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お茶とのご縁を考えてみる:①黄金の日日について私の「お茶」への興味ポイントはかなり絞られている。栄西によってこの国へお茶というものが伝わり、織田信長による「御茶道政治」が終焉する本能寺の変まで。その根底に「黄金の日日」という、NHK大河ドラマの作品が存在する。「お茶」もそうであるが、私の創作のほぼ全てのイメージソースが、この作品に根ざしていると言っても過言ではない。日本の黄金時代と呼ばれる16世紀末。元亀・天正年間、堺という国際貿易港を舞台に天涯孤独の雇われ水夫から豪商
前々から「マイ野点セット」を作ろうと思っている。一つ一つを試行錯誤で揃えていくような野点グッズ。そんなことを考えるうちに、「マドラー茶筅」に偶然ヒット。「(オフィスなどで)気軽に抹茶を楽しむ」ために作られたものだそう。評価を見ると、なかなか働き者らしい。物は試しに一つ買ってみようか。。。茶筅おきがついているものとついていないものがあり、ついているものを選び。。。ポチる。細長い紙箱に入って届く。縦約15センチ。普通の茶筅と比べてみると。。。こんな感じ。おもちゃみ
本体の部分ができました。あとはかがり糸で縁の紐通しを作って。。。どんどん完成に近づきます!紙テープを折り、本体の上部に緒を通すための「千鳥がけ」をします。かがり紐を針に通し。。。針はこんなにゴツイものでなくても(必殺仕事人が持っていそう💦)針穴にかがり糸さえ通れば、目打ちで穴を開けながらでも◎。緒を通しながら、かがり糸を締めすぎず、緩めすぎず、一目一目進む。両側、通りました!が。。。が。。。なにか違和感。。。なにかが違う。。。そう。。。紐が短すぎ。。。w2分の
さて、裁断された本番の布を並べると、もう半分できたような気分になりワクワクします。(実際、これからが大変なのですが。。。💦)本番の布はシーチングの時とは異なり「半返し縫い」で縫い進めます。「二歩進んで半歩下がる」という縫い方です。縫い目がしっかりと閉まります。仮縫いの時より、さらに細かい目でチクチクチク。。。底の部分は「本返し縫い」します。「二歩進んで一歩下がる」縫い方で、ずれないようにしっかり縫い付けることができます。表地、裏地共にシーチングと同じように縫い合わせたとこ
さて、型紙を作ったところで。次は試し布で仮縫いをします。衣装の時も「シーチング」という綿布を使って実際通りの大きさで仮縫いをするのですが、今回もシーチングを使用しました。型紙をカンペキに作ったと思っても、思わぬところで測り間違いをしていたり、予想通りの出来上がりにならないことは多々あります。試し布での仮縫い、大切です。最初から本番の布で進めて「こんなはずでは!!」となるとショック大きいですからね。。。💦型紙通りに印をつけ、手縫いで縫い合わせて行きます。繊細なカーブが多いの
茶碗の仕覆作りは茶碗に衣装を着せているようで楽しい。これまでにもいくつか制作していて、それぞれの思い出が籠っている。企画茶会のために制作した器、その茶会のために制作した衣装の端布で作った仕覆たち。「桜と死」茶会「言の葉茶会」さて。今回のお茶碗は、私に最初に「野点の楽しさ」を教えてくれた奈良の陶芸家の師匠によるもの。布は京都西陣でお世話になったネクタイ屋さんの社長にいただいたシルク地。寿文字の遊び文様が織り出されている。京都、奈良への想いを込めて、制作開始。このコロ
皆様お元気ですか?きもの都粋日比谷シャンテ店の新井久実子です昨日はお出かけ会でした3月3日にお世話になった「劇場茶会」今回は「古事記茶会」でした撮影禁止どんな事をしていたかも秘密参加した方だけのお楽しみのお茶会でしたなのでお店の前で記念撮影雨の中でも皆様お着物でした特別な空間で特別な時間を過ごせましたよ!遊んでばかりの私達です