出て来る、駒子ちゃんと瀬尾さんが第一章から出てくる。駒子ちゃんシリーズなのかぁ。
「カーテンコール!」(新潮社)加納朋子分かっていても、いや分かっているからこそどうにも上手くいかない自分自身に腹を立てたり、失望する彼女たちの葛藤が重くのしかかります。そんななか(いい意味で)「とんだ一杯食わせ者」感のある理事長のキャラクターが良かったですね。そして、最後に理事長が生徒たちに語りかけた話は圧巻でした。どんなに今がつらくても、何度でもやり直すことができる権利をみんな持っている。新たな道を踏み出す勇気をもらった彼女たちの今後が気になります。
約1か月ぶりの更新です!実はちょっとだけ入院しておりましたw入院期間中に読んだ「空をこえて七星のかなた」の感想になります!空をこえて七星のかなた【電子書籍】[加納朋子]楽天市場781円作品概要七つの短編が寄り集まって一つの物語を形づくる連作短編集で、星や宇宙をテーマにしながら日常の小さな謎や出会いが丁寧に描かれて、最後には「星座」のような連帯感と感動を感じさせてくれました。あらすじ「南の十字に会いに行く」:まもなく中学生になる少女・七星(ななせ9は、母がいな
2025年14冊目8月1日『ななつのこ』加納朋子何がきっかけかは忘れたけど面白そうだなと思って読みたい本リストに入ってた。そしたらめっちゃ面白かったー。これはまさかのミステリーだった。そんな感じは全くなかったけど。しかも殺人事件とかそう言うのじゃないミステリー。でも最後に、はぁーそうなんだ、そうだったんだって爽快感はミステリーそのものだった。あらすじ表紙に惹かれて手にした「ななつのこ」にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。わが町のトピック<スイカジュース
8月4日(月)先月くらいから我が家のお米は古古米である。多分。古米ほど高くなくて古古古米よりは安くない、あたりの価格の米を買ってみたから。「あまりにも美味しくなかったら、今までのお米に戻す」と言ってた10さんが、「今度は生協でこの価格帯のお米を買う」というので、一応10さんの合格基準に達したのだと思う。私は子どもの頃から道産米で育ってきたので、米に対する要求レベルはさほど高くない。やわらかく炊いたねばりの強いご飯というのが好きではないので、古古米でも十分美味しく食べていた。
最近買った本が何冊もあるのですが、ふと去年運良くくじに当たって岩田書店(北海道砂川市)の社長さんに選書して頂いた本が目に留まり、2日で一気に読み終わりました。それがこちらです。加納朋子さんの『カーテンコール』新潮文庫タイトルとチラッと見たあらすじから、勝手に閉校間近の女子高の演劇部の話だと思い込んでいましたが、違いました💦経営破綻で3月で閉校予定の女子大の4年生10人が卒業単位が足りないため、特別に4月から半年間学内の校舎兼学生寮でずっと寝食を共にし、補講を受けて9月の卒業を目指しま
廃校が決まった女子大の最終年度。留年という選択がとれず、特別補講に参加した学生のはなし「どいつもこいつも」的な彼女たちをしっかり立ち直らせる理事長の手腕そしてエンディングの卒業式のくだりで涙するダメだと思ったら逃げる力をつける自分から「助けて」と言える人を見つける自らを助ける知恵と勇気を身につけるこれは一生もののテーマだな
今日は読書です。本日はこちらの本。いつかの岸辺に跳ねていく(幻冬舎文庫)[加納朋子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}『いつかの岸辺に跳ねていく』加納朋子幻冬舎文庫俺の幼馴染・徹子は変わり者だ。道ばたで突然見知らぬ人に抱きついたり、俺が交通事故で入院した時、事故とは全く関係ないのに、なぜか枕もとで泣いたり謝ったり。合格間違いなしの志望校に落ちても、ケロッとしている。徹子は何かを隠している。俺は彼女の秘密を探ろうとするが……。互いを思い
酷暑の中…車のエアコンが…壊れたーーー土曜日車屋さんへ行ってきます。すぐに原因がわかりますようにミステリなカフェ午後3時の謎解きアンソロジー(双葉文庫)[大崎梢]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介大崎梢加納朋子坂井希久子東川篤哉望月麻衣5名の作家によるカフェが登場するミステリ。〈2025年6月14日発行〉豪華作家陣の中で
加納朋子先生の作品集より『フー・アー・ユー?』加納朋子著文藝春秋社「トオリヌケキンシ」収録本作品集は、"人とは違う”という事をテーマにしております。以前ご紹介した表題作には《場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)》という単語が出てまいりました。他にも《共感覚》とか《半側空間無視(はんそくくうかんむし)》なんてモノが登場いたします。それらの先天的もしくは後天的な症例は、時に障害と捉えられます。今回ご紹介します『フー・アー・ユー?』の主人公が抱える問題と
連作集です♪私は加納朋子さんの連作集が大好きなので、読んでいて楽しかった『空をこえて七星のかなた』加納朋子著『南の十字に会いに行く』父親からいきなり『南の島へ行くぞ』と提案された旅。七星はいつもだったら、旅行にママが一緒だったのにと思うのですが~。『星はすばる』同級生の悪ふざけに巻き込まれて、右目に取り返しのつかない怪我をした私は宇宙飛行士を目指していたのに、大切な友だちとの約束もなくしてしまった美星は。『箱庭に降る星は』生徒会室に集められた
タイトル通りに良いことがありました。タイトル通りに"ちょっぴり”ですけど※金曜日の退社後は、いつも買い物(食料品等)をして帰るんです。他に寄り道はいたしません……とにかく早く帰りたんでねただ先週、『そろそろ文房具(仕事用)を買っておこうかなぁ』と思っていたんです。いつもなら他の曜日にするんですけど、何故だか『今日しかない!』と思ったんです(無論、そんな事はありません)。それで事務用品全般を扱う店へ行きまして――まずは、当然のように同じ
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️加納朋子さんの、「螺旋階段のアリス」です。脱サラし、かねてより憧れていた私立探偵となった仁木順平と、その事務所に押しかけて無理矢理助手に収まった美少女市村愛梨沙の二人が主人公の短編集です。亡き夫が隠した貸金庫の鍵を探して欲しいとか、自分の素行調査をして浮気をしていないことを証明して欲しい、はたまたいなくなった犬を探して欲しいとか、やたらと自分をお使いに行かせる妻の真意を探って欲しいなど、ちょっと変わった依頼が舞い込む仁木。それら全てを、
「カーテンコール!」(加納朋子・新潮社)、新潮文庫の100冊2023:14/100)読了しました。【ネタバレあり】「「幕が下りた。もう詰んだ。と思ったその先に、本当の人生が待っていた。」・・・経営難で閉校する萌木女学園。私達はその最後の卒業生、のはずだった――。とにかく全員卒業させようと、限界まで下げられたハードルさえクリアできなかった「ワケあり」の私達。温情で半年の猶予を与えられ、敷地の片隅で補習を受けることに。ただし、外出、ネット、面会、全部禁止!これじゃあ、軟禁生活じゃ
加納朋子「少年少女飛行倶楽部」中学入試に出題された作家さんの作品です。本作はミステリーでは無く、青春小説です。加納朋子作品はミステリーしか読んだことがありませんでしたが楽しく読めました。中学生が主人公の、心の成長を追うことができる物語なので中学生におすすめします。主人公・海月(くらげ✖️、みずき○。あだ名・くーちゃん)とちょっと問題ありの仲間たちの学園小説で、ボーイミーツガールな場面も描かれています。責任感と、頑張ること以外得意なことが無い海月は、中学での部活に悩んでいました。そん